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寝台特急「彗星」
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「ごはん、食べてく?」と、友里絵。
菜由は「一旦、お部屋行って涼んでからの方がいいかな」
由香は「そーだね。暑いとアレだし」
友里絵「アレね」
愛紗「便利な日本語」
真由美ちゃんは、国鉄マークの浴衣がお似合い。
「ほんとですね。外国人に伝えるのは難しいかもデス」
友里絵は「鴨、かわいいね」
真由美ちゃんは、にこにこ「いっぱいいますよ、球磨川にも」
愛紗は「食べ物いっぱいありそうだもんね」
友里絵は、マネしながら「こうやって、お尻だして水草食べるの」
にこにこ。
真由美ちゃんも「そうそう!かわいいですねー。時々、島にあがって。
ぶるぶるっ、てして。羽根をひろげて。ぱたぱた。」
友里絵は、真似して「ちょこちょこ歩くのね」
真由美ちゃん「そうそう・・・かわいいですね。雛が生まれると、かわいいなー。」
菜由「いっぱいくっついてきて」
愛紗「一緒に浮かんでるのね。川に」
半地下のお風呂から、階段を上がって。
つるつるの廊下を歩いて。乙女向き階段(^^)を上がって。
二階へ。
オジサマ方は、お先にご飯に行っているみたいで・・・・。
「少し後の方が良さそうね」と、菜由。
友里絵「そーだね」
由香「また、コントやってくれとか言われると・・・・。」
真由美ちゃんは「言われたんですか?」
菜由は「そう。国鉄の・・・なんだっけ、局長さんが」
真由美ちゃん「局長ですか。わたしはお会いした事ないですけど。
いい出会いでしたね。」
由香「それで宴会ネタやって、受けたっけね」
友里絵「国鉄に就職しなさいって」
真由美ちゃんは笑って「いいですねー。そういう方がいらっしゃると。
職場が明るくなりますね」
お部屋に着いて、鍵開けて。
愛紗は「さ、どうぞ」
由香は、さっ、と入る。
菜由も、つづいて。
真由美ちゃん「あ、では、お先に・・・。」
友里絵は最後に。「あ、両手塞がってて。ドア閉まんない」
由香は「頭使えよ」
友里絵は、頭でドアを押した。
由香は「そーいう使い方もあるか」(^^;
友里絵はお部屋の奥に立って「みんなで浴衣着てると、寝台車みたい」
由香は、座卓のそばに座り「来るとき乗ったねー。」
真由美ちゃんは、床の間の側に座って
「いいですねー。のんびり旅。わたしは、修学旅行で乗ったくらい」
愛紗は、窓際の椅子で「わたしも、修学旅行は乗ったな。大阪行きだったかしら」
真由美ちゃんは、列車名を 「
「彗星」でしょうか。 」と。
愛紗は、思い出すように。「そうだったかな。宮崎から。・・・団体専用だったかもしれない」
菜由は、窓際の椅子に座って。
「わたしも、西鹿児島から。アレって、乗ってる間も旅、って感じで
楽しかった。お風呂あるといいけど、もっと」
真由美ちゃんは「お風呂・・・そうですねー。駅の側に銭湯があるので、たいてい。
そこで入ったりするそうです。夜行の乗務員さんは。
後は、乗務員宿泊所。」
愛紗は「あ、それ、聞いた事ある。上野とかは、鉄筋の綺麗なビルだったとか。」
菜由「誰に聞いたの?」
愛紗は、ちょっと思い出せない「・・・・誰だったかな。おじさんかな、日野の」
ふと思う。・・・・日野のおじさんは、運転士だったから・・・。
寝台列車で、上野には行っていない筈ね。
そんなことを。
真由美ちゃんが「乗務員宿泊所にも、いろいろあって。
大抵は、国鉄職員の親戚の家とか・・・が、多いみたいですね。
特急列車くらいだそうです。立派な鉄筋のビルのホテルは」
友里絵が「じゃーさ、愛紗のおじさんは偉かったんだ」
