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第一章
第五話
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そこは土煙が立ちこめ、瓦礫が散らばる場所。
爆心地の中心に、かの黒騎士は長剣を振り下ろした体制で固まっていた。
目前の敵を切り裂いた時、目が合った。
白い姿の少女と、目が合った。
いや、その姿を見て、何か、何かが思い出せない記憶の奥底から、溢れ出す感情が意味も分からず荒ぶっていた。
何故?
どうして。
そう思う気持ちがある。
それは怒りか、悲しみか
真っ白な姿の少女など知らない。
記憶に無い相手。
しかもこの手で、この剣で断ち切た相手。
顔が見え無い。
思い出せない何かが胸の奥を締め付ける。
『……ぁ…アァガァアアアアアアア!!』
その姿を現すのなら、化け物の咆哮と呼ぶだろう。
だが何故か、泣いているように見えるかも知れない。
事実…鎧の中で、血の涙を流す、しずく…だった者は泣いていた。
コレが何か、分からない。
自分が何か、分からない。
相手が誰か、分からない。
それでも、手を伸ばさなければ。
守ると決め、何のため?
分からない。
分からない、けれど、何かが…思い出せない記憶の中で心をゆらす。
爆心地の中で、声ともつかぬ咆哮を上げる黒騎士を、遠く近く、その姿を見つめる白衣の化け物と、その助手。
「……ふぅん、変化?何かがあったのかなぁ?」
白衣の化け物は、ケタケタ笑って黒騎士を観察する。
「それにしても、動かないのです。」
助手は不機嫌に、頬を膨らませ足下の小石を蹴飛ばす。
「ん~、少し…いや、かなりの調整が必要かもしれないねぇ、黒騎士…うんうん、色々いじくり回しがいがあるねぇ。」
そうして、白衣の化け物はケタケタ笑っている。
………
……
…
そこは瓦礫の砦。
その最奥。
大量の化け物がいた。
気が付かれないよう、ゆっくりと広がっていく蠢く影。
冥はどろりとした感情とともに殺意も悪意も、何もかもを込めて力の届く範囲の敵を殺していく。
化け物の数が減っていく。
それでも、化け物共は気づかない。
それどころか、親玉…。
サソリの胴体に、大量の目玉をはやした姿の化け物が暴れると、雑魚共が減る。
音と叫び声は向こうの方が上。
だから気が付かれないよう注意して、殺していく。
何匹か、何百匹か、それ以上か。
殺して、殺して、殺し続けて。
灰に変えていく。
………
……
…
「なぜた何故だ何故だアァァァァァ!!」
化け物の親玉。
まるで自分を王とでも言うかのように、瓦礫の中心で荒ぶる化け物。
サソリのような姿の巨大な化け物、ケーファー様…と、呼ばれている巨大な化け物
いくつもの目玉を血走らせて足下の化け物を蹴散らして暴れる。
「クソぁ、くゾが!、どうなっている!!アレはなんだ、何だ、クソ!奴め奴め、なにがおもちゃだァァ!!」
そうして部下なのか化け物のなのか目玉の虫が映し出す光景を、怒り、怒鳴り周囲に当たり散らす。
「ガァ、ハァハァ、クソ!」
目玉の虫のようなスクリーンから見える光景は、黒騎士が暴れると敵味方問わず吹き飛ばず、だが被害で言えば化け物共の方が圧倒的に多く、逆に魔法少女は一人として殺せていない。
だからこそ、怒り、怒鳴りつけているのだ。
だからこそ視野は狭くなり、音は聞こえず聞かず、それに気が付かない。
周囲にいたはずの、己の部下が崩れ落ち灰に変わったのに、気付かない。
「「「ギャアァァァ!!」」」
それは、その場にいた雑魚共の絶叫。
まるで照らし合わせたかのように同時におきた。
化け物の足下が蠢き、いきなり起き上がる。
それは刃のように胴体を貫く。
腕のようなものが首をへし折る。
鎖のようなものが巻き付き締め付け千切り取る。
化け物の親玉、ケーファー様以外のそれなりの力を持つ化け物は殆どこの場にいない。
雑魚共だらけの烏合の衆。
だからだろう、冥が強硬手段を選んだのは。
「何だ、何がおきている!オイ!クソ!クソガァァォ誰だ、どこだ!!、出てこい、デェてェごイィィゴォォラァォ!!」
ケーファー様はその巨大を動かして、空気が震えるほどの咆哮と共に目を血走らせてその爪を振るう。
崩れ、壁に穴が開き、天井が落ちる。
でたらめ暴れ力をふるう。
「クソガァァ!!、コレでどうだ、ヴるぅアァァァァ!!」
ドゴォォォォン!!
