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怯えるプレゼント ※性描写あります
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玄関が開く音がして、しのぶが帰ってきたのが分かる……。
そしてリビングのドアを開けて……
足音が止まった。
そりゃそうだ。突然部屋にこんなデカい箱があれば誰だって怪しむ……。
俺は声に出さない様に頭の中で呪文を繰り返した。
しかし……緊張で手が震えるし、座りっぱなしで足は痺れるしで……
もう何もかも無理だと絶望する俺と、ミッションを達成しなければと思う俺が心の中で葛藤を始める。
そしてそうこうしてるうちに箱の蓋が開けられ……
「───先輩──!?」
俺を見つけて唖然とする忍の顔を見ながら
「……た…………誕生日…………おめでとう……」
まるで捨てられた猫の如く、箱の隅で怯えきった俺は……消え入る様な声を絞り出した……。
「……何があったんですか…………?」
足が痺れて動けない俺を助け出しながら、忍が俺の顔を覗き込んだ。
そこで……俺はやっと正気に戻った……。
イヤ……どうせなら戻らない方が良かったのかもしれない……。
こんなヤバい格好で冷静になるくらいなら、いっそ最後まで魔法に掛かっていたかった……。
その時の俺は、何故小林に相談してしまったのか……後悔しか無かった。
「…………ごめん……すぐ着替えるから……」
落ち込んだまま、やっと立ち上がり寝室へ向かおうとして、まだ痺れの取れない足がツマづき転びかけた。
そして───忍が俺の身体を抱きとめる。
「───大丈夫ですか?」
触れそうな程近付いた忍の顔が……ほんのりと赤くなって微かにアルコールの匂いがする。
「……なんで着替えるんですか……?……先輩からの…………プレゼントなんですよね?」
アルコールのせいか、潤んだ瞳に見つめられ顔が熱くなる……。
「……おれの為だけに……こんな可愛い格好……してくれたんですよね?」
「………………ちッッ違っ…──」
「違わないですよね?」
思わずいつも通り憎まれ口を叩こうとした俺を忍が遮る…………。
「……光流………………可愛い……」
いつもなら……“あの時” だけのハズが、いきなり名前を呼び捨てにされ、艶っぽい目で見つめられ…………思わず身体が熱くなった。
───待て待て待て俺ッッ!ここで勃つのはマズイだろッッ!!
今ですら忍の腕の中でスカートが捲れない様に手で抑えて隠してるってのに……
この上勃起なんかしたら…………。
二十歳過ぎた男が、乳首丸見えの今にも息子が顔を覗かせそうなミニのドレスを着て……
挙句……勃起とか………………。
───完全な変出者じゃねぇかッッ!
考えただけで恥ずかしくて泣けてくる……。
それなのに……俺のそんな気持ちも知らず………下の俺は忍に愛される気満々になっていく……。
俺はとにかくこの場を逃げ出したかった。
「──あの……でもッ………やっぱり……着替えはした方が……あ……ほら……だから………」
しどろもどろになる俺に忍はフッと優しく笑うと思い切り抱きしめた。
「…………おれは…すごい嬉しいよ。……おれの為に頑張ってくれたんだなって……光流、女装するの大嫌いだもんね…………それなのにおれの為に……してくれたんでしょ?──その気持ちが……すごい…………嬉しい…………」
忍の優しい声が……照れくさくて……でも
───嬉しいって言ってくれて良かった……。
俺も忍の背中に腕を回した。
「……今日、光流実家行くって言ってたから…あー今日は1人なんかな……って……仕方ないけど、誕生日……一緒にいたかったな……って思ってたから……めちゃくちゃ嬉しい…………」
「……それで……酒飲んだの?」
いつもより強く抱きしめる忍に、いくらサプライズの為と言えど寂しい思いをさせていたんだ……と胸が痛んだ。
「……うん。……小林先輩も飲め飲めって言うし……帰ったところで1人なんだって思ってたから……」
───え………………?今「小林先輩も飲め飲めって言うし」……忍……そう言ったか……?
