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Phase 2 なぜか世界の命運を担うことになった迷宮探索者の憂鬱
第82話 ロキの推論
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ロキは国王たちと共にこの国の問題点の洗い出しと改革案の検討をしながら過ごしていたが、いずれ勇者ダイジローと決着をつけなければいけないと考えていた。
だか王都内では魔法が使えずお互いに万全の力は発揮できないし、例え直接対決して倒したとしても神殿勢力からの圧力がかかると考えられる。
そんな中、ロキが恐れていたのは勇者による闇討ちだった。
あちらも表立ってロキたちを襲うわけにはいかないだろう。意味もなく人を傷つけたら傷害罪だ。だからこそバレずにロキたちを殺すには、通り魔の仕業に見せて人知れずロキを殺す手段を考えているに違いないとロキは考えていた。だからアルマやココロには一人で行動しないよう厳重に注意させた。そして万が一夜道を襲われた時には返り討ちにし、その行為を咎めるつもりだ。
もしかしたら勇者本人ではなく、刺客を雇ってくるかもしれない。その場合刺客を捕らえて勇者とのつながりを吐かせないとならないし、絶対に雇い主の情報を漏らさないような優秀な刺客であれば、勇者の行動からその刺客とのつながりを探さなければならない。この王都でのつながりは少なそうな勇者よりも、勇者を信望している神殿が殺し屋を雇った場合の方が難しいことになりそうだ。
国王に神殿の動きの観察も頼みつつも基本的にはロキは待ちの姿勢で、勇者が何か行動を起こすのを待っていた。
だが実際の勇者の行動は、ロキの予想とは違うものだった。
貧困層の仕事を作るための公共事業と一般国民向けの学校の設立についての話を、ロキが国王たちと詰めている時だった。慌てながら国王の元に訪れた伝令が伝えたのは、突然勇者が迷宮探索を再開したというニュースだった。
それはロキだけでなく、国王や重鎮たちにとっても寝耳に水のニュースであった。
その場の議題については中断し、対勇者について話し合われた。前回3つの迷宮を踏破したという勇者。現在の歴史上では2回しか迷宮を踏破していない。おそらく向かったのは前回踏破した三つ目の迷宮。それはつまり一度踏破していて、勇者にとっては勝手知ったる迷宮と言うことだ。
それを説明してくれた宮廷魔術師モールに、ロキは率直な質問をする。
「勇者の狙いは何だろう?」
「おそらく迷宮踏破の報酬を国王陛下からもらうことだろうな」
「前回の歴史では、王位継承権と王国軍最高司令官の役職をもらったとか……」
「勇者が今まで3つ目の迷宮踏破に向かわなかったのは、おそらくそれら前回の報酬に対して興味を失っているからだ。それが今回迷宮探索を再開したということは、それとは別に陛下に対して要求があるということだろう」
「まさか……レオンの処刑?」
「……おそらくそうだろう」
勇者がこのまま3つ目の迷宮を踏破した時の事を考えて、一同は言葉に詰まる。
「でも陛下はその望みは叶えるわけないですよね?」
「そうだな。だかそうなると、迷宮を踏破した英雄の望みに応えることができないことで、神殿からの圧力が強くなるだろうな」
「陛下はなんでそんなに神殿に対してビビってんですか?」
「この国の人間は神への信仰が厚い。もし余が神の意向に反する行いをしたとなれば、余に対する国民の不信感となって最悪の場合は国の経営に支障をきたすかもしれんな」
「それを神殿が後押しするっていうことか。ったく、どうしようもないクズ集団だな。はっきり言わせてもらうけど。神殿っつーのもかなり腐った組織だよな。神様を信仰するっていいながら、実際に信仰してるのは金みたいだし、かなり低俗な連中だぜ。だとしたらこの国を健全にするためにも、一度神殿は解体する必要があると思うぜ俺は」
「ロキ殿、滅多な発言は気をつけよ。この国ではそなたが思っているよりも神殿の影響力は強い」
「だからこそ解体する必要があるんだよ。つーか神様を信仰してるのか女神を信仰してるのか分かんない時点で、あいつらは矛盾だらけだ」
「そんなことはない。女神様は神様と我らをつなぐ存在だ。どちらも信仰していてもおかしいことはない」
「誰が言った?」
「む?」
「だれが女神が神と人を結ぶ存在と言ったんだ?あれは多分全然別の存在だぞ」
ロキの意見に一同が凍り付く。神の使いである女神というのは、神殿が公言していることだ。その言葉に促され、人々は人知の及ばぬ存在という意味で神と女神はほぼ同一の存在だと認識している。
だがロキは神と女神は全くの別物と言う。言われて国王やモールたちは考える。神と女神の違いを。
「神殿に行っておかしいと思わないのか?神はシンボルだけ、女神はリアルな姿を知られている。見た目にも全く違うじゃないか?それに神は基本的に人間界には不干渉、聖女という媒介を通じて奇跡を起こすだけだ。だが女神はあまりにも人間界に干渉しすぎている。まるで人間たちの混乱を楽しんでいるようじゃないか?」
