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一章 魔女学園入学篇
第20話 戻った日常とアルバイト
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「なるほどね……それで罰として寮の掃除をさせられている、と」
昨日の門限破りの罰である掃除をしながらコレットに昨日の話を伝えた。
コレットは最初、僕の無茶を呆れつつ聞いていたものの、魔女との戦いに話が及ぶとそわそわしだして、全て話しきった時にはその顔を怒りで染めていた。
「イニス! あなたねぇ、なにかあったらどうするの? そういうのは大人に任せればいいの。昨日だって帰りが遅くて何かあったんじゃないかって心配してたんだから!」
そう早口で言い切ると、僕をぎゅっと抱きしめてくれた。
「でも、帰ってきてくれて……よかったよ」
そういって一粒だけ泣いて、そしてすぐに笑った。
「……ありがと」
だから僕はその一粒を指ですくいとって、そういったんだ。
「でもリッカ良かったよね、同じ村の友達が戻ってきてさ」
「うん、本当によかったよ」
僕は自分の思いも込めてそういった。
「安心してあれくらい泣いちゃうのもわかる気がするよね」
そう、リッカには今日の朝イチでハルトが無事に街に来た事を伝えておいた。
その時に「ありがとう、ありがとう」と泣きながら繰り返すリッカを見て、僕の胸はチクリと痛んだ。
これから面会に行くといっていたけど、会えただろうか?一緒に行ければよかったんだけどね。
「あ、そういえば、確か新入生の受け入れ期間って今日までだったよね?」
僕は掃除用具を片付けながらそう聞いた。
「うん、そうだよ。だから明日の朝に制服が配られて明日の昼に説明とかするんだって。制服のフィッティングはしたんでしょ?」
「うん、さっき掃除を始める前にしてきたよ」
さっきは薄いシャツ一枚になったからバレるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。
「じゃあ、まだ街に出られるよね? ロウさんにまだ報告できてないからこれから行こうかな?って。コレットも行く?」
「うん、私も行こうかな。イニス一人にすると何時に帰ってくるか分からないしー」
「うっ、でも昨日は色々あったから! 今日は大丈夫だもん」
「ははっ、冗談だよ。じゃ、行こっか」
僕とコレットはピカピカになった女子寮を出て外出の許可を貰いに行く。
絶対に門限を破らないように、とかなりキツく言われたけど、なんとか仮の学生証を貰えて外出する事が出来た。
今日は早く帰るからそんなに怒らないで欲しい。
「いらっしゃ……おう、また来たのか」
そういいながら出迎えてくれたロウさんのお店——太陽の住処は今日もガラガラだね。
僕の視線でそれを感じとったのか、ロウさんは頭を一つ掻いた。
「あの、お金……ありがとうございました。お陰でリッカの友達が見つかりました」
「そうだったのか、そりゃ良かった」
「それで……お仕事の件なんですけど……」
「おう、こっちもその話があったんだった」
そういってロウさんは店の裏側に消えていった。
しばらくするとロウさんは大きな箱を抱えて戻ってきた。
「ほら、これ着てみろ」
ロウさんはニヤリとしてそういったのだった。
門限があるからあんまり頻繁には来られないかもっていう話だったんだけど……そう思いながら箱の中を見ると……。
ええ、これはちょっと僕には厳しいような。
ロウさんが言っていた僕にはちょっとツラい事ってこういう事だったの!?
