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第3章 WILD CARD
08.そしてはじまりの鐘が
しおりを挟む「冷たい麦酒いらんかい? ワインもあるよ!」
「オペラグラス! オペラグラスの貸し出しだよ!」
剣術大会当日、王城敷地内に設けられた会場は熱気に満ち溢れていた。
中央の舞台を見るための観客席はすり鉢状になっていて、それらは全て埋まっているようだ。しかしまだ大会は始まっていないから、「今年の注目はどこの誰それだ」とか「南方からやってきた騎士が強いらしい」、「いやいや、やはり王宮騎士の中の誰かが優勝するだろう」とか、見物客たちは戦いの予想をして盛り上がっている。
座席の間のスペースを所狭しと物売りが行き来し、広い会場のどこかからは赤子の泣き声まで聞こえてくる。ケンカでもあったのか或いは話で盛り上がっているだけなのか、女たちのきゃあきゃあいう声も聞こえた。
「んまぁあああ。なんて野蛮な場所でしょう!」
ウィルクス夫人は扇子を広げてしきりに顔の前でバタバタとやっている。ヒューイのくれたチケットは一枚につき五人まで入場が可能で、ジェーンと双子、そして伯父……までは良いにしても、ウィルクス夫人も一緒である。まあ、彼女はジェーンの教育係兼お目付け役なのだから仕方がない。ジェーンたちの席は確かに最前列ではないが、座席の並びを四等分したら、前方四分の一には入るであろう位置だった。
「ああ、もう! うるさいし空気は悪いし……」
「まあまあ。たまにはいいじゃないですか、ウィルクス夫人。それにほら、向こう側の最前列……キンバリー侯爵家の方々ですよ。その右側は……なんと、ターナー公爵夫人だ!」
「ま、まあ……」
レジナルドが遠眼鏡を覗いて、最前列を陣取っている貴族の名前を挙げていくと、さすがにウィルクス夫人も口を噤んだ。
「なあなあ姉ちゃん、伯父さん、まだ始まんねえの?」
「ほんと。なかなか始まらないわね」
初めのうちははしゃいでいたロイドだが、中央の舞台の周りにはまだ誰も──参加する騎士だけでなく、準備の人間すらいない──おらず、大会の始まりを告げる合図もない。さすがに退屈しだしたようだった。
「おや、ヒューイから聞いていないのかい。午前中は予選だよ。大会は午後から始まるんだ」
「よ、予選ですって……?」
「そう。何せ参加者が多いだろう? まずは予選を行って、それに勝ち残ったものだけがトーナメントに出場できるんだよ」
予選も王城の敷地内で行われるが、あまりに参加者が多く見物客を捌ききれないと予想され、トラブルを避けるためにも無観客状態──予選の会場は王宮騎士たちの稽古場が使われるという──で行われるそうなのだ。
「くじ引きで七、八人のグループを作って、総当たり戦を行うんだ。例年通りなら、予選グループの上位二人が本選に進めるね」
「そ、そうなんですか……」
予選があるなんて聞いていなかった。ヒューイからも、もちろんランサムからも。というか、彼は予選があることを知っていたのだろうか。『金獅子亭』での様子からは、会場でジェーンに応援してもらう気満々だったように思えるが。
ジェーンはまだ誰もいない中央の舞台に目をやった。
彼はあの舞台に上がることが出来るのだろうか。予選で敗退して、そのまま故郷に帰っちゃうなんてことは……いや、失意のままどこか放浪の旅に出てしまうなんてことも、あるのかもしれない。
「だ、大丈夫かなあ……?」
思わずいつかと同じように、ため息まじりに呟いてしまった。
予選を勝ち抜かなければトーナメント本選には出場できない。ランサムがそれを知ったのは、大会三日前、参加登録に出向いた時のことであった。
王城前の広場には登録のための窓口が設けられていたが、すでにたくさんの男が並んでいた。やはり騎士然とした者が多かったが、闘技場の剣士のような格好をしているものもちらほらと混ざっている。
これほど大勢の人間が戦って、一日で優勝を決めるのだから、会場には舞台がいくつもあるのだろうか。そんな疑問を口にすると、一緒に登録に来ていたヘインズ卿が驚いた顔をしたが、「君は、王都は初めてだったものね」と、優しく教えてくれた。
