君に晴れ

RUKA

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君に晴れ1話

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ある日の夕方。晴人は友達の家で遊び帰る途中知ってるような人影をみた。
「あれって紅葉か?」と思い少し近くによりながら帰った。あの人影は確かに紅葉だった。
次の日の朝、晴人は学校に行った。教室まで歩いていった。するととても教室が騒がしかった。教室のドアを開ける音が聞こえ皆が静かになった。教室に入り朝の用意を済ませた頃、
担任の先生に呼ばれた。先生と一緒に職員室に行くと幼馴染の紅葉と紅葉のお母さんが待っていた。僕は思わずこういってしまった。
「紅葉。久しぶりだな。覚えてるか?」紅葉は縦に小さく首を振った。そして小さな声でこういった。「もしかして...晴人君?」僕は「そうだよ。覚えててくれたんだね。」といった。
すると紅葉は「今日からよろしくね」といった。続けて紅葉のお母さんがこういった。
「今日からこの学校でお世話になります。分からないことが多いと思うけど教えてくれるかな?後、同じクラスだからよろしくね。」僕は紅葉のお母さんの方を向いてこういった。
「はい。任せてください。」といった。
担任の先生が「二人とも教室に行きますよ。」
といった。
教室に行くと教室がとても騒がしかった。ドアが開く音がすると皆が静かになった。先生が「今日はこのクラスに転校生が来ます。静かに話を聞くようにしてください。どうぞ入ってきて。」先生がそういうと紅葉が教室に入った。
「じゃあ自己紹介タイムを取ります。仁条さん自己紹介してください。」と先生がいうと紅葉が「はい。○△中学校から来ました仁条 紅葉です。質問ありますか?答えれる範囲で答えます。」といった。クラスで一番うるさい紺野が「好きな人は居ますか?」と聞いた。すると紅葉が「居ます。」といった。それに続けて紺野が「どんな関係ですか?」といった。すると紅葉が「かっこ良くて優しい幼馴染です。」と顔を赤く染めながら言った。すると先生が「じゃあ仁条さんの席は、須藤さんの隣です。座ってください。」といった。そのまま学校が終わった。僕は紅葉と家が近いので一緒に帰った。
そのまま夜になった。僕は紅葉がずっと好きだった。けど今日の自己紹介で好きな人がいると聞き、告白する気持ちが無くなった。でも好きだという気持ちは変わらない。僕は紅葉の連絡先を知っていたのでメールを打った。「好きな人って誰?」とすると紅葉から「晴人君だよ。」と送られてきた。僕は紅葉にメールで告白した。「紅葉す、好きだ。良ければ付き合ってくれないか?」すると紅葉は「いいよー私で良ければ。」と送ってきた。僕は紅葉に「また明日な。」と送った。紅葉も続けて「おやすみ。また明日学校で。」と送られてきた。
僕はドキドキして眠りについた。
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