Hero of seal

第一章

再会

昔、有名だった冒険者ギルドがあった。
その名は「メアリー連盟」
メンバーは13人と大きくはないギルドだったが、
メンバーそれぞれが個性豊かな人達だった。
だが、ギルドマスター『メアリー』は
「それぞれの道を歩もう」と言ってギルドは解散した。

それから数年後のある日、王国騎士団団長になったマギアから「王国に来てくれ」と連絡が入った。
昔なじみのお願いを断る理由もなく、その時暇していた7人…メアリー、ロベルト、玉音ニセ、サトウ、セイカ、ロキ、タクト王国の王宮の会議室に案内された。
久々に見る元ギルドメンバーの顔を見て思い出話に花をさかしていると、会議室の扉が開きそこにマギアの姿があった。
「みんな久しぶりだな、本当は思い出話をしたかったんだが、そうはいかなくなってな…」
といいマギアはみんなを見てからこう言った。
「みんなには、俺と共にある依頼を受けてもらいたい」
と言った。
「は、いきなり呼び出して依頼だァ？」
と、玉音ニセは言った。
「あ、不満か玉ねぎ」
「不満じゃねぇよ。ただ王宮に来て欲しいとしか聞いてないからよ。騎士団長だろ、お前。なお前も思うだろ師匠。」
「あ、うん。でもそっちにも理由あるんでしょ」
「あぁ」
「で、その以来は?」
と、サトウはマギアに聞いた
「あぁこれが以来なんだがギルド時代でも見た事のない依頼だったんだよ。」
と言ってその依頼を見せてくれた。
その以来にみんなは目を開いた。
マギアの言う通り見たことの無い内容だった。
その内容は
『指定する場所に来てください。そこでお話致します』
と