「……し……忍…………どれくらい飲んだの?」
思わず声が裏返った。
過去の記憶が蘇る…………。
「……そんな……飲んでない。多分……ビール7…8杯……くらいかな……その後……少し日本酒飲んだけど………」
───命が惜しかったら忍を酔っ払わせてはいけない───
過去そう思った事を思い出す……。
そして思い切り俺を抱きしめる忍に微かな期待と恐怖心が湧き上がる……。
「……し………忍…………?……酔ってる……?」
忍は酒に強く……そして弱い……ビールや中ハイの2、3杯なら何の問題も無い。
しかし……一定量以上飲むと……人間が変わる……。
しかも、それは突然……そして静かに訪れるから周りは一切分からないのだ……。
まだ同棲し始めた頃、数回、酔っ払った忍に『殺意でもあるのか!?』と思う程…………俺は犯されたことがある…………。
そうなると俺が怒鳴ろうが喚こうがやめてくれない。
そしてその後数日動けなくなる俺に、忍はひたすら謝る……。
だから2人で約束した。
──『アルコールは3杯まで……』と……──
それ以降忍がそれ以上飲むことは決して無く、完全に侮っていた……。
それに……それは小林も知ってるハズで………。
「…………酔ってない…………」
そう言いながら抱きしめる力がグッと増す……。
───マ……マズイ…………
「……忍!?……と……とりあえず……シャワー浴びたら?」
とにかく忍の酔いを少しでも冷まさなければ…。
そう思って俺が腕の中から抜け出そうとするもんだから、忍はまだ抱きしめる腕に力を加える。
「…………光流…………」
微かに怯える俺の瞳を、忍の潤んだ眼差しが逃がす訳が無い……。
「……大好き…………」
そう言って口付ける忍を……俺も……拒絶出来る訳が無かった…………。
キスと同時に始まる愛撫がいつもより卑猥に感じる。
しかもこの後自分に起こるであろう……あの恐怖を含んだ淫らな時間を……夢中になって俺の身体を貪る忍を想像して………
それだけで俺の身体は完全に反応していた……。
「────ンんッッ………………ぁッ……」
忍の長い指が遠慮なく俺の奥をかき乱す。
俺の息遣いだけが響く部屋でソファーを背もたれ代わりに床に座らされ、ドレスで隠されることすら無くなった、完全に昂りきっている自分のソレがビクビクと感じる度に震えるのか見える……。
「────ャダ………………」
恥ずかしくて顔を逸らす度に俺にキスをして
「……ちゃんと見て…………」
忍が耳元で囁く……。
「……光流…………めちゃくちゃ……エロい………」
忍の言葉が恥ずかしくて……
指を動かす度に自分の身体からでる音も……
それにまた感じている自分にも…………
「……もぅ……ヤダぁ…………」
早く挿れて欲しくて忍の腕を掴み、ずっと俺を凝視している瞳を見つめた。
恥ずかしさも手伝ってか……いつもよりずっと早く忍が欲しくなっている。
「……ダメ………もっとちゃんと……エロい光流…見せて……」
忍の唇がまた俺の口を塞ぎ、舌を激しく絡ませる……。
「───ん…ん…………」
そして忍を掴んでいた俺の手を優しく離すと、ドレスの裾から出ている、じんわりと我慢しきれなくなっている俺のソレへと触れさせた。
「───自分でやって…………?」
また耳元で囁かれ、暖かい舌が耳をなぞる……。
「…………ヤ……ッ………………」
もう恥ずかしくて仕方がないハズなのに…………
そんな言葉にも感じてしまっていることが隠せない。
「……光流の…………見せて……」
言葉と同時に俺の中の指が激しさを増し、我慢しきれなくなった俺は忍に言われた通り自分のソレを扱き始めた。
「…………ん……ぁ…………ぃい…………」
クチュクチュという、俺の身体がたてる音と自分の激しい息遣いが耳元で聞こえる……。
「…………忍………」
その間、俺は何度も忍の名前を呼び、その度に忍は俺にキスを重ね……耳元で囁いた。
ただ…………忍がずっと見ていてくれることが嬉しくて………それが異様に気持ちを高揚させた。
「───忍…………ダメ…………イキそう……」
哀願する俺の頬に優しく触れながら
「いいよ……。見てるからイキな……」
「───忍ぅぅ………………」
「光流………我慢しないでイキな……おれも……光流見てるだけでイきそう………」
優しく頬にキスしながら
「めちゃくちゃエロくて……すげぇ可愛いよ……」
囁かれた言葉についに我慢しきれなくなった俺は
「────ンッッ………………」
