科学は、如何にしてヒトを幸せにするか~ななの例~

深町珠

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paradym

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人は、生きて行くために食べなくてはならないけれど

食料を輸入に頼っていた、それまでの暮らしも
例えば船舶輸送も、太陽電池パネルを備えた
超電導モータの船による輸送なら
燃料代は全く掛からないので
劇的なコストダウンが成された。



ななが見回してみても、駅前によくある
ハンバーガーショップなども
変わらずにあるが


ただ、人の数が少ない。




会社勤めをして働かなくても
十分に暮らして行けるからである。




「不思議だ」と、ななは思いを語る。




とりあえず家に行ってみようか、と

駅から電車に乗ろうと思った。


出札は、以前のようにICカードだけれども
金額ではなく、W単位なのが少し変に思えたが(笑)



電車も電気で動いているので、よく
考えると普通だ(笑)。



おまけに超電導なので、ほとんど
電力を消費はしない。

架線は一応張ってあるが、駅を離れると

電車はパンタグラフを架線から離してしまう。


一旦動けば必要ないのである。



それまでの電車のように、インバータの
音楽のような響きも何もない。


超電導モータはトルクが大きく、ほとんど無音である。


抵抗がゼロなので、とてもコンパクトな
モータが、車輪毎に取り付けられている。

常温超電導なので、物々しい冷却装置も
不要だ。



車輪とレールの滑る音だけが聞こえる
不思議な電車である。



乗っている乗客はと言えば、どこかへ
遊びに行く人か、帰る人。



どの人も楽しそうだ。
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