ヒューイ・バークレイには田舎者だとさんざん馬鹿にされたが、確かにその通りなのだろう。
それにモルディスを発った時は、大会のことなど王都に到着してから考えればよいのだと気楽に捉えていたが、たとえ王都から離れた土地でも知る機会はいくらでもあった筈なのだ。知り合った人間に聞いてみるとか、グレンのように図書館に通って調べてみるとか……。
本当に自分はだめな奴だ。面倒なことを後回しにして、目の前の快楽を味わうことばかり考えて生きてきたから、こうして手痛いしっぺ返しを受ける。
ひどく反省して、大会までの三日間、ランサムはこれまでにないほど稽古に打ち込んだ。
が、さらに大会当日、また新しい事実が発覚した。
観客席のチケットは何日も前にすべて売り切れ。会場に入りたいのならば、ダフ屋から法外な値段で購入しなくてはならないというではないか。……田舎の感覚で、当日、並んで購入した順に会場に入るものだとばかり思っていた。
それではジェーンが会場に入れないではないか。
カッコ悪い所を見せるかもしれない、でも、見に来てくれと決め台詞を吐いたつもりでいたので、ランサムはかなり慌てた。
「どうしたんだい。ひょっとして、誰かを誘っていたのかい」
「え、ええ。まあ」
ランサムの様子にヘインズ卿がにやりと笑った。
「やっぱり、女の子なのかな」
ランサムは頭をかきながら俯いた。そして、なんだこの童貞少年みたいな反応は。自分で自分に突っ込んだ。
「知り合いに王宮仕えの人間がいれば、ある程度融通をきかせてもらえるらしいけれど……なんでも、家族用のチケットが支給されるらしいよ」
「あ、そうなんですか」
だったらヒューイから貰える筈だ。……ヒューイから受け取ったチケットでジェーンが会場にやって来るというのは、妙に面白くない気がした。前にジェーンから責められたことがある。なぜヒューイからの施しを受けたのかと。あの時のジェーンの気持ちがようやく分かった。
ジェーンに出会ってから、そしてジェーンたち姉弟と旅をしてから、ランサムはこれまで知らなかった自分に気づき始めていた。まずは、自分は自分が思っているほどカッコよくはないということ。そしてそのカッコ悪い自分から目を逸らさずに、きちんと向き合うべきだということ。なにより、そうしてもがいている自分が嫌いではないということ──。
「ソレンソン殿、予選二組……君の戦いが始まるよ。準備はいいのかい」
ヘインズ卿が予選会場を指し示した。予選は王城の敷地内にある、王宮騎士たちの稽古場が使用される。観客はいない。広い稽古場を暫定的に柵で仕切り、そこでいくつもの予選が同時に行われる仕組みだ。本選であるトーナメントは時間無制限だが、予選には時間切れの引き分けがある。
まずは、負けない事だ。ヘインズ卿とは予選の組が違って本当に良かった。彼には勝てそうもないから。
「はい、行ってきます」
予選会場に入った時に選んであった剣──長さや重さの違う刃を潰した剣がいくつも用意されていて、自分の身長などに合わせて各々が選ぶのだ。本選まで通しで使うものなので慎重に選んだ──を握ると、ランサムは自分の試合が行われる場へ向かった。
気合を入れすぎたのか緊張しすぎたのか、単に実力が足りなかったのか……なんとランサムは初戦を落としてしまった。予選グループは八人総当たりで、上位二人だけが本選へ進出できる。ヘインズ卿にも本選進出のさらに上を狙うならば二敗以上はするなと言われている。予選組を二位で抜けると、本選では別の予選組の一位と戦わなくてはいけない。つまり、トーナメントに出場できても、一回戦で負けてしまう可能性が高くなるのだ。
母の言った「成し遂げろ」とは、どういうことなのだろう。父と同じ準優勝かそれ以上の成績を残せという意味ならば、予選は一位で通過しておきたい。
もう後がない。
……次の試合は時間切れの引き分け、三戦目でようやく白星をあげたが、今度は油断したのか、また負けてしまった。
どうにか二敗までに留めたが、結局ランサムは二位通過であった。
一位抜け出来なかったのは痛いが……しかし、予選を勝ち抜けたのだから良しとしよう。そして予選が進むごとに埋められていくトーナメント表を確認する。決勝まで進まない限りヘインズ卿とは当たらない。よかった。
負けるとしてもそれが決勝戦で、しかも相手がヘインズ卿ならば恰好がつくだろう……と、うっかり今までの「楽観的でだめな自分」の立場で考えてしまったが、トーナメント表をよくよく見てみれば、一回戦の相手はヒューイ・バークレイではないか。
「僕の相手はあんたか、ソレンソン次期伯爵」
聞き覚えのある厭味ったらしい物言いに横を見れば、ヒューイもトーナメント表を眺めているところだった。彼は大した動揺も無さそうに、表に並ぶ名前と組合せを確認していた。どうやら彼の中では一回戦を勝ち抜くのは決まっているようで、その視線はトーナメント表の上の方を目指していく。なんて図々しい男だ。決勝でヘインズ卿と戦う妄想をした先ほどの自分を棚に上げてそう思っていると、
「おい、あいつ……ヒューイ・バークレイ。去年八位入賞したやつだぜ」
「今年は優勝狙ってるらしいな」
後ろからそんな話し声が聞こえてくる。おいおい嘘だろう……。
だが思い起こせば『金獅子亭』に泊まっている、地方からの参加者の稽古を連日偵察に──若しくは笑いに──来ていた王宮騎士たちの中に、ヒューイの姿は見当たらなかった。偵察の報告を仲間から受けはしたかもしれないが、優勝を狙えるくらいの腕前でこれだけの自信家ならば、他の参加者の実力など気にはならないのだろう。
「ふん」
ヒューイにも聞こえていたのだろう、彼は自分の噂話を鼻で笑った。
「ソレンソン次期伯爵、あんたはこの大会に参加するために、この国のはずれからはるばるやってきたのだろうが、僕は一切手加減はしないぞ」
また遠回しに田舎者だと揶揄されているようだが、それよりも次期伯爵という呼び名が引っかかる。自分は廃嫡寸前で、伯爵にはなれないかもしれない。両親に認めてもらうためには、この大会で出来るだけ勝ちあがらなくては。まずは一回戦でヒューイ・バークレイを倒すことが必要だ。
「の、望むところだ……。私も、全力で戦わせてもらう。それからヒューイ殿。もし……もし、私が貴方に勝ったら、」
「……なんだ? もし、など無いと思うが、言ってみるがいい」
勝ち上がって、両親の怒りを解く。そして……ジェーン。ジェーンたちをモルディスに連れ帰り、一緒に暮らしたい。
「ジェーンとの婚約の話を、取り消してもらいたい」
そう言われたヒューイは少しだけ驚いたようだった。
「ほう。我が従妹を引き取って、田舎に引っ込むことにしたのかね。僕にとっても願ったり叶ったりだ。別に僕に勝たなくてもジェーンはくれてやる。安心したまえ」
自分のことならばどんな風に言われても構わない。実際に自分は王宮仕えの騎士からすれば田舎者だ。だがジェーンを引き取るとかくれてやるとかまるで物みたいな表現をされて、さすがにランサムも腹が立ってきた。彼女はもっと大切に扱われるべきだ。そしてジェーンを大切に扱うのはまず自分でありたい。それを果たすためには、やはり一回戦で負ける訳にはいかない。
「それでは……それではだめなのだ。私は貴方に勝ってジェーンを手に入れる」
「男の意地とでもいうつもりか? ……それとも何か事情でもあるのか」
そうだ、私には事情がある。この大会で成し遂げなくては廃嫡されてしまうのだ。それではジェーンと一緒になるどころではない。……事情を話してヒューイに泣きついたら、同情から勝たせてくれるということは……ないだろうな。
以前のランサムであれば、ダメもとでヒューイに縋っていただろう。しかし今はそうしようとは思わなかった。まずヒューイはそんな話に乗る男ではないし、彼に借りを作りたくない。何より、ジェーンを手に入れるのに誤魔化したり偽ったりしたくないと思ったのだ。
「まあ、あんたの事情などどうでもいい。ジェーンはくれてやる。だが、手加減はしない。僕は優勝を狙っているからな」
ヒューイがジェーンとの婚約を解消する気満々でいるのはいいが、初戦で負けてしまっては意味がないのだ。
「私は……貴方に勝って、ジェーンを手に入れたいのだ。私とて、手加減はしない……!」
「ほう」
ふっと互いの視線が絡んだところで、すべての予選が終わったらしい。本選の会場に移動するよう指示が入った。
王宮の敷地内にある会場は、造り自体はランサムが旅の途中で入った事のある闘技場と変わらぬもの──真ん中に舞台があり、それを囲むようにすり鉢状に観客席が並ぶ──であったが、収容人数の多さや舞台の豪華さは比ではない。
