課金スキルで異世界を生き抜く

中臣鎌足の助

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3.ギルドのお姉さんからの頼み(断れるわけが…)

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「ねぇ、なーおとくん。」

「な、は、はい!」

「あのねぇ、お願いがあるんだけどぉ…聞いてくれないかなぁ。」

「な、何でしょうか…!」

「あのねぇ、誰も行かないクエストがあるのよぉ。報酬はいいんだけどねぇ。ゴブリン50体討伐っていうクエストなんだけどぉ。行かない?」

「え?そんな簡単なクエストを誰も行かないんですか?じゃあ、俺行きますよ。」

「ほんとぉ!ありがとぉ。今度お礼す・る・ねっ」

「ほぁあい。」

(この時の俺はどうかしてた。今考えると、なんで誰も行かないのか…お姉さんの胸元とエロチックな声のせいで思考が回ってなかった。まさか、ゴブリンキング50体討伐なんて…)

「きいてないよぉぉーー!!!」

「はぁ、はぁ、はぁ」

どーーん!

「うわぁぁあ!!待って、これはヤバイ、死ぬって死ぬって!」

(そう、俺は今死にかけている。ゴブリンキングの大量発生のクエストを受けてしまったせいなのはお分かりだろうが…。今の俺は【見習い双剣使い】だ。ギルドランクで言えば【Dランク】に当たる。そしてこのクエストは、パーティークエストの【Bランク】だ。個人で行くなら勇者が行くレベルの【Sランク】に当たる。え?なんで断らなかったか?…一回受けたクエストは辞めるのに罰金がかかるんだよ。ランクが大きければ大きいほど罰金は高くなって、これは、【1億メダル(1億円)】もかかる。はっきり言って、無理だ。払えない。しかも割に合わない。無理ゲーだ。)

「くそぉぉぉ!!生きて帰ったら、お姉さんのご褒美、結婚くらいじゃないと気が済まないからなぁ!!!」

―ダンダンダン

「足音が。怖すぎるだろ。これ死ぬぞ。ほんとに、やばい。課金スキルって言ったって、残金は15万円…ん?」

【課金】
新しい項目がアップロードにより追加されました。
【借金】
無利子で貸してくれる優良さ!
上限はないぞ!その代わり…。

(あとの説明が読めんから分からんが、これしかねぇ!)

「8千億円借金!エクスカリバー購入ぅぅう!!」

【課金】
8千億円借金されました。
エクスカリバーを購入しました。
三秒後に手元に届きます。

3
2
1

―エクスカリバー召喚。

「おぉ!ほんとに届いた!てか、エクスカリバー!伝説剣!俺持ててる!って、そんな場合じゃない!うぉぉお!!」

ザシュッ。ザシュッ。ザシュッ。

「はぁ、はぁ。はぁ。終わったァァ!死ぬかと思った。あー、畜生。死なずにすんだけど、代わりに8千億円の借金…はぁ、この報酬で入る報酬は20万円…割に合わねぇよ…」
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