265 / 430
第二部 異世界での訓練
241. 異世界1871日目 再びアルモニアへ
しおりを挟む
ハルアの町を出発してから国境の町タブロムまでやって来た。すぐにアルモニアに入国するつもりだったが、ハクセンも最後だし、紹介状のこともあるので言われていた宿へと向かう。
ここも予想通りの高級宿で、紹介状を出すとすぐに総責任者という肩書きの人がやって来て、そのあとオーナーもやって来た。そして案内された部屋は予想通り破格の部屋だった。もう割り切るしかないよね。これに慣れてしまったら普通の宿とかに泊まれなくなってしまうよ。
ここでは3泊だけにしたが、宿のオーナーから何度ももう少し宿泊してはどうかと言われてしまった。短い滞在の理由はちゃんと連絡すると言うことでやっと引き下がってくれたけどね。
ここでも町の観光と、食材の購入をしていく。さすがに季節的に食材の種類は少ないが、全くないというわけでもないからね。今あるお金のことを考えると多少高くても誤差レベルになってしまうが、ちゃんと引き締めるところは引き締めないといけないからね。
3日目の朝早くに出発したが、今回もホテルの従業員総出という感じでお見送りされるという異様な風景になってしまった。同じ時刻に出発する人も多かったのでかなり目立ってしまったよ。端から見たら「なんであんな若造にへりくだっているんだろう?」という感じだろうね。
朝一でアルモニアに入国してからすぐに町を出る。入国のゲートにはかなりの列が出来ていたが、貴族用のゲートが通れたので助かった。いずれはこういうものもなくなるのかねえ?
今回も折角だからと温泉の町サイノレアに寄っていく。変に気を遣われるのもいやなのでちょっと豪華な部屋をとってチェックインしたんだが、すぐに例の3人が部屋にやって来た。
「なぜ声をかけてくれなかったのですか?」
3人ともちょっと不満そうな顔で言ってきた。
「いやいや、今回は特に珍しいお酒はありませんよ。」
「いえそういう訳ではありませんよ。前のことを考えてもまだお礼をしたりないくらいなのですから。」
「そう言われても前のことで十分満足していますよ。なので今回はちゃんと部屋代は払わせていただきますので。」
「そうですか・・・。
そうだ。お二人が来ることがあればこちらの用意したお酒の試飲会でもしようと話をしていたのですよ。いかがですか?」
「本当ですか!!」
ジェンが食いついている。
「ええ。5泊されるようですので、3日後の夕方からでいかがでしょうか?いろいろなお酒に合うようにつまみもいろいろ準備しますので心配しないでください。」
「ありがとうございます。よろしくお願いしますね。」
やっぱり気が引けると言うことで食事内容はかなり豪華になったが、これは普通にいただくことにした。おかげでここにいる間はかなりだれた生活になってしまったけどしょうがないかな。部屋付きの温泉に入っているとねえ・・・。
「前に泊まったときは私が裸で入ってきたらかなり緊張していたわよね。」
「当たり前だろ。水着でもかなりどきどきしていたのにまさか裸で入ってくるとは思わなかったよ。あのときは自制するのが大変だったんだからな。」
「ふふふ、そうね。でももう自制しなくていいからね・・・。」
「いったな・・・。」
3日後の夕方から3人とも休みを取ったらしく、一緒にお酒を飲むようだ。いいのだろうか?料理は大丈夫なのかと確認したら、すでに大方の準備は終わらせたのであとは弟子達に任せて大丈夫らしい。
「いくつか用意したのですが、残念ながら飲ませたいと思っていたお酒で手に入らなかったものがありました。サビオニアの情勢の関係なんですけどね。」
「サビオニアのお酒だったら有名どころは買ってきていますよ。前に教えてもらったものはだいたいあります。」
「ええっ!?サビオニアに行かれていたんですか?」
「ええ、革命の前に購入したものもありますし、そのあとでもいろいろと融通してくれた人がいたので助かりました。特におすすめというお酒もありますので少し出しましょうか?」
「おお、ありがとうございます。もうしばらくしたら流通も始まるとは思うのですが、いくつかのお酒はもう造られなくなったと聞いていますよ。」
ジェンはあの国でもかなり酒を買いあさっていたからなあ。たしかに貴族が法外なお金をかけて作っていたようなものもあったから、さすがに国が変わったらあれを作れないだろうな。あのとき買っていて正解だったのかな?