何かの折に騎士たちが御前試合を行うこともあれば、年に一度の剣術大会、槍術大会、盛り上がりには欠けるが的を射ぬく技術を競う弓術大会などにも使われる会場らしい。観客の入りは、やはり剣術大会が最多だという。
ランサムは地下にある控えの間で自分の出番を待っていたが、トーナメント開始の合図の鐘が鳴って第一試合が始まると、歓声で周囲が揺れた。観客たちの声はどよめきや悲鳴に変化したりもしたが、また大きな歓声と拍手が聞こえる。おそらくは第一試合が終わって決着がついたのだ。それらを何度か繰り返し、とうとうランサムの出番がやってきた。
「次はトーナメント一回戦の、第五試合!」
舞台の端に立っている進行役の騎士が、ブリキのメガホンを持って叫ぶと、再びうわあっと歓声があがる。闘技場の司会ほどノリノリという訳でもないが、王宮で行われる催しにしては少し砕けた感じの喋り方であった。その方が観客も盛り上がるのだろう。
「ここで去年の八位入賞者の登場! 今年はもちろん優勝を狙うそうです! 王宮騎士の、ヒューイ・バークレイ! 対する相手は……」
ヒューイの名が叫ばれた途端、会場はどっと沸いた。おかげで「モルディス地方からやってきた騎士、ランサム・ソレンソン」という紹介は全く聞こえない。出自はあまり大っぴらにしたくないのでまあ良いのだが、地元の王宮騎士の人気はかなりすごい。
「ヒューイ! よそ者なんかやっちまえ!」
「キャアアア! ヒューイ様っ、こっち向いてえっっ!」
あんなに感じの悪い男なのに、なんとファンらしき女性までいるようだ。これは、超アウェイというやつではないか……。
しかし、これだけ大勢の人間がいるのに、自分はさほど注目されていないのだと知って、なんだか気が楽になった。控えの間では拭っても拭っても手のひらに汗が滲んで、この調子では手が滑って思うように剣が振るえないのでは……と、思えば思うほどまた汗をかいて、すっかり悪循環に陥っていた。今は汗もひいて、不思議と心は落ち着いている。
ヒューイが舞台に上がると、また歓声と拍手が沸き起こる。続いてランサムも舞台に上がり……周囲を見渡した。見たこともないほど大勢の人間が集まっているのだ。この中からジェーンの姿を見つけられたら儲け物、そのくらいの気持ちであった。だが「ランサム!」と呼ばれた気がして──女性と、子供の声が重なったものだ──そちらへ顔を向けると、見事にジェーンと目が合ったのだった。
ジェーンの隣には、ロイドとグレンもいた。彼らは応援の意味を込めてランサムの名を叫んでくれたのだろう。
「……ジェーン」
ぽそりと彼女の名を呟けば、ルルザの街の風景がランサムの目の前に広がった気がした。
賭場で一儲けしたランサムは酒を売っている屋台まで足を運び、置いてあるものの中で一番上等なワインを、持っていた革袋に注いでもらった。支払いを済ませ、さっそく喉を潤していると、誰かに見られているような気がして……そこにはジェーンがいたのだ。
外套の上からでも彼女がひどく痩せている事がよく分かる。淡い栗色の髪はふわふわとウェーブしていて甘い雰囲気の女の子なのに、その視線は飢えた獣のようでもあり、捨てられた子犬のようでもあった。そこに一縷の激しさを感じたランサムは、彼女に声をかけずにいられなかった。
「ジェーン!」
もう一度その名を叫べば、完全にルルザの街が蘇った。
雑踏の中、視線を絡ませる二人。
「ジェーン。この試合、私が勝ったら……結婚してくれ……!」
ジェーンの瞳が大きく見開かれたと思うと、ふいにランサムの意識も現実に戻る。
そこで一瞬静まり返っていた観客たちが、どっと騒ぎ出した。
「プロポーズか! いいぞ、よそ者!」
「ようし、応援してやる! 頑張れよっ」
口笛や拍手と一緒に、ランサムを囃し立てる。
「そうきたか。これは面白い」
ヒューイが肩を揺らしながら笑い、自分の武器を握った。
負けられない。負ける訳にはいかない。ランサムも剣を握り、ヒューイに向き直る。
進行役が腕を上げて合図をすると、戦いの始まりを告げる鐘が鳴らされた。
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