ロキの推論に、その場にいる誰もが反論できずにいた。むしろロキの言うことが正しいのではと思い始めていた。
「俺は正直神様というのも、絶対に存在すると心底信じているわけじゃない。でも聖女の治癒や結界を見る限り、神は存在しているのだろう。だけど神様というのはあまり人間に興味がないと感じている。例えば俺たち人間だって、蟻のような小さな生き物からしたら全てを理解できない存在だろう。そんな俺たちが蟻の生態系に必要以上に干渉することってあるか?」
「か、変り者ならいるかも知れんじゃないか」
モールのその言葉に、ロキは付け加える。
「神様は蟻たちの事にあまり興味を持っていない普通の人間。女神は蟻に対して自分の力の強さを見せつけて喜んでいる変わり者だとしたら?」
「ロキよ、我々は神にとっては蟻の程度のようなものだと言いたいのか?」
「そうだよ。俺たちが死のうが生きようが神は興味がない。それくらいの関係性だ。だから人間が神を信仰しようがしまいが神には関係がない。それよりも女神だ。あれは多分俺たちの生き死にを面白がって観察している。神殿に神託を下したり勇者を召喚したり。その結果がこの状況だ。悪い状況にしかなってねえ」
「だが女神が召喚した勇者が迷宮を踏破したことで、我々は二つの聖鍵を手に入れた。あれが生み出す無限のエネルギーは金額換算するのも難しいくらいだ」
「別に勇者に頼らなくたって、聖鍵くらい俺たちがいくつでも回収してきてやるよ。勇者以外にも迷宮踏破できる人間が現れたなら、もう勇者を特別視する必要なんてねえだろ?」
「ロキ殿の言うことももっともだ……。だがその通りだったとして、女神信仰を止めさせるのはそう簡単にいくわけではないだろう」
「モールのじいさん、神殿内での女神信者と、純粋な神様だけの信者は誰がそうなのか調べといてもらうことはできるか?」
「それはできんこともないが……」
「後で俺が女神信者を断罪してやるよ!」
「後でとは?」
「その前に勇者の後を追う。迷宮探索だ。勇者よりも先に迷宮を踏破してやる。そうすればレオンの処刑なんて言い出せないだろう?」
「もし今回勇者よりも先にロキ殿が迷宮踏破したとしても、勇者がまた次の迷宮を探索し始めたらどうするのだ?迷宮は国内にいくつもある。いつかは勇者が先に迷宮を踏破するやもしれんぞ?」
「いや、おそらくこれが最後の迷宮探索になる気がする」
「勇者と決着をつけるつもりか?」
「……そうだ」
「勇者ダイジローは強いぞ?」
「黙って見ててもこっちが不利になるだけだ。それに……今までからめ手ばかり考えてきたけど、そういうの俺は向いてないんだよ!直接戦って倒せば勝ち、倒されたら負けっていう分かりやすい方が肌に合ってるんだ!」
だか王都内では魔法が使えずお互いに万全の力は発揮できないし、例え直接対決して倒したとしても神殿勢力からの圧力がかかると考えられる。
そんな中、ロキが恐れていたのは勇者による闇討ちだった。
あちらも表立ってロキたちを襲うわけにはいかないだろう。意味もなく人を傷つけたら傷害罪だ。だからこそバレずにロキたちを殺すには、通り魔の仕業に見せて人知れずロキを殺す手段を考えているに違いないとロキは考えていた。だからアルマやココロには一人で行動しないよう厳重に注意させた。そして万が一夜道を襲われた時には返り討ちにし、その行為を咎めるつもりだ。
もしかしたら勇者本人ではなく、刺客を雇ってくるかもしれない。その場合刺客を捕らえて勇者とのつながりを吐かせないとならないし、絶対に雇い主の情報を漏らさないような優秀な刺客であれば、勇者の行動からその刺客とのつながりを探さなければならない。この王都でのつながりは少なそうな勇者よりも、勇者を信望している神殿が殺し屋を雇った場合の方が難しいことになりそうだ。
国王に神殿の動きの観察も頼みつつも基本的にはロキは待ちの姿勢で、勇者が何か行動を起こすのを待っていた。
だが実際の勇者の行動は、ロキの予想とは違うものだった。
貧困層の仕事を作るための公共事業と一般国民向けの学校の設立についての話を、ロキが国王たちと詰めている時だった。慌てながら国王の元に訪れた伝令が伝えたのは、突然勇者が迷宮探索を再開したというニュースだった。
それはロキだけでなく、国王や重鎮たちにとっても寝耳に水のニュースであった。
その場の議題については中断し、対勇者について話し合われた。前回3つの迷宮を踏破したという勇者。現在の歴史上では2回しか迷宮を踏破していない。おそらく向かったのは前回踏破した三つ目の迷宮。それはつまり一度踏破していて、勇者にとっては勝手知ったる迷宮と言うことだ。
それを説明してくれた宮廷魔術師モールに、ロキは率直な質問をする。
「勇者の狙いは何だろう?」
「おそらく迷宮踏破の報酬を国王陛下からもらうことだろうな」
「前回の歴史では、王位継承権と王国軍最高司令官の役職をもらったとか……」