あのときハクさんに言って集めてもらっていたもんなあ。押収したお酒の一部を安く譲ってくれたものもあったようだし、今の話だと元値は半端なく高かったのかもしれないね。
いろいろとお酒を試飲しながら感想を言い合っている。ジェンもかなり楽しそうだが、宿の三人もかなりテンションが高い。本当にお酒が好きなんだろうな。夕方から始まったのに、夜遅くまでやっていたからね。まあ自分も付き合ったけど、酒談義にはあまり関わらなかったよ。
~ハスカルSide~
例の二人がやって来たのに特に何も言われなかったので部屋に押しかけてしまった。受付の者が気を遣って連絡してくれたので助かった。もう十分にお返しはしてもらったと言われたのでそこは引き下がったが、食事などについては十分サービスさせてもらった。
前にやろうと話していた試飲会は楽しかった。ジェニファーさんはナンホウ大陸でいろいろとお酒を仕入れてきたようだが、そのときに私の肩書きの名刺が役に立ったとお礼を言われてしまった。
サビオニアの名酒は今回の革命でかなりの数が生産不可能となったと聞いていた。採算度外視のお酒もあったし、今回の革命の戦闘で設備や農園がやられてしまったこともあるようだ。
ジェニファーさんは革命前にこれらのお酒の大半をかなりの量仕入れていたらしく、その中からほしいお酒を1本ずつ譲ってくれた。色を付けて支払いをしたが、今後はさらに値段が上がって行くだろうな。
ただこんなに簡単に渡してくるなんて、いったいどのくらい買い込んでいたのだろうな。それ以前にそんなに流通しているわけでもなかったと思うのだが、よく手に入れたものだ。しかもかなりの年代物まで持っていたからな。他の二人もかなり驚いていたくらいだ。
おかげでいろいろと楽しんでもらう試飲会が、こちらが楽しむ試飲会になってしまった。接待するつもりだったのに接待されたような感じだ。なのでこちらからもジェンさんの持っていない秘蔵のお酒を渡したが、かなり喜んでもらえて良かったよ。
ここも予想通りの高級宿で、紹介状を出すとすぐに総責任者という肩書きの人がやって来て、そのあとオーナーもやって来た。そして案内された部屋は予想通り破格の部屋だった。もう割り切るしかないよね。これに慣れてしまったら普通の宿とかに泊まれなくなってしまうよ。
ここでは3泊だけにしたが、宿のオーナーから何度ももう少し宿泊してはどうかと言われてしまった。短い滞在の理由はちゃんと連絡すると言うことでやっと引き下がってくれたけどね。
ここでも町の観光と、食材の購入をしていく。さすがに季節的に食材の種類は少ないが、全くないというわけでもないからね。今あるお金のことを考えると多少高くても誤差レベルになってしまうが、ちゃんと引き締めるところは引き締めないといけないからね。
3日目の朝早くに出発したが、今回もホテルの従業員総出という感じでお見送りされるという異様な風景になってしまった。同じ時刻に出発する人も多かったのでかなり目立ってしまったよ。端から見たら「なんであんな若造にへりくだっているんだろう?」という感じだろうね。
朝一でアルモニアに入国してからすぐに町を出る。入国のゲートにはかなりの列が出来ていたが、貴族用のゲートが通れたので助かった。いずれはこういうものもなくなるのかねえ?
今回も折角だからと温泉の町サイノレアに寄っていく。変に気を遣われるのもいやなのでちょっと豪華な部屋をとってチェックインしたんだが、すぐに例の3人が部屋にやって来た。
「なぜ声をかけてくれなかったのですか?」
3人ともちょっと不満そうな顔で言ってきた。
「いやいや、今回は特に珍しいお酒はありませんよ。」
「いえそういう訳ではありませんよ。前のことを考えてもまだお礼をしたりないくらいなのですから。」
「そう言われても前のことで十分満足していますよ。なので今回はちゃんと部屋代は払わせていただきますので。」
「そうですか・・・。
そうだ。お二人が来ることがあればこちらの用意したお酒の試飲会でもしようと話をしていたのですよ。いかがですか?」
「本当ですか!!」
ジェンが食いついている。
「ええ。5泊されるようですので、3日後の夕方からでいかがでしょうか?いろいろなお酒に合うようにつまみもいろいろ準備しますので心配しないでください。」
「ありがとうございます。よろしくお願いしますね。」
やっぱり気が引けると言うことで食事内容はかなり豪華になったが、これは普通にいただくことにした。おかげでここにいる間はかなりだれた生活になってしまったけどしょうがないかな。部屋付きの温泉に入っているとねえ・・・。
「前に泊まったときは私が裸で入ってきたらかなり緊張していたわよね。」
「当たり前だろ。水着でもかなりどきどきしていたのにまさか裸で入ってくるとは思わなかったよ。あのときは自制するのが大変だったんだからな。」
「ふふふ、そうね。でももう自制しなくていいからね・・・。」
「いったな・・・。」
3日後の夕方から3人とも休みを取ったらしく、一緒にお酒を飲むようだ。いいのだろうか?料理は大丈夫なのかと確認したら、すでに大方の準備は終わらせたのであとは弟子達に任せて大丈夫らしい。
「いくつか用意したのですが、残念ながら飲ませたいと思っていたお酒で手に入らなかったものがありました。サビオニアの情勢の関係なんですけどね。」
「サビオニアのお酒だったら有名どころは買ってきていますよ。前に教えてもらったものはだいたいあります。」
「ええっ!?サビオニアに行かれていたんですか?」
「ええ、革命の前に購入したものもありますし、そのあとでもいろいろと融通してくれた人がいたので助かりました。特におすすめというお酒もありますので少し出しましょうか?」
「おお、ありがとうございます。もうしばらくしたら流通も始まるとは思うのですが、いくつかのお酒はもう造られなくなったと聞いていますよ。」
ジェンはあの国でもかなり酒を買いあさっていたからなあ。たしかに貴族が法外なお金をかけて作っていたようなものもあったから、さすがに国が変わったらあれを作れないだろうな。あのとき買っていて正解だったのかな?
