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27歳(誰にも渡さない)

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「トモ、トモォ……。」

君の甘えた声が室内に響く。
カズ、無意識に俺の忍耐を試しているだろ?

「トモも気持ちが良くなる?」

そうだ、君は初めてなんだ。
感動の涙が溢れてきそうだった。

「じゃあトモが教えて?」

当たり前だろ? 俺が全部教える。
君のその白い肌を俺色に染め上げて。

もう、誰にも渡さない。
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