53 / 102
第53話 魔王、ヴァレンシュタイン王国入国
しおりを挟む
遂にヴォルトとユウは、旅の目的地であるヴァレンシュタイン王国へと入国した。国境の街サンドラにて案内人のスカーレットと三人別々の部屋で宿を取り荷物を片付けると、ヴォルトの部屋に集まりこれからの行動について話し合うことにした。
「話し合いも何も、城に乗り込んでぶちのめして終わりじゃないのか?」
「ユウ……おまえは過激な発言しかしないな。暴力でなんでも解決するわけではないぞ?」
ユウの怖いもの知らずな発言を、暴力最強の魔王が諫める。
「まずは情報収集だ。向こうにオレたちの行動が伝わって警戒されぬよう、正体は隠した方がよいだろうな」
「ヴォルト様、ヴォルト様のお力ならば真っすぐ乗り込んで王城を制圧することも可能だと思います。なぜそこまで慎重に行動されようとしているのですか?」
ゴモラ討伐時、足手まといでしかないスカーレットは市民と共に避難命令に従って避難をしていた。そのためヴォルトたちの戦いを目撃してはいない。だが討伐が終わった惨状をその目にし、人知を超える戦いが行われた事を知ると、そんな戦いを繰り広げ勝ったヴォルトたち二人の強さ、魔王と勇者の力が人類の及ぶレベルではないと知ったのだった。いくら軍事国家ヴァレンシュタイン王国とて、無防備な状態でそんな魔王が突然王都に現れれば、容易に陥落できるはずだと思ったのだ。確かにユウの言い方は過激だが、ヴォルトがそこまで慎重になる理由が分からず、スカーレットは尋ねた。
するとヴォルトは、ゆっくりと理由を説明し始めた。
「まず一つはこの国の全てが敵ではないという事だ。オレはオレに逆らう人間にかける情けは持っていないが、騙されている人間を巻き込むのは哀れだと思う気持ちくらい持っている。魔界に戦争を吹っかけている黒幕は、おそらく自分たちの手を汚さず後ろに隠れているのだろう。オレが許せないのはそいつらで、前線に出ている兵隊ではない」
「それだったらまず一番悪いのは、俺をこの世界に召喚したオーテウス教の大司祭だな。逆に国王は騙されてる可能性が高いと思う」
「うむ。その辺も詳しい調査が必要だろうな。魔界が魔物たちの総本山だ、などというデマがどう広まったのかも調べる必要があると思う。そしてもう一つ、オレが気になっている事がある。ユウ、おまえがオレの乗る飛空艇を襲ったのは、飛空艇がそこを通るという情報を入手したからだと言ったな?」
「ああ。でも俺は詳しい事はしらないぜ?作戦会議の時に兵隊を通してその話があって、その時の俺は手っ取り早くお前を殺して日本に帰ろうと思ってたから、単独で奇襲を仕掛けて終わらそうと思ったんだ」
「今さらお前との戦いを責める気はない。問題はその情報がどこから漏れたかという事だ。飛空艇の移動を探知できるほどの魔術やそれ以外の技術がこの国にあるとは思えん。だとしたら魔界でしか知らぬはずの情報がなぜ漏れたのか?信じたくはないが魔界に内通者がいたのではないか?それが気になっているのだ」
「あー、たぶんそうなんだろ?」
「魔族というのはだな、ユウよ。人間とは性質が違うのだ。裏切るという行為がどれほど恥ずかしいか知っている。特にオレに近い部下たちはそれが顕著で、オレに対する忠誠心の強さはオレが恥ずかしくなるほどだ」
「そんな信義に厚い魔族が、人間に情報を売るとは信じられないという事ですね」
「うむ。その通りだ」
その後も、聞き込みを行う情報を話し合った。
現在の魔界との戦争の状況、この国の軍隊の組織構成、また戦争支持者やその中でも有力な者、戦争をすることで利益を得ている者、魔界から情報をどう得ているか。
それらの事を先に調べておき、ヴォルトたちが実際にどう行動を取るかはそれらの情報を得た後に決めることになった。
もちろんこの国全体が敵だと判断したら、ヴォルトはこの国を亡ぼす事も厭わないつもりだ。だが無血で終戦に持ち込めるのであればそれが最善だと思っている。
例えば国王に真実を話し戦犯を摘発することで、終戦協定を結べるのならそれでいい。もし真実を聞いても自分たちの間違いを認めず争う姿勢を改めないのであれば、国王だろうが大司祭だろうが全て始末するだけだ。
「どこでどうやって情報収集をするかだな……」
「それはやっぱり、まずは冒険者ギルドの酒場しかないだろう」
ヴォルトたちはゴモラ討伐の後、冒険者ギルドへ魔物討伐による昇格を受けられるか確認に行った。その結果、昇格についてどうするか冒険者ギルドの中で問題となった。本来大型モンスター討伐は1級冒険者のクエストであり、ゴモラに関しては1級冒険者でも持て余すレベルの魔物であった。ヴォルトたちの実力を考えれば、軽く1級冒険者を越える力を持っており、1級の上でありギルドではなく国家に所属する特級冒険者として迎えられるべきレベルだと言えた。