あのときハクさんに言って集めてもらっていたもんなあ。押収したお酒の一部を安く譲ってくれたものもあったようだし、今の話だと元値は半端なく高かったのかもしれないね。
いろいろとお酒を試飲しながら感想を言い合っている。ジェンもかなり楽しそうだが、宿の三人もかなりテンションが高い。本当にお酒が好きなんだろうな。夕方から始まったのに、夜遅くまでやっていたからね。まあ自分も付き合ったけど、酒談義にはあまり関わらなかったよ。
~ハスカルSide~
例の二人がやって来たのに特に何も言われなかったので部屋に押しかけてしまった。受付の者が気を遣って連絡してくれたので助かった。もう十分にお返しはしてもらったと言われたのでそこは引き下がったが、食事などについては十分サービスさせてもらった。
前にやろうと話していた試飲会は楽しかった。ジェニファーさんはナンホウ大陸でいろいろとお酒を仕入れてきたようだが、そのときに私の肩書きの名刺が役に立ったとお礼を言われてしまった。
サビオニアの名酒は今回の革命でかなりの数が生産不可能となったと聞いていた。採算度外視のお酒もあったし、今回の革命の戦闘で設備や農園がやられてしまったこともあるようだ。
ジェニファーさんは革命前にこれらのお酒の大半をかなりの量仕入れていたらしく、その中からほしいお酒を1本ずつ譲ってくれた。色を付けて支払いをしたが、今後はさらに値段が上がって行くだろうな。
ただこんなに簡単に渡してくるなんて、いったいどのくらい買い込んでいたのだろうな。それ以前にそんなに流通しているわけでもなかったと思うのだが、よく手に入れたものだ。しかもかなりの年代物まで持っていたからな。他の二人もかなり驚いていたくらいだ。
おかげでいろいろと楽しんでもらう試飲会が、こちらが楽しむ試飲会になってしまった。接待するつもりだったのに接待されたような感じだ。なのでこちらからもジェンさんの持っていない秘蔵のお酒を渡したが、かなり喜んでもらえて良かったよ。
14
あなたにおすすめの小説
異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 番外編『旅日記』
アーエル
ファンタジー
カクヨムさん→小説家になろうさんで連載(完結済)していた
【 異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 】の番外編です。
カクヨム版の
分割投稿となりますので
一話が長かったり短かったりしています。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
おいでよ!死にゲーの森~異世界転生したら地獄のような死にゲーファンタジー世界だったが俺のステータスとスキルだけがスローライフゲーム仕様
あけちともあき
ファンタジー
上澄タマルは過労死した。
死に際にスローライフを夢見た彼が目覚めた時、そこはファンタジー世界だった。
「異世界転生……!? 俺のスローライフの夢が叶うのか!」
だが、その世界はダークファンタジーばりばり。
人々が争い、魔が跳梁跋扈し、天はかき曇り地は荒れ果て、死と滅びがすぐ隣りにあるような地獄だった。
こんな世界でタマルが手にしたスキルは、スローライフ。
あらゆる環境でスローライフを敢行するためのスキルである。
ダンジョンを採掘して素材を得、毒沼を干拓して畑にし、モンスターを捕獲して飼いならす。
死にゲー世界よ、これがほんわかスローライフの力だ!
タマルを異世界に呼び込んだ謎の神ヌキチータ。
様々な道具を売ってくれ、何でも買い取ってくれる怪しい双子の魔人が経営する店。
世界の異形をコレクションし、タマルのゲットしたモンスターやアイテムたちを寄付できる博物館。
地獄のような世界をスローライフで侵食しながら、タマルのドキドキワクワクの日常が始まる。
駆け落ち男女の気ままな異世界スローライフ
壬黎ハルキ
ファンタジー
それは、少年が高校を卒業した直後のことだった。
幼なじみでお嬢様な少女から、夕暮れの公園のど真ん中で叫ばれた。
「知らない御曹司と結婚するなんて絶対イヤ! このまま世界の果てまで逃げたいわ!」
泣きじゃくる彼女に、彼は言った。
「俺、これから異世界に移住するんだけど、良かったら一緒に来る?」
「行くわ! ついでに私の全部をアンタにあげる! 一生大事にしなさいよね!」
そんな感じで駆け落ちした二人が、異世界でのんびりと暮らしていく物語。
※2019年10月、完結しました。
※小説家になろう、カクヨムにも公開しています。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる