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5話
新たな火種
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勝昌初めての戦から、数ヶ月・・・
この間近隣から、様々な文が届いた。
ご機嫌伺い
武器の贈り物等々・・・・
「あーーもうだるいわ~。」
勝昌がうなだれる。
「ちょっと領地の規模が大きくなったからってちょっと政信と、同盟結んだからってなんだよコレは。」
「いや、でも、これは凄まじく良いことですぞ。」
家臣団達が声を揃える。
確かに数ヶ月前まで、滅亡寸前だったのが今ではある程度注目されるまでになってるということだ。
「ワシは其方が心配だぞ。ガハハハーー。また、逃げ出したりしそうだしのー?ガハガハ!」
勝昌は苦笑いするしかない。
政信とは、同盟を結んでは居るが実質家臣筆頭のような存在で、支えてくれている。
「ガハハー!ただ、今日は近くの領主と話し合いだったのー?上手くいくと良いのだが。別に戦をしようという訳でも無ければ、必要以上に仲良くなろうという訳でもないのだから、気楽に話すのだぞ!」
政信は勝昌の緊張をほぐそうとしてくれている。
当の勝昌も、ここ最近は変わろうとしていた。
(僕には、武器を持って戦う才能も勇気も知識もまともにない。ならば、せめて話で上手くもっていくしかない。)
相変わらず弱気な姿勢ではあるが、タイムスリップ当初ほどではない。このまま戦をせずに平和で過ごす事を模索していくつもりであるのだが・・・
そう思い通りにいかないのが、戦国の世というもので・・・
約束の刻を過ぎても一向に現れる気配がないのだ。
「ガハハー。まぁ気長に待って居ればよい。ワシ少し外の空気を吸ってくるぞー。」
しかし、勝昌の頭の中は色んな事を考えてパンク寸前である。(もしかして、道に迷っているのか? それともどこかの領主に襲われた?何処かで怪我をされたのでは・・・)
(おそらく、道に迷われたのだろう。ならば暗くなる前に探さねば!そして見つけて、お礼を言われて、そのまま新たな同盟を、結び。戦をせずに平和に過ごせるぞ!)
勝昌の頭の中は完全にお花畑である。
「直幸さん、兵を十数人連れて様子を見てくる。」
「あっあの?政信様にはお伝えしなくて良いのですか?」
「良い良い。めんどくさいから。ガハガハ言われるの嫌いだからさーーーー。」
「じゃあ直幸さん。留守お願いしまーす。」
こうして、勝昌は、外に出て捜索に出てしまった。
「おーい。勝昌殿~?ガハガハ。結局領主は、まだ来てないのか?」
しかし勝昌がいるはずの部屋に誰もいない。巡回中の兵に声をかける。
「おっおい。勝昌殿はどこに行ったのだ?」
兵が答える。
「何やら客人を探すと、言って外に行かれましたが?」
政信の顔色がみるみるうちに青ざめる。
(そろそろ暗くなるというのに外に出て探すなど甘すぎる。あの、たわけがーーーーー!
「兵をできるだけ集めよ!!勝昌殿が危ないやもしれぬ!!
そう言って勝昌を、追って政信が駆け出して行った。
この間近隣から、様々な文が届いた。
ご機嫌伺い
武器の贈り物等々・・・・
「あーーもうだるいわ~。」
勝昌がうなだれる。
「ちょっと領地の規模が大きくなったからってちょっと政信と、同盟結んだからってなんだよコレは。」
「いや、でも、これは凄まじく良いことですぞ。」
家臣団達が声を揃える。
確かに数ヶ月前まで、滅亡寸前だったのが今ではある程度注目されるまでになってるということだ。
「ワシは其方が心配だぞ。ガハハハーー。また、逃げ出したりしそうだしのー?ガハガハ!」
勝昌は苦笑いするしかない。
政信とは、同盟を結んでは居るが実質家臣筆頭のような存在で、支えてくれている。
「ガハハー!ただ、今日は近くの領主と話し合いだったのー?上手くいくと良いのだが。別に戦をしようという訳でも無ければ、必要以上に仲良くなろうという訳でもないのだから、気楽に話すのだぞ!」
政信は勝昌の緊張をほぐそうとしてくれている。
当の勝昌も、ここ最近は変わろうとしていた。
(僕には、武器を持って戦う才能も勇気も知識もまともにない。ならば、せめて話で上手くもっていくしかない。)
相変わらず弱気な姿勢ではあるが、タイムスリップ当初ほどではない。このまま戦をせずに平和で過ごす事を模索していくつもりであるのだが・・・
そう思い通りにいかないのが、戦国の世というもので・・・
約束の刻を過ぎても一向に現れる気配がないのだ。
「ガハハー。まぁ気長に待って居ればよい。ワシ少し外の空気を吸ってくるぞー。」
しかし、勝昌の頭の中は色んな事を考えてパンク寸前である。(もしかして、道に迷っているのか? それともどこかの領主に襲われた?何処かで怪我をされたのでは・・・)
(おそらく、道に迷われたのだろう。ならば暗くなる前に探さねば!そして見つけて、お礼を言われて、そのまま新たな同盟を、結び。戦をせずに平和に過ごせるぞ!)
勝昌の頭の中は完全にお花畑である。
「直幸さん、兵を十数人連れて様子を見てくる。」
「あっあの?政信様にはお伝えしなくて良いのですか?」
「良い良い。めんどくさいから。ガハガハ言われるの嫌いだからさーーーー。」
「じゃあ直幸さん。留守お願いしまーす。」
こうして、勝昌は、外に出て捜索に出てしまった。
「おーい。勝昌殿~?ガハガハ。結局領主は、まだ来てないのか?」
しかし勝昌がいるはずの部屋に誰もいない。巡回中の兵に声をかける。
「おっおい。勝昌殿はどこに行ったのだ?」
兵が答える。
「何やら客人を探すと、言って外に行かれましたが?」
政信の顔色がみるみるうちに青ざめる。
(そろそろ暗くなるというのに外に出て探すなど甘すぎる。あの、たわけがーーーーー!
「兵をできるだけ集めよ!!勝昌殿が危ないやもしれぬ!!
そう言って勝昌を、追って政信が駆け出して行った。
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