その爪を牙を振るい、穿ち壊していく。
周囲の雑魚に構わず、何かがいると言う本能のままに。
殺意の怒りのままに暴れていく。
そして、冥はその光景を影の中から覗いていた。
………
……
…
『…硬い。』
黒い蠢く影が呟く。
────ふむ、あの節足動物モドキの装甲は汝の影では貫けぬようじゃな?
冥は暴れ回る、サソリの怪物?に何度も繰り返すように攻撃を仕掛け続けていた。
『手ならある…』
冥は影の中でそう呟くと、瓦礫の隙間に落ちている鈍器のようなものを見つめる。
────む?まさか物理でも叩き込む気か?
冥の力である影は、あくまでも影と言う性質をもつ、確かに物理的にも実体を伴っているがそれは金属ほどの硬度は無く、さりとて硝子ほど脆くも無い。
それに何度も同じ箇所に攻撃を行っているとそこには小さな傷がつく。
あくまでも生物的な装甲だからこそ、穴でも開ければ、影を差し込める…筈。
すでにいくつもある目玉を狙って攻撃しても、虫のような複眼は同じく硬い。
口の中に影を刺しこもうとしても、完全に閉まっていて入らない。
だからこそだ…。
────むむ…まぁ、汝が決めること、力の相性故、まだ覚醒もしておらず、武器も無し、力も殆ど把握しておらなんだ汝じゃ、多少の無茶も何とか成るだろうて。
『……』
なんか、けっこう聞き捨てならないことを言った。
『…その話…後で詳しく。』
────…ふ、良かろうて。
『……─いく。」
冥は影から、滲み出るように姿を出現させる。
それは真っ白な姿の少女。
影であり、魔法少女としての冥の姿。
冥は足下に転がる鈍器のような物を拾い上げる。
「……もう少し鋭い方が良いかな?」
二度三度振るい、確かめる。
────む?鋭いものか………!。
────見よ、瓦礫の中に落ちている赤い車なるものに、見るからに良さそうなものが有るぞ?。
頭に響く声はそう言った。
瓦礫を背に、顔を覗かせる。
ドゴォォォォン!!
「……ん?」
サソリの怪物、化け物共の親玉は暴れ回っているが…
────そっちでは無い、反対側ぞ。
「……あぁ…ホントだ…確かに、赤い車だ…うん…。」
そこには確かに、消防車が横転した状態で瓦礫に埋まっている。
この裏の世界、異界は現実世界を反転させたような場所だ。
だからこそ現実の建造物から車など様々な物がこちら側にある。
現実世界でも、この車や建造物は存在しているため偽物でも無ければ本物でも無いと言ったところか。
「……斧が一本…持ち手の部分が真ん中から折れてるけど…あ、もう1個バールがあった。」
冥は暴れる巨大サソリの化け物に見つからないように、潰れて捻れた棚のような部分に固定された斧を持つ。
「……こっちの方がなんか良い……ん…両方持って行こう…」
そう言った。
────…。
そして、影を幾つか囮にして、大きく回るように走り出す。
土煙と瓦礫が宙を舞い、冥はそれを避けながら近づいていく。
「!!!ソコッにいダァァのガアァァァァ!!」
ドゴォォォォン!!
走る冥へと叩き付けられる巨大なハサミ。
それは衝撃波と土埃が舞い上がり、さらにもう片方のハサミで叩く。
それは地面を抉り、穿ち土埃が舞い上がる。
だが、こそに冥はいない。
ガァン!!
突然響く、金属同士をぶつけ合ったような音。
ガァン!!
ガァン!!
ガキン!!
何度も同じ音が響く。
「ギィザマァァァァァ!!」
すでに、甲羅の中央に取り憑いた冥が何度も同じ箇所に、鈍器のような物と、手斧?を叩き込む。
叩けば叩くほど傷がつく、ヒビが入る、亀裂が生じる、影を纏わり付けて力で叩き付ける。
「ガアァァァォァァァ」
だか、そう易々とやらせはいないとサソリの尾である槍のような針が冥を襲う。
「ッ!!…」
戦いは、まだ始まったばかり。
爆心地の中心に、かの黒騎士は長剣を振り下ろした体制で固まっていた。
目前の敵を切り裂いた時、目が合った。
白い姿の少女と、目が合った。
いや、その姿を見て、何か、何かが思い出せない記憶の奥底から、溢れ出す感情が意味も分からず荒ぶっていた。
何故?
