11 / 41
第一章
回想呼び覚ます鏡≪せせらぎ視点≫
しおりを挟む
≪せせらぎ視点≫
今日は不可思議なことが立て続けに起こり続けている。任務地に到着したときの他の6人の陰陽師の不在、その彼らの不審死に、変異したクルイモノ達。どれか1つ起きただけでも重大な問題だ。
けど、それが目の前の少年が原因なら、今まで起こってきたことにも辻褄が合う。彼が現れた瞬間、変異したクルイモノ達は彼に対し、遜った態度をとっていた。もしかしたら、彼が生み出したのかもしれない。加えて、最高傑作と言っていたところから、あの3人の陰陽師をクルイモノに変異させたのは彼だろう。不審死した残りの3人は適合しなかったのだろう。
もしかしたら、目の前にいる少年も紫色の肌に赤色の瞳を持っているから、彼もまたクルイモノに変異したものなのかもしれない。それでも、分からないことがいくつもある。
彼はなぜ、私達がクルイモノに変異した陰陽師を倒すまで、姿を現さなかったのか?なぜ、クルイモノ達が彼に従っているのか、聞きたいことは山ほどある。でも、私が最も意図を理解できないものがある。
「あなたは、どうして私のことを‘’お姉様‘’と呼ぶの?あなたは私にとって何?」
なぜ、彼は私のことを姉と呼ぶのか?なぜ、私とそっくりな姿をとっているのか?
「それは、貴女自身が思い出さなければなりません。……今は思い出してはないようですね。でも、大丈夫。ここに踏み入れた時点で聞こえてくるはずです。……あぁ、申し遅れましたね。ワタシの名前は‘’カイエン‘’と申します。」
彼がうっとりとした声音でそう言うと、頭の中で知らない声が響き渡る。聞いたことがないはずなのに、沸々と怒りがわいてくるような声が私に向かって攻撃してくる。
『お前がいるせいで、この村では食料が育たん!この疫病神が消え失せろ!』
うるさい。私だって、嫌だ。なんで、そうなっているのかも分からないし、やりたくてやったわけじゃない。
『生贄にするのならちょうどいい娘がいますよ。あの小娘がいいんじゃないですか?この村に厄災を与えるやつを処分できますし、ちょうどいいでしょう。』
うるさい。自分たちが生贄になりたくないからって、他人にその責を押し付けるな!もともと、お前たちがあの子を殺したからだろう‼
待って、あの子って誰のことかしら?本当に私はカイエンが言うように何か忘れているというの?一体、私は何者なの?
「――!せせらぎ!落ち着いてくれ‼目を覚ませ‼」
光希君が私を呼ぶ声で思考の海から現実へと引き戻された。そこにあったのは地獄絵図に相応しい光景だった。
周りにある木々たちは倒れ、中には根元から折れているものもあった。至る所に水の槍が突き刺さっていて、しまいには雷が轟いていた。
誰がこの場所をこんな風にしてしまったの?もしかして……私がやってしまったの?無意識のうちにこの広い範囲を全部?