「おお、似合ってるじゃねぇか」
ロウさんが用意していたのは、メイドさんが着るようなヒラヒラ、そしてフリフリの服だった。
「あぅ、これはちょっぴり恥ずかしいというか……」
「イニス、凄いよ! 似合ってるって! それに合わせた髪型も考えなくっちゃ!」
コレットはメイド服に着替えた僕を見てなぜか興奮している。
「この店だってよ、昔は賑わってたんだぜ? でもよ、斜向いに出来たあの店のせいで今は閑古鳥さ」
そういって店のドアから顔を覗かせてその店を憎々しげに見やる。
コレットは偵察の為か「ちょっと見てこよー」というと、小走りしてそのお店を覗きに行った。
「いつもここに来るたびに人が並んでいるので何かなぁとは思ってましたけど……あそこは?」
「ここと同じ飯屋さ。けどな、店主の腕は全くもって話にならねぇ。そんなんだっていうのに客は全部持っていかれちまった」
「え、どうしてですか? ロウさんの料理はあんなに美味しいのに……」
どうしてそんな事になるのか?と首を傾げていると偵察にいっていたコレットが戻ってきた。
「イニス、凄いよ。あのお店……」
「ああ、見てもらったなら分かるだろうけどな……あそこは女中食堂とか名乗って、沢山の女の子に……その、なんだ? エ、エッチな格好をして給仕をさせてやがるんだ。それだけじゃなくて他にも色々なイイコトがあるらしくてよ。うちの客のほとんどが取られちまった」
「そ、そうなんですか」
「俺は料理で勝負してぇ! そう思ってたんだがよ、もうそうも言っていられねぇ……そんな時に来たのがイニス、お前だ」
そう言われた僕は自分の服を確認する。
やっぱりちょっと際どいんじゃないかな?ってくらい短いスカートが妙にスースーして落ち着かないんだけど……。
「女中食堂に対抗して今日からウチは——メイド食堂……いやメイド喫茶を名乗るっ!」
「えぇ……」
「という事でイニス。今日から金貨5枚分、よろしく頼むぞ!」
ロウさんはニカっとした気持ちのいい笑顔でそういうのだった。
「はぁ……。ところでこの箱の中にはまだ何着かありますよね?」
「ああ、サイズが分からなかったから何着か借りておいたんだ」
「ねぇ、コレット——。確か……手伝ってくれるんだよね?」
こうして僕は嫌がるコレットに無理矢理メイド服を着てもらった。
僕と違ってちょっと胸が苦しそうだったけどそれそれでいいのかもしれないね。
「ロウさん、でも働きにくるとしたら休日くらいになっちゃうのですが?」
「なるほどな、まぁそれは仕方ねぇか……」
ロウさんは顎に手を当てて少し考え込む。
そこに声を掛けたのはコレットだった。
「確かちゃんと学園に申請しておけばアルバイトは出来るはずだよ」
「そうなんだ? 門限があるからダメかと思ってたよ」
「それは連絡もなしに破ったからでしょ。昨日のも本当の事を言えば罰まではなかったかもしれないのに……」
「でも本当の事を言ったらもっと怒られるような気がしてね」
自分で思い返してもかなり危険な事をしてきた自覚があった。
魔女だから大丈夫!なんて言っちゃったし、掃除くらいで済むならその方がいい。
「うん、確かにそうかもね。とりあえず今日はまだ時間があるし……やってみよっか」
こうして僕たちはメイドの服を着て、デルソルを出た——すると。
「おいっ見てみろよ!」
「何であのハゲ親父の店からメイドさんがっ!?」
「あの髪の長い方、とんでもなく可愛くねぇか?」
「いや、俺は髪の短い方が……」
斜向いのお店——ラ・ファームに並んでいたお客さんが目ざとく僕らを見つけた。
「メ……メイド喫茶デルソル、今日からオープンですっ!」
僕がそう言うと並んでいた数名のお客さんが物珍しさにこちらへ向かってきた。
「いらっしゃいませーロウさん! 二名様、それから四名様ですっ」
「はいよっ! じゃあ一人は運ぶのを手伝ってくれ!」
