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第二章『えっ! 踊り子なのに魔物と戦うんですか!?』
第43話 ペニスの張型 ★
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ペニスの張型。
本物ではなく模型。
初めて見た。
誰かに慰めてほしいけど相手がいない、そんな寂しい夜のお供、大人の玩具だ。
「あんっ。すごいですわ。先端が動くと、中でクリが擦られる仕組みだなんて。先輩、いいモノ持ってますわね」
「ムース、お前……っ! どうして……。もしかして、み、見てたのか?」
「はい! ある日忘れ物を取りに戻ったら扉越しに艶めかしい声が聞こえてくるんですもの。ここのところ毎日ですわよね。終わった後は洗って食器棚にさりげなく置いてるのも知ってますの。あ、大丈夫ですわ。ここにいる三人の秘密にしときますから」
「あ、あああ……」
ババロアはへなへなと座り込むと、魂が抜けたように放心してしまった。
(ショックなのはわかるけど、それよりももっとすごいのを見てしまった気が。というか、私聞いてよかったのかしら……)
「さぁさぁヒミカちゃん、ボーっとしてないで、始めましょう?」
「な、なにを」
「いやですわカマトトぶっちゃって。女の子同士の子作りに決まってますわ。赤ちゃんはできませんけど、代わりに二人の愛を育みましょう!」
「待って、待って! 心の準備が!」
「む。また自分だけまともなフリをして。私達、こんなに発情させられちゃって苦しいんです。それこそ、この張型が本物だったらヒミカちゃんの一番奥まで突いて射精したいくらいに。……シたことないので想像ですけど」
「う」
口を尖らせるムース。
怒ってる顔も可愛らしい。
「ヒミカちゃんも本当は欲しいクセに。上のお口も下もお口もこ~んなドロドロしてますのに。ずるいですわ、わたくし達ばかり変態扱いして」
「うぅ」
「ここにはわたくし達しか居ませんわ。だから正直になってみせて? その方が、何倍も、何十倍も気持ちいいですわよ」
「なんばい、なんじゅうばい……?」
生唾を呑み込む。
頭がくらくらする。
(そりゃあ、気持ちいい方がいいに決まってる。私だって……っ)
勇者になる前から自慰に明け暮れ、証を手に入れてから無意識に発情しているような状態だ。
セントエルディア王に処女を貫通され、ユーマのペニスをしゃぶり、スライムにさえ犯されたヒミカの身体は、とっくに開発されているのだ。
もはや男とか女とか関係なく、エッチなしでは生きられないほどに。
「……わ、私は」
邪魔するプライド、羞恥心。
(気持ちいいなら、もう、どうでもいいや)
やはりこの世は、正義よりも悪よりも、快楽に勝てるものなど存在しない。
「本当は、大きすぎるおっぱいも、びちゃびちゃのおま×こも切ないの……。だから、シたい……お願い、してぇ」
無意識な上目遣い。
【誘惑の濡れ瞳】を使っていなくてもムースの理性を破壊するには十分過ぎて。
「ああ、もう! ヒミカちゃんカワイイ! ムラムラがとまんない……ぶち犯しちゃいます、わ!」
「ん、ああああああああっ」
剛直が埋め尽くし、圧迫されて満たされる。
挿入しただけでイった。
怒張を模した張型は濡らしていないにも関わらず、滑るように膣奥に吸い込まれた。
「こ、これが! 殿方のアレで女の子を犯す感覚! いっそわたくしにも本物が生えたらいいのに!」
酔いしれるように硬骨な表情を浮かべるムース。
男が嫌いという訳ではなく、ほぼ男の子と同じ感覚で女の子が好きなだけのようだ。
「んぁうっ♡ 奥っ! ゴツゴツとイボイボしたものがノックしてっ……すきっ! しゅきっ! もっとゴリゴリしてぇっ♡」
「はぅあ……っ♡ ヒミカちゃんのおま×こ、どこまでも深く挿入っていって……まるで底なし沼ですわ。突く度にクリが擦れて……まるでペニスになったみたいですぅ♡」
余裕気だったムースが汗を垂らしながら一心腐乱に腰を振り続けている。
模型と連動して、着けた側の陰核を刺激する張型の威力に悩ましい吐息が漏れる。
(罪悪感とか無しで、いつでもセックスできちゃうなんて……っ。おちん×ちんの張り型……いいかも)
