ふたりのMeg

深町珠

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かわいい子猫

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にゃごでなくても、子猫のかわいさは
誰にでもわかるもので

男の子どうしで、じゃれあったり。
毛糸玉みたいに、ころころしたり。

不思議に、お母さん似の男の子は
優美で凛々しかったから

いずれ、モテモテ猫ちゃんになるだろう(笑)。

お父さん似の女の子は、愛らしい中に聡明なところを感じさせて
気品のある、お母さんとは違う魅力を見せ

それは、美人猫さんのお母さんが
わが娘ながら、嫉妬を覚える(笑)

ような女の子に、いずれなるであろうか、と思った。

お母さん猫としては、にゃご、恋した彼に似ている娘、を
微笑ましく、愛しく思って。
知る事のない、生まれた頃の
彼の姿は、こんなだったのかしら?

などと想像して、楽しくなったりもする。



めぐは、どの子猫も
とっても可愛がった。


おうちに遊びに来ると、ミルクをあげたり。



ふにゃふにゃの子猫たちと遊んで、和んだりもした。


「向こうは、大丈夫かな」わたしは
思いの他長旅になった、自分の世界の事を、ふと気にした。


思いつきで飛んできてしまった、3年前の世界、に
似た、めぐのいる
こちらがわの異世界。


めぐ、と言う
わたしの過去生、3年前の彼女は
生まれたばかりの時に
魔物にさらわれて、怖い思いをして。

それは、魔物が往来する異なる、この次元の歪んだ世界のせい。

そのせいで、めぐ、は
天使さんに護られて
限られた時間を生きていて。

いつか、助けてもらえる事を
願っていた。



ルーフィは、困難なその願いを
叶えてあげた。

神様と契約をし、果たした。


それで、めぐは
ふつうの女の子、の
人生を歩めること、になって・・・・。



いま、思うと
たぶん、おばあちゃんの願いが
わたしとルーフィに届いたんだろうと
思うけど。


みんなしあわせになって良かった。

そう思うと、わたしは
急に、自分の世界が気になってしまって。



ルーフィは「ああ、いつかみたいに
向こうの世界では、ほんの一瞬の出来事、なんだよ。
4次元、って時間軸が伸び縮みするから。」

って、微笑んでる。


ふつうの次元は、3次元。

たて、よこ、たかさ。で
形が決まって。

時間軸は動かせない。


4次元、は
時間軸も、たて、よこ、たかさ、も
伸び縮みできる。


夢の中で、思い出を一瞬に
呼び出したり。

遠くに突然飛べたり。


それが4次元ー。



「でも、エネルギーの総和は同じだから、限界はあるね」とルーフィは真面目な表情をした。


つまり、向こうの世界での、わたしたちは

とてもちいさくなって、存在しているのだろう。エネルギー体として。




「いずれは、戻るべきだろうね」と、ルーフィは言った。




そっか・・・・・・。

楽しい長旅だった。



いろんなことがあったな。


わたしは、旅の思い出に浸った。


うれしいこと、たのしいこと。

つらいこともあったけど。

でも、みんな、いい思い出。




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