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転生編
メイキングと転生
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「それじゃ早速、転生の段取りを始めちゃいましょうか」
そう口にした女神は、どこから取り出したのか、手にタブレット端末を持っていた。
画面に視線を落としながら「さてと、どういう体をつくろっかなぁ」などと口にし、指で画面を操作していく。
「あの、何してんですか?」
「う~ん? 今ねぇ、あんたの転生先の体を作ってんのよ…………むぅ~、うまくできないわね。ディー、手伝って」
「はい、分かりました」
ディーは女神の呼びかけにすぐさま応じ、隣に移動した。
二人であーもないこーでもないと議論しながら、天馬の新しい体をメイキングしていく。
と、その様子をしばらく眺めていた天馬だったが、先程の女神の言葉を思い出し、作業を進める彼女達の間に割って入る。
「って、さっきあなた、俺を『何』に転生させるって言ってました?!」
「は? もう忘れたの? 『女神』よ――『め・が・み』!」
「……」
そうだった。
彼女は確かに、天馬を『女神』として転生させると口にしたのだ。
つまりだ、今ここにいる男性としての天馬ではなく、異世界では女性の体に生まれ変わるということ。
その事実に思い至った瞬間、天馬の顔が青く変化した。
「~~っ、やめてください! 仕事でしたら何でも手伝いますから! せめて『男』として転生さて下さい!!」
「無理よ。世界を管理する地母神はそもそも女性……だから、あんたも女である必要があるのよ。だから諦めて、そこで新しい自分ができあがるのを大人しく待ってなさい」
しかし、天馬の訴えは、にべもなく却下されてしまった。
だが、そこで引き下がるわけには行かないと、天馬は主張を続ける。
「じょ、冗談じゃありませんよ! 俺はかれこれ四半世紀を男として生きてきたんですよ?! それなのに、いきなり女になれるわけがないでしょうが!!」
「ああ、もう! あんたさっきからうるさい! 作業の邪魔! 少し黙ってて!!」
「え~……」
なおも食って掛かる天馬だったが、意見を聞き入れては貰えず、一喝される羽目に。
おまけに、彼の意思を無視して、着々と準備が進んでいく。
天馬は、それをただ黙って見ていることしかできなかった。
そんな彼を余所に、女神達はといえば、
「ここのパーツ、もっと整えられないの? これじゃただのデブにしか見えないわよ」とか。
「……これでは些か顔の造形がアンバランスです。女神として送り出すのですから、最低限の容姿は持ってないと」とか。
「あ、でもやっぱり面影は少し残したいわね。全部新しすぎると、逆に不気味じゃない? というわけで、目元を少し弄って……」とか。
「年齢は20代でいきましょう。10代では向こうの住人に舐められるかもしれませんし……実年齢に近い方が、彼も自分の体に慣れる時間も短くて済むでしょう」とか
「あ、能力値も決めないとだめよね。向こうであっさり死なれても困るし、色々と弄っておかないと」
等々、天馬を完全に蚊帳の外に追い出し、二人はゲームキャラでも作るような感覚で、天馬の新しい肉体を創造していく。
「って、いやいや! 無視しないで下さいよ! 俺は嫌ですからね! 女性に生まれ変わるなんて!」
女神達の暴挙を止めようと、天馬は再び食い下がろうと試みる。
しかし、
「あのねぇ! これは決定事項なの! そもそもあんたは私の世界に転生できなかったら魂ごと消滅するしかないのよ?! そのへん理解してる?! 理解できたならそのまま黙って待ってなさい! いい?! これは強制なの!!」
どれだけ訴えようとも、返ってくるのは拒否だけという有様。しかも、聞き逃せない単語まで出てくる始末であった。
「しょ、消滅って……もし、魂が消えたらどうなるんですか……?」
「そんなもの、存在がなくなるんだから輪廻転生も何もかもできなくなるわよ! だから、文句言ってないで現実を受け止めなさい! いいわね?!」
あまりにもあんまりな物言いに、天馬は呆然することしかできなった。
