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第35話機神ダブルグレイー参上
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『機神ダブルグレイ参上おおおおおおお』
ヒカリさんが叫んでいると、
次に新しいコマンドが表示された。
―――――――――――――
機神ダブルグレイ
A 噛みつく
B ダブルキャノン
C 回避重視
D 移動重視
X 必殺ケージ0/10
―――――――――――――
『神よここはAでいこう』
―― B ダブルキャノン――
『なぜだあああ、神よ裏切ったなああああ』
「冷静に考えよう、ここは遠距離からだ。あいつは混乱している。近づけばダメージをくらいかねない」
『なるほど』
「あとむかついたから」
『神よおおおおおお』
機神ダブルグレイからダブルキャノンが発射される。
二つの口からまるでアニメ映画のように光の塊が発射される。
その光の塊はまっすぐに阿修羅の顔面に激突した。
普通の人間や、
生き物だったら、蒸発して即死だろう、
だが阿修羅は平然と混乱状態から脱したようで、
立ち上がるなり、
ものすごい形相をしながら、走り出す。
その走り込みは今までのゆっくりとした歩き方では、
想像することはできず、
あっという間に鬼神ダブルグレイのすぐそばまで到達すると、
背中から巨大な棍棒をぬきとる、
その棍棒は六本あるのだが、すべての手に棍棒を握りしめ。
――阿修羅のターンです 棍棒振り回し――
阿修羅は何度も棍棒を振り回す。
それも異常といっていいほどの力づよさで、
あんなものを六発も当たれば、
いくらロボットだといえどぼこぼこにされるだろう、
僕はそれを覚悟したのだが、
――鬼神ダブルグレイさんのターンです――
――C 回避重視――
僕のとったとっさの行動、
機神ダブルグレイは、
その信じることすらできないスピードで、
すべての棍棒をよけて見せる。
まるでボクシングで、敵のパンチを見極めたボクサーが、
全身という体を使って避けている。
そのような不思議なことだったりする。
―――――――――――――
X 必殺ケージ6/10
―――――――――――――
必殺ケージがある程度たまってきた。
――魔法少女アカリさんのターンです――
――B ズィィアー――
を発動させると。
――どなたをズィィアーしますか?――
という選択肢がでたので、
どうやら最大で五人まで同時にズィィアーできるみたいだ。
僕はとりあえず機神ダブルグレイと魔法少女アカリ様にズィィアーを付与することとする。
魔法少女アカリ様がフリフリのスカートをふらふらと振り乱し、
ピンク色のステッキのようなもので、
くるくると回転させている。
すると空からたくさんの光がほとばしり、
それは偶然できた太陽の光が雲から覗いただけで、関係がなく、
魔法少女のほうを見ると、彼女のステッキからメタリック色の魔法の光が、
発射された。
その光は魔法少女アカリ様と機神ダブルグレイの体をめきめきとメタリック加工していく、
ちなみに魔法少女であるアカリ様をなぜ様をつけて思うことにするかと、
本当にこちらを消されかねないので、
あまり危ない思考はしないようにしている。
魔法少女アカリは杖から落下して、地面に激突し、
岩を粉砕しながら、地面にめり込んだ。
『ふごおお』
と魔法少女らしくない悲鳴をあげている。
「ぷははははは」
あまりの出来事に僕は爆笑してしまうのだが、
魔法少女アカリ様は立ち上がると、
地面に足をめり込ませながら。
『うぉい神様、殺すぞ』
「すびばぜん」
あまりの小学生のドスの極みに、
僕はちびりそうになった。
『一つ説明し忘れていたわね、このズィィアーは重さを倍にしてメタリック加工して、五分間無敵状態になるのよ、某ゲームであるやつと似ているのよ』
「了解、某ゲームを意識しよう」
『では』
――機神ダブルグレイさんのターン――
『神様この無敵状態に敵いいいなしいいいいい』
とヒカリさんが叫びまくっているが、
気にせず、
僕は阿修羅の状態を分析、
さきほどから、こちらをにらみつけている。
なにかしようと画策しているのだろう。
―― A 噛みつく ――
を発動させると、
機神ダブルグレイは二つの頭をふりまわし、
全身がただでさえ機械なのに、
さらなるメタリック加工、
ネズミ色の重さ二倍の塊が阿修羅を目がけて突進をする。
―― 阿修羅のターンです ――
阿修羅は体を回転させる。
さきほどの棍棒攻撃をまた繰り出す。
こちらの攻撃が速いか、
奴の攻撃が速いか、
機神ダブルグレイは狼をモデルにしているようで、
とてつもなくスピードはずば抜けている。
風のように舞い上がるという表現が似合いそうなダブルグレイだと思う、
そしてグレイという名前通り、
カラフルな機械の体がネズミ色になっている。
機神ダブルグレイの二つの顎が、阿修羅の硬い筋肉質な体を何度も噛みつく、
阿修羅はそうとう痛いのか悲鳴のような轟を発する。
木々が地面が岩々が、
たくさんのものが振動している。
その声にびくりと驚いたのは、
機神ダブルグレイだった。
どうやらただの轟のような轟音ではないようだ。
それはどうやら威嚇のような、
そのようなものだろう、
『ママ怖いよ、こっちくるよ、怖いよ、ママ、助けて、助けて、怖いよ怖いよ、お父さんがパンツいっちょで襲ってきたよ、お爺ちゃんが裸でマラソンしているよ』
というヒカリさんの恐ろしい過去が明らかになった。
そんな過去を知りたいとも思わないし、
パンツいっちょくらいはいいだろうけど、
お爺ちゃんいたっては裸でマラソンて、
捕まるわ、
『は! 走馬燈が』
次の瞬間、
それは起きた。
―― 阿修羅のターン ――
阿修羅は思いっきり六本の棍棒を融合させてみせると、
巨大な棍棒へとなり、
それを思いっきり機神ダブルグレイのお腹に直撃させる。
まるでホームランバッターのように遥か空を吹き飛ばされる機神ダブルグレイ、
その光景はメタリック加工のズィィアー効果が消えることにより、
さらなるスピードで星となった。
正確にはここから結構なところまで吹き飛ばされ、
はっきりいうとどこに飛ばされたかを把握する暇はないだろう。
『うそ、機神様が』
まぁ魔法少女アカリさんは中身の正体を知らないから平気で、
尊敬することを言えるようだが。
「ふぅ、まずいですねぇ」
「そうね、機神ダブルグレイがやられるのも想定外よ、そしてよくわからないお爺さんが三名こちらにむかってるわ」
「はいいいい?」
ヒカリさんが叫んでいると、
次に新しいコマンドが表示された。
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機神ダブルグレイ
A 噛みつく
B ダブルキャノン
C 回避重視
D 移動重視
X 必殺ケージ0/10
―――――――――――――
『神よここはAでいこう』
―― B ダブルキャノン――
『なぜだあああ、神よ裏切ったなああああ』
「冷静に考えよう、ここは遠距離からだ。あいつは混乱している。近づけばダメージをくらいかねない」
『なるほど』
「あとむかついたから」
『神よおおおおおお』
機神ダブルグレイからダブルキャノンが発射される。
二つの口からまるでアニメ映画のように光の塊が発射される。
その光の塊はまっすぐに阿修羅の顔面に激突した。
普通の人間や、
生き物だったら、蒸発して即死だろう、
だが阿修羅は平然と混乱状態から脱したようで、
立ち上がるなり、
ものすごい形相をしながら、走り出す。
その走り込みは今までのゆっくりとした歩き方では、
想像することはできず、
あっという間に鬼神ダブルグレイのすぐそばまで到達すると、
背中から巨大な棍棒をぬきとる、
その棍棒は六本あるのだが、すべての手に棍棒を握りしめ。
――阿修羅のターンです 棍棒振り回し――
阿修羅は何度も棍棒を振り回す。
それも異常といっていいほどの力づよさで、
あんなものを六発も当たれば、
いくらロボットだといえどぼこぼこにされるだろう、
僕はそれを覚悟したのだが、
――鬼神ダブルグレイさんのターンです――
――C 回避重視――
僕のとったとっさの行動、
機神ダブルグレイは、
その信じることすらできないスピードで、
すべての棍棒をよけて見せる。
まるでボクシングで、敵のパンチを見極めたボクサーが、
全身という体を使って避けている。
そのような不思議なことだったりする。
―――――――――――――
X 必殺ケージ6/10
―――――――――――――
必殺ケージがある程度たまってきた。
――魔法少女アカリさんのターンです――
――B ズィィアー――
を発動させると。
――どなたをズィィアーしますか?――
という選択肢がでたので、
どうやら最大で五人まで同時にズィィアーできるみたいだ。
僕はとりあえず機神ダブルグレイと魔法少女アカリ様にズィィアーを付与することとする。
魔法少女アカリ様がフリフリのスカートをふらふらと振り乱し、
ピンク色のステッキのようなもので、
くるくると回転させている。
すると空からたくさんの光がほとばしり、
それは偶然できた太陽の光が雲から覗いただけで、関係がなく、
魔法少女のほうを見ると、彼女のステッキからメタリック色の魔法の光が、
発射された。
その光は魔法少女アカリ様と機神ダブルグレイの体をめきめきとメタリック加工していく、
ちなみに魔法少女であるアカリ様をなぜ様をつけて思うことにするかと、
本当にこちらを消されかねないので、
あまり危ない思考はしないようにしている。
魔法少女アカリは杖から落下して、地面に激突し、
岩を粉砕しながら、地面にめり込んだ。
『ふごおお』
と魔法少女らしくない悲鳴をあげている。
「ぷははははは」
あまりの出来事に僕は爆笑してしまうのだが、
魔法少女アカリ様は立ち上がると、
地面に足をめり込ませながら。
『うぉい神様、殺すぞ』
「すびばぜん」
あまりの小学生のドスの極みに、
僕はちびりそうになった。
『一つ説明し忘れていたわね、このズィィアーは重さを倍にしてメタリック加工して、五分間無敵状態になるのよ、某ゲームであるやつと似ているのよ』
「了解、某ゲームを意識しよう」
『では』
――機神ダブルグレイさんのターン――
『神様この無敵状態に敵いいいなしいいいいい』
とヒカリさんが叫びまくっているが、
気にせず、
僕は阿修羅の状態を分析、
さきほどから、こちらをにらみつけている。
なにかしようと画策しているのだろう。
―― A 噛みつく ――
を発動させると、
機神ダブルグレイは二つの頭をふりまわし、
全身がただでさえ機械なのに、
さらなるメタリック加工、
ネズミ色の重さ二倍の塊が阿修羅を目がけて突進をする。
―― 阿修羅のターンです ――
阿修羅は体を回転させる。
さきほどの棍棒攻撃をまた繰り出す。
こちらの攻撃が速いか、
奴の攻撃が速いか、
機神ダブルグレイは狼をモデルにしているようで、
とてつもなくスピードはずば抜けている。
風のように舞い上がるという表現が似合いそうなダブルグレイだと思う、
そしてグレイという名前通り、
カラフルな機械の体がネズミ色になっている。
機神ダブルグレイの二つの顎が、阿修羅の硬い筋肉質な体を何度も噛みつく、
阿修羅はそうとう痛いのか悲鳴のような轟を発する。
木々が地面が岩々が、
たくさんのものが振動している。
その声にびくりと驚いたのは、
機神ダブルグレイだった。
どうやらただの轟のような轟音ではないようだ。
それはどうやら威嚇のような、
そのようなものだろう、
『ママ怖いよ、こっちくるよ、怖いよ、ママ、助けて、助けて、怖いよ怖いよ、お父さんがパンツいっちょで襲ってきたよ、お爺ちゃんが裸でマラソンしているよ』
というヒカリさんの恐ろしい過去が明らかになった。
そんな過去を知りたいとも思わないし、
パンツいっちょくらいはいいだろうけど、
お爺ちゃんいたっては裸でマラソンて、
捕まるわ、
『は! 走馬燈が』
次の瞬間、
それは起きた。
―― 阿修羅のターン ――
阿修羅は思いっきり六本の棍棒を融合させてみせると、
巨大な棍棒へとなり、
それを思いっきり機神ダブルグレイのお腹に直撃させる。
まるでホームランバッターのように遥か空を吹き飛ばされる機神ダブルグレイ、
その光景はメタリック加工のズィィアー効果が消えることにより、
さらなるスピードで星となった。
正確にはここから結構なところまで吹き飛ばされ、
はっきりいうとどこに飛ばされたかを把握する暇はないだろう。
『うそ、機神様が』
まぁ魔法少女アカリさんは中身の正体を知らないから平気で、
尊敬することを言えるようだが。
「ふぅ、まずいですねぇ」
「そうね、機神ダブルグレイがやられるのも想定外よ、そしてよくわからないお爺さんが三名こちらにむかってるわ」
「はいいいい?」
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