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Phase 2 なぜか世界の命運を担うことになった迷宮探索者の憂鬱
第93話 再び神殿へ
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王都へ帰ってすぐにロキたちが連れて来られたのは、神殿本部前だった。
魔動車から降りるロキたち五人と、勇者パーティーの四人。
神殿前には物々しい雰囲気で、法衣を着た神官たちがそろっており、ロキたちが来るのを待ち構えていた。
これから行われると言う神前裁判。それはこの国における最高裁判であり、裁判所ではなくこの神殿にて執り行われる。
神の前で嘘を付けば死後地獄に堕ち、神の前で素直に罪を認めれば死後の苦しみが軽くなると言われている。
そんな信仰意識の元で行われる神前裁判は、神殿の最高責任者である大司教が最高裁判官として裁判を行う。
本来国民の権利や自由を守るための場所であるが、神殿の権力の行使の場でもある。
騎士バカラが暴れ出した勇者を取り押さえて神前裁判の場へと連れて行こうとしたところ、なぜか勇者ではなくロキが告発されていた。
「どう考えても俺たちを陥れる罠だよな」
ロキがポツリと呟く。
だがその声に悲壮感はない。正面から戦う気でいるからだ。
神官たちの中の一人がロキたちの前にやってくる。
「おまえが被告人ロキだな。こちらへ来てもらおう」
「被告人ってことは俺を訴えた奴と、訴えた理由があるってことだよな?誰だそいつは?告発理由は何だ?」
「白を切るつもりか?お前を訴えたのは神殿。告発理由は勇者様への傷害、暴行、殺人未遂、それにブルームポートの迷宮探索者ギルドへの業務妨害行為だ!」
「ここまで濡れ衣を着せられちゃ呆れてくるぜ。お前たちは自分たちが言えば白でも黒になると思ってんだな」
「うるさい。言い訳は法廷で聞く。黙ってついてこい!」
「こっちには勇者以外全員が俺の証人だぜ?逆にお前たち神殿を訴えてやるからな?」
ロキが神官に睨みを利かせている後ろでは、レオーネとバカラが神官と揉めていた。
「これはどういうことですか?ロキさんが訴えられるようなことは何もありません!」
「私はギルドで暴れ出した勇者様を捕らえて来たのです。なぜこのようなことになっているのですか?」
そんな二人に対し、一人の神官がニヤついた嫌な笑顔で対処する。
「まあまあお二人とも落ち着いてください。聖女様、ロキさんが罪を犯していないというのであれば法廷でそれを証明してくださればよいというだけです。そしてバカラ様、あなたが勇者様を捕らえたというのなら、後日正式な手順を追って訴えください。ともかく本日は神殿がロキさんを訴えた緊急の裁判となります。お二人が臨むのであればご同席をしていただいても良いですから」
「もちろんです!私は聖女という立場に置いて、ロキさんの証人として無罪を主張させてもらいます」
聖女レオーネは、普段ほとんど見せない怒りを帯びた表情でそう答えた。
一方バカラも内心では怒っているもものその態度はレオーネと比べれば幾分か冷静で、感情を抑えて神官に問いかける。
「それにしてもロキさんを訴えるにしては急すぎませんか?普通取り調べをして、事実確認をしてからの裁判となるはずです」
「それについてはこの件が緊急を要するものだと神殿が判断したためになります。ともかくこれから神前裁判を行うことに変わりはありません」
一方的な神官の言葉に、バカラも言葉を失う。
一同が証人として同行しようと続く中、一人の神官がレオンの前で立ち止まる。
「レオン殿、あなたには不当な釈放の疑いが掛けられています」
「はあ???」
思わず大きな声を出してしまうレオン。
「あなたは殺人罪で投獄されていたはずです。それがなぜ突然釈放されることになったのか、疑問を投げかける者があとを絶ちません」
「俺を投獄した国王陛下自ら、俺の出獄を許してくれたんだよ」
「だとしたら、国王陛下の指示に問題があったということです」
「何言ってんのお前?この国の王様に反抗するつもりか?」
「ともかく、あなたの釈放の正当性が確認できるまで、もう一度牢へと戻っていかなくてはなりません」
「お前らが力づくで俺をどうこうできると思っているのか?」
睨みを利かすレオンに、神官は一瞬怯む。
だがレオンは思いとどまり、ロキへと話しかける。
「ロキ……」
一部始終を聞いていたロキは、眉間にしわを寄せ厳しい表情をしている。
