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天涯孤独の少年
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「シリルくん、寒かっただろう。さあ入って。ここがきみがこれから過ごす家だよ」
雪豹の頭を持つシュレンジャーがぶるっ、と首を振ると、フードから雪の塊が落ちた。同じように頭や肩に雪をかぶっていた人間の少年を、その長い爪で傷付けないようにそっと押した。
「お、お邪魔します、シュレンジャーさん」
シリルはシュレンジャー家の入口へと足を一歩踏み出した。暖炉からはパチパチと薪がはじけ、部屋の隅に置かれた干し草の香りが鼻に届いた。夏を思い出させる爽やかな芳香だ。乾燥した清潔な、暖かい家―。シュレンジャー家に初めて足を踏み入れた印象はそれだった。
「お帰りなさい、父さん! 今日の晩ご飯は兎のスープだって!」
「グレン、ただいま」
タタッと軽い足音がしたかと思うと、すぐ傍のシュレンジャー目がけて子供が駆け寄ってくる。背はシリルと同じくらいで、白い毛並みが美しい獣人だ。父親と同じく、上半身はモコモコとした白と黒のまだら模様に覆われ、手は毛むくじゃらの五本指、二本脚で立っている。
「今日はもう宿題を済ませたんだよ」と得意げな子供は、シュレンジャーと彼にしか分からないような話をしている。ひとしきり父親と話すと、父親に抱きついたまま訝しげな水色の瞳をシリルに向けた。
「この子が母さんが言ってた子?」
「そうだよ。今日から私たちの家族のシリル君だ。仲良くするんだよ、グレン。兄弟が欲しいって言ってたじゃないか」
「兄弟」という言葉を耳にした途端、子供の表情が険しくなった。尖った牙を見せ、「ウウ…」と唸り声を上げている。とても歓迎されているとは思えない。シュレンジャーが、ふさふさとした毛に包まれた手をたしなめるように取った。
「グレン、人前で唸る癖はやめなさい。シリル君は山菜やキノコに詳しいから、どんなものが食べられるのか教えてもらうといい。秋に笑い茸を食べてひどい目に遭っただろう?」
グレンの耳が横向きに伏せられる。聞きたくないことらしい。
「父さん、言わないでよ。いつも食べてるのと見た目が同じだったから分からなかったんだ。……ねぇ、ほんとう? きみ、毒キノコと食べても大丈夫なキノコの区別が付くの?」
牙を見せていたさきほどとは違い、薄水色の瞳を輝かせてシリルを覗き込んでくる。
「う、うん。ほとんど分かるけど、中にはどっちだか分からないものもある。そういう時は食べないようにしてるよ」
雪豹の子供は、宝石のような瞳をパチパチと瞬かせると父親にしがみつくのをやめ、シリルに向き直った。
「この前、綺麗な色のキノコを見付けたんだ。切り株の根元に生えてた。雪がやんだら、一緒に見に行ってくれる?」
「いいよ」
「じゃあ約束」とグレンが爪の伸びた手を差し出すので、シリルは引っ掛からないように気をつけながら人とするように握手した。
「俺はグレン。グレン・シュレンジャー」
「僕はシリル。よ、よろしく」
シリルは獣人とあまり接したことがないから、力の加減が分からない。少し力を入れてみると、同じように返された。仲良くなれそうだ。数日前に天涯孤独になったばかりのシリルはほっとした。
「夕食が出来たわよ。あらあら、こんな扉の前で立ち話なんて。もっと暖炉のそばに行きなさい、皆。今夜は冷えるわよ」
母親らしき黒豹の獣人が、お玉杓子を手に部屋の奥から現れる。黒い艶やかな毛並みで、琥珀色の瞳と見事な細く長い尻尾を持っていた。
「シリル君ね? 話は聞いているわ。つらいでしょうけど、この家ではなにも心配することないのよ。シリル君の家と違ったり、ヒトと獣人の違いで困ることがあったら、なんでも言ってちょうだい。もちろん、グレンに意地悪された時もね」
頭を柔らかい手で撫でられ、しゃがんで抱きしめられる。母親とはこういうものだった、とシリルの胸に温かいものが広がってゆく。
「さ、夕食にしよう。シリル君、あとできみの部屋に案内するよ」
「兎肉、兎肉!」
雪豹の子が踊りながら歌う。獣の頭をしているというだけで、話す言葉も着る服もほぼ同じなのだ。初めて食べた兎の肉は柔らかくもちもちとしていた。温かく、安らかな晩餐をシュレンジャー一家と堪能した。
* * *
シリルは一週間前まで、両親と森の奥でひっそりと暮らしていた。獣人の多いこのハムスタッドでは珍しいことに、父母はどちらも人間で、山菜や木の実、キノコを採り自分たちの食べてゆくだけの野菜を作っていた。両親ともに菜食主義者で、肉を食べることはなかった。シリルも生まれたときから肉を口にしたことはなく、山の幸だけを食べて十歳の誕生日を迎えた。
先週のことだった。オメガだった母に予定より早く発情期が訪れてしまった。人間、獣人問わずオメガ性を持つ者特有に三か月に一回訪れるという発情期は、オメガ本人には熱とだるさ、頭痛などに悩まされると聞く。しかも厄介なことに、そのような体の不調に苛まれているオメガの望むと望まざるとにかかわらず、アルファ性やベータ性を持つ者を惹きつけてしまうのだ。
「お母さん、顔が真っ赤だよ。汗もたくさんかいてる。風邪ひいてるの?」
まだアルファやオメガなどの体の仕組みを学んでいなかったシリルは、山菜を積んだ籠を背負って帰宅したとき、まるで性質の悪い風邪をこじらせてしまったような母にそう言った。いつもなら台所で温かい夕食を作ってくれる母は寝台で頭から毛布を被り、身動きも取れない有様だった。
「ええ、急に具合が悪くなって。……お父さん、お願い。一番近くの薬屋さんに行って、抑制剤を持ってきてほしいの」
「もちろんだ。しかし……」
父が一瞬、シリルの顔を覗ったように見えたので、シリルは首を傾げた。
「この子はまだ性分化していなかったか。もしオメガならお前のそばに置いておけるんだが、それ以外となると、お前のフェロモンに影響されてしまう。……おとといくらいに流れ者のアルファ獣人が森に入ったと聞いたばかりなのに、間の悪いことだ」
言い淀む父と苦しそうな母を見て、シリルは彼らを安心させようと口を開いた。
「お父さん。僕、獣人からお母さんを守るよ。いつもお母さんがしてくれるみたいに、濡れたタオルを絞ったり、部屋を温めてあげる。だから心配しないで」
ふたりとも喜んでくれるだろうと思った言葉は、父の唸るような声でかき消された。
「駄目だシリル、お父さんと一緒に来なさい。メリル、家の内側からでいい、暖炉に置いている鍋を通す棒で内側から閂を架けるんだ。家の中で一番強い金属だ」
「分かったわ。……シリル、いい子だからお父さんと一緒に行ってちょうだい。看病してくれるのは嬉しいけれど、あなたに移ってしまうかもしれないの。ごめんね」
頬を軽く撫でられ、その手が持つ熱に驚いた。母は重病人なのだ。「ううん、気にしないで」と言い残し、シリルは父と馬に乗り森の入口へと向かった。
馬に出発の合図を送ったとき、折り悪く雪が降り出した。いつもは荷物やひと一人しか乗せない馬だから、シリルと父が乗っているだけで歩みが遅くなる。顔が痛くなるほどの寒さのなか悪路を進み、薬をもらって森に戻ったときにはもう真夜中と言ってもいい時間になっていた。
遠くから見ると、シリルたちの家は普段と同じようにオレンジ色に光っていた。だが、いつものように窓から洩れる四角い灯りではなかったので、シリルは不思議に思った。
「ねぇお父さん、窓じゃないところから灯りが洩れてる。……なんだかおかしい」
「なんだって!」
近付くと、家の扉は外から力任せに押されたように蝶番ごと外れていた。泥の付いた大きな足跡で踏み荒らされた木の床に、容赦なく雨まじりの雪が降り積もる。明らかに部外者が入り込んだあとを目にした父は馬から飛び降り、髪を振り乱し一目散に寝室へ向かって行った。いやな予感がした。
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シリルはシュレンジャー家の入口へと足を一歩踏み出した。暖炉からはパチパチと薪がはじけ、部屋の隅に置かれた干し草の香りが鼻に届いた。夏を思い出させる爽やかな芳香だ。乾燥した清潔な、暖かい家―。シュレンジャー家に初めて足を踏み入れた印象はそれだった。
「お帰りなさい、父さん! 今日の晩ご飯は兎のスープだって!」
「グレン、ただいま」
タタッと軽い足音がしたかと思うと、すぐ傍のシュレンジャー目がけて子供が駆け寄ってくる。背はシリルと同じくらいで、白い毛並みが美しい獣人だ。父親と同じく、上半身はモコモコとした白と黒のまだら模様に覆われ、手は毛むくじゃらの五本指、二本脚で立っている。
「今日はもう宿題を済ませたんだよ」と得意げな子供は、シュレンジャーと彼にしか分からないような話をしている。ひとしきり父親と話すと、父親に抱きついたまま訝しげな水色の瞳をシリルに向けた。
「この子が母さんが言ってた子?」
「そうだよ。今日から私たちの家族のシリル君だ。仲良くするんだよ、グレン。兄弟が欲しいって言ってたじゃないか」
「兄弟」という言葉を耳にした途端、子供の表情が険しくなった。尖った牙を見せ、「ウウ…」と唸り声を上げている。とても歓迎されているとは思えない。シュレンジャーが、ふさふさとした毛に包まれた手をたしなめるように取った。
「グレン、人前で唸る癖はやめなさい。シリル君は山菜やキノコに詳しいから、どんなものが食べられるのか教えてもらうといい。秋に笑い茸を食べてひどい目に遭っただろう?」
