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Phase 2 なぜか世界の命運を担うことになった迷宮探索者の憂鬱
第88話 最短踏破への道のり
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「くっそ!どうすればいいんだ」
探索者ギルドにて勇者と遭遇の後、宿に帰ったロキは、一人で頭を悩ませていた。
どう計算しても勇者パーティーより先に迷宮を攻略できない。
このままでは勇者の思惑通り、勇者が先に迷宮を踏破し、その褒賞として自分たちを処刑することを王へ希望するだろう。それを簡単に受け入れるような王ではないことを知っているが、逆に勇者の言い分を真っ向から否定することもできないことも知っている。迷宮を踏破すると手に入れることができる絶大な魔力を生み続ける石『聖鍵』は、それだけこの国にとって価値の高いものなのだ。
勇者の悪行を封じ、この世界の数々のブラックな環境を打破するためには、なんとしてでもロキは勇者よりも先に迷宮を踏破しなくてはならない。
迷宮探索の進め方についてはリーダーであるロキに全て任せ切っているため、一人で悩むロキに対して力になれない仲間たちは、不安そうにロキを見守っていた。
一人で思考に浸っていたロキが何かを決意した表情を浮かべ振り返った時、初めて自分を見守る四人の姿に気が付く。そんな一人一人の仲間たちの顔を見る。
強い意思を持った瞳でこちらを見つめるレオン。両手を胸の位置で握り心配そうな顔な顔をしているアルマ。アルマの横で静かにロキの反応を待つココロ。そんなココロの一方後ろに立ちいつものように動じないアポロ。
ロキはそんな仲間たちへ向けて、頭を下げた。
「どうした?」
「すまない。みんなに頼みがある」
「何ですか?私たちにできることがあったら、何でも言ってください」
アルマはそう言ったが、ロキは頼みごとをすぐに言い出せない。
複雑そうな気持ちを顔に表し、言葉を選んでいるロキに、アポロが声をかける。
「いつものような自信満々な貴様はどこへいった?私たちは貴様の仲間だろう。一人で悩んでないで私たちをもっと頼ってみろ」
レオンがアポロに続く。
「アポロの言う通りだ、ロキ。それにこれは俺の問題にお前たちに巻き込んだようなもんだ。お前が指示するなら俺はどんなことだってやる。どうすればいいロキ?何でも言ってくれ!」
「アポロ、レオン……」
「わ、私はレオンさんたちみたいに役に立てるわけじゃないですが、私にもできることはがんばってやりますから!」
「アルマ……」
「ココロもがんばるよ!」
「ココロもありがとう……。みんなありがとう」
改めて全員の顔を見た後、ロキはゆっくりと話し始める。
「この迷宮でも、一日で1階層を攻略できることが今日潜ってみて分かった。勇者が言うようにこの迷宮が60階層までなら、最低でも後15日探索をすればこの迷宮も踏破できるはずだ」
その説明を聞いて全員が頷く。そしてロキは説明を続ける。
「だが勇者も一日で一階層を攻略できると言っていた。しかもやつらはすでに55階層だと言う。つまりあと6日でこの迷宮を踏破してしまうつもりらしい」
ロキたちの踏破までの最短日数15日、勇者たちの6日。どう考えても勇者たちより先に迷宮を踏破することは不可能なことは、計算が苦手な人間でも分かる。
「だがそんな勇者でも面倒がって委託した迷路階層を俺たちは一日で攻略している。正確に言えばおよそ6時間。今日は様子見みたいなところもあったから、最短で進んでボス戦も最初から躊躇なく最大火力でいけばもっと短縮できるはずだ。迷路階層を抜けた51階層以降はもっと早く攻略できるだろう。だが俺たちが勇者よりも先に迷宮を攻略するためには一日3階層を攻略する必要がある」
仲間たちはロキの説明をかみしめながら理解しようとする。最後にロキはもっと分かりやすく結論を述べた。
「明日一日で3階層を攻略するには、俺の計算では最短で15時間。朝7時に探索を開始して、1階層攻略するたびに休憩をはさんだとして、48階層を突破できるのは深夜24時過ぎだ。あさって以降は迷路階層を抜けるからそれよりも早く終われるとは思う。五日間だけ。悪いが五日間だけこの無茶に付き合ってもらえないか」
「うん!」
「頑張りましょうね!」
「姫様が眠くなったら無理はさせられんが、それまではいいだろう」
ココロ、アルマ、アポロが簡単に了承をする。
無茶を承知で頼んだのにも関わらず、あまりにも簡単に了承してくれた仲間たちに対して戸惑っているロキに代わり、レオンが三人に礼を言った。
「悪いな、ありがとう」
「いや、さすがに毎日そんな睡眠時間を削ってまで長時間労働させるのは申し訳ないんだが……」
仲間の反応に混乱しているロキの、申し訳ない気持ちが爆発する。
「でも、勇者パーティーよりも先に迷宮を踏破するには、そうするしかないんですよね?」
「そうだ……でもこれじゃあまりにブラックじゃないか?ブラックな労働環境を改善するのが俺の目標だったんだけど……」
「何言ってるんだ。前回迷宮を踏破してから散々休みをくれたじゃないか。それに五日間だけなんだろ?」
「だけど五日間だけでもかなりつらい思いをさせてしまう……」
「ココロは迷宮探索楽しいよ!」
「姫様が楽しいのならブラックではないな。フフ……」
レオンもココロもアポロも、全く意に介さないといった感じだ。
そしれアルマがロキを気遣う。
「長時間の探索は大変ですけど、ロキさんのおかげで私たちは楽しく迷宮探索させてもらってるんで、前にロキさんが言っていた精神的ストレス?……っていうのはほとんど感じていませんよ。それよりもロキさんが一人で問題を抱えて悩んでいる方が心配になっちゃいます。私たちは仲間なんですから、もっと頼ってくださいね」
「アルマ……ありがとう。それにみんなもありがとう。それじゃあ明日からは悪いが付き合ってもらうぞ!」
「うん!」「はい!」「ああ!」「ふん!」
意を決して長時間探索を申し出たロキだったが、あまりにも簡単に四人それぞれの了承を得て話がまとまる。
実際に探索してみんなの疲れ具合を見て調整する必要はあるかと思うが、残る五日間、迷宮探索のタイムアタックが始まることになった。
そしてその後、翌日のために早めに寝ようと話していた頃、ロキたちがいる部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「こんな時間に誰でしょう?」
「あ、俺が出るよ」
ロキが扉を開けると、そこに立っていたのは、聖女レオーネだった。
「ルナさん……」
「こんな遅くにごめんなさい」
「いえ、そんなことより一人ですか?敵対している俺たちのところに来て大丈夫なんですか?」
「あの人に見つかったら怒られるでしょうね……」
俯きながら、勇者には内緒で訪問してきたことを告げるレオーネ。
その表情は重い。
ロキはレオーネを中へ案内すると、椅子に座り訪問の理由を尋ねた。
「ロキさん……。みなさんも、この国から逃げてください」
「それはこのままじゃ俺たちが勇者に殺されるからですか?」
「そうです。今日のあの人の言葉は本気でした。あの人は偏屈で頑固な性格をしているので、ロキさんたちの処刑を求めると言ったからには撤回しません。このままでは本当に殺されてしまいます。勇者のいない他国へ逃げてください」
「そんなことよりルナさん。あなたの方こそ大丈夫ですか?顔色が悪いようですけど、ひどく疲れていませんか?」
「それは……、迷宮探索で前面に立つバカラさんが怪我をする頻度が高いので、治癒魔法を使う回数が多くて。その疲れです。大したことはありません」
前にも聞いていたが、レオーネは精神的ストレスの強い環境にあり、そのせいで聖女の神威代行魔法がうまく使えていない。ロキの予想ではアルマと同じように魔力切れなどしないはずなのだが、ストレスのせいで使用回数に制限があり、そして人使いの荒い勇者によって限界まで治癒魔法を使わされているのだろうと容易に想像できた。
レオーネに対し淡い恋心を抱いているロキは、その身が心配になってしまう。
「ルナさん。俺たちに逃げろと言うのなら、ルナさんも一緒に逃げませんか?」
「え?」
あまりに突然の申し出に、レオーネは困惑する。
「ルナさんは聖女として働きすぎです。他人のために限界まで働かされている姿を見て、俺は心配で仕方ありません。もう聖女という地位は捨てて、一人のルナという女性として生きてもいいんじゃないですか?俺と一緒にこことは違う国へ行きましょう。そこで勇者のことも聖女の仕事も忘れて、一緒に生きませんか?お金のことなら心配いりません。俺は前回の探索の報奨金がありますし、それを持ち出せなくても新しい土地でまた探索者をやってもいいし、税理士としてどっかで働いてもいい。俺こう見えていろいろできるんで、生活は心配いらないですよ」
「ロキさん……」
それはロキにとって恋愛感情の告白でもあり、恋愛に慣れないレオーネでもその気持ちは理解できた。
先ほどまで最短で探索をすると話したばかりの仲間たちも、もしロキが逃げたいというのならそれでもいいと考え、何も口を挟まない。
ロキたち五人とレオーネの運命は、レオーネの返答に委ねられた。
探索者ギルドにて勇者と遭遇の後、宿に帰ったロキは、一人で頭を悩ませていた。
どう計算しても勇者パーティーより先に迷宮を攻略できない。
このままでは勇者の思惑通り、勇者が先に迷宮を踏破し、その褒賞として自分たちを処刑することを王へ希望するだろう。それを簡単に受け入れるような王ではないことを知っているが、逆に勇者の言い分を真っ向から否定することもできないことも知っている。迷宮を踏破すると手に入れることができる絶大な魔力を生み続ける石『聖鍵』は、それだけこの国にとって価値の高いものなのだ。
勇者の悪行を封じ、この世界の数々のブラックな環境を打破するためには、なんとしてでもロキは勇者よりも先に迷宮を踏破しなくてはならない。
迷宮探索の進め方についてはリーダーであるロキに全て任せ切っているため、一人で悩むロキに対して力になれない仲間たちは、不安そうにロキを見守っていた。
一人で思考に浸っていたロキが何かを決意した表情を浮かべ振り返った時、初めて自分を見守る四人の姿に気が付く。そんな一人一人の仲間たちの顔を見る。
強い意思を持った瞳でこちらを見つめるレオン。両手を胸の位置で握り心配そうな顔な顔をしているアルマ。アルマの横で静かにロキの反応を待つココロ。そんなココロの一方後ろに立ちいつものように動じないアポロ。
ロキはそんな仲間たちへ向けて、頭を下げた。
「どうした?」
「すまない。みんなに頼みがある」
「何ですか?私たちにできることがあったら、何でも言ってください」
アルマはそう言ったが、ロキは頼みごとをすぐに言い出せない。
複雑そうな気持ちを顔に表し、言葉を選んでいるロキに、アポロが声をかける。
「いつものような自信満々な貴様はどこへいった?私たちは貴様の仲間だろう。一人で悩んでないで私たちをもっと頼ってみろ」
レオンがアポロに続く。
「アポロの言う通りだ、ロキ。それにこれは俺の問題にお前たちに巻き込んだようなもんだ。お前が指示するなら俺はどんなことだってやる。どうすればいいロキ?何でも言ってくれ!」
「アポロ、レオン……」
「わ、私はレオンさんたちみたいに役に立てるわけじゃないですが、私にもできることはがんばってやりますから!」
「アルマ……」
「ココロもがんばるよ!」
「ココロもありがとう……。みんなありがとう」
改めて全員の顔を見た後、ロキはゆっくりと話し始める。
「この迷宮でも、一日で1階層を攻略できることが今日潜ってみて分かった。勇者が言うようにこの迷宮が60階層までなら、最低でも後15日探索をすればこの迷宮も踏破できるはずだ」
その説明を聞いて全員が頷く。そしてロキは説明を続ける。
「だが勇者も一日で一階層を攻略できると言っていた。しかもやつらはすでに55階層だと言う。つまりあと6日でこの迷宮を踏破してしまうつもりらしい」
ロキたちの踏破までの最短日数15日、勇者たちの6日。どう考えても勇者たちより先に迷宮を踏破することは不可能なことは、計算が苦手な人間でも分かる。
「だがそんな勇者でも面倒がって委託した迷路階層を俺たちは一日で攻略している。正確に言えばおよそ6時間。今日は様子見みたいなところもあったから、最短で進んでボス戦も最初から躊躇なく最大火力でいけばもっと短縮できるはずだ。迷路階層を抜けた51階層以降はもっと早く攻略できるだろう。だが俺たちが勇者よりも先に迷宮を攻略するためには一日3階層を攻略する必要がある」
仲間たちはロキの説明をかみしめながら理解しようとする。最後にロキはもっと分かりやすく結論を述べた。
「明日一日で3階層を攻略するには、俺の計算では最短で15時間。朝7時に探索を開始して、1階層攻略するたびに休憩をはさんだとして、48階層を突破できるのは深夜24時過ぎだ。あさって以降は迷路階層を抜けるからそれよりも早く終われるとは思う。五日間だけ。悪いが五日間だけこの無茶に付き合ってもらえないか」
「うん!」
「頑張りましょうね!」
「姫様が眠くなったら無理はさせられんが、それまではいいだろう」
ココロ、アルマ、アポロが簡単に了承をする。
無茶を承知で頼んだのにも関わらず、あまりにも簡単に了承してくれた仲間たちに対して戸惑っているロキに代わり、レオンが三人に礼を言った。
「悪いな、ありがとう」
「いや、さすがに毎日そんな睡眠時間を削ってまで長時間労働させるのは申し訳ないんだが……」
仲間の反応に混乱しているロキの、申し訳ない気持ちが爆発する。
