【R-18】踊り子なのに世界を救えと命令されて? ~勇者として魔王を逝(イ)かせる旅に出ます~

湊零

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第三章『王子様、現る!?』

第48話 八回目の射精 ★

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「勇者様!?」

「何よこれ、釘でも打てるんじゃない? 一体どれだけ溜まってるのよ」
 
 ぶわぁっ……! と香る、雄の性臭。
 以前見た時よりも逞しく、色も全体的に黒ずんでいる巨根。
 独立した生き物のようにひくひくと尿道が蠢き、先走り汁が蝋燭の明かりに照らされて滴り落ちる。

「申し訳ありません……っ! 前に勇者様に口でシてもらってから、毎日七回は一人で処理しているのですが、全然収まらないんです」

「七回も!?」

 ということは、一日起きている時間のほとんどの時間をマスターベーションに費やしているということだ。
 普段ヒミカと多くの時間を過ごしているにも関わらず。

(私がギルドのトイレで精通させちゃったから、オナニーを覚えたてのゴブリンみたいに発情しちゃってるんだ……)

 今日も既に七回目を終えたということだが、オカズはやはりヒミカなのだろうか。

「どんな風に、シてるの?」

「え?」

「ユーマが一人でエッチするところ、私、見てみたい……かも」

「ゆ、勇者様……? い、いいんですか?」

(さっきから何言ってるの私!? でも、あまり恥ずかしくない。発情してるから? それとも、ユーマだから……?)

 どくん、どくん──。

 一人分の粗末なベッドと、小さな机だけの、余計なものが一切ない古めかしい個室。
 吐息がかかる距離。
 硬いベッドの上で、二人の心臓が高鳴る音だけが空間を支配する。

「あっ……ゆ、勇者様が僕の……オナニーを見つめてるっ」

 おずおずと、けれども力強く肉竿を握りこみ、上下に擦り始めた。
 ユーマの手の平に収まりきらないぐらいに膨張した肉竿がぶるんぶるんと亀頭を揺らす。

 女性器が興奮して濡れるのと同じく、鈴口からカウパーが溢れ、扱く手によってペニス全体へと攪拌される。
 天然のローションで滑りが良くなった手の動きはさらに加速して、すっかり皮の剥けた亀頭はぬらぬらと赤黒く光っている。

「改めて見ると、ちょっとグロテスクね」

「はぁ……っ。はぁ……っ。勇者、様ぁ」

「ヒミカ、でいいよ」

「ゆうしゃ……ひ、ミカ、様……! ヒミカ、さん! ヒミカさんヒミカさん!」
 
 うわごとのように叫びながら、目の前で必死に自慰をしている。
 ヒミカの名前を呼ばれる度に、手を差し込んだ股間が疼く。
 下着のクロッチ部分はもうべっとりと濡れていた。

(目の前で何度も名前を呼ばれてる……。私で、オナ二―してるってこと? どうしよう。恥ずかしいのに、ドキドキがとまんない)

 引き寄せられるように、目線が泡を吹く肉竿へ吸い寄せられていった、その時。

「あぁっ……イきますっ! 八回目!」

「えっ、もう…………きゃっ!?」

 視界が白く染まる。
 マグマのように熱く滾る精液が勢いよく噴射し、ヒミカの顔にぶちまけられた。

「う、うぅ……! まだ射精るっ……止まらな……い!」
 
 どっっくん。どっくん。
 ……どくっ……どく、ん。
 
 何倍にも時間が引き延ばされたかのような、長い長い射精。
 脈動する亀頭から押し出される精液は生命力に満ちていて、自慰であろうと、射精とは本来動物が子孫を残すために雌の胎内に数億の精子を注ぐ行為だということを思い知らされる。

「けほっ……もうっ、イくなら早く言いなさいよ」

 ユーマは返事する余裕もないくらい息が乱れていた。

「──せっかくの、魔力源なんだから」

 気恥ずかしそうに髪をかき上げたヒミカの目元や鼻筋、漆黒の黒髪や胸の谷間にまで、粘度の高い精液が飛び散っている。 

「あ、あぁ……ヒミカ、さん」

 その姿はひどく官能的で、妖艶で、淫猥いんわいで、例えるなら神聖な女神像に向けて射精したかのような、背徳的な光景だった。

「ちょっと……うそ、八回もイったのに全然治ってない!? むしろ、さらに大きくなってる……?」
 
 このままでは、例え魔物が襲ってきたとしても、鎧を履くことすらできないだろう。
 明日もまだ旅は続くし、ベアウルフよりも危険な魔物だって遭遇するかもしれない。
 ユーマには、心身共に万全な状態で居てもらわなければならない。
 
 当然、ヒミカも。

「今度は……ちゃんと飲ませてね」

 返事の代わりに、亀頭の先から残っていた精液がとろりとシーツに垂れた。
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