しかし、魂が消滅すると聞かされては、もはや言葉を発することもできなくなってしまう。
――そして、ようやく満足のいくデザインや能力が出来上がたっのか、二人は「よし」と言って同時に頷いて見せた。
「できたわ。これなら向こうでも十分な活動ができるでしょ」
「そうですね…………(もはや面影というものが何処に行ったのかはさておき)…………これでしたら女神として送り出しても恥ずかしくないですね」
ディーが途中で小さく呟いた言葉は、天馬の耳には届かなかった。
ただ、この声が仮に届いていたとしても、何も変わらないのだろうが……
天馬は陰鬱な気分を露骨に放出しながら、ゆっくりと顔を上げる。
「……できちゃったんですか?」
「「ええ(はい)」」
「そうすか……はは」
「これは、もう諦めるしかないのだろうか?」と諦めの極致に追いやられた天馬は、力なく乾いた笑みを漏らした。
「よ~し! それじゃ出来上がった肉体を構成して、転送っと。これでいいわね」
女神はタブレットを軽快に操作し、ポンポンとことは進んでいった。
「あの、ちなみにどんな姿になったのか、見せてもらっていいですか?」
「ダメよ。これは女神しか操作も閲覧もしちゃいけないの。もし無理やり画面を覗き込んだら、頭がパーンってなるわよ」
女神は手を開く動作で、爆発するような様を演出した。
「あ、頭が……パーン?」
「そのままよ。頭が爆発して、あんたの魂は消滅する。だから、こっちを覗き込むんじゃないわよ」
ぞぞっと、背中に寒気が走り、天馬は思わずタブレットから体を遠ざけた。
「そうそう、それが賢明よ。まぁ安心しなさい。女性の体に変わるとは言っても、一応あんたの面影は残せるだけ残したから。その強面を緩和しつつも、特徴を捉えた完璧な仕上がりよ!」
自信満々に胸をそらす女神。
しかし天馬は、そこに不安しか抱けなかった。
「あの、やっぱり男を女性に転生させるのは、色々と間違ってるんじゃ……」
「完璧! なのよ!」
ごり押しで通す気満々の様子の女神に、天馬は「そっすか」と投げやりな返事を返した。もうどうとでもなれという心境である。
しかし、天馬は最後の抵抗とばかりに、一縷の望みをかけて懇願した。
「あの、やっぱり俺じゃ女神なんて無理ですよ。せめて補佐的な立場で男のまま……」
「ああもう! 男なら一度決まったことにグダグダ言わないで従いなさい! 女々しいわね!」
ガツンと完璧に天馬の言い分は却下された。
そもそも、これから相手を女性に転生させようとしている本人が、彼を女々しいと非難するのは、如何なものであろうか。
しかも、成り行きを見守っていたディーからすら「諦めて下さい」とそっけなく言われる始末。
それが完全なトドメの一撃となり、天馬はガックリと項垂れるのであった。
「さ~て、それじゃあんたの覚悟(諦め)も決まったところで、すぐに異世界へ行ってもらうから」
「え? いやいや! ちょっとくらい心の準備を整える時間を下さいよ!」
「ああ、それ無理。私もう有給申請出してるし、あまり世界の管理が遅れると上から文句言われるのよ。だからさっさと向こうに行ってちょうだい。それと、しばらくはディーがあんたの補佐をするから、よろしくね」
女神の言葉に、ディーがぺこりと会釈する。
そして女神は、天馬が全く心構えも何もできていないにも関わらず、ぱちんと指を鳴らす。
途端、天馬の足元に幾何学模様が走ったかと思うと、それらは徐々に一つの円陣を組み立てていき、眩い光を放つ魔方陣へと変化した。
「準備オッケー……それじゃ、あんたを異世界に飛ばすわよ」
「いや、あの! せめて、せめて俺は向こうで最初に何をすればいいかだけ教えて下さいよ!」
「ああ、それだったらまずは……」
女神は少しばかり考える素振りを見せると、天馬にニヤリと顔を向けて、
「とりあえず、自分の新しい体に慣れなさい。仕事はそのあとで適当に、ね」
とだけ言ってきた。
「それだけっすか! もっと具体的なアドバイスとかは?!」
「頑張ってねぇ~」
「丸投げかあんた?! って、ちょっと、まっ! ああああああ~~――っ!!!」
……――。
天馬はいっそう眩しく輝く魔方陣に呑み込まれ、視界が真っ白に変化する。
直後、天馬は浮遊感に包まれ、視界が晴れてきたと思ったら、そこは、