「でも、勇者パーティーよりも先に迷宮を踏破するには、そうするしかないんですよね?」
「そうだ……でもこれじゃあまりにブラックじゃないか?ブラックな労働環境を改善するのが俺の目標だったんだけど……」
「何言ってるんだ。前回迷宮を踏破してから散々休みをくれたじゃないか。それに五日間だけなんだろ?」
「だけど五日間だけでもかなりつらい思いをさせてしまう……」
「ココロは迷宮探索楽しいよ!」
「姫様が楽しいのならブラックではないな。フフ……」
レオンもココロもアポロも、全く意に介さないといった感じだ。
そしれアルマがロキを気遣う。
「長時間の探索は大変ですけど、ロキさんのおかげで私たちは楽しく迷宮探索させてもらってるんで、前にロキさんが言っていた精神的ストレス?……っていうのはほとんど感じていませんよ。それよりもロキさんが一人で問題を抱えて悩んでいる方が心配になっちゃいます。私たちは仲間なんですから、もっと頼ってくださいね」
「アルマ……ありがとう。それにみんなもありがとう。それじゃあ明日からは悪いが付き合ってもらうぞ!」
「うん!」「はい!」「ああ!」「ふん!」
意を決して長時間探索を申し出たロキだったが、あまりにも簡単に四人それぞれの了承を得て話がまとまる。
実際に探索してみんなの疲れ具合を見て調整する必要はあるかと思うが、残る五日間、迷宮探索のタイムアタックが始まることになった。
そしてその後、翌日のために早めに寝ようと話していた頃、ロキたちがいる部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「こんな時間に誰でしょう?」
「あ、俺が出るよ」
ロキが扉を開けると、そこに立っていたのは、聖女レオーネだった。
「ルナさん……」
「こんな遅くにごめんなさい」
「いえ、そんなことより一人ですか?敵対している俺たちのところに来て大丈夫なんですか?」
「あの人に見つかったら怒られるでしょうね……」
俯きながら、勇者には内緒で訪問してきたことを告げるレオーネ。
その表情は重い。
ロキはレオーネを中へ案内すると、椅子に座り訪問の理由を尋ねた。
「ロキさん……。みなさんも、この国から逃げてください」
「それはこのままじゃ俺たちが勇者に殺されるからですか?」
「そうです。今日のあの人の言葉は本気でした。あの人は偏屈で頑固な性格をしているので、ロキさんたちの処刑を求めると言ったからには撤回しません。このままでは本当に殺されてしまいます。勇者のいない他国へ逃げてください」
「そんなことよりルナさん。あなたの方こそ大丈夫ですか?顔色が悪いようですけど、ひどく疲れていませんか?」
「それは……、迷宮探索で前面に立つバカラさんが怪我をする頻度が高いので、治癒魔法を使う回数が多くて。その疲れです。大したことはありません」
前にも聞いていたが、レオーネは精神的ストレスの強い環境にあり、そのせいで聖女の神威代行魔法がうまく使えていない。ロキの予想ではアルマと同じように魔力切れなどしないはずなのだが、ストレスのせいで使用回数に制限があり、そして人使いの荒い勇者によって限界まで治癒魔法を使わされているのだろうと容易に想像できた。
レオーネに対し淡い恋心を抱いているロキは、その身が心配になってしまう。
「ルナさん。俺たちに逃げろと言うのなら、ルナさんも一緒に逃げませんか?」
「え?」
あまりに突然の申し出に、レオーネは困惑する。
「ルナさんは聖女として働きすぎです。他人のために限界まで働かされている姿を見て、俺は心配で仕方ありません。もう聖女という地位は捨てて、一人のルナという女性として生きてもいいんじゃないですか?俺と一緒にこことは違う国へ行きましょう。そこで勇者のことも聖女の仕事も忘れて、一緒に生きませんか?お金のことなら心配いりません。俺は前回の探索の報奨金がありますし、それを持ち出せなくても新しい土地でまた探索者をやってもいいし、税理士としてどっかで働いてもいい。俺こう見えていろいろできるんで、生活は心配いらないですよ」
「ロキさん……」
それはロキにとって恋愛感情の告白でもあり、恋愛に慣れないレオーネでもその気持ちは理解できた。
先ほどまで最短で探索をすると話したばかりの仲間たちも、もしロキが逃げたいというのならそれでもいいと考え、何も口を挟まない。
ロキたち五人とレオーネの運命は、レオーネの返答に委ねられた。
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