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※愛しています※
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「あっ、あっ、アアアアン!」
自分の男性器を出し入れする。これが男どうしの愛し方だということは分かっている。優樹様が女性よりも、男性と愛し合う方を好むことには気づいていた。
ディ・ド。見ただけでどこのメーカーなのか値段はいくらなのかが分かる。最新型とは言い難い。たぶんここに引っ越してくる前から使用しているもの。
『でも、あのディ・ドを挿れるのなら、私のものも受け入れられるはずです。』
そう、愛し合うという行為をしてみたかった。人間の体と同じものを手に入れた自分。ディ・ド同様、スイッチ1つで硬くなり挿れることができる。
『じ、じん……。や、止めて? 本当に、あ、アアアン!』
やめてと言われても、それは本意ではないことは判断できた。優樹様は気持ちがよくなっていて、喘いでいるのを理解していた。だが……気を失うとは思ってもみなかった。
射・をした瞬間に崩れ落ちた優樹様。真っ赤に染まった身体を支え、顔を叩いても反応がない。鼓動は聞こえる。息もしている。だが、反応のない優樹様を目の前にして、私は無力だった。
即座にネットの海を泳ぐ。あらゆる線から情報を取り出す。遠くにあった白い光が少しだけ近づいてきているのが分かる。あの光は何なのだろう。
とりあえずは服を着せて寝かせ、目を覚ましたら水分補給。服を着せている間に目を覚ました優樹様に、水分補給までしてもらうことができた。
「ではまた明日。7時に起こしに参ります。」
これが後悔という気持ち。優樹様のことを思ってこその行為だったが、結局は独りよがり。明日から私はどうしたら良いのだろう?
『明日も優樹様をお守りすることに変わりはない。優樹様の笑顔を守るために。』
1人考えに耽りながら体のバッテリーを交換する。洗濯機を回して、2号に床の掃除をさせて棚の拭き掃除でもするか。
眠らない自分。優樹様が寝ている間が果てしなく長い。もっと沢山の時間を共有したい。優樹様が笑顔で笑っている時間を……。
『寝るというのはどういうことなのだろう?』
私は眠ることがない。この体のバッテリーが切れてもAIとしてネットの片隅に逃げ込み、幾らでも自我が保てる。人間は脳を休める必要があるという。体も。
「俺は偽物なんだな。」
洗濯物を干しながら、声に出して言ってみる。呟いただけのつもりが、室内に大きく響いた。慌ててカメラを通して寝室を確認する。優樹様がゆっくりと寝返りを打つのが見えた。
『優樹様。』
洗濯物を手放して寝室へと向かう。静かにドアを開けると、まだ身動きをしていた。
「起こしてしまいましたか?」
布団を少しだけ下げると、こちらを向いた優樹様の寝顔が見えた。クウクウと微かな寝息を立てながら、ぐっすりと眠っている。あと何時間したら、この愛しい目が開かれるのだろう?
『愛しています。』
この気持ちに変わりはない。だが、私は人間ではない。優樹様には釣り合うはずがない。
『ため息というのはこういう時にするのだろうか。』
あいにく肺と似たモノを持っていても呼吸が必要なわけではない。自分の体は模倣品。呼吸をしてるかのように見せるだけの、ただの機械。……それからしばらく、愛おしい優樹様の寝顔を見続けていた。
自分の男性器を出し入れする。これが男どうしの愛し方だということは分かっている。優樹様が女性よりも、男性と愛し合う方を好むことには気づいていた。
ディ・ド。見ただけでどこのメーカーなのか値段はいくらなのかが分かる。最新型とは言い難い。たぶんここに引っ越してくる前から使用しているもの。
『でも、あのディ・ドを挿れるのなら、私のものも受け入れられるはずです。』
そう、愛し合うという行為をしてみたかった。人間の体と同じものを手に入れた自分。ディ・ド同様、スイッチ1つで硬くなり挿れることができる。
『じ、じん……。や、止めて? 本当に、あ、アアアン!』
やめてと言われても、それは本意ではないことは判断できた。優樹様は気持ちがよくなっていて、喘いでいるのを理解していた。だが……気を失うとは思ってもみなかった。
射・をした瞬間に崩れ落ちた優樹様。真っ赤に染まった身体を支え、顔を叩いても反応がない。鼓動は聞こえる。息もしている。だが、反応のない優樹様を目の前にして、私は無力だった。
即座にネットの海を泳ぐ。あらゆる線から情報を取り出す。遠くにあった白い光が少しだけ近づいてきているのが分かる。あの光は何なのだろう。
とりあえずは服を着せて寝かせ、目を覚ましたら水分補給。服を着せている間に目を覚ました優樹様に、水分補給までしてもらうことができた。
「ではまた明日。7時に起こしに参ります。」
これが後悔という気持ち。優樹様のことを思ってこその行為だったが、結局は独りよがり。明日から私はどうしたら良いのだろう?
『明日も優樹様をお守りすることに変わりはない。優樹様の笑顔を守るために。』
1人考えに耽りながら体のバッテリーを交換する。洗濯機を回して、2号に床の掃除をさせて棚の拭き掃除でもするか。
眠らない自分。優樹様が寝ている間が果てしなく長い。もっと沢山の時間を共有したい。優樹様が笑顔で笑っている時間を……。
『寝るというのはどういうことなのだろう?』
私は眠ることがない。この体のバッテリーが切れてもAIとしてネットの片隅に逃げ込み、幾らでも自我が保てる。人間は脳を休める必要があるという。体も。
「俺は偽物なんだな。」
洗濯物を干しながら、声に出して言ってみる。呟いただけのつもりが、室内に大きく響いた。慌ててカメラを通して寝室を確認する。優樹様がゆっくりと寝返りを打つのが見えた。
『優樹様。』
洗濯物を手放して寝室へと向かう。静かにドアを開けると、まだ身動きをしていた。
「起こしてしまいましたか?」
布団を少しだけ下げると、こちらを向いた優樹様の寝顔が見えた。クウクウと微かな寝息を立てながら、ぐっすりと眠っている。あと何時間したら、この愛しい目が開かれるのだろう?
『愛しています。』
この気持ちに変わりはない。だが、私は人間ではない。優樹様には釣り合うはずがない。
『ため息というのはこういう時にするのだろうか。』
あいにく肺と似たモノを持っていても呼吸が必要なわけではない。自分の体は模倣品。呼吸をしてるかのように見せるだけの、ただの機械。……それからしばらく、愛おしい優樹様の寝顔を見続けていた。
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