「じゃあ私が! イニスはお客さんを呼び込んで!」
「う、うん。頑張ってやってみるよ」
そういって僕はお店の外でお客さんの呼び込みを続けた。
興味を持ってくれた人が知り合いに伝えたのか、次から次へとお客さんがやってきてくれたのでしばらくすると僕もお店の中で配膳などを手伝うことになった。
トマトソースでハートのマークを書いたり、ロウさん発案の萌え萌えゲームはちょっと楽しかったかな。
その途中でデルソルに野菜などを納品しているお店の娘——ミーシャちゃんが野菜を持って来て「楽しそう!」と参加してくれることになったので、目の回りそうな忙しさは少しマシになった。
「そろそろ、私達は帰らないと……」
夕刻に近くなった頃、ロウさんにそう伝えると仕方ねぇかといって今日の営業は終了する事になった。
「いやぁ、凄かったなぁ……まるであの店が出来る前のウチを思い出しちまったぜ」
ロウさんは遠い目をしてそういった。
「また来てくれるんだろ?」
「はいっ、学園に戻って許可を貰ったら大丈夫ですっ!」
「コ、コレット……?」
何故かコレットの方がやる気になっている。
後で聞くと、髪を切ってからヒラヒラした服は着ないようにしていたらしく、今日のような服を着られるのが楽しくて仕方がなかったらしい。
「イニス、いいよね? 私、毎日だって来たいくらいだよ」
「そりゃあ助かるな! それまではミーシャに頑張ってもらうとするか」
「うん、でもイニスちゃんもコレットちゃんも可愛いから私でいいのかなぁ?」
「ミーシャちゃんだって可愛いよ! 髪をこうやって二つに上で結んだらもっと可愛いかも!」
盛り上がる三人を見ながら僕は柔らかい湯気をたてる紅茶を飲んだ。
ちょっと砂糖を入れすぎたのか甘すぎたけど、気疲れしていた僕の体には丁度良かったかもしれないね。
紅茶を飲んで一息ついた僕たちは、夕刻もすぐそこに迫っていたので急いで着替えると学園に戻った。
なんとかギリギリで門限に間に合ったからホッとしたよ。
さぁ、明日からいよいよ学校が始まる。
夕食を食べたら今日は早めに寝ることにしよう。
それじゃちょっと早いけど——おやすみなさい。
昨日の門限破りの罰である掃除をしながらコレットに昨日の話を伝えた。
コレットは最初、僕の無茶を呆れつつ聞いていたものの、魔女との戦いに話が及ぶとそわそわしだして、全て話しきった時にはその顔を怒りで染めていた。
「イニス! あなたねぇ、なにかあったらどうするの? そういうのは大人に任せればいいの。昨日だって帰りが遅くて何かあったんじゃないかって心配してたんだから!」
そう早口で言い切ると、僕をぎゅっと抱きしめてくれた。
「でも、帰ってきてくれて……よかったよ」
そういって一粒だけ泣いて、そしてすぐに笑った。
「……ありがと」
だから僕はその一粒を指ですくいとって、そういったんだ。
「でもリッカ良かったよね、同じ村の友達が戻ってきてさ」
「うん、本当によかったよ」
僕は自分の思いも込めてそういった。
「安心してあれくらい泣いちゃうのもわかる気がするよね」
そう、リッカには今日の朝イチでハルトが無事に街に来た事を伝えておいた。
その時に「ありがとう、ありがとう」と泣きながら繰り返すリッカを見て、僕の胸はチクリと痛んだ。
これから面会に行くといっていたけど、会えただろうか?一緒に行ければよかったんだけどね。
「あ、そういえば、確か新入生の受け入れ期間って今日までだったよね?」
僕は掃除用具を片付けながらそう聞いた。
「うん、そうだよ。だから明日の朝に制服が配られて明日の昼に説明とかするんだって。制服のフィッティングはしたんでしょ?」
「うん、さっき掃除を始める前にしてきたよ」
さっきは薄いシャツ一枚になったからバレるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。
「じゃあ、まだ街に出られるよね? ロウさんにまだ報告できてないからこれから行こうかな?って。コレットも行く?」
「うん、私も行こうかな。イニス一人にすると何時に帰ってくるか分からないしー」
「うっ、でも昨日は色々あったから! 今日は大丈夫だもん」
「ははっ、冗談だよ。じゃ、行こっか」
僕とコレットはピカピカになった女子寮を出て外出の許可を貰いに行く。
絶対に門限を破らないように、とかなりキツく言われたけど、なんとか仮の学生証を貰えて外出する事が出来た。
今日は早く帰るからそんなに怒らないで欲しい。
「いらっしゃ……おう、また来たのか」
そういいながら出迎えてくれたロウさんのお店——太陽の住処は今日もガラガラだね。
僕の視線でそれを感じとったのか、ロウさんは頭を一つ掻いた。
「あの、お金……ありがとうございました。お陰でリッカの友達が見つかりました」
「そうだったのか、そりゃ良かった」
「それで……お仕事の件なんですけど……」
「おう、こっちもその話があったんだった」
そういってロウさんは店の裏側に消えていった。
しばらくするとロウさんは大きな箱を抱えて戻ってきた。
「ほら、これ着てみろ」
ロウさんはニヤリとしてそういったのだった。
門限があるからあんまり頻繁には来られないかもっていう話だったんだけど……そう思いながら箱の中を見ると……。
ええ、これはちょっと僕には厳しいような。
ロウさんが言っていた僕にはちょっとツラい事ってこういう事だったの!?
「おお、似合ってるじゃねぇか」
ロウさんが用意していたのは、メイドさんが着るようなヒラヒラ、そしてフリフリの服だった。
「あぅ、これはちょっぴり恥ずかしいというか……」
「イニス、凄いよ! 似合ってるって! それに合わせた髪型も考えなくっちゃ!」
コレットはメイド服に着替えた僕を見てなぜか興奮している。
「この店だってよ、昔は賑わってたんだぜ? でもよ、斜向いに出来たあの店のせいで今は閑古鳥さ」
そういって店のドアから顔を覗かせてその店を憎々しげに見やる。
コレットは偵察の為か「ちょっと見てこよー」というと、小走りしてそのお店を覗きに行った。
「いつもここに来るたびに人が並んでいるので何かなぁとは思ってましたけど……あそこは?」
「ここと同じ飯屋さ。けどな、店主の腕は全くもって話にならねぇ。そんなんだっていうのに客は全部持っていかれちまった」
「え、どうしてですか? ロウさんの料理はあんなに美味しいのに……」
どうしてそんな事になるのか?と首を傾げていると偵察にいっていたコレットが戻ってきた。
「イニス、凄いよ。あのお店……」
「ああ、見てもらったなら分かるだろうけどな……あそこは女中食堂とか名乗って、沢山の女の子に……その、なんだ? エ、エッチな格好をして給仕をさせてやがるんだ。それだけじゃなくて他にも色々なイイコトがあるらしくてよ。うちの客のほとんどが取られちまった」
「そ、そうなんですか」
「俺は料理で勝負してぇ! そう思ってたんだがよ、もうそうも言っていられねぇ……そんな時に来たのがイニス、お前だ」
そう言われた僕は自分の服を確認する。
やっぱりちょっと際どいんじゃないかな?ってくらい短いスカートが妙にスースーして落ち着かないんだけど……。
「女中食堂に対抗して今日からウチは——メイド食堂……いやメイド喫茶を名乗るっ!」
「えぇ……」
「という事でイニス。今日から金貨5枚分、よろしく頼むぞ!」
ロウさんはニカっとした気持ちのいい笑顔でそういうのだった。
「はぁ……。ところでこの箱の中にはまだ何着かありますよね?」
「ああ、サイズが分からなかったから何着か借りておいたんだ」
「ねぇ、コレット——。確か……手伝ってくれるんだよね?」
こうして僕は嫌がるコレットに無理矢理メイド服を着てもらった。
僕と違ってちょっと胸が苦しそうだったけどそれそれでいいのかもしれないね。
「ロウさん、でも働きにくるとしたら休日くらいになっちゃうのですが?」
「なるほどな、まぁそれは仕方ねぇか……」
ロウさんは顎に手を当てて少し考え込む。
そこに声を掛けたのはコレットだった。
「確かちゃんと学園に申請しておけばアルバイトは出来るはずだよ」
「そうなんだ? 門限があるからダメかと思ってたよ」
「それは連絡もなしに破ったからでしょ。昨日のも本当の事を言えば罰まではなかったかもしれないのに……」
「でも本当の事を言ったらもっと怒られるような気がしてね」
自分で思い返してもかなり危険な事をしてきた自覚があった。
魔女だから大丈夫!なんて言っちゃったし、掃除くらいで済むならその方がいい。
「うん、確かにそうかもね。とりあえず今日はまだ時間があるし……やってみよっか」
こうして僕たちはメイドの服を着て、デルソルを出た——すると。
「おいっ見てみろよ!」
「何であのハゲ親父の店からメイドさんがっ!?」
「あの髪の長い方、とんでもなく可愛くねぇか?」
「いや、俺は髪の短い方が……」
斜向いのお店——ラ・ファームに並んでいたお客さんが目ざとく僕らを見つけた。
「メ……メイド喫茶デルソル、今日からオープンですっ!」
僕がそう言うと並んでいた数名のお客さんが物珍しさにこちらへ向かってきた。
「いらっしゃいませーロウさん! 二名様、それから四名様ですっ」
「はいよっ! じゃあ一人は運ぶのを手伝ってくれ!」
「じゃあ私が! イニスはお客さんを呼び込んで!」
「う、うん。頑張ってやってみるよ」
そういって僕はお店の外でお客さんの呼び込みを続けた。
興味を持ってくれた人が知り合いに伝えたのか、次から次へとお客さんがやってきてくれたのでしばらくすると僕もお店の中で配膳などを手伝うことになった。
トマトソースでハートのマークを書いたり、ロウさん発案の萌え萌えゲームはちょっと楽しかったかな。
その途中でデルソルに野菜などを納品しているお店の娘——ミーシャちゃんが野菜を持って来て「楽しそう!」と参加してくれることになったので、目の回りそうな忙しさは少しマシになった。
「そろそろ、私達は帰らないと……」
夕刻に近くなった頃、ロウさんにそう伝えると仕方ねぇかといって今日の営業は終了する事になった。
「いやぁ、凄かったなぁ……まるであの店が出来る前のウチを思い出しちまったぜ」
ロウさんは遠い目をしてそういった。
「また来てくれるんだろ?」
「はいっ、学園に戻って許可を貰ったら大丈夫ですっ!」
「コ、コレット……?」
何故かコレットの方がやる気になっている。
後で聞くと、髪を切ってからヒラヒラした服は着ないようにしていたらしく、今日のような服を着られるのが楽しくて仕方がなかったらしい。
「イニス、いいよね? 私、毎日だって来たいくらいだよ」
「そりゃあ助かるな! それまではミーシャに頑張ってもらうとするか」
「うん、でもイニスちゃんもコレットちゃんも可愛いから私でいいのかなぁ?」
「ミーシャちゃんだって可愛いよ! 髪をこうやって二つに上で結んだらもっと可愛いかも!」
盛り上がる三人を見ながら僕は柔らかい湯気をたてる紅茶を飲んだ。
ちょっと砂糖を入れすぎたのか甘すぎたけど、気疲れしていた僕の体には丁度良かったかもしれないね。
紅茶を飲んで一息ついた僕たちは、夕刻もすぐそこに迫っていたので急いで着替えると学園に戻った。
なんとかギリギリで門限に間に合ったからホッとしたよ。
さぁ、明日からいよいよ学校が始まる。
夕食を食べたら今日は早めに寝ることにしよう。
それじゃちょっと早いけど——おやすみなさい。
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