どうして。
そう思う気持ちがある。
それは怒りか、悲しみか
真っ白な姿の少女など知らない。
記憶に無い相手。
しかもこの手で、この剣で断ち切た相手。
顔が見え無い。
思い出せない何かが胸の奥を締め付ける。
『……ぁ…アァガァアアアアアアア!!』
その姿を現すのなら、化け物の咆哮と呼ぶだろう。
だが何故か、泣いているように見えるかも知れない。
事実…鎧の中で、血の涙を流す、しずく…だった者は泣いていた。
コレが何か、分からない。
自分が何か、分からない。
相手が誰か、分からない。
それでも、手を伸ばさなければ。
守ると決め、何のため?
分からない。
分からない、けれど、何かが…思い出せない記憶の中で心をゆらす。
爆心地の中で、声ともつかぬ咆哮を上げる黒騎士を、遠く近く、その姿を見つめる白衣の化け物と、その助手。
「……ふぅん、変化?何かがあったのかなぁ?」
白衣の化け物は、ケタケタ笑って黒騎士を観察する。
「それにしても、動かないのです。」
助手は不機嫌に、頬を膨らませ足下の小石を蹴飛ばす。
「ん~、少し…いや、かなりの調整が必要かもしれないねぇ、黒騎士…うんうん、色々いじくり回しがいがあるねぇ。」
そうして、白衣の化け物はケタケタ笑っている。
………
……
…
そこは瓦礫の砦。
その最奥。
大量の化け物がいた。
気が付かれないよう、ゆっくりと広がっていく蠢く影。
冥はどろりとした感情とともに殺意も悪意も、何もかもを込めて力の届く範囲の敵を殺していく。
化け物の数が減っていく。
それでも、化け物共は気づかない。
それどころか、親玉…。
サソリの胴体に、大量の目玉をはやした姿の化け物が暴れると、雑魚共が減る。
音と叫び声は向こうの方が上。
だから気が付かれないよう注意して、殺していく。
何匹か、何百匹か、それ以上か。
殺して、殺して、殺し続けて。
灰に変えていく。
………
……
…
「なぜた何故だ何故だアァァァァァ!!」
化け物の親玉。
まるで自分を王とでも言うかのように、瓦礫の中心で荒ぶる化け物。
サソリのような姿の巨大な化け物、ケーファー様…と、呼ばれている巨大な化け物
いくつもの目玉を血走らせて足下の化け物を蹴散らして暴れる。
「クソぁ、くゾが!、どうなっている!!アレはなんだ、何だ、クソ!奴め奴め、なにがおもちゃだァァ!!」
そうして部下なのか化け物のなのか目玉の虫が映し出す光景を、怒り、怒鳴り周囲に当たり散らす。
「ガァ、ハァハァ、クソ!」
目玉の虫のようなスクリーンから見える光景は、黒騎士が暴れると敵味方問わず吹き飛ばず、だが被害で言えば化け物共の方が圧倒的に多く、逆に魔法少女は一人として殺せていない。
だからこそ、怒り、怒鳴りつけているのだ。
だからこそ視野は狭くなり、音は聞こえず聞かず、それに気が付かない。
周囲にいたはずの、己の部下が崩れ落ち灰に変わったのに、気付かない。
「「「ギャアァァァ!!」」」
それは、その場にいた雑魚共の絶叫。
まるで照らし合わせたかのように同時におきた。
化け物の足下が蠢き、いきなり起き上がる。
それは刃のように胴体を貫く。
腕のようなものが首をへし折る。
鎖のようなものが巻き付き締め付け千切り取る。
化け物の親玉、ケーファー様以外のそれなりの力を持つ化け物は殆どこの場にいない。
雑魚共だらけの烏合の衆。
だからだろう、冥が強硬手段を選んだのは。
「何だ、何がおきている!オイ!クソ!クソガァァォ誰だ、どこだ!!、出てこい、デェてェごイィィゴォォラァォ!!」
ケーファー様はその巨大を動かして、空気が震えるほどの咆哮と共に目を血走らせてその爪を振るう。
崩れ、壁に穴が開き、天井が落ちる。
でたらめ暴れ力をふるう。
「クソガァァ!!、コレでどうだ、ヴるぅアァァァァ!!」
ドゴォォォォン!!