「おまえも分かっているだろうが、これは俺たちを陥れようとしている神殿の罠だ。」
「分かってる」
「結界が敷かれ魔法も女神の祝福もないこの王都の中で、唯一力の使える俺の事が脅威なんだろう。俺を離してお前たちを罠に嵌めたいようだが……」
レオンはロキの表情を観察する。その顔には神殿の罠に対する恐れはない。
「俺がいなくても大丈夫そうだな?」
「レオン?」
「俺は前回の歴史では、仲間を信頼しきれず、一人で空回りしてばかりだった。いや、今回も里を出てからしばらくは空回りしていた……」
レオンは晴れ渡った空を見上げ、そして心の中でここまでの出来事を振り返っていた。
勇者が自分たち狼獣人の里へ武力侵攻してきたこと、虐殺される仲間たち、それに対抗した争いの中、死に物狂いで勇者と戦ったこと。そしてあと一歩で勇者を倒せるというタイミングでの勇者の時間逆行。
やり直した歴史の中では、人間たちへの警戒を唱えて里で孤立。一人、里を出て人間の国へ。勇者への復讐よりもまずは里への侵攻をさせないために国王に直訴する機会を得ようと、迷宮探索を始めたこと。
人間の国では亜人への差別意識が強かった。獣人に対する偏見も強く何度もケンカをしては治安維持隊に捕らえられた。
そんな頃、レオンはロキと出会った。
「最初にお前に会った時は、俺がケンカをしてた時だったな」
「そうだっけか?5~6人に囲まれてた時か?」
「ああ。『ケンカするのはいいが一対一でやれ』って言って割って入ってきてな」
「そんなこと言ったっけ?」
「そうだ。相手が俺の事を人間じゃないからいいんだって言っても、お前はそういう問題じゃないって言って引かなくてな。結局俺たち二人対そいつらで乱闘になって、最終的に全員治安維持隊に捕まって拘留所行きになったな」
「黒歴史だな……」
「その時からお前は他のやつらと違うのが分かった。人間は俺たちと違って自分のことしか考えていないと思ってたんだが、お前は他の奴らとちょっと違った。だからなんというか、馬が合った」
「まあ、それは俺も一緒だ」
そしてレオンは一人での迷宮探索に行き詰まった。うまくいかなかった日々。どうしていいか分からず行き詰った壁。
そこでロキにすべてを話し、ロキたちの力を借りた時から、何もかもスムーズに物事が進んだ。
「ここはおまえに任せてもいいかもしれないな……」
レオンはポツリと呟く。視線をロキに移すと、レオンが何を考えているのか分からず戸惑うロキがいた。
「俺はおまえから、一人で何でもできるわけではないことを教わった」
「あ、ああ……」
「俺の得意分野は戦闘だ。迷宮探索では前に出て魔物と戦うのが誰よりも得意だ」
「そ、そうだな……」
「これから起きるのは頭脳戦なんだろ?論理で争う、お前の得意分野だ」
「え?えっと……道理が通らなかったら殴り合いを始めるつもりでいたんだけど……」
レオンはロキの真意を分かっていると言わんばかりに、ロキの肩をポンと叩く。
「分かってるさ。ここはお前に任せる。俺はお前たちが呼びに来るまで、もうちょっと牢で待ってるぜ」
「おまえがそこまで言うなら……」
これから待ち受けているのは、神前裁判における神殿との戦い。お互いの正当性をぶつけ合う口喧嘩だ。
ロキに後ろめたいことは何もない。神殿がロキにあらぬ疑いをかけているだけだ。ロキは真実を話すだけだし、その正当性を主張できる証拠はいくらでもある。そして言ってしまえばこの国の最高権力者である国王も自分の味方をしてくれるはずだ。最悪国王の力にすがればいいと考えている。レオンがいなくても負けるつもりはない。
「勇者の処遇もおまえに任せる。これが終われば俺は里に帰るつもりだ」
「そうか……寂しくなるな」
レオンの目的は勇者に狼獣人の里への侵攻をさせないことだ。そうしないという国王の確約も取ってあるし、ここでロキが勇者に対してとどめを刺してくれれば、もうレオンの脅威はない。つまりこの国に留まる理由もなくなるということだ。
「里のみんなには人間の友達ができたって自慢するぜ。お前もいつかみんなを連れて里に遊びに来てくれよな」
「ああ。もちろんだ」
「おい、無駄話はその辺にしろ!」
ロキのレオンの会話に神官が割り込む。言いたいことを言い終えたレオンは、今度は神官の指示に素直に従った。
「それじゃ、早く迎えに来ることを待ってるぜ」
そう言ってレオンは牢へと連れられて行った。
ロキだけでなく、アルマ、ココロ、アポロの三人も心配そうにその後姿を見守る。
三人の不安に気づいたロキは、力強く宣言した。
