科学は、如何にしてヒトを幸せにするか~ななの例~

深町珠

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Jonathan

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地下鉄の探検は、諦めた
ジョナサンは、少し残念そうだけど


「まあいいか」と、ニッコリして
ななのほうを振り向いて。


その笑顔を見ていると、ななも

まあいいか、って気持ちになる(笑)。



そんなもので、別に
恋愛とかって大袈裟に考えなくても


誰か、気の合う人と一緒にいるのは
楽しいものだし


そういう関係もいいものだ。



自然の子、ななは


親に育てられて来たから


なーんとなく、頼る相手に

甘えたい、みたいな気持ちは
どこかにあるし


「わたしって魅力的なのよ」って
身体で表現したい。


花のような存在の女の子って
生け花みたいに


全身が愛でたい存在、だったりする。



それは、ジョナサンにもわかる。


I like you don't you


って、ジョナサンはアメリカ英語で言うけど


その本当の意味は、日本人のななには
伝わらない。



言葉でひととひとが結ばれたり、離れたり


変なものだとジョナサンは、科学的に感じる(笑)。


子孫を残す為の人間の愛、でも

今はジョナサンのように、科学的に
生まれて来る事も出来るから



そんな科学の子供達の愛って、争いもなく
共和的。




「ジョナサンは、アメリカに恋人はいないの?」と、ななは楽しそうに聞く。

地下駐車場にクルマが入ってきて


タイヤの音が、地下に響く。



「うん。別に無理して恋しなくてもいいし。
友達は一杯いるけどね」と、ジョナサン。


アメリカンって、開放的だから

楽しいんだろうな、って
ななは想像する。

ブロンドの美人や、エボニーのファンキーガール。


笑いながら、海岸でサーフィンしたりとか。


なーんて、ななの想像は
どことなく映画っぽいけど(笑)。



行った事ないし。(笑)。
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