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3:君に向かって
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「後2時間か……。」
電話を切って枕元に置き、また駿也の写真を取り上げた。まだ11時前だけど、もう寝ようとは思えなかった。
『俺がどれだけ我慢してると思ってるんだ?』
ふいに、今朝の駿也の言葉が蘇る。どれだけ我慢って……。
『俺は望が大事だ。望の頭の先から爪先まで俺のものにしたい……そういう気持ちが湧いてきても、今までずっと抑えてきた。望は? 望はどう考えてる?』
俺? 俺は……。
『望……好きだ。誰にも渡したくない、触れさせるのも嫌だ。俺だけがいい。俺だけ……。』
あんなに真剣な表情をした駿也は初めてだった。あの俺を射抜くような眼差し……。
『ん、ヤバい……。』
思い出して反応しそうになった股間を押さえながら、スマホの画面を開いた。
『……』
『……』
『お前は俺のモノだ。』
『ああああっ!』
「……。」
初めて見た、男どうし……。駿也がセッ・スしたいって言ってた。俺の中に入れたいって……でも1つになれるのなら、俺が駿也の中に入ってもいいって……。
俺はいつの間にか画面を凝視しながら、硬くなった自分の分身を扱いていた。画面の中の2人が、いつの間にか脳内で自分たちに変換される……。
「ンあっ! はっ、はっ、はっ……。」
手のひらの劣情の証を見て、呆然としてしまった。引き出しからポケットティッシュを出して拭き取り、ゴミ箱に投げ入れる。誰も見ていないのに恥ずかしくなって、布団を頭まで引き上げて潜り込んだ。薄暗い空間で考える……。
「俺……俺も駿也となら、1つになりたいかもしれない……。」
駿也にギュッと抱きしめられて……キスをして……そして……。
ピンポーン
洗面所で、髪を整えていた時に、インターフォンが鳴り響いた。駿也だ!
「はーい。」
急いでドライヤーを仕舞って、玄関に向かう。扉を開けると、やっぱりそこには駿也が立っていた。
「望、行ける?」
「うん。あ、でもちょっとだけここで待ってて。鍵持ってこないと……。」
母さんは留守だ。出かけるとメールはしておいたけど、鍵はかけなっきゃならない。慌ててリビングのテレビ台に置いてある鍵を取りに向かった。
「お待たせ! んあ?」
玄関に舞い戻って靴を履いた途端に、駿也に抱きしめられた。
「家の人は、留守?」
「う、うん……。」
駿也の爽やかな香りが鼻腔を刺激する。俺が安心する……いつからだろう。高校の時は、駿也に抱きしめられると、ドキドキして……。
『駿也……。』
俺は駿也の背中に腕を回して、ギュッと自分から抱きついた。駿也の顔が俺の頭にある……。スンスン匂いを嗅いで……そしてチュッとキスをしてくるんだ。
駿也の次の動作を期待して身構えた途端、気づいてしまった。
『駿也の……駿也のアレ……当たってる……。』
ちょうど俺のヘソの辺りに駿也の硬くなった分身があるのが分かった。
『俺がどれだけ我慢してると思ってるんだ?』
今朝の駿也の呟きがまた蘇ってきて、顔が熱くなるのが止められなかった。
チュッ
駿也が頭にキスをして体を離す……。俺は、まだ顔を上げることができなかった。
電話を切って枕元に置き、また駿也の写真を取り上げた。まだ11時前だけど、もう寝ようとは思えなかった。
『俺がどれだけ我慢してると思ってるんだ?』
ふいに、今朝の駿也の言葉が蘇る。どれだけ我慢って……。
『俺は望が大事だ。望の頭の先から爪先まで俺のものにしたい……そういう気持ちが湧いてきても、今までずっと抑えてきた。望は? 望はどう考えてる?』
俺? 俺は……。
『望……好きだ。誰にも渡したくない、触れさせるのも嫌だ。俺だけがいい。俺だけ……。』
あんなに真剣な表情をした駿也は初めてだった。あの俺を射抜くような眼差し……。
『ん、ヤバい……。』
思い出して反応しそうになった股間を押さえながら、スマホの画面を開いた。
『……』
『……』
『お前は俺のモノだ。』
『ああああっ!』
「……。」
初めて見た、男どうし……。駿也がセッ・スしたいって言ってた。俺の中に入れたいって……でも1つになれるのなら、俺が駿也の中に入ってもいいって……。
俺はいつの間にか画面を凝視しながら、硬くなった自分の分身を扱いていた。画面の中の2人が、いつの間にか脳内で自分たちに変換される……。
「ンあっ! はっ、はっ、はっ……。」
手のひらの劣情の証を見て、呆然としてしまった。引き出しからポケットティッシュを出して拭き取り、ゴミ箱に投げ入れる。誰も見ていないのに恥ずかしくなって、布団を頭まで引き上げて潜り込んだ。薄暗い空間で考える……。
「俺……俺も駿也となら、1つになりたいかもしれない……。」
駿也にギュッと抱きしめられて……キスをして……そして……。
ピンポーン
洗面所で、髪を整えていた時に、インターフォンが鳴り響いた。駿也だ!
「はーい。」
急いでドライヤーを仕舞って、玄関に向かう。扉を開けると、やっぱりそこには駿也が立っていた。
「望、行ける?」
「うん。あ、でもちょっとだけここで待ってて。鍵持ってこないと……。」
母さんは留守だ。出かけるとメールはしておいたけど、鍵はかけなっきゃならない。慌ててリビングのテレビ台に置いてある鍵を取りに向かった。
「お待たせ! んあ?」
玄関に舞い戻って靴を履いた途端に、駿也に抱きしめられた。
「家の人は、留守?」
「う、うん……。」
駿也の爽やかな香りが鼻腔を刺激する。俺が安心する……いつからだろう。高校の時は、駿也に抱きしめられると、ドキドキして……。
『駿也……。』
俺は駿也の背中に腕を回して、ギュッと自分から抱きついた。駿也の顔が俺の頭にある……。スンスン匂いを嗅いで……そしてチュッとキスをしてくるんだ。
駿也の次の動作を期待して身構えた途端、気づいてしまった。
『駿也の……駿也のアレ……当たってる……。』
ちょうど俺のヘソの辺りに駿也の硬くなった分身があるのが分かった。
『俺がどれだけ我慢してると思ってるんだ?』
今朝の駿也の呟きがまた蘇ってきて、顔が熱くなるのが止められなかった。
チュッ
駿也が頭にキスをして体を離す……。俺は、まだ顔を上げることができなかった。
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