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第四章『魔王城で婚活を!?」
第86話 勇者と魔王の禁忌なる結合 ★
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「ち、違う……っ」
心と体が乖離するような感覚。
心は否定するも、身体は無意識に内股を擦り合わせてしまう。
(否定しなきゃ。こんな、私より幼い自己中魔王の手の平で踊らされるなんて……っ!)
「フフ。健気に抵抗しているようだけど、いつまでもつかな? あるいは、もう堕ちているのかも」
「やっ!? や、めぇ……」
困惑している隙に、ブレドがヒミカに覆い被さるような態勢で、ほんのりピンク色に上気した胸に触れる。
喉から搾り出る声の艶やかなるや。
「そんなか細い声で鳴くなんて、オスを煽るだけだよ」
「ふぁ、ぁ……っ! んんっ……ふっ、ふっ……ぅう」
(どうし、て? 逃げられるはずなのに身体が言うことを効かない!)
「まだわからないかな?」
「え……」
「あの拷問はヒミカに苦痛を与えた。何時間にも渡って、一方的にイかされ、愛のない快楽を与えられ続けた。魔物にさえ嬲られ、身体は汚されてしまった。空腹、睡眠不足が加わり、心身ともにこう思い込んでいくんだ。『私は愛されないんだ』って」
「愛され、ない……?」
「だからこそ、僕はヒミカを愛するんだ」
「ンあっ……!?」
さわさわと胸を撫でるだけだった手の平が、きゅっと握られた。
鷲掴みするのではなく、温かく包み込むように。
もにゅり、とこねられる乳房は踊るように形を変えながらも、柔らかなまとまりを保っている。
蝶の羽に触れるかのように、努めて丁寧に愛撫される。
「は、ァあああ……あ、ン……♡」
ヒミカ自身の声なのかと疑うほどの悩ましい吐息がまろび出た。
(こんな触られ方、知らない! どうして? 魔王は勇者を殺したいんじゃないの? どうして、こんなに優しくするのよ……っ)
「もう一度、何度でも言うよ。ヒミカ、好きだ。結婚しよう。我(ボク)の子を孕むんだ、ヒミカ」
「やあっ♡ 耳を舐めながら名前を囁かないでっ!」
「さっきは魔物どもの体液塗れだったからね。綺麗になったヒミカを、今度は我で上書きするよ」
耳の中、鼻の先、首すじ、鎖骨、胸の下、おへそ。
あらゆるところに口づけの雨が降り注ぐ。
意識が下腹部に集中したかと思えば、汗で蒸れた腋の舌をなぞられる。
同時に、背中から回された手がお尻、鼠径部をさわさわと撫でる。
「ひ、ぅ……うあ♡」
ゾクゾクっと身体が芯から震え、ひっくり返ったカエルのように全身がなんども仰け反ってしまう。
(抗えない……身体が、もう)
魔力はとっくに空っぽであることを示すかのように、下腹部に刻まれた淫紋がさっきからひっきりなしに明滅している。
「なに、これぇ。なんで、こんなに身体がぽかぽかするのぉっ」
ヒミカは困惑を禁じ得ない。
こんなにとろけるような性行為が、あっただろうか。
(めちゃくちゃにされて、私もそれで悦んで……罪悪感でいっぱいだったのに)
これまで、男の欲望を満たすために身体を使われ、ヒミカもまた、世界を救うためとはいえ、己の目的のために身体を使ってきた。
(そんな私には、愛されるえっちなんて許されない、って思ってたのにぃ……っ)
「いいんだよ、気持ちよくなって。気持ちいいは愛なんだ。オスの自分勝手な欲望に弄ばれる罪悪感じゃない。ヒミカは、愛され、満たされるから気持ちいんだ」
「あ……」
仰向けになっているヒミカの眼前で、ブレドがペニスを曝け出す。
子ども体型にしては似つかわしくない大きさ。
けれど、人間の成人男性と比較するも。それほどでもない。
(正直、拍子抜けと思ったのに、どうして……? 涎が止まらない)
女にはない、男の筋肉質の胸板に惹かれるような感覚だろうか。
たるみなく、ビン! と尖った剛直。
十分な長さがあっても先細ることなく、中心の辺りでさらに一回り膨らんでいる。
日焼けしたかのような黒々とした皮膚に、幾重もの太い血管が亀裂を走っていた。
カリ首は若々しく充溢し、傘のようなエラは大型のキノコのように張り出ている。
そして、見るものを圧迫するかのような、まっすぐ天井を仰ぐほどの反り返り。
下品なもの、下劣なものとは感じられない。
人間と同様、種の生命を悠久の時を経て育んできた、高貴なる雄のペニスだった。
(しゅごい……カッコいい、なんて思っちゃってる。……目、離すことができない。抗えない……っ!)
