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それぞれの朝
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俊輔が薄らと目を開けると自分の部屋の天井が見えた。
朝早い時間独特の日差しが開け放たれた窓から差し込んでいる。
いつも枕元に充電してあるはずのスマホを探すが見当たらず、身体を起こすと別の誰かの寝息が耳に届いき、ベットの下を見るとソファーのクッションを枕に薫が眠っている。
───昨日……泊まってったんだっけ……
そこで初めて葵から連絡が来た後の記憶がぼやけていることに気付いた。
夕飯を食べた記憶もシャワーを浴びた記憶も無い……。
薫を起こそうか迷って時計を見ると5時にもなっておらず、やめてキッチンへ向かった。
───やっぱり……
夕食を食べた跡がないどころか、料理がそのままフライパンに残っている。
──葵から連絡が来て……また発作を起こしたんだ……。
俊輔は大きなため息をついた。
──薬が変わってから大分落ち着いていたのに……葵のことまだ引きずってる……。
ソファーにスマホが投げ出されていて手に取りロックを外すと、葵とのラインが開かれたままになっていた。
『ごめん、今日藤井さんちに泊まる』
葵のラインが目に入り不意に葵の艶めかし声が頭に蘇った。
──きっと…………昨日も…………
そう思った瞬間、急に胃がムカつき俊輔は顔を歪め、口を抑えると洗面台へ走り空っぽの胃から胃液だけを吐き出した。
顔を起こすと鏡に真っ青な顔の自分が映っている。
鏡を前にしばらく考え込んでいたが、シャワーを浴びる支度をして浴室へと向かった。
朝早い時間独特の日差しが開け放たれた窓から差し込んでいる。
いつも枕元に充電してあるはずのスマホを探すが見当たらず、身体を起こすと別の誰かの寝息が耳に届いき、ベットの下を見るとソファーのクッションを枕に薫が眠っている。
───昨日……泊まってったんだっけ……
そこで初めて葵から連絡が来た後の記憶がぼやけていることに気付いた。
夕飯を食べた記憶もシャワーを浴びた記憶も無い……。
薫を起こそうか迷って時計を見ると5時にもなっておらず、やめてキッチンへ向かった。
───やっぱり……
夕食を食べた跡がないどころか、料理がそのままフライパンに残っている。
──葵から連絡が来て……また発作を起こしたんだ……。
俊輔は大きなため息をついた。
──薬が変わってから大分落ち着いていたのに……葵のことまだ引きずってる……。
ソファーにスマホが投げ出されていて手に取りロックを外すと、葵とのラインが開かれたままになっていた。
『ごめん、今日藤井さんちに泊まる』
葵のラインが目に入り不意に葵の艶めかし声が頭に蘇った。
──きっと…………昨日も…………
そう思った瞬間、急に胃がムカつき俊輔は顔を歪め、口を抑えると洗面台へ走り空っぽの胃から胃液だけを吐き出した。
顔を起こすと鏡に真っ青な顔の自分が映っている。
鏡を前にしばらく考え込んでいたが、シャワーを浴びる支度をして浴室へと向かった。
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