だが5級から一気に1級へと4階級も飛び越えて昇格するという前例がないことと、ヴォルト自身が今後の活動で目立ちたくないからという理由で1級を辞退したため、二人は2級冒険者へと昇格している。
それでも3階級特進という、冒険者ギルドでも前例のない昇格だ。
今二人が身に付けている冒険者プレートも、それまで黄銅製のものから白銀製のものへ変わっている。2級冒険者ともなれば、オーガくらいの魔物討伐に駆り出されるレベルの強さであり、どこに行っても仕事に困らないそうだ。
情報収集するにしても、5級であればなめられて相手にされないだろうし、1級であれば滅多にいない強さゆえ注目されてしまうだろう。2級というほどほどの強さの証明が、情報収集においてもちょうどよかったとも言えた。
「あとな、二人に話しておきたいことがある」
一通り話し合いが終わった後、ヴォルトが呟いた。
いつもの自信に満ちた顔と打って変わって、微妙に不安をのぞかせる表情だった。
「実はな、先のゴモラとの戦いで、一度オレは魔力を使い果たしてしまったのだ。魔界にいれば一晩寝れば回復するのだが、やはり人間界では回復が遅い。今のオレの魔力は、本来の十分の一しかない」
「やっぱりあれか?こないだの雷落とすのとかは無理なのか?」
「不可能ではないが、威力はかなり落ちるだろうな。単純に戦力が十分の一くらいに落ちていると考えてもいいだろう」
ヴォルトの深刻な表情に対し、ユウは気楽に答えた。
「まあ、大丈夫じゃね?」
ユウの言うように、そこで悲観するような事は何もなかった。所詮相手は人間。ゴモラのようなバケモノはここにはいないのだ。
「それともう一つ。魔力が一度ゼロになった時に、前回死ぬ前に施した転生の秘術の呪印の痕が浮かび上がって来たんだ」
ヴォルトは上着を脱ぎ、ユウにそれを見せる。
スカーレットは一瞬恥じらい、だが恥じらう必要がないと分かると食い入るようにヴォルトの肉体を眺めた。
胸の真ん中に丸い魔法陣のような呪印の痕があった。解読不能な古代文字がたくさん記されている。
「おー!俺が死ぬ前にやったのと同じだな。でも色が薄いな。俺のははっきりとした黒い文字だったぜ」
「うむ。オレも生前は黒い文字だった。多分これは傷痕のようなもので、今転生の秘術が掛かっているわけではないのだろう」
「ちなみにヴォルトが転生失敗したのって、たぶんここらの文字が生まれてくる座標で書き間違ってたんじゃないか?生まれ変わるのが人間か魔族かっていうのも、どっかにあるんだろうな」
ユウがヴォルトの呪印に記されている古代文字指差しながら解説をする。
「これって、どうやって書き換えればいいんだろうな?」
ユウの質問に、ヴォルトは答える。
「≪呪印書込≫。これで書き換えれるだろうか……」
ユウの問に答えるため、ヴォルトは呪文を唱える。
唱えたのは、符呪で呪文を書きつけた霊符の文字を変更したり、人体に文字を書き込むタイプの呪いなどの内容を変更する魔法だった。
するとヴォルトの胸の灰色い呪印の痕が光を発する。書き換えができるようになったようだ。
「おっ?!すげえ!」
そう言ってユウはヴォルトの胸の古代文字を入れ替えて書き込んでみる。ユウがなぞった通りに文字が変わった。
「いや、っつっても、魔界の座標とか分かんないんだけどな」
「なんだと?!人の呪印で遊ぶな!」
そう言ってヴォルトが書き込みモードを終了させると、ふっと光が消え呪印は黒い色ではっきりと刻み込まれた。
「あれ?もしかして今転生の秘術が施されちゃった?」
「ば、バカ者!これでまたどこに転生するか分からなくなってしまったではないか!」
「まあまあ、死ななきゃいいんだって。ぎゃはは!でもこれで死んだらまた転生失敗するな!ウケる!」
「話し合いも何も、城に乗り込んでぶちのめして終わりじゃないのか?」
「ユウ……おまえは過激な発言しかしないな。暴力でなんでも解決するわけではないぞ?」
ユウの怖いもの知らずな発言を、暴力最強の魔王が諫める。
「まずは情報収集だ。向こうにオレたちの行動が伝わって警戒されぬよう、正体は隠した方がよいだろうな」
「ヴォルト様、ヴォルト様のお力ならば真っすぐ乗り込んで王城を制圧することも可能だと思います。なぜそこまで慎重に行動されようとしているのですか?」
ゴモラ討伐時、足手まといでしかないスカーレットは市民と共に避難命令に従って避難をしていた。そのためヴォルトたちの戦いを目撃してはいない。だが討伐が終わった惨状をその目にし、人知を超える戦いが行われた事を知ると、そんな戦いを繰り広げ勝ったヴォルトたち二人の強さ、魔王と勇者の力が人類の及ぶレベルではないと知ったのだった。いくら軍事国家ヴァレンシュタイン王国とて、無防備な状態でそんな魔王が突然王都に現れれば、容易に陥落できるはずだと思ったのだ。確かにユウの言い方は過激だが、ヴォルトがそこまで慎重になる理由が分からず、スカーレットは尋ねた。