「勇者が今まで3つ目の迷宮踏破に向かわなかったのは、おそらくそれら前回の報酬に対して興味を失っているからだ。それが今回迷宮探索を再開したということは、それとは別に陛下に対して要求があるということだろう」
「まさか……レオンの処刑?」
「……おそらくそうだろう」
勇者がこのまま3つ目の迷宮を踏破した時の事を考えて、一同は言葉に詰まる。
「でも陛下はその望みは叶えるわけないですよね?」
「そうだな。だかそうなると、迷宮を踏破した英雄の望みに応えることができないことで、神殿からの圧力が強くなるだろうな」
「陛下はなんでそんなに神殿に対してビビってんですか?」
「この国の人間は神への信仰が厚い。もし余が神の意向に反する行いをしたとなれば、余に対する国民の不信感となって最悪の場合は国の経営に支障をきたすかもしれんな」
「それを神殿が後押しするっていうことか。ったく、どうしようもないクズ集団だな。はっきり言わせてもらうけど。神殿っつーのもかなり腐った組織だよな。神様を信仰するっていいながら、実際に信仰してるのは金みたいだし、かなり低俗な連中だぜ。だとしたらこの国を健全にするためにも、一度神殿は解体する必要があると思うぜ俺は」
「ロキ殿、滅多な発言は気をつけよ。この国ではそなたが思っているよりも神殿の影響力は強い」
「だからこそ解体する必要があるんだよ。つーか神様を信仰してるのか女神を信仰してるのか分かんない時点で、あいつらは矛盾だらけだ」
「そんなことはない。女神様は神様と我らをつなぐ存在だ。どちらも信仰していてもおかしいことはない」
「誰が言った?」
「む?」
「だれが女神が神と人を結ぶ存在と言ったんだ?あれは多分全然別の存在だぞ」
ロキの意見に一同が凍り付く。神の使いである女神というのは、神殿が公言していることだ。その言葉に促され、人々は人知の及ばぬ存在という意味で神と女神はほぼ同一の存在だと認識している。
だがロキは神と女神は全くの別物と言う。言われて国王やモールたちは考える。神と女神の違いを。
「神殿に行っておかしいと思わないのか?神はシンボルだけ、女神はリアルな姿を知られている。見た目にも全く違うじゃないか?それに神は基本的に人間界には不干渉、聖女という媒介を通じて奇跡を起こすだけだ。だが女神はあまりにも人間界に干渉しすぎている。まるで人間たちの混乱を楽しんでいるようじゃないか?」
ロキの推論に、その場にいる誰もが反論できずにいた。むしろロキの言うことが正しいのではと思い始めていた。
「俺は正直神様というのも、絶対に存在すると心底信じているわけじゃない。でも聖女の治癒や結界を見る限り、神は存在しているのだろう。だけど神様というのはあまり人間に興味がないと感じている。例えば俺たち人間だって、蟻のような小さな生き物からしたら全てを理解できない存在だろう。そんな俺たちが蟻の生態系に必要以上に干渉することってあるか?」
「か、変り者ならいるかも知れんじゃないか」
モールのその言葉に、ロキは付け加える。
「神様は蟻たちの事にあまり興味を持っていない普通の人間。女神は蟻に対して自分の力の強さを見せつけて喜んでいる変わり者だとしたら?」
「ロキよ、我々は神にとっては蟻の程度のようなものだと言いたいのか?」
「そうだよ。俺たちが死のうが生きようが神は興味がない。それくらいの関係性だ。だから人間が神を信仰しようがしまいが神には関係がない。それよりも女神だ。あれは多分俺たちの生き死にを面白がって観察している。神殿に神託を下したり勇者を召喚したり。その結果がこの状況だ。悪い状況にしかなってねえ」
「だが女神が召喚した勇者が迷宮を踏破したことで、我々は二つの聖鍵を手に入れた。あれが生み出す無限のエネルギーは金額換算するのも難しいくらいだ」
「別に勇者に頼らなくたって、聖鍵くらい俺たちがいくつでも回収してきてやるよ。勇者以外にも迷宮踏破できる人間が現れたなら、もう勇者を特別視する必要なんてねえだろ?」
「ロキ殿の言うことももっともだ……。だがその通りだったとして、女神信仰を止めさせるのはそう簡単にいくわけではないだろう」
「モールのじいさん、神殿内での女神信者と、純粋な神様だけの信者は誰がそうなのか調べといてもらうことはできるか?」
「それはできんこともないが……」
「後で俺が女神信者を断罪してやるよ!」
「後でとは?」
「その前に勇者の後を追う。迷宮探索だ。勇者よりも先に迷宮を踏破してやる。そうすればレオンの処刑なんて言い出せないだろう?」
「もし今回勇者よりも先にロキ殿が迷宮踏破したとしても、勇者がまた次の迷宮を探索し始めたらどうするのだ?迷宮は国内にいくつもある。いつかは勇者が先に迷宮を踏破するやもしれんぞ?」
「いや、おそらくこれが最後の迷宮探索になる気がする」
「勇者と決着をつけるつもりか?」
「……そうだ」
「勇者ダイジローは強いぞ?」
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