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Phase 1 生まれ変わってもブラック会社に勤めていた迷宮探索者の憂鬱
第7話 赤字
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「ううっ……」
オルテガは、顔にかかる水に反応して目が覚めた。
正確にはそれは水ではなく水薬であり、水のように濡れることなくすぐに体内へと溶け込み、そしてオルテガの怪我を癒した。
目を開けると、そこには先輩探索者であるロキの姿があり、すぐ横には先に蘇生していた同期のエドとカーロスがいた。
「目が覚めたか、オルテガ?研修ノルマはこなせなかったが、今日はもう帰るぞ。いいな?」
ロキの言葉を聞くと、オルテガは先ほど起きた出来事を思い出した。
オルテガがロキの静止を振り払って進んだ先の部屋で、ミノタウロスが現れたこと。突然の出来事に反応できずにいた時、ロキが自分の身代わりとなって負傷したこと。ロキが気を失うと、ミノタウロスの斧の一振りで残された三人が同時に吹き飛ばされたこと。オルテガはその時気を失ってしまったらしく、それ以降何があったのか記憶がない。
慌ててロキに状況を尋ねる。
「ミ……、ミノタウロスは?」
辺りには自分たち四人の他、何の姿もない。気を失う前と同じ部屋のようだが、先ほど自分たちを襲ったミノタウロスの姿がないのだ。
オルテガが気を失う瞬間、このまま全員殺されるものだと思った。だとしたら、ここは死後の世界なのだろうか?
「あいつは、俺がなんとか倒した。」
ロキの返答に、オルテガは言葉を失う。
万年Dランクと馬鹿にしていた相手、ロキが一人でミノタウロスを倒したとは到底信じがたい。
だがロキが杖のようにして持っている巨大な両手斧に気づく。確かにそれはミノタウロスが持っていたものだ。それを手にしているということは、ミノタウロスを倒して手に入れたということなのだろう。オルテガは自分たち三人が失神している間に、本当にロキがミノタウロスを一人で倒したのだと理解する。
そして、ロキが続けて状況の説明をする。
「だけど俺の剣は折れちまったし、ポーションも今ので終わりだ。だから今回はこれ以上の探索は無理だ。」
見ればロキは怪我をしていた。
頭から血を流している。
ポーションを使えば傷跡が治るだけでなく、それまでの出血跡もきれいに消えるはずだ。
つまりロキは、怪我をしている自分にポーションを使う前に、オルテガたち三人に使ってしまったのだ。
気を失う前までのオルテガたちの生意気な態度は息をひそめ、素直にロキの指示に従う。
四人は、帰還の巻物でダンジョンから帰還した。
★★★★★★★★
全てのダンジョンの出入り口には、探索者組合、通称ギルドの施設が建てられている。
それはダンジョン探索の管理の全てをギルドが行っているためであり、探索者がダンジョンにて得た利益をもれなく把握し確実に税金を徴収するためでもある。
ギルドの施設にはダンジョンの入り口だけでなく、ダンジョン探索のために必要な武具やポーションなどのアイテムの販売所や、獲得した魔石やアイテムの鑑定所、ダンジョン探索で得た利益に応じて税金を納める納税所など、様々な施設が集まっている。
負傷したまま帰還のスクロールで転移してきたロキたちは、ギルド職員たちに手助けしてもらいながら、治療室へと案内され、治癒の魔法による治療を受けた。
ここではギルドに登録している者ならば、だれでも銀貨1枚で治癒魔法をかけてもらうことができる。だが同じ効果を持つ回復薬の値段は、銀貨10枚もする。
例えば帰還直前であれば、ポーションを使わずにギルドへ戻ってから治療を受ける方が安く済む。だが帰還後に治療を受ければよいとポーションを使わずに無理をしてしまうと、そのまま行動不能になりダンジョンから戻ってくることもできなくなってしまうこともある。ロキ達のように治癒魔法を使える者がいないパーティには、怪我の治療のタイミングは非常に重要な課題となっている。
治療室で怪我を治し終えたロキは、先に提出してあった今回の拾得物の鑑定結果を確認しに、鑑定所まで行った。
そこで聞かされたのは、がっかりするような結果であった。