ドレスに白濁を吐き出した。
───人前で…………しかも……忍の前で……オナニーしちゃった…………。
そう気付き……頭にまた血が昇った。
逃げ出したい様な……隠れたい様な衝動に駆られた俺を、忍がキツく抱きしめる。
「光流のオナニー…………すげぇエロかった……」
そう言われて今イッタばかりの身体が、また熱くなる。
「照れ屋の光流がよく頑張りました」
忍の手が優しく俺の頭を撫でる。
「───次はもっと……気持ちよくしてあげる」
パンツのボタンを外し、いつもよりまだ大きく昂った自分のソレを、体勢を変えること無く俺の中へ挿れる……。
「───あっ……ンッッ……!!……」
そしてリビングのドアを開けて……
足音が止まった。
そりゃそうだ。突然部屋にこんなデカい箱があれば誰だって怪しむ……。
俺は声に出さない様に頭の中で呪文を繰り返した。
しかし……緊張で手が震えるし、座りっぱなしで足は痺れるしで……
もう何もかも無理だと絶望する俺と、ミッションを達成しなければと思う俺が心の中で葛藤を始める。
そしてそうこうしてるうちに箱の蓋が開けられ……
「───先輩──!?」
俺を見つけて唖然とする忍の顔を見ながら
「……た…………誕生日…………おめでとう……」
まるで捨てられた猫の如く、箱の隅で怯えきった俺は……消え入る様な声を絞り出した……。
「……何があったんですか…………?」
足が痺れて動けない俺を助け出しながら、忍が俺の顔を覗き込んだ。
そこで……俺はやっと正気に戻った……。
イヤ……どうせなら戻らない方が良かったのかもしれない……。
こんなヤバい格好で冷静になるくらいなら、いっそ最後まで魔法に掛かっていたかった……。
その時の俺は、何故小林に相談してしまったのか……後悔しか無かった。
「…………ごめん……すぐ着替えるから……」
落ち込んだまま、やっと立ち上がり寝室へ向かおうとして、まだ痺れの取れない足がツマづき転びかけた。
そして───忍が俺の身体を抱きとめる。
「───大丈夫ですか?」
触れそうな程近付いた忍の顔が……ほんのりと赤くなって微かにアルコールの匂いがする。
「……なんで着替えるんですか……?……先輩からの…………プレゼントなんですよね?」
アルコールのせいか、潤んだ瞳に見つめられ顔が熱くなる……。
「……おれの為だけに……こんな可愛い格好……してくれたんですよね?」
「………………ちッッ違っ…──」
「違わないですよね?」
思わずいつも通り憎まれ口を叩こうとした俺を忍が遮る…………。
「……光流………………可愛い……」
いつもなら……“あの時” だけのハズが、いきなり名前を呼び捨てにされ、艶っぽい目で見つめられ…………思わず身体が熱くなった。
───待て待て待て俺ッッ!ここで勃つのはマズイだろッッ!!
今ですら忍の腕の中でスカートが捲れない様に手で抑えて隠してるってのに……
この上勃起なんかしたら…………。
二十歳過ぎた男が、乳首丸見えの今にも息子が顔を覗かせそうなミニのドレスを着て……
挙句……勃起とか………………。
───完全な変出者じゃねぇかッッ!
考えただけで恥ずかしくて泣けてくる……。
それなのに……俺のそんな気持ちも知らず………下の俺は忍に愛される気満々になっていく……。
俺はとにかくこの場を逃げ出したかった。
「──あの……でもッ………やっぱり……着替えはした方が……あ……ほら……だから………」
しどろもどろになる俺に忍はフッと優しく笑うと思い切り抱きしめた。
「…………おれは…すごい嬉しいよ。……おれの為に頑張ってくれたんだなって……光流、女装するの大嫌いだもんね…………それなのにおれの為に……してくれたんでしょ?──その気持ちが……すごい…………嬉しい…………」
忍の優しい声が……照れくさくて……でも
───嬉しいって言ってくれて良かった……。
俺も忍の背中に腕を回した。
「……今日、光流実家行くって言ってたから…あー今日は1人なんかな……って……仕方ないけど、誕生日……一緒にいたかったな……って思ってたから……めちゃくちゃ嬉しい…………」
「……それで……酒飲んだの?」
いつもより強く抱きしめる忍に、いくらサプライズの為と言えど寂しい思いをさせていたんだ……と胸が痛んだ。
「……うん。……小林先輩も飲め飲めって言うし……帰ったところで1人なんだって思ってたから……」
───え………………?今「小林先輩も飲め飲めって言うし」……忍……そう言ったか……?
「……し……忍…………どれくらい飲んだの?」
思わず声が裏返った。
過去の記憶が蘇る…………。
「……そんな……飲んでない。多分……ビール7…8杯……くらいかな……その後……少し日本酒飲んだけど………」
───命が惜しかったら忍を酔っ払わせてはいけない───
過去そう思った事を思い出す……。
そして思い切り俺を抱きしめる忍に微かな期待と恐怖心が湧き上がる……。
「……し………忍…………?……酔ってる……?」
忍は酒に強く……そして弱い……ビールや中ハイの2、3杯なら何の問題も無い。
しかし……一定量以上飲むと……人間が変わる……。
しかも、それは突然……そして静かに訪れるから周りは一切分からないのだ……。
まだ同棲し始めた頃、数回、酔っ払った忍に『殺意でもあるのか!?』と思う程…………俺は犯されたことがある…………。
そうなると俺が怒鳴ろうが喚こうがやめてくれない。
そしてその後数日動けなくなる俺に、忍はひたすら謝る……。
だから2人で約束した。
──『アルコールは3杯まで……』と……──
それ以降忍がそれ以上飲むことは決して無く、完全に侮っていた……。
それに……それは小林も知ってるハズで………。
「…………酔ってない…………」
そう言いながら抱きしめる力がグッと増す……。
───マ……マズイ…………
「……忍!?……と……とりあえず……シャワー浴びたら?」
とにかく忍の酔いを少しでも冷まさなければ…。
そう思って俺が腕の中から抜け出そうとするもんだから、忍はまだ抱きしめる腕に力を加える。
「…………光流…………」
微かに怯える俺の瞳を、忍の潤んだ眼差しが逃がす訳が無い……。
「……大好き…………」
そう言って口付ける忍を……俺も……拒絶出来る訳が無かった…………。
キスと同時に始まる愛撫がいつもより卑猥に感じる。
しかもこの後自分に起こるであろう……あの恐怖を含んだ淫らな時間を……夢中になって俺の身体を貪る忍を想像して………
それだけで俺の身体は完全に反応していた……。
「────ンんッッ………………ぁッ……」
忍の長い指が遠慮なく俺の奥をかき乱す。
俺の息遣いだけが響く部屋でソファーを背もたれ代わりに床に座らされ、ドレスで隠されることすら無くなった、完全に昂りきっている自分のソレがビクビクと感じる度に震えるのか見える……。
「────ャダ………………」
恥ずかしくて顔を逸らす度に俺にキスをして
「……ちゃんと見て…………」
忍が耳元で囁く……。
「……光流…………めちゃくちゃ……エロい………」
忍の言葉が恥ずかしくて……
指を動かす度に自分の身体からでる音も……
それにまた感じている自分にも…………
「……もぅ……ヤダぁ…………」
早く挿れて欲しくて忍の腕を掴み、ずっと俺を凝視している瞳を見つめた。
恥ずかしさも手伝ってか……いつもよりずっと早く忍が欲しくなっている。
「……ダメ………もっとちゃんと……エロい光流…見せて……」
忍の唇がまた俺の口を塞ぎ、舌を激しく絡ませる……。
「───ん…ん…………」
そして忍を掴んでいた俺の手を優しく離すと、ドレスの裾から出ている、じんわりと我慢しきれなくなっている俺のソレへと触れさせた。
「───自分でやって…………?」
また耳元で囁かれ、暖かい舌が耳をなぞる……。
「…………ヤ……ッ………………」
もう恥ずかしくて仕方がないハズなのに…………
そんな言葉にも感じてしまっていることが隠せない。
「……光流の…………見せて……」
言葉と同時に俺の中の指が激しさを増し、我慢しきれなくなった俺は忍に言われた通り自分のソレを扱き始めた。
「…………ん……ぁ…………ぃい…………」
クチュクチュという、俺の身体がたてる音と自分の激しい息遣いが耳元で聞こえる……。
「…………忍………」
その間、俺は何度も忍の名前を呼び、その度に忍は俺にキスを重ね……耳元で囁いた。
ただ…………忍がずっと見ていてくれることが嬉しくて………それが異様に気持ちを高揚させた。
「───忍…………ダメ…………イキそう……」
哀願する俺の頬に優しく触れながら
「いいよ……。見てるからイキな……」
「───忍ぅぅ………………」
「光流………我慢しないでイキな……おれも……光流見てるだけでイきそう………」
優しく頬にキスしながら
「めちゃくちゃエロくて……すげぇ可愛いよ……」
囁かれた言葉についに我慢しきれなくなった俺は
「────ンッッ………………」
ドレスに白濁を吐き出した。
───人前で…………しかも……忍の前で……オナニーしちゃった…………。
そう気付き……頭にまた血が昇った。
逃げ出したい様な……隠れたい様な衝動に駆られた俺を、忍がキツく抱きしめる。
「光流のオナニー…………すげぇエロかった……」
そう言われて今イッタばかりの身体が、また熱くなる。
「照れ屋の光流がよく頑張りました」
忍の手が優しく俺の頭を撫でる。
「───次はもっと……気持ちよくしてあげる」
パンツのボタンを外し、いつもよりまだ大きく昂った自分のソレを、体勢を変えること無く俺の中へ挿れる……。
「───あっ……ンッッ……!!……」
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