愛紗は「うん、そうね」と、お返事したけど。
・・・誰?・・・が、ちょっと気になっていた。
菜由は「一旦、お部屋行って涼んでからの方がいいかな」
由香は「そーだね。暑いとアレだし」
友里絵「アレね」
愛紗「便利な日本語」
真由美ちゃんは、国鉄マークの浴衣がお似合い。
「ほんとですね。外国人に伝えるのは難しいかもデス」
友里絵は「鴨、かわいいね」
真由美ちゃんは、にこにこ「いっぱいいますよ、球磨川にも」
愛紗は「食べ物いっぱいありそうだもんね」
友里絵は、マネしながら「こうやって、お尻だして水草食べるの」
にこにこ。
真由美ちゃんも「そうそう!かわいいですねー。時々、島にあがって。
ぶるぶるっ、てして。羽根をひろげて。ぱたぱた。」
友里絵は、真似して「ちょこちょこ歩くのね」
真由美ちゃん「そうそう・・・かわいいですね。雛が生まれると、かわいいなー。」
菜由「いっぱいくっついてきて」
愛紗「一緒に浮かんでるのね。川に」
半地下のお風呂から、階段を上がって。
つるつるの廊下を歩いて。乙女向き階段(^^)を上がって。
二階へ。
オジサマ方は、お先にご飯に行っているみたいで・・・・。
「少し後の方が良さそうね」と、菜由。
友里絵「そーだね」
由香「また、コントやってくれとか言われると・・・・。」
真由美ちゃんは「言われたんですか?」
菜由は「そう。国鉄の・・・なんだっけ、局長さんが」
真由美ちゃん「局長ですか。わたしはお会いした事ないですけど。
いい出会いでしたね。」
由香「それで宴会ネタやって、受けたっけね」
友里絵「国鉄に就職しなさいって」
真由美ちゃんは笑って「いいですねー。そういう方がいらっしゃると。
職場が明るくなりますね」
お部屋に着いて、鍵開けて。
愛紗は「さ、どうぞ」
由香は、さっ、と入る。
菜由も、つづいて。
真由美ちゃん「あ、では、お先に・・・。」
友里絵は最後に。「あ、両手塞がってて。ドア閉まんない」
由香は「頭使えよ」
友里絵は、頭でドアを押した。
由香は「そーいう使い方もあるか」(^^;
友里絵はお部屋の奥に立って「みんなで浴衣着てると、寝台車みたい」
由香は、座卓のそばに座り「来るとき乗ったねー。」
真由美ちゃんは、床の間の側に座って
「いいですねー。のんびり旅。わたしは、修学旅行で乗ったくらい」
愛紗は、窓際の椅子で「わたしも、修学旅行は乗ったな。大阪行きだったかしら」
真由美ちゃんは、列車名を 「
「彗星」でしょうか。 」と。
愛紗は、思い出すように。「そうだったかな。宮崎から。・・・団体専用だったかもしれない」
菜由は、窓際の椅子に座って。
「わたしも、西鹿児島から。アレって、乗ってる間も旅、って感じで
楽しかった。お風呂あるといいけど、もっと」
真由美ちゃんは「お風呂・・・そうですねー。駅の側に銭湯があるので、たいてい。
そこで入ったりするそうです。夜行の乗務員さんは。
後は、乗務員宿泊所。」
愛紗は「あ、それ、聞いた事ある。上野とかは、鉄筋の綺麗なビルだったとか。」
菜由「誰に聞いたの?」
愛紗は、ちょっと思い出せない「・・・・誰だったかな。おじさんかな、日野の」
ふと思う。・・・・日野のおじさんは、運転士だったから・・・。
寝台列車で、上野には行っていない筈ね。
そんなことを。
真由美ちゃんが「乗務員宿泊所にも、いろいろあって。
大抵は、国鉄職員の親戚の家とか・・・が、多いみたいですね。
特急列車くらいだそうです。立派な鉄筋のビルのホテルは」
友里絵が「じゃーさ、愛紗のおじさんは偉かったんだ」
愛紗は「うん、そうね」と、お返事したけど。
・・・誰?・・・が、ちょっと気になっていた。
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