「せせらぎ。」
「光希君。……っ‼ごめんなさい、ごめんなさい‼なんで、どうして。」
「あぁ、いつものせせらぎだ。俺の……声、ちゃんと……届いて……よか……た。」
光希君が私を呼ぶ声がして、声が聞こえる方に向かった。そこにいたのは肩と腹からおびただしい量の血を垂れ流しながら座り込んでいる光希君だった。
いつの間にか降り始めた雨が私の頬を濡らす。頬に伝うそれはやけに生温かく、私が今ここで生きていることを突きつける。
「大丈夫、……大丈夫。僕は……ここに……いる……よ。離れないから、離れない……から泣かな」
ザッシュ‼
「あぁ、やはり素晴らしい。貴女様の力はいつみても美しい、こんな小僧にはもったいないくらいだ。」
いつの間にか、光希君が私に向かって荒んだ心を癒してくれるような言葉を言いながら私を抱きしめていた。ただ、それだけだったのに。 光希君は斬られた。その証拠に斬られた背中の痛みに彼は悶えている。
一方、光希君を斬りつけたカイエンは私を恍惚な表情で見ていた。彼は私以外何も見えていないのか、それとも見たくないのか、私の近くにいた光希君をぞんざいに投げ飛ばしたのだ。
「なんで……どうして、こんなことしたんですか?光希君が、彼が、この子があなたに何をしたって言うんですか‼」
「なんでって、邪魔だったからに決まっているじゃないですか?ワタシの計画を阻むものはみな邪魔なのです。そんなことよりも、思い出せましたか?」
彼の言っていること、彼が持っている価値観を理解できなかった。目的のためなら、邪魔になる人間をここまで切り捨てることができるのか?聞いているだけで吐き気がする。
「苛立っているでしょう。ワタシを憎んでいるのでしょう。それでいいのです‼その憎しみを、その狂気をもっとさらけ出すのです‼」
カイエンがただただ愉しそうに笑う。その姿は美しい少年というよりも、私欲に取り憑かれた権力者のように見える。
「だって、ワタシはあなたがこの世で最もぬ憎むものであり、もう一人のあなただから。さぁ、ワタシの手を取って‼そうすれば、ワタシたちは新世界へと行ける‼」
彼は自分が私の理解者だという。もう一人の私だという。私自身が彼の持つ狂気に徐々に蝕まれていくのを感じる。
だけど、そんなことはあってはならない。彼は私の大切な人である光希君を傷つけた。この事実を思い出し続けるだけでも、静かに燃えている怒りで、決して彼の狂気に飲み込まれることはない。
私のそんな態度にしびれを切らしたのか、カイエンが突然叫びだした。
「……なぜ!なぜ貴女はワタシを見ない!そこに這いつくばっている弱者よりも、強者であるワタシの方が、一緒にいる価値あるだろう!」
「あなたはなにか勘違いをしています。強いから一緒にいるのではなく、そばにいたいから一緒にいるのです。」
私がそう言っても、彼は納得しなかった。否、彼に伝わることはないのだろう。叫び続けていた彼は、突然静かな口調でしゃべりだした。
「フフフ……そうですか。それならば、仕方ないですねぇ。本当はこうするつもりは無かったんですよ。……ダイジョウブです、次目覚めたときにはすべてを忘れているのですから。」
彼がこちらに両手を差し出すと、私の意識が朦朧としだした。動きたくないのに己の体が糸で操られていくように動かされていく。
カイエンは己の計画が成功したと確信して、穏やかに笑っていた。自分の計画が他人に壊されることがないと安心しきっていたのだ。彼の後ろから迫る影には一切気づかないまま、私の体を誘導していた。
「あぁ、回りくどいことなどしないで最初っからこうしとけばよかったです。なにはともあれ、あの時果たせなかった悲願をたっせいさせることができそう……ヴッ!」
グサッ!
光希君がいつの間にかカイエンの後ろへと回り込み、彼の首へとナイフを突き刺した。彼自身、もう限界だったのかそのまま倒れてしまった。
「お前の目的……が、どんな……のかは、理解――できないが、そんなことを……しても……せせらぎの……意志までは……手に入らないぞ……」
「こいつは本当に僕の邪魔をし続けますね。大人しくしとけばよかったものを。」
カイエンがそうため息つきながら言うと、光希君を一撃で仕留めようと勢いよく腕を振り下ろそうとした。
『大人になったら、いろんなところに行こうね。■■ちゃん』
その光景を見た瞬間、私は心の奥底に閉じ込めていた感情が突き出して来た。自分が人間から神となった者であったこと。大切で命を懸けてでも守りたかった親友がいたこと。
その親友が私を攻撃してきた人間から庇って亡くなってしまったこと。
「やめて!……私は、もう二度と大切な人を弔いたくないの‼」
今日は不可思議なことが立て続けに起こり続けている。任務地に到着したときの他の6人の陰陽師の不在、その彼らの不審死に、変異したクルイモノ達。どれか1つ起きただけでも重大な問題だ。
けど、それが目の前の少年が原因なら、今まで起こってきたことにも辻褄が合う。彼が現れた瞬間、変異したクルイモノ達は彼に対し、遜った態度をとっていた。もしかしたら、彼が生み出したのかもしれない。加えて、最高傑作と言っていたところから、あの3人の陰陽師をクルイモノに変異させたのは彼だろう。不審死した残りの3人は適合しなかったのだろう。
もしかしたら、目の前にいる少年も紫色の肌に赤色の瞳を持っているから、彼もまたクルイモノに変異したものなのかもしれない。それでも、分からないことがいくつもある。
彼はなぜ、私達がクルイモノに変異した陰陽師を倒すまで、姿を現さなかったのか?なぜ、クルイモノ達が彼に従っているのか、聞きたいことは山ほどある。でも、私が最も意図を理解できないものがある。
「あなたは、どうして私のことを‘’お姉様‘’と呼ぶの?あなたは私にとって何?」
なぜ、彼は私のことを姉と呼ぶのか?なぜ、私とそっくりな姿をとっているのか?
「それは、貴女自身が思い出さなければなりません。……今は思い出してはないようですね。でも、大丈夫。ここに踏み入れた時点で聞こえてくるはずです。……あぁ、申し遅れましたね。ワタシの名前は‘’カイエン‘’と申します。」
彼がうっとりとした声音でそう言うと、頭の中で知らない声が響き渡る。聞いたことがないはずなのに、沸々と怒りがわいてくるような声が私に向かって攻撃してくる。
『お前がいるせいで、この村では食料が育たん!この疫病神が消え失せろ!』
うるさい。私だって、嫌だ。なんで、そうなっているのかも分からないし、やりたくてやったわけじゃない。
『生贄にするのならちょうどいい娘がいますよ。あの小娘がいいんじゃないですか?この村に厄災を与えるやつを処分できますし、ちょうどいいでしょう。』
うるさい。自分たちが生贄になりたくないからって、他人にその責を押し付けるな!もともと、お前たちがあの子を殺したからだろう‼
待って、あの子って誰のことかしら?本当に私はカイエンが言うように何か忘れているというの?一体、私は何者なの?
「――!せせらぎ!落ち着いてくれ‼目を覚ませ‼」
光希君が私を呼ぶ声で思考の海から現実へと引き戻された。そこにあったのは地獄絵図に相応しい光景だった。
周りにある木々たちは倒れ、中には根元から折れているものもあった。至る所に水の槍が突き刺さっていて、しまいには雷が轟いていた。
誰がこの場所をこんな風にしてしまったの?もしかして……私がやってしまったの?無意識のうちにこの広い範囲を全部?
「せせらぎ。」
「光希君。……っ‼ごめんなさい、ごめんなさい‼なんで、どうして。」
「あぁ、いつものせせらぎだ。俺の……声、ちゃんと……届いて……よか……た。」
光希君が私を呼ぶ声がして、声が聞こえる方に向かった。そこにいたのは肩と腹からおびただしい量の血を垂れ流しながら座り込んでいる光希君だった。
いつの間にか降り始めた雨が私の頬を濡らす。頬に伝うそれはやけに生温かく、私が今ここで生きていることを突きつける。
「大丈夫、……大丈夫。僕は……ここに……いる……よ。離れないから、離れない……から泣かな」
ザッシュ‼
「あぁ、やはり素晴らしい。貴女様の力はいつみても美しい、こんな小僧にはもったいないくらいだ。」
いつの間にか、光希君が私に向かって荒んだ心を癒してくれるような言葉を言いながら私を抱きしめていた。ただ、それだけだったのに。 光希君は斬られた。その証拠に斬られた背中の痛みに彼は悶えている。
一方、光希君を斬りつけたカイエンは私を恍惚な表情で見ていた。彼は私以外何も見えていないのか、それとも見たくないのか、私の近くにいた光希君をぞんざいに投げ飛ばしたのだ。
「なんで……どうして、こんなことしたんですか?光希君が、彼が、この子があなたに何をしたって言うんですか‼」
「なんでって、邪魔だったからに決まっているじゃないですか?ワタシの計画を阻むものはみな邪魔なのです。そんなことよりも、思い出せましたか?」
彼の言っていること、彼が持っている価値観を理解できなかった。目的のためなら、邪魔になる人間をここまで切り捨てることができるのか?聞いているだけで吐き気がする。
「苛立っているでしょう。ワタシを憎んでいるのでしょう。それでいいのです‼その憎しみを、その狂気をもっとさらけ出すのです‼」
カイエンがただただ愉しそうに笑う。その姿は美しい少年というよりも、私欲に取り憑かれた権力者のように見える。
「だって、ワタシはあなたがこの世で最もぬ憎むものであり、もう一人のあなただから。さぁ、ワタシの手を取って‼そうすれば、ワタシたちは新世界へと行ける‼」
彼は自分が私の理解者だという。もう一人の私だという。私自身が彼の持つ狂気に徐々に蝕まれていくのを感じる。
だけど、そんなことはあってはならない。彼は私の大切な人である光希君を傷つけた。この事実を思い出し続けるだけでも、静かに燃えている怒りで、決して彼の狂気に飲み込まれることはない。
私のそんな態度にしびれを切らしたのか、カイエンが突然叫びだした。
「……なぜ!なぜ貴女はワタシを見ない!そこに這いつくばっている弱者よりも、強者であるワタシの方が、一緒にいる価値あるだろう!」
「あなたはなにか勘違いをしています。強いから一緒にいるのではなく、そばにいたいから一緒にいるのです。」
私がそう言っても、彼は納得しなかった。否、彼に伝わることはないのだろう。叫び続けていた彼は、突然静かな口調でしゃべりだした。
「フフフ……そうですか。それならば、仕方ないですねぇ。本当はこうするつもりは無かったんですよ。……ダイジョウブです、次目覚めたときにはすべてを忘れているのですから。」
彼がこちらに両手を差し出すと、私の意識が朦朧としだした。動きたくないのに己の体が糸で操られていくように動かされていく。
カイエンは己の計画が成功したと確信して、穏やかに笑っていた。自分の計画が他人に壊されることがないと安心しきっていたのだ。彼の後ろから迫る影には一切気づかないまま、私の体を誘導していた。
「あぁ、回りくどいことなどしないで最初っからこうしとけばよかったです。なにはともあれ、あの時果たせなかった悲願をたっせいさせることができそう……ヴッ!」
グサッ!
光希君がいつの間にかカイエンの後ろへと回り込み、彼の首へとナイフを突き刺した。彼自身、もう限界だったのかそのまま倒れてしまった。
「お前の目的……が、どんな……のかは、理解――できないが、そんなことを……しても……せせらぎの……意志までは……手に入らないぞ……」
「こいつは本当に僕の邪魔をし続けますね。大人しくしとけばよかったものを。」
カイエンがそうため息つきながら言うと、光希君を一撃で仕留めようと勢いよく腕を振り下ろそうとした。
『大人になったら、いろんなところに行こうね。■■ちゃん』
その光景を見た瞬間、私は心の奥底に閉じ込めていた感情が突き出して来た。自分が人間から神となった者であったこと。大切で命を懸けてでも守りたかった親友がいたこと。
その親友が私を攻撃してきた人間から庇って亡くなってしまったこと。
「やめて!……私は、もう二度と大切な人を弔いたくないの‼」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
異世界転生特典『絶対安全領域(マイホーム)』~家の中にいれば神すら無効化、一歩も出ずに世界最強になりました~
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が転生時に願ったのは、たった一つ。「誰にも邪魔されず、絶対に安全な家で引きこもりたい!」
その切実な願いを聞き入れた神は、ユニークスキル『絶対安全領域(マイホーム)』を授けてくれた。この家の中にいれば、神の干渉すら無効化する究極の無敵空間だ!
「これで理想の怠惰な生活が送れる!」と喜んだのも束の間、追われる王女様が俺の庭に逃げ込んできて……? 面倒だが仕方なく、庭いじりのついでに追手を撃退したら、なぜかここが「聖域」だと勘違いされ、獣人の娘やエルフの学者まで押しかけてきた!
俺は家から出ずに快適なスローライフを送りたいだけなのに! 知らぬ間に世界を救う、無自覚最強の引きこもりファンタジー、開幕!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる