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本編 東の妖精姫
甘い痛み、心の奥に。3
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食堂を出たあと、部屋に戻ろうとしたのだけれどお忍びで街へ行くような洋服を持ってきていないことに気がついた。
どうしようかと悩んでいると、レティーシア様が貸してくれるということで、レティーシア様のお部屋にお邪魔することになった。
レティーシア様のお部屋は、王太子宮のラザルート殿下の隣のお部屋で、更にその隣はライラック殿下の私室だという。
ライラック様は元々王族居住区内に住んでいたのだが、警備上王太子宮に居てくれたほうが楽だと言う点から、強制的に部屋移動をされたのだとか。
なので丁度お二人の間にレティーシア様の私室があるような形になっている。
レティーシア様の侍女である、マリー様は学園にいる間何度かお会いしたことがある。
マリー様は私の侍女アルマと同じ伯爵家の令嬢で年も近いから仲良く慣れればいいなと思う。
準備していただいたのは、白のリボンがついたブラウスに、紺色のハイウエストのスカートで、レティーシア様も同じ色合いのスカートを履かれていました。
髪の毛の色を在学中と同じオレンジ色に変え、瞳の色もブルーに変えられていました。
「メリッサ様も髪色だけ魔法で変えてしまいましょう。ラベンダーの髪色はオステン王家の色ですもの。」
「そうですわね。何色がいいでしょうか?」
「ありふれた色はブラウン系でしょうか?・・・マリー、いつもの色にしてくださいな。お洋服にも合いますし問題ないですわ。」
レティーシア様の一言で、私の髪色はキャラメル色に変化しました。
「ライラック様と同じ色ですわね。」
「えぇ。お揃いですわ。」
にっこり微笑まれたレティーシア様は嬉しそうに同意をし、そのまま馬車寄せまで行き一度学園から徒歩で西地区へ向かうことになりました。
マリーとアルマは少し離れた場所から私たちの後ろを付いてきている状態で、シニオン商会のお店に行きましょうと言うことで、まずは西地区にある支店を目指した。
「いつもライラック様のお誕生日プレゼント選ばれているのですか?」
「まぁ。私とライ様はお誕生日近いですし、幼少時からの習慣でしょうか?兄様方もくれますし。」
「そうなのですね。私の国では、警備上西宮に商人を呼んで選びますわ。」
「はじめは私もそうだったのですが、色々学ぶうちにサプライズで渡したいな。と思いまして、ライ様もお誕生日近かったので私達は直接二人で出かけて選んで渡します。今年は、メリッサ様も選ばれてくださいな。」
「ライラックさまって、レティーシア様と六公爵家の方のプレゼントしかお受け取りに成られませんよね?」
「直接はそうですが、メリッサ様は問題無いと思いますわよ?」
「その根拠は?!」
「私、自分の事にはかなり鈍感と言われますが、周りの方のことはよく見ているので分かります。それよりも私の事は”レティ”と呼んで頂けますと嬉しいですわ。」
「私もマリーと呼んで頂けますか?」
「勿論。初めてのお友達になっていただけますか?」
「私でよろしければ。よろしくお願いいたします。」
「ふふ。こちらこそ。さぁ、着きましたわ。ライ様は小物系アクセ系は集めていらっしゃいますから、その辺が狙い目ですわよ?」
そう言われ、嫌に心臓が跳ねた。
レティ様は、今更ながら婚約者であるライラック様に他の女性がプレゼントをお渡しされても嫌ではないのだろうか?
・・・家族ならまだしも私だったら、嫌だな。
と、思ってしまった。
どうしようかと悩んでいると、レティーシア様が貸してくれるということで、レティーシア様のお部屋にお邪魔することになった。
レティーシア様のお部屋は、王太子宮のラザルート殿下の隣のお部屋で、更にその隣はライラック殿下の私室だという。
ライラック様は元々王族居住区内に住んでいたのだが、警備上王太子宮に居てくれたほうが楽だと言う点から、強制的に部屋移動をされたのだとか。
なので丁度お二人の間にレティーシア様の私室があるような形になっている。
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マリー様は私の侍女アルマと同じ伯爵家の令嬢で年も近いから仲良く慣れればいいなと思う。
準備していただいたのは、白のリボンがついたブラウスに、紺色のハイウエストのスカートで、レティーシア様も同じ色合いのスカートを履かれていました。
髪の毛の色を在学中と同じオレンジ色に変え、瞳の色もブルーに変えられていました。
「メリッサ様も髪色だけ魔法で変えてしまいましょう。ラベンダーの髪色はオステン王家の色ですもの。」
「そうですわね。何色がいいでしょうか?」
「ありふれた色はブラウン系でしょうか?・・・マリー、いつもの色にしてくださいな。お洋服にも合いますし問題ないですわ。」
レティーシア様の一言で、私の髪色はキャラメル色に変化しました。
「ライラック様と同じ色ですわね。」
「えぇ。お揃いですわ。」
にっこり微笑まれたレティーシア様は嬉しそうに同意をし、そのまま馬車寄せまで行き一度学園から徒歩で西地区へ向かうことになりました。
マリーとアルマは少し離れた場所から私たちの後ろを付いてきている状態で、シニオン商会のお店に行きましょうと言うことで、まずは西地区にある支店を目指した。
「いつもライラック様のお誕生日プレゼント選ばれているのですか?」
「まぁ。私とライ様はお誕生日近いですし、幼少時からの習慣でしょうか?兄様方もくれますし。」
「そうなのですね。私の国では、警備上西宮に商人を呼んで選びますわ。」
「はじめは私もそうだったのですが、色々学ぶうちにサプライズで渡したいな。と思いまして、ライ様もお誕生日近かったので私達は直接二人で出かけて選んで渡します。今年は、メリッサ様も選ばれてくださいな。」
「ライラックさまって、レティーシア様と六公爵家の方のプレゼントしかお受け取りに成られませんよね?」
「直接はそうですが、メリッサ様は問題無いと思いますわよ?」
「その根拠は?!」
「私、自分の事にはかなり鈍感と言われますが、周りの方のことはよく見ているので分かります。それよりも私の事は”レティ”と呼んで頂けますと嬉しいですわ。」
「私もマリーと呼んで頂けますか?」
「勿論。初めてのお友達になっていただけますか?」
「私でよろしければ。よろしくお願いいたします。」
「ふふ。こちらこそ。さぁ、着きましたわ。ライ様は小物系アクセ系は集めていらっしゃいますから、その辺が狙い目ですわよ?」
そう言われ、嫌に心臓が跳ねた。
レティ様は、今更ながら婚約者であるライラック様に他の女性がプレゼントをお渡しされても嫌ではないのだろうか?
・・・家族ならまだしも私だったら、嫌だな。
と、思ってしまった。
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