99 / 105
Phase 2 なぜか世界の命運を担うことになった迷宮探索者の憂鬱
第99話 怪物
しおりを挟む
「立てドルバン!どちらにせよ、ここは危険だ!」
「ええい愚か者どもが!女神様が降臨されたのだ!大司教たる私が見届けずに、誰が見届けるというのだ!」
「貴様はもう大司教でもなんでもない!」
「馬鹿者!女神様が勇者様を復活された今、失脚するのは私ではなく国王の方だ!私に逆らうと言うのなら、貴様らも死刑にするぞ!」
「今の時点では貴様は犯罪者だ!おとなしく付いてこい!」
「ええい離せ!」
ドルバンが騎士団に連行されるのを拒否し、礼拝堂から出て行こうとしないで揉めている間に、そこに現れた女神は二人の聖女、アルマとレオーネの二人の神威結界によって封じ込められようとしていた。
それを見たドルバンは、忌々しそうに叫ぶ。
「ええい聖女め!女神さまに逆らうとはなんということだ!離せ!あのバカ聖女を止めねば!」
騎士二名に両脇を抱え上げられるも、両足をジタバタ暴れさせてドルバンは連行されるのを拒む。
それでもドルバンを離さないように必死で取り押さえようとする騎士たち。
礼拝堂の隅でそんな些細な争いを続けている間に、星辰体という姿によってその場に現れていた女神がアルマとルナの協力した神威結界によってをその姿を維持できなくなり、実体化する。
結界の中でも存在できるための実体。それは物質を作り出し自らの体を作り出すという、大きな力を持った女神ですら困難なことであった。
唐突な物質化によってその多くの力を失った女神。そのため女神自身が望む完全な姿を作り出すことができず、肌がひび割れてゆき、それを完全に崩れるのを防ぐために表面を硬質化させてゆけばその色は人の肌の色から濃い緑色に変質してゆく。
そんな実体化した女神の容姿は、まるで爬虫類のようであった。
まるで一本一本が生きているかのように、うごめいている髪の毛。そして見開いた真っ赤に光る双眸。
それは先ほどまでの美しい女性の姿ではなく、迷宮に現れる魔物の様であった。
「ひぃ……め……女神様が魔物に……」
そんな実体化した女神の姿を目にしたドルバンは腰を抜かし後ろにのけぞる。
ドルバンを取り押さえようとしていた騎士たちも、その女神の姿をみて驚き一瞬動きが止まった。
騎士の口から言葉が漏れる。
「ば、バケモノ……」
そしてすぐに騎士たちは戦いに巻き込まれぬよう、ドルバンをその場から連れ出していった。
★★★★★★★★
実体化した女神は、ロキたちを睨みつけていた。
神威結界の中で魔法の使えない女神は、ロキへと殴り掛かってきた。
4mを超す巨体から振り下ろされる巨大な拳。
大きくジャンプして転がりながら着地し、ロキはその一撃を避けた。
そしてすぐさま仲間たちへと指示を出した。
「ココロ、レオンを呼びに行ってくれるか?」
「分かった!」
返事と共に素早く走り出すココロ。
レオンは牢へと連れていかれたが、ココロの超感覚ならそれがどこかをすぐに見つけて連れて来てくれるはずだ。
「アルマ、ルナさん、神殿の外に避難して、神殿全体を覆うように結界を維持してください!」
「はい!」
「アポロ、二人の守りを頼む!」
「分かった。お前はどうするんだ?」
ロキたちと勇者を残して、先ほどまでこの場所にいた全員がこの礼拝堂から避難した。
他の人間を巻き込む恐れは減ったが、結界を張った今ロキも魔法を使うことはできない。
そして現在のロキは、武器すら持っていない状態だ。
アポロはそんなロキを一人残していっていいのか心配して聞いたのだが、ロキの目には一つの武器の姿が目に映っていた。
次に女神が反対の手でロキを殴ろうとした時、ロキは女神の脇をすり抜け、地面に転がるその武器を拾いに行った。
それは、先ほどまで勇者が振り回していた、女神の聖剣だった。
「ココロがレオンを連れてくるまで、俺がこいつを食い止める。可能なら武装した騎士団にも応援を頼んでくれ!」
そう言ってロキは、拾った聖剣で女神に切りかかる。
深手ではないが、その一撃で足首に傷をつけられた女神は痛みで一歩退く。
切り口からは緑色の血液が流れだしていた。
「その姿なら物理攻撃は通るようだな!」
「ぐおおおおお!」
獣の唸り声のような声を上げ怒る女神。
それを見てアポロはこの場はロキに任せることを決断する。
「ロキ、無理はするなよ!」
「おう!」
「たかが!人間ごときが!私に逆らうとは!許せん!許せん!」
女神の目にはロキしか映っていなかった。
怒りの言葉を吐き散らしながら握り拳を振り回す。
実体化しその力のほとんどを失った今の女神は、ただの大きい体の魔物と変わりなく、迷宮で数多くの戦いを繰り広げてきたロキは冷静に対処し続ける。
女神の攻撃を避けて一撃を加え、そして次の一撃を回避してカウンターを合わせる。
徐々に女神の体の傷は増えていった。
ロキが避けた一撃が神殿の石柱に当たると、柱は大きな音を立てて崩れる。
部屋の隅に追い込まれ、女神が強い一撃を振り下ろすと、ロキはそのわきの下をくぐるように壁から逃げる。
女神の一撃は神殿の壁へぶつかり、頑強な石壁が激しく砕かれる。
今のところロキの攻撃が一方的に当たっているが、女神の一撃が当たればさすがのロキも即死しかねない。
紙一重で交わした時には冷や汗を垂らしながら、それでもロキは女神へと向かっていった。
★★★★★★★★
アルマ、レオーネ、アポロの三人が神殿の外に出ると、そこには神殿を包囲する騎士団の姿があった。
「おお聖女よ。無事であったか!」
そういって声をかけてきたのは、先に避難していた国王だった。
国王は先に出て行ったココロの姿も見ていたが、まだ神殿から出てきていない者がいることに気づく。
「ロキは?」
「陛下、ロキは中で一人で女神と戦っています。騎士団に応援をお願いします」
「分かった」
アポロの言葉に頷く国王。
そして国王が騎士団に突撃命令を出そうとした時、神殿の入口から激しい音が鳴り響く。
飛び散る石の破片と広がる砂埃。
騎士団がざわつくと、その砂煙の中から女神の姿が現れた。
「なんだあのバケモノは?!」
「あれは実体化した女神です。誰か弓矢を貸してもらえませんか?」
神殿の外へと出て来た女神の目の前には、聖剣を片手に戦うロキの姿があった。
「ロキに当たってしまわぬか?」
「この場では威力のある魔法矢はつかえません。せめて女神の気を逸らしてロキが付け入るスキを作れれば」
「分かった。誰か、弓矢を持ってこい!」
国王の指示でアポロに弓矢を与えようとしている時にも、女神の攻撃の手は休まることがなかった。
「私の手を煩わせるなんて!人間ごときが!」
「貴様は人間のことを蟻を観察する程度にしか思ってなかったんだな!面白がって俺たちの生き死にをもてあそびやがって!」
「うるさい!うるさい!」
そして女神は身をかがめ、ロキへ再三のパンチをくりだそうとしたその時、女神の目に一本の矢が突き刺さった。
「うぐっ!」
ロキはその一瞬のスキを見逃さなかった。
ロキの一撃が女神ののどを切り裂いた。
「こひゅ!」
のどからみどり色の血が噴き出す。女神はのどを抑えて後ろへ退いた。
女神の体の傷は、時間がたつほどに塞がり修復していっている。
今ののどの一撃は深く、そう簡単に塞がるとは思えない。
今がチャンスと、ロキが追撃しようとすると、女神はのどを抑えながらロキを振り払う。
今度は女神の防戦となった。
「女神!」
そんな戦う二人に向けて、大きな声を上げる者が現れた。
「女神!俺を元の世界に帰してくれ!」
神殿から出て来たその男は、勇者ダイジローだった。
生死をかける戦いの中、女神は最初そんなダイジローには見向きもしなかった。だが、
「これがあれば俺を元の世界に帰せるんだろ?俺は日本に帰る!もうこんな世界は嫌だ!」
ダイジローがそう言って女神に掲げたのは、赤く輝く石。聖鍵だった。
ロキが迷宮から持ち帰り、女神と戦うために礼拝堂に置いてきた聖鍵をダイジローが拾って来たのだ。
それを目にした女神は、顔色を変えてダイジローの方へと走り出す。
「待て!」
ロキもそれを追うが、巨大な女神の方が足が速い。
女神はダイジローの手から、奪い取るように聖鍵をつかみ取った。
「よくやった勇者よ!」
「早く日本へ……」
「人間よ!さらばだ!開け門よ!」
女神の前に真っ黒な空間が広がる。
「待て!」
ロキがダッシュして女神を追ってくる。
女神の姿はその黒い空間へと飲み込まれてゆく。
ロキは女神を追ってその黒い空間へと飛び込む。
女神の姿が完全に消えると同時に、その黒い空間は宙に消えてなくなった。
そして、そこには勇者ダイジローが一人取り残された。
「おい?女神?どこだ?」
女神とロキの姿は消えてなくなっていた。
「ええい愚か者どもが!女神様が降臨されたのだ!大司教たる私が見届けずに、誰が見届けるというのだ!」
「貴様はもう大司教でもなんでもない!」
「馬鹿者!女神様が勇者様を復活された今、失脚するのは私ではなく国王の方だ!私に逆らうと言うのなら、貴様らも死刑にするぞ!」
「今の時点では貴様は犯罪者だ!おとなしく付いてこい!」
「ええい離せ!」
ドルバンが騎士団に連行されるのを拒否し、礼拝堂から出て行こうとしないで揉めている間に、そこに現れた女神は二人の聖女、アルマとレオーネの二人の神威結界によって封じ込められようとしていた。
それを見たドルバンは、忌々しそうに叫ぶ。
「ええい聖女め!女神さまに逆らうとはなんということだ!離せ!あのバカ聖女を止めねば!」
騎士二名に両脇を抱え上げられるも、両足をジタバタ暴れさせてドルバンは連行されるのを拒む。
それでもドルバンを離さないように必死で取り押さえようとする騎士たち。
礼拝堂の隅でそんな些細な争いを続けている間に、星辰体という姿によってその場に現れていた女神がアルマとルナの協力した神威結界によってをその姿を維持できなくなり、実体化する。
結界の中でも存在できるための実体。それは物質を作り出し自らの体を作り出すという、大きな力を持った女神ですら困難なことであった。
唐突な物質化によってその多くの力を失った女神。そのため女神自身が望む完全な姿を作り出すことができず、肌がひび割れてゆき、それを完全に崩れるのを防ぐために表面を硬質化させてゆけばその色は人の肌の色から濃い緑色に変質してゆく。
そんな実体化した女神の容姿は、まるで爬虫類のようであった。
まるで一本一本が生きているかのように、うごめいている髪の毛。そして見開いた真っ赤に光る双眸。
それは先ほどまでの美しい女性の姿ではなく、迷宮に現れる魔物の様であった。
「ひぃ……め……女神様が魔物に……」
そんな実体化した女神の姿を目にしたドルバンは腰を抜かし後ろにのけぞる。
ドルバンを取り押さえようとしていた騎士たちも、その女神の姿をみて驚き一瞬動きが止まった。
騎士の口から言葉が漏れる。
「ば、バケモノ……」
そしてすぐに騎士たちは戦いに巻き込まれぬよう、ドルバンをその場から連れ出していった。