「よし、それじゃ口喧嘩しに行くか!勇者の味方してるやつらを泣かせるまで言い負かせてやるからな!」
そんな強気なロキに、三人は思わず笑みを見せた。
魔動車から降りるロキたち五人と、勇者パーティーの四人。
神殿前には物々しい雰囲気で、法衣を着た神官たちがそろっており、ロキたちが来るのを待ち構えていた。
これから行われると言う神前裁判。それはこの国における最高裁判であり、裁判所ではなくこの神殿にて執り行われる。
神の前で嘘を付けば死後地獄に堕ち、神の前で素直に罪を認めれば死後の苦しみが軽くなると言われている。
そんな信仰意識の元で行われる神前裁判は、神殿の最高責任者である大司教が最高裁判官として裁判を行う。
本来国民の権利や自由を守るための場所であるが、神殿の権力の行使の場でもある。
騎士バカラが暴れ出した勇者を取り押さえて神前裁判の場へと連れて行こうとしたところ、なぜか勇者ではなくロキが告発されていた。
「どう考えても俺たちを陥れる罠だよな」
ロキがポツリと呟く。
だがその声に悲壮感はない。正面から戦う気でいるからだ。
神官たちの中の一人がロキたちの前にやってくる。
「おまえが被告人ロキだな。こちらへ来てもらおう」
「被告人ってことは俺を訴えた奴と、訴えた理由があるってことだよな?誰だそいつは?告発理由は何だ?」
「白を切るつもりか?お前を訴えたのは神殿。告発理由は勇者様への傷害、暴行、殺人未遂、それにブルームポートの迷宮探索者ギルドへの業務妨害行為だ!」
「ここまで濡れ衣を着せられちゃ呆れてくるぜ。お前たちは自分たちが言えば白でも黒になると思ってんだな」
「うるさい。言い訳は法廷で聞く。黙ってついてこい!」
「こっちには勇者以外全員が俺の証人だぜ?逆にお前たち神殿を訴えてやるからな?」
ロキが神官に睨みを利かせている後ろでは、レオーネとバカラが神官と揉めていた。
「これはどういうことですか?ロキさんが訴えられるようなことは何もありません!」
「私はギルドで暴れ出した勇者様を捕らえて来たのです。なぜこのようなことになっているのですか?」
そんな二人に対し、一人の神官がニヤついた嫌な笑顔で対処する。
「まあまあお二人とも落ち着いてください。聖女様、ロキさんが罪を犯していないというのであれば法廷でそれを証明してくださればよいというだけです。そしてバカラ様、あなたが勇者様を捕らえたというのなら、後日正式な手順を追って訴えください。ともかく本日は神殿がロキさんを訴えた緊急の裁判となります。お二人が臨むのであればご同席をしていただいても良いですから」
「もちろんです!私は聖女という立場に置いて、ロキさんの証人として無罪を主張させてもらいます」
聖女レオーネは、普段ほとんど見せない怒りを帯びた表情でそう答えた。
一方バカラも内心では怒っているもものその態度はレオーネと比べれば幾分か冷静で、感情を抑えて神官に問いかける。
「それにしてもロキさんを訴えるにしては急すぎませんか?普通取り調べをして、事実確認をしてからの裁判となるはずです」
「それについてはこの件が緊急を要するものだと神殿が判断したためになります。ともかくこれから神前裁判を行うことに変わりはありません」
一方的な神官の言葉に、バカラも言葉を失う。
一同が証人として同行しようと続く中、一人の神官がレオンの前で立ち止まる。
「レオン殿、あなたには不当な釈放の疑いが掛けられています」
「はあ???」
思わず大きな声を出してしまうレオン。
「あなたは殺人罪で投獄されていたはずです。それがなぜ突然釈放されることになったのか、疑問を投げかける者があとを絶ちません」
「俺を投獄した国王陛下自ら、俺の出獄を許してくれたんだよ」
「だとしたら、国王陛下の指示に問題があったということです」
「何言ってんのお前?この国の王様に反抗するつもりか?」
「ともかく、あなたの釈放の正当性が確認できるまで、もう一度牢へと戻っていかなくてはなりません」
「お前らが力づくで俺をどうこうできると思っているのか?」
睨みを利かすレオンに、神官は一瞬怯む。
だがレオンは思いとどまり、ロキへと話しかける。
「ロキ……」
一部始終を聞いていたロキは、眉間にしわを寄せ厳しい表情をしている。
「おまえも分かっているだろうが、これは俺たちを陥れようとしている神殿の罠だ。」
「分かってる」
「結界が敷かれ魔法も女神の祝福もないこの王都の中で、唯一力の使える俺の事が脅威なんだろう。俺を離してお前たちを罠に嵌めたいようだが……」