その爪を牙を振るい、穿ち壊していく。
周囲の雑魚に構わず、何かがいると言う本能のままに。
殺意の怒りのままに暴れていく。
そして、冥はその光景を影の中から覗いていた。
………
……
…
『…硬い。』
黒い蠢く影が呟く。
────ふむ、あの節足動物モドキの装甲は汝の影では貫けぬようじゃな?
冥は暴れ回る、サソリの怪物?に何度も繰り返すように攻撃を仕掛け続けていた。
『手ならある…』
冥は影の中でそう呟くと、瓦礫の隙間に落ちている鈍器のようなものを見つめる。
────む?まさか物理でも叩き込む気か?
冥の力である影は、あくまでも影と言う性質をもつ、確かに物理的にも実体を伴っているがそれは金属ほどの硬度は無く、さりとて硝子ほど脆くも無い。
それに何度も同じ箇所に攻撃を行っているとそこには小さな傷がつく。
あくまでも生物的な装甲だからこそ、穴でも開ければ、影を差し込める…筈。
すでにいくつもある目玉を狙って攻撃しても、虫のような複眼は同じく硬い。
口の中に影を刺しこもうとしても、完全に閉まっていて入らない。
だからこそだ…。
────むむ…まぁ、汝が決めること、力の相性故、まだ覚醒もしておらず、武器も無し、力も殆ど把握しておらなんだ汝じゃ、多少の無茶も何とか成るだろうて。
『……』
なんか、けっこう聞き捨てならないことを言った。
『…その話…後で詳しく。』
────…ふ、良かろうて。
『……─いく。」
冥は影から、滲み出るように姿を出現させる。
それは真っ白な姿の少女。
影であり、魔法少女としての冥の姿。
冥は足下に転がる鈍器のような物を拾い上げる。
「……もう少し鋭い方が良いかな?」
二度三度振るい、確かめる。
────む?鋭いものか………!。
────見よ、瓦礫の中に落ちている赤い車なるものに、見るからに良さそうなものが有るぞ?。
頭に響く声はそう言った。
瓦礫を背に、顔を覗かせる。
ドゴォォォォン!!
「……ん?」
サソリの怪物、化け物共の親玉は暴れ回っているが…
────そっちでは無い、反対側ぞ。
「……あぁ…ホントだ…確かに、赤い車だ…うん…。」
そこには確かに、消防車が横転した状態で瓦礫に埋まっている。
この裏の世界、異界は現実世界を反転させたような場所だ。
だからこそ現実の建造物から車など様々な物がこちら側にある。
現実世界でも、この車や建造物は存在しているため偽物でも無ければ本物でも無いと言ったところか。
「……斧が一本…持ち手の部分が真ん中から折れてるけど…あ、もう1個バールがあった。」
冥は暴れる巨大サソリの化け物に見つからないように、潰れて捻れた棚のような部分に固定された斧を持つ。
「……こっちの方がなんか良い……ん…両方持って行こう…」
そう言った。
────…。
そして、影を幾つか囮にして、大きく回るように走り出す。
土煙と瓦礫が宙を舞い、冥はそれを避けながら近づいていく。
「!!!ソコッにいダァァのガアァァァァ!!」
ドゴォォォォン!!
走る冥へと叩き付けられる巨大なハサミ。
それは衝撃波と土埃が舞い上がり、さらにもう片方のハサミで叩く。
それは地面を抉り、穿ち土埃が舞い上がる。
だが、こそに冥はいない。
ガァン!!
突然響く、金属同士をぶつけ合ったような音。
ガァン!!
ガァン!!
ガキン!!
何度も同じ音が響く。
「ギィザマァァァァァ!!」
すでに、甲羅の中央に取り憑いた冥が何度も同じ箇所に、鈍器のような物と、手斧?を叩き込む。
叩けば叩くほど傷がつく、ヒビが入る、亀裂が生じる、影を纏わり付けて力で叩き付ける。
「ガアァァァォァァァ」
だか、そう易々とやらせはいないとサソリの尾である槍のような針が冥を襲う。
「ッ!!…」
戦いは、まだ始まったばかり。
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