気づいた時には手が勝手に伸びて、自ら大口開けて咥え込んでいた。
「んむっ……♡ じゅるぅ……♡ ぐぽっ、グぽっ♡ ンじゅるううぅぅっ♡」
溝のように硬く浮き出た血管を感触を味わい、露が染み出す鈴口にチロチロと舌を這わせる。
「あははっ。犬の尻尾みたいにフリフリとお尻を振っているじゃないか。健気な忠犬にはご褒美をあげたいところだけど、用があるのは上の口じゃないんだ」
とん、と再びベッドに押し倒される。
子ども体型とは思えない俊敏さと怪力によってヒミカの太ももは限界まで開脚され、どろどろに解れた秘裂がぶわり、と香る。
何が起こるのか、なんて疑問を抱くまでもない。
(あ、これは……ダメな、ことだ)
蕩けきった思考の奥底で、一かけら残った理性が最後の警告を発する。
(勇者と、魔王がセックスするなんで、ダメにきまってる)
「や──」
ヒミカの声が、事切れた人形の如く停止する。
「あ、れ」
抵抗らしい抵抗もなく。
鍵穴に鍵を差し込むようにぴったりと、魔王ブレドのペニスが勇者ヒミカのヴァギナと結合していた。
心と体が乖離するような感覚。
心は否定するも、身体は無意識に内股を擦り合わせてしまう。
(否定しなきゃ。こんな、私より幼い自己中魔王の手の平で踊らされるなんて……っ!)
「フフ。健気に抵抗しているようだけど、いつまでもつかな? あるいは、もう堕ちているのかも」
「やっ!? や、めぇ……」
困惑している隙に、ブレドがヒミカに覆い被さるような態勢で、ほんのりピンク色に上気した胸に触れる。
喉から搾り出る声の艶やかなるや。
「そんなか細い声で鳴くなんて、オスを煽るだけだよ」
「ふぁ、ぁ……っ! んんっ……ふっ、ふっ……ぅう」
(どうし、て? 逃げられるはずなのに身体が言うことを効かない!)