「ええっ?そんなに安いの?」
思わずロキは大きな声を出してしまう。
職員は渋い顔をしながら、鑑定結果の説明を始めた。
「まず全部で12個あった魔石は、ミノタウロスから採取されたというもの以外は最低ランク、1個あたり100セルだな。」
「まースライムの魔石だしな。」
「ミノタウロスの魔石だけは立派なもんだ。これだけで2万セルの価値があるだろう。最後にドロップアイテムの斧だが、残念ながら何の特殊効果も付いてなかった。ただデカいだけの斧だ。鑑定価格は3000セル。」
「3000セル?!いや、でもミノタウロスの斧だよ?レアだろ?こんな重いの無理して持ち帰ったのに、それっぽっちなの?」
「レアなのは認めるよ。でも、ただのでかいだけの斧だな。デカすぎて、こんなもの使いたがるもの好きはいないだろう。だとしたらこれは鋳直す材料以外に使い道はなさそうだ。今時ただの鉄に高い値はついたりしないのは分かってくれるよな?」
「……」
職員の説明に返す言葉もなく、黙ってしまうロキ。
値段交渉すれば多少鑑定価格を上げてもらえることもあるが、今回ばかりは交渉の余地もなさそうだ。
「どうする?これ全部買取りでいいか?それともレアな斧は自分で使うか?」
「……買取りで。クランに報告しなきゃいけないんで、リストもよろしく」
「分かった」
そうして換金を終えたロキは、レギオンへ戻ると上司のところへ今回の探索の報告へ向かった。
★★★★★★★★
「バカヤロウ!」
一通りの報告を黙って聞いていた上司のゲイズは、ロキが話し終えると同時に部屋の外に聞こえるほどの大声で怒鳴り声を上げた。
「何をしてるんだ貴様は!新人に大けがをさせた挙句に、ろくに財宝も取得できなかったのか!」
「しょーがねえだろ。新人が俺の指示を無視して進んで、そこにミノタウロスが出たんだ。生きて帰って来れただけでも良かったじゃねえか。危うく全滅するところだったんだぜ?」
「ミノタウロスを倒したのなら、なぜそこで帰って来たんだ!階層ボス以外の中ボスが現れる場合は、財宝を守ってるのが普通だろう!その先に金になるものがあるに決まってるじゃないか!今からすぐに別のパーティーを向かわせるが、おまえがもたもたしてるから今頃他のレギオンに先を財宝を取られてるかもしれないじゃないか!」
「ミノタウロスのせいで俺の武器がいかれちまったし、ポーションも切れちまったし、財宝の前にもう一体魔物が出たら終わりだって。帰るしかねえだろ?」
「すいません、俺がセンパイの言うことを聞かなかったから……」
一緒に報告に来ていたオルテガがそう謝罪すると、ゲイズはその言葉を遮って制止した。
「いや、おまえはいい。リマップされたばかりの階層に出会ったなら、多少の危険を顧みず探索を進めるのは迷宮探索者として当たり前のことだ」
「だから、危険を顧みなかったら死にそうになったんで帰ってきたんだよ!」
「バカヤロウ!死にそうになるのは勝手だが、多少なりとも財宝を持ち帰ってこいって言ってるんだ!」
「死んだら財宝も持ち帰れねえだろうが!」
「おまえはまだ死んでないだろう!そういう事は死んでから言え!」
「死んだら何もしゃべれねえよ!」
ロキとゲイズの激しい言い合いに、オルテガたちは何も言えず俯いていた。
研修とはいえ今回の探索は赤字だった。
この世界の通貨、セル。銅貨1枚が100セル。銀貨1枚で1000セル。金貨1枚が10万セルとなる。
研修で万が一新人が怪我をした時のために持って行った3つのポーションは全て使用してしまった。それが合計3万セル。そしてギルドでのロキの治療費が1000セルである。またロキは自分のレイピアを破損させて失った。レイピアを買いなおすとすればおよそ10000セル。
対して収入の方は、先ほど鑑定所での鑑定結果の合計24,100セル。
差し引き16,900セルの赤字である。
ロキの収入はクランと契約している給料制だが、ロキがもらっている月給は15万セル、日当にするとおよそ5,000セル。レギオンからはその3倍の利益を上げることを要求されている。休まず1か月迷宮探索するとしても、一日当たり15,000セル以上の利益を上げなければ昇給はないし、著しく少なければ減俸の対象になってしまう。
ゲイズの説教が終わり執務室から出てきた後も、ロキは金のことを考えるほどに気が滅入っていた。
オルテガは、顔にかかる水に反応して目が覚めた。
正確にはそれは水ではなく水薬であり、水のように濡れることなくすぐに体内へと溶け込み、そしてオルテガの怪我を癒した。
目を開けると、そこには先輩探索者であるロキの姿があり、すぐ横には先に蘇生していた同期のエドとカーロスがいた。
「目が覚めたか、オルテガ?研修ノルマはこなせなかったが、今日はもう帰るぞ。いいな?」
ロキの言葉を聞くと、オルテガは先ほど起きた出来事を思い出した。
オルテガがロキの静止を振り払って進んだ先の部屋で、ミノタウロスが現れたこと。突然の出来事に反応できずにいた時、ロキが自分の身代わりとなって負傷したこと。ロキが気を失うと、ミノタウロスの斧の一振りで残された三人が同時に吹き飛ばされたこと。オルテガはその時気を失ってしまったらしく、それ以降何があったのか記憶がない。
慌ててロキに状況を尋ねる。
「ミ……、ミノタウロスは?」
辺りには自分たち四人の他、何の姿もない。気を失う前と同じ部屋のようだが、先ほど自分たちを襲ったミノタウロスの姿がないのだ。
オルテガが気を失う瞬間、このまま全員殺されるものだと思った。だとしたら、ここは死後の世界なのだろうか?
「あいつは、俺がなんとか倒した。」
ロキの返答に、オルテガは言葉を失う。
万年Dランクと馬鹿にしていた相手、ロキが一人でミノタウロスを倒したとは到底信じがたい。
だがロキが杖のようにして持っている巨大な両手斧に気づく。確かにそれはミノタウロスが持っていたものだ。それを手にしているということは、ミノタウロスを倒して手に入れたということなのだろう。オルテガは自分たち三人が失神している間に、本当にロキがミノタウロスを一人で倒したのだと理解する。
そして、ロキが続けて状況の説明をする。
「だけど俺の剣は折れちまったし、ポーションも今ので終わりだ。だから今回はこれ以上の探索は無理だ。」
見ればロキは怪我をしていた。
頭から血を流している。
ポーションを使えば傷跡が治るだけでなく、それまでの出血跡もきれいに消えるはずだ。
つまりロキは、怪我をしている自分にポーションを使う前に、オルテガたち三人に使ってしまったのだ。
気を失う前までのオルテガたちの生意気な態度は息をひそめ、素直にロキの指示に従う。
四人は、帰還の巻物でダンジョンから帰還した。
★★★★★★★★
全てのダンジョンの出入り口には、探索者組合、通称ギルドの施設が建てられている。
それはダンジョン探索の管理の全てをギルドが行っているためであり、探索者がダンジョンにて得た利益をもれなく把握し確実に税金を徴収するためでもある。
ギルドの施設にはダンジョンの入り口だけでなく、ダンジョン探索のために必要な武具やポーションなどのアイテムの販売所や、獲得した魔石やアイテムの鑑定所、ダンジョン探索で得た利益に応じて税金を納める納税所など、様々な施設が集まっている。
負傷したまま帰還のスクロールで転移してきたロキたちは、ギルド職員たちに手助けしてもらいながら、治療室へと案内され、治癒の魔法による治療を受けた。
ここではギルドに登録している者ならば、だれでも銀貨1枚で治癒魔法をかけてもらうことができる。だが同じ効果を持つ回復薬の値段は、銀貨10枚もする。
例えば帰還直前であれば、ポーションを使わずにギルドへ戻ってから治療を受ける方が安く済む。だが帰還後に治療を受ければよいとポーションを使わずに無理をしてしまうと、そのまま行動不能になりダンジョンから戻ってくることもできなくなってしまうこともある。ロキ達のように治癒魔法を使える者がいないパーティには、怪我の治療のタイミングは非常に重要な課題となっている。
治療室で怪我を治し終えたロキは、先に提出してあった今回の拾得物の鑑定結果を確認しに、鑑定所まで行った。
そこで聞かされたのは、がっかりするような結果であった。
「ええっ?そんなに安いの?」
思わずロキは大きな声を出してしまう。
職員は渋い顔をしながら、鑑定結果の説明を始めた。
「まず全部で12個あった魔石は、ミノタウロスから採取されたというもの以外は最低ランク、1個あたり100セルだな。」
「まースライムの魔石だしな。」
「ミノタウロスの魔石だけは立派なもんだ。これだけで2万セルの価値があるだろう。最後にドロップアイテムの斧だが、残念ながら何の特殊効果も付いてなかった。ただデカいだけの斧だ。鑑定価格は3000セル。」
「3000セル?!いや、でもミノタウロスの斧だよ?レアだろ?こんな重いの無理して持ち帰ったのに、それっぽっちなの?」
「レアなのは認めるよ。でも、ただのでかいだけの斧だな。デカすぎて、こんなもの使いたがるもの好きはいないだろう。だとしたらこれは鋳直す材料以外に使い道はなさそうだ。今時ただの鉄に高い値はついたりしないのは分かってくれるよな?」
「……」
職員の説明に返す言葉もなく、黙ってしまうロキ。
値段交渉すれば多少鑑定価格を上げてもらえることもあるが、今回ばかりは交渉の余地もなさそうだ。
「どうする?これ全部買取りでいいか?それともレアな斧は自分で使うか?」
「……買取りで。クランに報告しなきゃいけないんで、リストもよろしく」
「分かった」
そうして換金を終えたロキは、レギオンへ戻ると上司のところへ今回の探索の報告へ向かった。
★★★★★★★★
「バカヤロウ!」
一通りの報告を黙って聞いていた上司のゲイズは、ロキが話し終えると同時に部屋の外に聞こえるほどの大声で怒鳴り声を上げた。
「何をしてるんだ貴様は!新人に大けがをさせた挙句に、ろくに財宝も取得できなかったのか!」
「しょーがねえだろ。新人が俺の指示を無視して進んで、そこにミノタウロスが出たんだ。生きて帰って来れただけでも良かったじゃねえか。危うく全滅するところだったんだぜ?」
「ミノタウロスを倒したのなら、なぜそこで帰って来たんだ!階層ボス以外の中ボスが現れる場合は、財宝を守ってるのが普通だろう!その先に金になるものがあるに決まってるじゃないか!今からすぐに別のパーティーを向かわせるが、おまえがもたもたしてるから今頃他のレギオンに先を財宝を取られてるかもしれないじゃないか!」
「ミノタウロスのせいで俺の武器がいかれちまったし、ポーションも切れちまったし、財宝の前にもう一体魔物が出たら終わりだって。帰るしかねえだろ?」
「すいません、俺がセンパイの言うことを聞かなかったから……」
一緒に報告に来ていたオルテガがそう謝罪すると、ゲイズはその言葉を遮って制止した。
「いや、おまえはいい。リマップされたばかりの階層に出会ったなら、多少の危険を顧みず探索を進めるのは迷宮探索者として当たり前のことだ」
「だから、危険を顧みなかったら死にそうになったんで帰ってきたんだよ!」
「バカヤロウ!死にそうになるのは勝手だが、多少なりとも財宝を持ち帰ってこいって言ってるんだ!」
「死んだら財宝も持ち帰れねえだろうが!」
「おまえはまだ死んでないだろう!そういう事は死んでから言え!」
「死んだら何もしゃべれねえよ!」
ロキとゲイズの激しい言い合いに、オルテガたちは何も言えず俯いていた。
研修とはいえ今回の探索は赤字だった。
この世界の通貨、セル。銅貨1枚が100セル。銀貨1枚で1000セル。金貨1枚が10万セルとなる。
研修で万が一新人が怪我をした時のために持って行った3つのポーションは全て使用してしまった。それが合計3万セル。そしてギルドでのロキの治療費が1000セルである。またロキは自分のレイピアを破損させて失った。レイピアを買いなおすとすればおよそ10000セル。
対して収入の方は、先ほど鑑定所での鑑定結果の合計24,100セル。
差し引き16,900セルの赤字である。
ロキの収入はクランと契約している給料制だが、ロキがもらっている月給は15万セル、日当にするとおよそ5,000セル。レギオンからはその3倍の利益を上げることを要求されている。休まず1か月迷宮探索するとしても、一日当たり15,000セル以上の利益を上げなければ昇給はないし、著しく少なければ減俸の対象になってしまう。
ゲイズの説教が終わり執務室から出てきた後も、ロキは金のことを考えるほどに気が滅入っていた。
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