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perfume of wonder
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3次元的な感覚では表現できないその空間に僕はいた。
ミルクのような空間を満たす混沌、カオティック、とでも言おうか。
気体のような液体のようなものが
辺りを満たしている、そんな気分。
ただ、強い花の香りが漂っている。
そう、それは
百合の香りのようだった。
ある種の百合の香りには
強い神経毒が含有されているので
これを、祈祷の際のドラッグに使う種族もあると
聞いた事があるが、まあどうでもいい。
僕は、そのせいかトリップしてしまった。
微かな、声を聞く。
「.......」
「.......」
「.......」
耳を澄ます。
だが、よく分からない。
ミルクのような空間を満たす混沌、カオティック、とでも言おうか。
気体のような液体のようなものが
辺りを満たしている、そんな気分。
ただ、強い花の香りが漂っている。
そう、それは
百合の香りのようだった。
ある種の百合の香りには
強い神経毒が含有されているので
これを、祈祷の際のドラッグに使う種族もあると
聞いた事があるが、まあどうでもいい。
僕は、そのせいかトリップしてしまった。
微かな、声を聞く。
「.......」
「.......」
「.......」
耳を澄ます。
だが、よく分からない。
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