「まだわからないかな?」
「え……」
「あの拷問はヒミカに苦痛を与えた。何時間にも渡って、一方的にイかされ、愛のない快楽を与えられ続けた。魔物にさえ嬲られ、身体は汚されてしまった。空腹、睡眠不足が加わり、心身ともにこう思い込んでいくんだ。『私は愛されないんだ』って」
「愛され、ない……?」
「だからこそ、僕はヒミカを愛するんだ」
「ンあっ……!?」
さわさわと胸を撫でるだけだった手の平が、きゅっと握られた。
鷲掴みするのではなく、温かく包み込むように。
もにゅり、とこねられる乳房は踊るように形を変えながらも、柔らかなまとまりを保っている。
蝶の羽に触れるかのように、努めて丁寧に愛撫される。
「は、ァあああ……あ、ン……♡」
ヒミカ自身の声なのかと疑うほどの悩ましい吐息がまろび出た。
(こんな触られ方、知らない! どうして? 魔王は勇者を殺したいんじゃないの? どうして、こんなに優しくするのよ……っ)
「もう一度、何度でも言うよ。ヒミカ、好きだ。結婚しよう。我(ボク)の子を孕むんだ、ヒミカ」
「やあっ♡ 耳を舐めながら名前を囁かないでっ!」
「さっきは魔物どもの体液塗れだったからね。綺麗になったヒミカを、今度は我で上書きするよ」
耳の中、鼻の先、首すじ、鎖骨、胸の下、おへそ。
あらゆるところに口づけの雨が降り注ぐ。
意識が下腹部に集中したかと思えば、汗で蒸れた腋の舌をなぞられる。
同時に、背中から回された手がお尻、鼠径部をさわさわと撫でる。
「ひ、ぅ……うあ♡」
ゾクゾクっと身体が芯から震え、ひっくり返ったカエルのように全身がなんども仰け反ってしまう。
(抗えない……身体が、もう)
魔力はとっくに空っぽであることを示すかのように、下腹部に刻まれた淫紋がさっきからひっきりなしに明滅している。
「なに、これぇ。なんで、こんなに身体がぽかぽかするのぉっ」
ヒミカは困惑を禁じ得ない。
こんなにとろけるような性行為が、あっただろうか。
(めちゃくちゃにされて、私もそれで悦んで……罪悪感でいっぱいだったのに)
これまで、男の欲望を満たすために身体を使われ、ヒミカもまた、世界を救うためとはいえ、己の目的のために身体を使ってきた。
(そんな私には、愛されるえっちなんて許されない、って思ってたのにぃ……っ)
「いいんだよ、気持ちよくなって。気持ちいいは愛なんだ。オスの自分勝手な欲望に弄ばれる罪悪感じゃない。ヒミカは、愛され、満たされるから気持ちいんだ」
「あ……」
仰向けになっているヒミカの眼前で、ブレドがペニスを曝け出す。
子ども体型にしては似つかわしくない大きさ。
けれど、人間の成人男性と比較するも。それほどでもない。
(正直、拍子抜けと思ったのに、どうして……? 涎が止まらない)
女にはない、男の筋肉質の胸板に惹かれるような感覚だろうか。
たるみなく、ビン! と尖った剛直。
十分な長さがあっても先細ることなく、中心の辺りでさらに一回り膨らんでいる。
日焼けしたかのような黒々とした皮膚に、幾重もの太い血管が亀裂を走っていた。
カリ首は若々しく充溢し、傘のようなエラは大型のキノコのように張り出ている。
そして、見るものを圧迫するかのような、まっすぐ天井を仰ぐほどの反り返り。
下品なもの、下劣なものとは感じられない。
人間と同様、種の生命を悠久の時を経て育んできた、高貴なる雄のペニスだった。
(しゅごい……カッコいい、なんて思っちゃってる。……目、離すことができない。抗えない……っ!)
気づいた時には手が勝手に伸びて、自ら大口開けて咥え込んでいた。
「んむっ……♡ じゅるぅ……♡ ぐぽっ、グぽっ♡ ンじゅるううぅぅっ♡」
溝のように硬く浮き出た血管を感触を味わい、露が染み出す鈴口にチロチロと舌を這わせる。
「あははっ。犬の尻尾みたいにフリフリとお尻を振っているじゃないか。健気な忠犬にはご褒美をあげたいところだけど、用があるのは上の口じゃないんだ」
とん、と再びベッドに押し倒される。
子ども体型とは思えない俊敏さと怪力によってヒミカの太ももは限界まで開脚され、どろどろに解れた秘裂がぶわり、と香る。
何が起こるのか、なんて疑問を抱くまでもない。
(あ、これは……ダメな、ことだ)
蕩けきった思考の奥底で、一かけら残った理性が最後の警告を発する。
(勇者と、魔王がセックスするなんで、ダメにきまってる)
「や──」
ヒミカの声が、事切れた人形の如く停止する。
「あ、れ」
抵抗らしい抵抗もなく。
鍵穴に鍵を差し込むようにぴったりと、魔王ブレドのペニスが勇者ヒミカのヴァギナと結合していた。
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