DiaryRZV500

深町珠

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伊豆のお山で

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日記 1986/

[タイアの噺 5].


このコース、簡単にレイアウトを言うと
前半が中速コーナー中心
中盤が高速ストレートを挟んで中・高速コーナーメイン。
ダウンヒル・セクションは低速あコーナーメイン。
後半は高速コーナーメインのヒルクライム・セクション。

パッシング・ポイントは少な目...

と、なっている。

今回エントリー(?)のマシンの顔ぶれを見、作戦を練る。

ノダちゃんのSR500は、ワイセコのハイコンプ、CRキャブにスーパートラップ、
ヨシムラのハイカム、オイルクーラー。
セパレートハンドルとバックステップと、走り重視の改造。

とりあえず、ダウンヒルセクションで抜かれないように注意すればいいだろうか。


ドカティ軍団はほとんど定番の改造で、コンチマフラー、タイアはハイグリップ。
山ちゃんのはワイドリムを奢ってあるから、高速コーナには強いだろう。

意外に350が速いが、最後が高速コーナー中心の登りだから
まあ、350は敵じゃないだろう。

ガンちゃんのCB900Fも、パワーはあるがいかんせん重い。
セカンドグループ、と言うところだろう。


伏兵はGuzzi Le Man2だ。
これはラフランコーニ・マフラーとファンネルで、セッティングが出ている。
最後の高速セクションで前に出られると、パッシング・ポイントが少ないので
ちょっと辛いか。


そして、最大のライバルはRZ350R改だろうか。
パワー・ウェイト的にRZVとそう変わらず、乗り易さでは350の勝ちだろう。
ダウンヒル・セクションに入る前に、こちらが前に出てしまわないと
少々辛い戦いになるかもしれない。

いつものように、峠を登って、メインストリート。

皆、いつもの感じでセクションに入る。
(例によってローリング・スタート(笑)だから、皆がコースに入ったらそこがスタートだ。
ゴールに先頭が着いたらそこが終わり....)


さあ、朝の楽しいランニング(笑)。

まだ薄暗い朝の山道に、ヘッドライトの光が輝いている...
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