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深町珠

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natural scientic simulation model of the primal scream

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珠子が、なんとなくこの村を懐かしいと思ったのは
母の生家の環境に近い、そんな理由もあるのかもしれない。


ーーーー

人間の脳は、生まれる前から記録が始まる。
元々、細胞の接続と言う機械的な現象なので致し方ない。

哺乳類だから、母の胎内で育つ。


その時は、母と一体である。


珠子が生まれる辺りの時代は、お母さんになると
田舎に帰ってのんびりした。

それなので、若き妊婦は
生まれ育った家で、安心して居られる。

そういう生活が子供にいい、と
昔からの生活習慣であるが、それが正しく。


母のストレスは、そのままおなかの赤ちゃんの脳に伝わる。
薬物や刺激物が良くない事は良く知られているが

環境も同じである。

そんな時、胎児の脳は
見えず、聞こえない。どこまでが自分の体か判らないのに
振動や、音、刺激は感じ取れる。

そんな時、AIモデル的に言うなら
/primal/mine.sad
/primal/mine.fear

などに記録されると、後々行動するときに
それを避けるようになるから

淋しい、怖い 

を自ら回避できないと言う絶望感が
劣位意識のような、根拠のない防御につながるか
あるいは、自棄になって周囲を無視するか。

そのようになるという考えが、所謂原初理論である。
WHOの基準にもあるくらいで、比較的信頼がおけるものだが
モデルで計算する数値に依っても、そのように推察される。


原初理論では、赤ちゃんが「自分の体は自律できる」と認識するまでを
原初、primalと定めている。


生まれたばかりは、どんな赤ちゃんでも怖い。

そこで /primel.sadに幾らかのeventが記録されるが
赤ちゃんには時間もわからない。季節もわからないから

例えば恐怖を覚えると primal.fear に大きな値が入るだろう。

根拠は何も無いのだが、脳がそう感じる訳である。


胎内が快かった場合は、そうなる。

従って、どんな人間でも
ちょっと逸脱するのが楽しいと感じる。

落語なんかでも、人間らしい仕草の江戸の庶民が、なんとなく
ユーモラスで、生き物らしいところに
微笑みを覚える。


社会の中で、ルールに従って淡々と生きている人などは
面白くない (笑)訳だ。落語にならない。


そんなふうに、ちょっと逸脱するのは

甘え

と定義されているが


脳が

胎内の頃を基準に考えていて

あくまで、社会のように

自分以外

がある環境から逸脱したい、それが楽しい。


そんな風に試す、そういう事である。


つまり fear sad が
元々大きい人ほど不満も多い訳であるから

primal.agree  が +の値を示す事になる。

WHOでは、これを攻撃の傾向などと定義するが

それは表出している事を観察しているだけで、内部、記憶の構造と
思考に関してモデル化すると
こんな感じになる。


攻撃と言うのは、あくまで周囲から見た場合で

元々人間が生きてきたような、原始時代なら
周囲に他の人類はほとんど居ない訳だから、問題はないのだ。


ーーーーー


珠子は、かわいい自動車の運転席に座ってみて

「運転したいなぁ。」
なんて思ったけれど。

でも、運転した事がないから

それは諦めた (笑)。

イグニッション・キーも付いていなかったのだが

それは、如何にも神流らしい確実な動作である。

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