★★★★★★★★
実体化した女神は、ロキたちを睨みつけていた。
神威結界の中で魔法の使えない女神は、ロキへと殴り掛かってきた。
4mを超す巨体から振り下ろされる巨大な拳。
大きくジャンプして転がりながら着地し、ロキはその一撃を避けた。
そしてすぐさま仲間たちへと指示を出した。
「ココロ、レオンを呼びに行ってくれるか?」
「分かった!」
返事と共に素早く走り出すココロ。
レオンは牢へと連れていかれたが、ココロの超感覚ならそれがどこかをすぐに見つけて連れて来てくれるはずだ。
「アルマ、ルナさん、神殿の外に避難して、神殿全体を覆うように結界を維持してください!」
「はい!」
「アポロ、二人の守りを頼む!」
「分かった。お前はどうするんだ?」
ロキたちと勇者を残して、先ほどまでこの場所にいた全員がこの礼拝堂から避難した。
他の人間を巻き込む恐れは減ったが、結界を張った今ロキも魔法を使うことはできない。
そして現在のロキは、武器すら持っていない状態だ。
アポロはそんなロキを一人残していっていいのか心配して聞いたのだが、ロキの目には一つの武器の姿が目に映っていた。
次に女神が反対の手でロキを殴ろうとした時、ロキは女神の脇をすり抜け、地面に転がるその武器を拾いに行った。
それは、先ほどまで勇者が振り回していた、女神の聖剣だった。
「ココロがレオンを連れてくるまで、俺がこいつを食い止める。可能なら武装した騎士団にも応援を頼んでくれ!」
そう言ってロキは、拾った聖剣で女神に切りかかる。
深手ではないが、その一撃で足首に傷をつけられた女神は痛みで一歩退く。
切り口からは緑色の血液が流れだしていた。
「その姿なら物理攻撃は通るようだな!」
「ぐおおおおお!」
獣の唸り声のような声を上げ怒る女神。
それを見てアポロはこの場はロキに任せることを決断する。
「ロキ、無理はするなよ!」
「おう!」
「たかが!人間ごときが!私に逆らうとは!許せん!許せん!」
女神の目にはロキしか映っていなかった。
怒りの言葉を吐き散らしながら握り拳を振り回す。
実体化しその力のほとんどを失った今の女神は、ただの大きい体の魔物と変わりなく、迷宮で数多くの戦いを繰り広げてきたロキは冷静に対処し続ける。
女神の攻撃を避けて一撃を加え、そして次の一撃を回避してカウンターを合わせる。
徐々に女神の体の傷は増えていった。
ロキが避けた一撃が神殿の石柱に当たると、柱は大きな音を立てて崩れる。
部屋の隅に追い込まれ、女神が強い一撃を振り下ろすと、ロキはそのわきの下をくぐるように壁から逃げる。
女神の一撃は神殿の壁へぶつかり、頑強な石壁が激しく砕かれる。
今のところロキの攻撃が一方的に当たっているが、女神の一撃が当たればさすがのロキも即死しかねない。
紙一重で交わした時には冷や汗を垂らしながら、それでもロキは女神へと向かっていった。
★★★★★★★★
アルマ、レオーネ、アポロの三人が神殿の外に出ると、そこには神殿を包囲する騎士団の姿があった。
「おお聖女よ。無事であったか!」
そういって声をかけてきたのは、先に避難していた国王だった。
国王は先に出て行ったココロの姿も見ていたが、まだ神殿から出てきていない者がいることに気づく。
「ロキは?」
「陛下、ロキは中で一人で女神と戦っています。騎士団に応援をお願いします」
「分かった」
アポロの言葉に頷く国王。
そして国王が騎士団に突撃命令を出そうとした時、神殿の入口から激しい音が鳴り響く。
飛び散る石の破片と広がる砂埃。
騎士団がざわつくと、その砂煙の中から女神の姿が現れた。
「なんだあのバケモノは?!」
「あれは実体化した女神です。誰か弓矢を貸してもらえませんか?」
神殿の外へと出て来た女神の目の前には、聖剣を片手に戦うロキの姿があった。
「ロキに当たってしまわぬか?」
「この場では威力のある魔法矢はつかえません。せめて女神の気を逸らしてロキが付け入るスキを作れれば」
「分かった。誰か、弓矢を持ってこい!」
国王の指示でアポロに弓矢を与えようとしている時にも、女神の攻撃の手は休まることがなかった。
「私の手を煩わせるなんて!人間ごときが!」
「貴様は人間のことを蟻を観察する程度にしか思ってなかったんだな!面白がって俺たちの生き死にをもてあそびやがって!」
「うるさい!うるさい!」
そして女神は身をかがめ、ロキへ再三のパンチをくりだそうとしたその時、女神の目に一本の矢が突き刺さった。
「うぐっ!」
ロキはその一瞬のスキを見逃さなかった。
ロキの一撃が女神ののどを切り裂いた。
「こひゅ!」
のどからみどり色の血が噴き出す。女神はのどを抑えて後ろへ退いた。
女神の体の傷は、時間がたつほどに塞がり修復していっている。
今ののどの一撃は深く、そう簡単に塞がるとは思えない。
今がチャンスと、ロキが追撃しようとすると、女神はのどを抑えながらロキを振り払う。
今度は女神の防戦となった。
「女神!」
そんな戦う二人に向けて、大きな声を上げる者が現れた。
「女神!俺を元の世界に帰してくれ!」
神殿から出て来たその男は、勇者ダイジローだった。
生死をかける戦いの中、女神は最初そんなダイジローには見向きもしなかった。だが、
「これがあれば俺を元の世界に帰せるんだろ?俺は日本に帰る!もうこんな世界は嫌だ!」
ダイジローがそう言って女神に掲げたのは、赤く輝く石。聖鍵だった。
ロキが迷宮から持ち帰り、女神と戦うために礼拝堂に置いてきた聖鍵をダイジローが拾って来たのだ。
それを目にした女神は、顔色を変えてダイジローの方へと走り出す。
「待て!」
ロキもそれを追うが、巨大な女神の方が足が速い。
女神はダイジローの手から、奪い取るように聖鍵をつかみ取った。
「よくやった勇者よ!」
「早く日本へ……」
「人間よ!さらばだ!開け門よ!」
女神の前に真っ黒な空間が広がる。
「待て!」
ロキがダッシュして女神を追ってくる。
女神の姿はその黒い空間へと飲み込まれてゆく。
ロキは女神を追ってその黒い空間へと飛び込む。
女神の姿が完全に消えると同時に、その黒い空間は宙に消えてなくなった。
そして、そこには勇者ダイジローが一人取り残された。
「おい?女神?どこだ?」
女神とロキの姿は消えてなくなっていた。
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
SE転職。~妹よ。兄さん、しばらく、出張先(異世界)から帰れそうにない~
しばたろう
ファンタジー
ブラック企業で倒れたSEが、
目を覚ますと――そこは異世界だった。
賑やかなギルド、個性豊かな仲間たち、
そして「魔法」という名のシステム。
元エンジニアの知識と根性で、男は再び“仕事”を始める。
一方、現実世界では、
兄の意識が戻らぬまま、妹が孤独と絶望の中で抗っていた。
それでも彼女は、心ある人々に支えられながら、
科学と祈りを武器に、兄を救う道を探し続ける。
二つの世界を隔てる“システム”の謎が、やがて兄妹を結びつける。
異世界と現実が交錯するとき、物語は再起動する――。
《「小説家になろう」にも投稿しています》
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる