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〜24系25形"はくつる"12列車〜 2002/12
[今日の編成は綺麗]
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今日の編成は比較的状態が良いようで、下り11列車のようなドアの故障も見られず
外板の状態もきれいだ。
年々減少傾向にある客車列車だが、最後まで美しい状態を保ってほしいものだと思う。
車内の清掃が行き届いているのはとても良い傾向だからそのように...と。
デッキから車内に入ると、この列車も綺麗に清掃されていて清々しく
清掃員の心遣いを思わせる。
検修員、清掃員、保線職員、駅員、運転士、車掌、荷役員..
多くの人たちに支えられて鉄道は運行されるという事を、ふと思い出すような瞬間である。
[アナウンス。]
車内放送が入る。
「特急寝台列車"はくつる"号です。間もなく発車となります。
お見送りの方、デッキにてお願い致します.....。」
と、のんびりとした口調に安堵する。
青森弁を耳にすると、まだ帰りたくないという心情になってしまうが...
旅の終わりの寝台特急というのは、いつもどこかしら後ろ髪を引かれるような思いだ。
洗面所の前を通って車内に向かう。
アルミニウムのドア・ハンドルに無数の傷が付いていて、その傷の一つひとつがでこぼこと
手触りに年月を語っているようだ。
側廊下式二段寝台のオハネ25型は廊下に絨毯が敷かれて
窓際、足下には電気暖房のラインが置かれている。
直接触れないようにパンチング・メタルのカバーが付いてはいるが、このカバー自体が
金属地のままなので裸足で触れると火傷をするような温度になる。
例えば浴衣にスリッパ姿などで洗面所に向かおうとする時などに車両が揺れてアッチッチ(笑)
なんて事もあるから要注意だ(経験談。)
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