デスゲームを終えてから500年後の未来に転生した

アストレイ

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北東のダンジョン

1つ目のダンジョン攻略開始

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 俺たちは村を出てダンジョン攻略に向かった。
道中にモンスターと出会って交戦したが、何事もなく倒して前へ進んだ。
それでダンジョンの入り口へと到着した。
そこで多くの騎士たちと冒険者たちがいた。
冒険者たちはすでに疲弊していた。これまでずっとダンジョンからモンスターを出さなかったから疲れているのだろう。
騎士はダンジョン入り口のテントを立てて拠点を作っていた。
騎士の一人が俺たちのこと気が付き話しかけてきた。

「君たちここは危険だ。早く近くの村に避難して方がいい」

どうやら俺をただの旅人と勘違いしているようだ。
この話を聞きつけた冒険者の一人がこちらにやってきた。
その人も他の冒険者と変わらずかなり疲れている。

「お前、エリンか」

その冒険者はエリンと面識があるようだ。
エリンもその冒険者を見て知り合いだと気づいたようだ。

「もしかしてベカズさん?」
「そうだ。よく来た。増援はお前だったのか。どうやらそこの男とコンビを組んでいるんだな。護衛依頼中か、こんなところにきて大丈夫か?」

この冒険者はベカズというのか、それと護衛依頼と勘違いしているが俺たちはパーティだ。

「ええ、大丈夫ですよ。それと臨時パーティを組んでいるだけですよ。言って悪いんですがこの中で僕が一番弱いですよ」
「馬鹿な!?お前ほどのLvを持つ奴が弱いだなんておかしいじゃないか」

エリンのLvが高いのを知りっているようだ。
過去にパーティでも組んだことでもあるんだろうか。

「こちらのヒルロップ殿は過去に軍にいた人で戦いにおいてLvが上の相手でも勝つ方法を熟知されています。こちらの女性は僕よりもLvが上であの『クリエイターズ』と直接取引できる人物です」
「この別嬪さん。ものすごい人だな。『クリエイターズ』と直接取引できるなんてどこかの商会ぐらいなもんだ」
「こちらの女の子は・・・」

俺の紹介ところでなぜ止まる。なんて紹介しようか迷っているのか。そりゃあ、『ナンバーズ』№ⅩⅢを倒した人物、長年探していた『クリエイターズ』の主なんて紹介できないよな。元貴族ぐらいしか紹介できないか。でも俺が元貴族だってことは知っていないと言えないな。どうやって紹介するつもりだ。

「この女の子がどうかしたのか?」
「ええ、ちょっとなんて紹介しようか迷ってしまって」
「それだけ特徴がないのか?」
「いえ、特徴があるのかないのか聞かれるとありすぎると言えるでしょう。しかし、内容が表には出して行けないものなので言えないんです」
「なんかやばそうなやつとでも思っておけばいいか」
「危険人物ではないのですが、マチカネタ伯爵に認められるほどの実力者ということだけわかっていただければいいです」

なるほど貴族に認められるほどの実力者、そういう紹介でいけるのか。それで相手が納得するのか?

「ほぉ~、貴族に認められるとはそれはすごいな。でも、強いのか?」
「強さは強すぎるの一言に尽きます。そう言える理由は、すみません。言えません。あと、モンスターの知識が豊富です」
「わかった。強いのとモンスターの知識が豊富ならそれでいい。エリンたちもダンジョンからモンスターを出さないように力を貸してくれ」
「そのつもりです」

話はおわりベカズは冒険者たちがたまっている場所へと行き、俺たちが来たこと伝える。
疲弊して疲れているのに重い腰を上げるかのように次々と立ち上がる。
だが、騎士の一人が慌てた。
どうしたのかと思ったら、どうやらこれまでずっと足止めしてくれていたから1日休んでいてほしいとのことだった。1日休んでどうにかできるとは思ないが、ここまで頑張ってくれたんだ1日休むぐらいしてもらって明日から頑張ってくれた方が疲れをためるよりましだろう。
それに騎士だけなら漆黒の牙がいるかどうかわかるしこちらの方がありがたい。

「さて、俺たちはダンジョンに入るか」
「ダメです。冒険者の方たちは疲れを取るために1日ゆっくりしてください」

まだいたのかこの騎士、俺たちが冒険者だとわかったら自分の持ち場に戻ればいいのに、なぜ止める。

「俺たちは来たばっかりだ。そこまで疲れているわけじゃない」
「それでも」
「待て、ここからは私が話をしよう。君は持ち場に戻りない」

新たに騎士が近づいてきた。ここにいた騎士は一度敬礼してから下がっていった。
近づいてきた騎士はなんか偉い地位にいそうな人物だった。もしかしてSNSの幹部の一人か。

「いや、すまないね。騎士である以上は形式上は止めなければならないのでね」
「それはわかるのう。軍にいた時、上の命令は絶対じゃったからのう」
「わかっていただけますか。ありがたいです。私の一存であなた方は入っていいことにします」
「こういうのは普通止めるものなんじゃ」
「彼らは我々が来るまで耐えしのいでくれていたんだ。我々的には死んでほしくない。だが、君たちはここで何もしていない。それゆえに君たちが中に入って死んでも構わない」

俺たちが勝手に中に入っても知らぬ存ぜぬって感じか。ベカズたちはここでずっとモンスターを止めてくれていたおかげでモンスターたちが氾濫を起こしていないから恩を感じているってところだろうか。
まぁ、中に入っていいなら入らせてもらうけど。
今回はダンジョンなんだ。これまで戦ってきた場所と違って制限が解消される。思いっきり暴れられる。
今回は最初から鎧、いや、シンデレラグレイを装備していくぞ。
ダンジョンのいいところは中でどれだけ暴れたとしても崩壊しないことだ。
流石に下水とかで全力を出すと天井とか崩れるから出せなかったけど、ダンジョンはどんだけ暴れても壁とか天井が崩れることはない。ゲームだった頃の話だけど。多分そこは変わっていないと思う。

 俺はシンデレラグレイを装備した。
いきなり装備したことでライラたちは驚いた。

「テレサ、いきなり全力全開とかありえないでしょ」
「久々に思いっきり暴れたい気分なんだ。これまでは天井が崩れるなどあって力をセーブしてきたけど、ここではする気はない。一気に終わらせて次に行くぞ」
「本気で言っているのかのう」
「どこもかしこも人手不足です。早く終わらせた方がいいのはわかりますし」
「仕方ないかのう」

ライラたちは俺についていくことにした。
俺は階級が高そうな騎士に一言声をかけていった。

「それじゃ、俺たちはダンジョンに行かせもらうぜ」
「死んでも我々は感知しませんからご自由に」

俺はスラスターを点火して一気にダンジョンの入り口を越えていく。
ライラたちははっきり言って置き去りにしている。

「待って!」
「待ちなさいよ!」
「一人で行くでない」

ライラたちもテレサに続くようにダンジョンに入っていった。
階級が高そうな騎士はテレサがとんで行った後をただ見ていた。
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