真っ青な快晴と海を望むことができる、空の上だった。
「あ、俺、死んだ……」
そう口にした女神は、どこから取り出したのか、手にタブレット端末を持っていた。
画面に視線を落としながら「さてと、どういう体をつくろっかなぁ」などと口にし、指で画面を操作していく。
「あの、何してんですか?」
「う~ん? 今ねぇ、あんたの転生先の体を作ってんのよ…………むぅ~、うまくできないわね。ディー、手伝って」
「はい、分かりました」
ディーは女神の呼びかけにすぐさま応じ、隣に移動した。
二人であーもないこーでもないと議論しながら、天馬の新しい体をメイキングしていく。
と、その様子をしばらく眺めていた天馬だったが、先程の女神の言葉を思い出し、作業を進める彼女達の間に割って入る。
「って、さっきあなた、俺を『何』に転生させるって言ってました?!」
「は? もう忘れたの? 『女神』よ――『め・が・み』!」
「……」
そうだった。
彼女は確かに、天馬を『女神』として転生させると口にしたのだ。
つまりだ、今ここにいる男性としての天馬ではなく、異世界では女性の体に生まれ変わるということ。
その事実に思い至った瞬間、天馬の顔が青く変化した。
「~~っ、やめてください! 仕事でしたら何でも手伝いますから! せめて『男』として転生さて下さい!!」
「無理よ。世界を管理する地母神はそもそも女性……だから、あんたも女である必要があるのよ。だから諦めて、そこで新しい自分ができあがるのを大人しく待ってなさい」
しかし、天馬の訴えは、にべもなく却下されてしまった。
だが、そこで引き下がるわけには行かないと、天馬は主張を続ける。
「じょ、冗談じゃありませんよ! 俺はかれこれ四半世紀を男として生きてきたんですよ?! それなのに、いきなり女になれるわけがないでしょうが!!」
「ああ、もう! あんたさっきからうるさい! 作業の邪魔! 少し黙ってて!!」
「え~……」
なおも食って掛かる天馬だったが、意見を聞き入れては貰えず、一喝される羽目に。
おまけに、彼の意思を無視して、着々と準備が進んでいく。
天馬は、それをただ黙って見ていることしかできなかった。
そんな彼を余所に、女神達はといえば、
「ここのパーツ、もっと整えられないの? これじゃただのデブにしか見えないわよ」とか。
「……これでは些か顔の造形がアンバランスです。女神として送り出すのですから、最低限の容姿は持ってないと」とか。
「あ、でもやっぱり面影は少し残したいわね。全部新しすぎると、逆に不気味じゃない? というわけで、目元を少し弄って……」とか。
「年齢は20代でいきましょう。10代では向こうの住人に舐められるかもしれませんし……実年齢に近い方が、彼も自分の体に慣れる時間も短くて済むでしょう」とか
「あ、能力値も決めないとだめよね。向こうであっさり死なれても困るし、色々と弄っておかないと」
等々、天馬を完全に蚊帳の外に追い出し、二人はゲームキャラでも作るような感覚で、天馬の新しい肉体を創造していく。
「って、いやいや! 無視しないで下さいよ! 俺は嫌ですからね! 女性に生まれ変わるなんて!」
女神達の暴挙を止めようと、天馬は再び食い下がろうと試みる。
しかし、
「あのねぇ! これは決定事項なの! そもそもあんたは私の世界に転生できなかったら魂ごと消滅するしかないのよ?! そのへん理解してる?! 理解できたならそのまま黙って待ってなさい! いい?! これは強制なの!!」
どれだけ訴えようとも、返ってくるのは拒否だけという有様。しかも、聞き逃せない単語まで出てくる始末であった。
「しょ、消滅って……もし、魂が消えたらどうなるんですか……?」
「そんなもの、存在がなくなるんだから輪廻転生も何もかもできなくなるわよ! だから、文句言ってないで現実を受け止めなさい! いいわね?!」
あまりにもあんまりな物言いに、天馬は呆然することしかできなった。
しかし、魂が消滅すると聞かされては、もはや言葉を発することもできなくなってしまう。
――そして、ようやく満足のいくデザインや能力が出来上がたっのか、二人は「よし」と言って同時に頷いて見せた。