ヒミカもすっかりハマってしまい、自ら腰を動かし、奥へ奥へと食んでいく。
本物ではなく模型。
初めて見た。
誰かに慰めてほしいけど相手がいない、そんな寂しい夜のお供、大人の玩具だ。
「あんっ。すごいですわ。先端が動くと、中でクリが擦られる仕組みだなんて。先輩、いいモノ持ってますわね」
「ムース、お前……っ! どうして……。もしかして、み、見てたのか?」
「はい! ある日忘れ物を取りに戻ったら扉越しに艶めかしい声が聞こえてくるんですもの。ここのところ毎日ですわよね。終わった後は洗って食器棚にさりげなく置いてるのも知ってますの。あ、大丈夫ですわ。ここにいる三人の秘密にしときますから」
「あ、あああ……」
ババロアはへなへなと座り込むと、魂が抜けたように放心してしまった。
(ショックなのはわかるけど、それよりももっとすごいのを見てしまった気が。というか、私聞いてよかったのかしら……)
「さぁさぁヒミカちゃん、ボーっとしてないで、始めましょう?」
「な、なにを」
「いやですわカマトトぶっちゃって。女の子同士の子作りに決まってますわ。赤ちゃんはできませんけど、代わりに二人の愛を育みましょう!」
「待って、待って! 心の準備が!」
「む。また自分だけまともなフリをして。私達、こんなに発情させられちゃって苦しいんです。それこそ、この張型が本物だったらヒミカちゃんの一番奥まで突いて射精したいくらいに。……シたことないので想像ですけど」
「う」
口を尖らせるムース。
怒ってる顔も可愛らしい。
「ヒミカちゃんも本当は欲しいクセに。上のお口も下もお口もこ~んなドロドロしてますのに。ずるいですわ、わたくし達ばかり変態扱いして」
「うぅ」
「ここにはわたくし達しか居ませんわ。だから正直になってみせて? その方が、何倍も、何十倍も気持ちいいですわよ」
「なんばい、なんじゅうばい……?」
生唾を呑み込む。
頭がくらくらする。
(そりゃあ、気持ちいい方がいいに決まってる。私だって……っ)
勇者になる前から自慰に明け暮れ、証を手に入れてから無意識に発情しているような状態だ。
セントエルディア王に処女を貫通され、ユーマのペニスをしゃぶり、スライムにさえ犯されたヒミカの身体は、とっくに開発されているのだ。
もはや男とか女とか関係なく、エッチなしでは生きられないほどに。
「……わ、私は」
邪魔するプライド、羞恥心。
(気持ちいいなら、もう、どうでもいいや)
やはりこの世は、正義よりも悪よりも、快楽に勝てるものなど存在しない。
「本当は、大きすぎるおっぱいも、びちゃびちゃのおま×こも切ないの……。だから、シたい……お願い、してぇ」
無意識な上目遣い。
【誘惑の濡れ瞳】を使っていなくてもムースの理性を破壊するには十分過ぎて。
「ああ、もう! ヒミカちゃんカワイイ! ムラムラがとまんない……ぶち犯しちゃいます、わ!」
「ん、ああああああああっ」
剛直が埋め尽くし、圧迫されて満たされる。
挿入しただけでイった。
怒張を模した張型は濡らしていないにも関わらず、滑るように膣奥に吸い込まれた。
「こ、これが! 殿方のアレで女の子を犯す感覚! いっそわたくしにも本物が生えたらいいのに!」
酔いしれるように硬骨な表情を浮かべるムース。
男が嫌いという訳ではなく、ほぼ男の子と同じ感覚で女の子が好きなだけのようだ。
「んぁうっ♡ 奥っ! ゴツゴツとイボイボしたものがノックしてっ……すきっ! しゅきっ! もっとゴリゴリしてぇっ♡」
「はぅあ……っ♡ ヒミカちゃんのおま×こ、どこまでも深く挿入っていって……まるで底なし沼ですわ。突く度にクリが擦れて……まるでペニスになったみたいですぅ♡」
余裕気だったムースが汗を垂らしながら一心腐乱に腰を振り続けている。
模型と連動して、着けた側の陰核を刺激する張型の威力に悩ましい吐息が漏れる。
(罪悪感とか無しで、いつでもセックスできちゃうなんて……っ。おちん×ちんの張り型……いいかも)
ヒミカもすっかりハマってしまい、自ら腰を動かし、奥へ奥へと食んでいく。
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