グレンの耳が横向きに伏せられる。聞きたくないことらしい。
「父さん、言わないでよ。いつも食べてるのと見た目が同じだったから分からなかったんだ。……ねぇ、ほんとう? きみ、毒キノコと食べても大丈夫なキノコの区別が付くの?」
牙を見せていたさきほどとは違い、薄水色の瞳を輝かせてシリルを覗き込んでくる。
「う、うん。ほとんど分かるけど、中にはどっちだか分からないものもある。そういう時は食べないようにしてるよ」
雪豹の子供は、宝石のような瞳をパチパチと瞬かせると父親にしがみつくのをやめ、シリルに向き直った。
「この前、綺麗な色のキノコを見付けたんだ。切り株の根元に生えてた。雪がやんだら、一緒に見に行ってくれる?」
「いいよ」
「じゃあ約束」とグレンが爪の伸びた手を差し出すので、シリルは引っ掛からないように気をつけながら人とするように握手した。
「俺はグレン。グレン・シュレンジャー」
「僕はシリル。よ、よろしく」
シリルは獣人とあまり接したことがないから、力の加減が分からない。少し力を入れてみると、同じように返された。仲良くなれそうだ。数日前に天涯孤独になったばかりのシリルはほっとした。
「夕食が出来たわよ。あらあら、こんな扉の前で立ち話なんて。もっと暖炉のそばに行きなさい、皆。今夜は冷えるわよ」
母親らしき黒豹の獣人が、お玉杓子を手に部屋の奥から現れる。黒い艶やかな毛並みで、琥珀色の瞳と見事な細く長い尻尾を持っていた。
「シリル君ね? 話は聞いているわ。つらいでしょうけど、この家ではなにも心配することないのよ。シリル君の家と違ったり、ヒトと獣人の違いで困ることがあったら、なんでも言ってちょうだい。もちろん、グレンに意地悪された時もね」
頭を柔らかい手で撫でられ、しゃがんで抱きしめられる。母親とはこういうものだった、とシリルの胸に温かいものが広がってゆく。
「さ、夕食にしよう。シリル君、あとできみの部屋に案内するよ」
「兎肉、兎肉!」
雪豹の子が踊りながら歌う。獣の頭をしているというだけで、話す言葉も着る服もほぼ同じなのだ。初めて食べた兎の肉は柔らかくもちもちとしていた。温かく、安らかな晩餐をシュレンジャー一家と堪能した。
* * *
シリルは一週間前まで、両親と森の奥でひっそりと暮らしていた。獣人の多いこのハムスタッドでは珍しいことに、父母はどちらも人間で、山菜や木の実、キノコを採り自分たちの食べてゆくだけの野菜を作っていた。両親ともに菜食主義者で、肉を食べることはなかった。シリルも生まれたときから肉を口にしたことはなく、山の幸だけを食べて十歳の誕生日を迎えた。
先週のことだった。オメガだった母に予定より早く発情期が訪れてしまった。人間、獣人問わずオメガ性を持つ者特有に三か月に一回訪れるという発情期は、オメガ本人には熱とだるさ、頭痛などに悩まされると聞く。しかも厄介なことに、そのような体の不調に苛まれているオメガの望むと望まざるとにかかわらず、アルファ性やベータ性を持つ者を惹きつけてしまうのだ。
「お母さん、顔が真っ赤だよ。汗もたくさんかいてる。風邪ひいてるの?」
まだアルファやオメガなどの体の仕組みを学んでいなかったシリルは、山菜を積んだ籠を背負って帰宅したとき、まるで性質の悪い風邪をこじらせてしまったような母にそう言った。いつもなら台所で温かい夕食を作ってくれる母は寝台で頭から毛布を被り、身動きも取れない有様だった。
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「もちろんだ。しかし……」
父が一瞬、シリルの顔を覗ったように見えたので、シリルは首を傾げた。
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言い淀む父と苦しそうな母を見て、シリルは彼らを安心させようと口を開いた。
「お父さん。僕、獣人からお母さんを守るよ。いつもお母さんがしてくれるみたいに、濡れたタオルを絞ったり、部屋を温めてあげる。だから心配しないで」
ふたりとも喜んでくれるだろうと思った言葉は、父の唸るような声でかき消された。
「駄目だシリル、お父さんと一緒に来なさい。メリル、家の内側からでいい、暖炉に置いている鍋を通す棒で内側から閂を架けるんだ。家の中で一番強い金属だ」
「分かったわ。……シリル、いい子だからお父さんと一緒に行ってちょうだい。看病してくれるのは嬉しいけれど、あなたに移ってしまうかもしれないの。ごめんね」
頬を軽く撫でられ、その手が持つ熱に驚いた。母は重病人なのだ。「ううん、気にしないで」と言い残し、シリルは父と馬に乗り森の入口へと向かった。
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