「できたわ。これなら向こうでも十分な活動ができるでしょ」
「そうですね…………(もはや面影というものが何処に行ったのかはさておき)…………これでしたら女神として送り出しても恥ずかしくないですね」
ディーが途中で小さく呟いた言葉は、天馬の耳には届かなかった。
ただ、この声が仮に届いていたとしても、何も変わらないのだろうが……
天馬は陰鬱な気分を露骨に放出しながら、ゆっくりと顔を上げる。
「……できちゃったんですか?」
「「ええ(はい)」」
「そうすか……はは」
「これは、もう諦めるしかないのだろうか?」と諦めの極致に追いやられた天馬は、力なく乾いた笑みを漏らした。
「よ~し! それじゃ出来上がった肉体を構成して、転送っと。これでいいわね」
女神はタブレットを軽快に操作し、ポンポンとことは進んでいった。
「あの、ちなみにどんな姿になったのか、見せてもらっていいですか?」
「ダメよ。これは女神しか操作も閲覧もしちゃいけないの。もし無理やり画面を覗き込んだら、頭がパーンってなるわよ」
女神は手を開く動作で、爆発するような様を演出した。
「あ、頭が……パーン?」
「そのままよ。頭が爆発して、あんたの魂は消滅する。だから、こっちを覗き込むんじゃないわよ」
ぞぞっと、背中に寒気が走り、天馬は思わずタブレットから体を遠ざけた。
「そうそう、それが賢明よ。まぁ安心しなさい。女性の体に変わるとは言っても、一応あんたの面影は残せるだけ残したから。その強面を緩和しつつも、特徴を捉えた完璧な仕上がりよ!」
自信満々に胸をそらす女神。
しかし天馬は、そこに不安しか抱けなかった。
「あの、やっぱり男を女性に転生させるのは、色々と間違ってるんじゃ……」
「完璧! なのよ!」
ごり押しで通す気満々の様子の女神に、天馬は「そっすか」と投げやりな返事を返した。もうどうとでもなれという心境である。
しかし、天馬は最後の抵抗とばかりに、一縷の望みをかけて懇願した。
「あの、やっぱり俺じゃ女神なんて無理ですよ。せめて補佐的な立場で男のまま……」
「ああもう! 男なら一度決まったことにグダグダ言わないで従いなさい! 女々しいわね!」
ガツンと完璧に天馬の言い分は却下された。
そもそも、これから相手を女性に転生させようとしている本人が、彼を女々しいと非難するのは、如何なものであろうか。
しかも、成り行きを見守っていたディーからすら「諦めて下さい」とそっけなく言われる始末。
それが完全なトドメの一撃となり、天馬はガックリと項垂れるのであった。
「さ~て、それじゃあんたの覚悟(諦め)も決まったところで、すぐに異世界へ行ってもらうから」
「え? いやいや! ちょっとくらい心の準備を整える時間を下さいよ!」
「ああ、それ無理。私もう有給申請出してるし、あまり世界の管理が遅れると上から文句言われるのよ。だからさっさと向こうに行ってちょうだい。それと、しばらくはディーがあんたの補佐をするから、よろしくね」
女神の言葉に、ディーがぺこりと会釈する。
そして女神は、天馬が全く心構えも何もできていないにも関わらず、ぱちんと指を鳴らす。
途端、天馬の足元に幾何学模様が走ったかと思うと、それらは徐々に一つの円陣を組み立てていき、眩い光を放つ魔方陣へと変化した。
「準備オッケー……それじゃ、あんたを異世界に飛ばすわよ」
「いや、あの! せめて、せめて俺は向こうで最初に何をすればいいかだけ教えて下さいよ!」
「ああ、それだったらまずは……」
女神は少しばかり考える素振りを見せると、天馬にニヤリと顔を向けて、
「とりあえず、自分の新しい体に慣れなさい。仕事はそのあとで適当に、ね」
とだけ言ってきた。
「それだけっすか! もっと具体的なアドバイスとかは?!」
「頑張ってねぇ~」
「丸投げかあんた?! って、ちょっと、まっ! ああああああ~~――っ!!!」
……――。
天馬はいっそう眩しく輝く魔方陣に呑み込まれ、視界が真っ白に変化する。
直後、天馬は浮遊感に包まれ、視界が晴れてきたと思ったら、そこは、
真っ青な快晴と海を望むことができる、空の上だった。
「あ、俺、死んだ……」
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