レオンはロキの表情を観察する。その顔には神殿の罠に対する恐れはない。
「俺がいなくても大丈夫そうだな?」
「レオン?」
「俺は前回の歴史では、仲間を信頼しきれず、一人で空回りしてばかりだった。いや、今回も里を出てからしばらくは空回りしていた……」
レオンは晴れ渡った空を見上げ、そして心の中でここまでの出来事を振り返っていた。
勇者が自分たち狼獣人の里へ武力侵攻してきたこと、虐殺される仲間たち、それに対抗した争いの中、死に物狂いで勇者と戦ったこと。そしてあと一歩で勇者を倒せるというタイミングでの勇者の時間逆行。
やり直した歴史の中では、人間たちへの警戒を唱えて里で孤立。一人、里を出て人間の国へ。勇者への復讐よりもまずは里への侵攻をさせないために国王に直訴する機会を得ようと、迷宮探索を始めたこと。
人間の国では亜人への差別意識が強かった。獣人に対する偏見も強く何度もケンカをしては治安維持隊に捕らえられた。
そんな頃、レオンはロキと出会った。
「最初にお前に会った時は、俺がケンカをしてた時だったな」
「そうだっけか?5~6人に囲まれてた時か?」
「ああ。『ケンカするのはいいが一対一でやれ』って言って割って入ってきてな」
「そんなこと言ったっけ?」
「そうだ。相手が俺の事を人間じゃないからいいんだって言っても、お前はそういう問題じゃないって言って引かなくてな。結局俺たち二人対そいつらで乱闘になって、最終的に全員治安維持隊に捕まって拘留所行きになったな」
「黒歴史だな……」
「その時からお前は他のやつらと違うのが分かった。人間は俺たちと違って自分のことしか考えていないと思ってたんだが、お前は他の奴らとちょっと違った。だからなんというか、馬が合った」
「まあ、それは俺も一緒だ」
そしてレオンは一人での迷宮探索に行き詰まった。うまくいかなかった日々。どうしていいか分からず行き詰った壁。
そこでロキにすべてを話し、ロキたちの力を借りた時から、何もかもスムーズに物事が進んだ。
「ここはおまえに任せてもいいかもしれないな……」
レオンはポツリと呟く。視線をロキに移すと、レオンが何を考えているのか分からず戸惑うロキがいた。
「俺はおまえから、一人で何でもできるわけではないことを教わった」
「あ、ああ……」
「俺の得意分野は戦闘だ。迷宮探索では前に出て魔物と戦うのが誰よりも得意だ」
「そ、そうだな……」
「これから起きるのは頭脳戦なんだろ?論理で争う、お前の得意分野だ」
「え?えっと……道理が通らなかったら殴り合いを始めるつもりでいたんだけど……」
レオンはロキの真意を分かっていると言わんばかりに、ロキの肩をポンと叩く。
「分かってるさ。ここはお前に任せる。俺はお前たちが呼びに来るまで、もうちょっと牢で待ってるぜ」
「おまえがそこまで言うなら……」
これから待ち受けているのは、神前裁判における神殿との戦い。お互いの正当性をぶつけ合う口喧嘩だ。
ロキに後ろめたいことは何もない。神殿がロキにあらぬ疑いをかけているだけだ。ロキは真実を話すだけだし、その正当性を主張できる証拠はいくらでもある。そして言ってしまえばこの国の最高権力者である国王も自分の味方をしてくれるはずだ。最悪国王の力にすがればいいと考えている。レオンがいなくても負けるつもりはない。
「勇者の処遇もおまえに任せる。これが終われば俺は里に帰るつもりだ」
「そうか……寂しくなるな」
レオンの目的は勇者に狼獣人の里への侵攻をさせないことだ。そうしないという国王の確約も取ってあるし、ここでロキが勇者に対してとどめを刺してくれれば、もうレオンの脅威はない。つまりこの国に留まる理由もなくなるということだ。
「里のみんなには人間の友達ができたって自慢するぜ。お前もいつかみんなを連れて里に遊びに来てくれよな」
「ああ。もちろんだ」
「おい、無駄話はその辺にしろ!」
ロキのレオンの会話に神官が割り込む。言いたいことを言い終えたレオンは、今度は神官の指示に素直に従った。
「それじゃ、早く迎えに来ることを待ってるぜ」
そう言ってレオンは牢へと連れられて行った。
ロキだけでなく、アルマ、ココロ、アポロの三人も心配そうにその後姿を見守る。
三人の不安に気づいたロキは、力強く宣言した。
「よし、それじゃ口喧嘩しに行くか!勇者の味方してるやつらを泣かせるまで言い負かせてやるからな!」
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