するとヴォルトは、ゆっくりと理由を説明し始めた。
「まず一つはこの国の全てが敵ではないという事だ。オレはオレに逆らう人間にかける情けは持っていないが、騙されている人間を巻き込むのは哀れだと思う気持ちくらい持っている。魔界に戦争を吹っかけている黒幕は、おそらく自分たちの手を汚さず後ろに隠れているのだろう。オレが許せないのはそいつらで、前線に出ている兵隊ではない」
「それだったらまず一番悪いのは、俺をこの世界に召喚したオーテウス教の大司祭だな。逆に国王は騙されてる可能性が高いと思う」
「うむ。その辺も詳しい調査が必要だろうな。魔界が魔物たちの総本山だ、などというデマがどう広まったのかも調べる必要があると思う。そしてもう一つ、オレが気になっている事がある。ユウ、おまえがオレの乗る飛空艇を襲ったのは、飛空艇がそこを通るという情報を入手したからだと言ったな?」
「ああ。でも俺は詳しい事はしらないぜ?作戦会議の時に兵隊を通してその話があって、その時の俺は手っ取り早くお前を殺して日本に帰ろうと思ってたから、単独で奇襲を仕掛けて終わらそうと思ったんだ」
「今さらお前との戦いを責める気はない。問題はその情報がどこから漏れたかという事だ。飛空艇の移動を探知できるほどの魔術やそれ以外の技術がこの国にあるとは思えん。だとしたら魔界でしか知らぬはずの情報がなぜ漏れたのか?信じたくはないが魔界に内通者がいたのではないか?それが気になっているのだ」
「あー、たぶんそうなんだろ?」
「魔族というのはだな、ユウよ。人間とは性質が違うのだ。裏切るという行為がどれほど恥ずかしいか知っている。特にオレに近い部下たちはそれが顕著で、オレに対する忠誠心の強さはオレが恥ずかしくなるほどだ」
「そんな信義に厚い魔族が、人間に情報を売るとは信じられないという事ですね」
「うむ。その通りだ」
その後も、聞き込みを行う情報を話し合った。
現在の魔界との戦争の状況、この国の軍隊の組織構成、また戦争支持者やその中でも有力な者、戦争をすることで利益を得ている者、魔界から情報をどう得ているか。
それらの事を先に調べておき、ヴォルトたちが実際にどう行動を取るかはそれらの情報を得た後に決めることになった。
もちろんこの国全体が敵だと判断したら、ヴォルトはこの国を亡ぼす事も厭わないつもりだ。だが無血で終戦に持ち込めるのであればそれが最善だと思っている。
例えば国王に真実を話し戦犯を摘発することで、終戦協定を結べるのならそれでいい。もし真実を聞いても自分たちの間違いを認めず争う姿勢を改めないのであれば、国王だろうが大司祭だろうが全て始末するだけだ。
「どこでどうやって情報収集をするかだな……」
「それはやっぱり、まずは冒険者ギルドの酒場しかないだろう」
ヴォルトたちはゴモラ討伐の後、冒険者ギルドへ魔物討伐による昇格を受けられるか確認に行った。その結果、昇格についてどうするか冒険者ギルドの中で問題となった。本来大型モンスター討伐は1級冒険者のクエストであり、ゴモラに関しては1級冒険者でも持て余すレベルの魔物であった。ヴォルトたちの実力を考えれば、軽く1級冒険者を越える力を持っており、1級の上でありギルドではなく国家に所属する特級冒険者として迎えられるべきレベルだと言えた。
だが5級から一気に1級へと4階級も飛び越えて昇格するという前例がないことと、ヴォルト自身が今後の活動で目立ちたくないからという理由で1級を辞退したため、二人は2級冒険者へと昇格している。
それでも3階級特進という、冒険者ギルドでも前例のない昇格だ。
今二人が身に付けている冒険者プレートも、それまで黄銅製のものから白銀製のものへ変わっている。2級冒険者ともなれば、オーガくらいの魔物討伐に駆り出されるレベルの強さであり、どこに行っても仕事に困らないそうだ。
情報収集するにしても、5級であればなめられて相手にされないだろうし、1級であれば滅多にいない強さゆえ注目されてしまうだろう。2級というほどほどの強さの証明が、情報収集においてもちょうどよかったとも言えた。
「あとな、二人に話しておきたいことがある」
一通り話し合いが終わった後、ヴォルトが呟いた。
いつもの自信に満ちた顔と打って変わって、微妙に不安をのぞかせる表情だった。
「実はな、先のゴモラとの戦いで、一度オレは魔力を使い果たしてしまったのだ。魔界にいれば一晩寝れば回復するのだが、やはり人間界では回復が遅い。今のオレの魔力は、本来の十分の一しかない」
「やっぱりあれか?こないだの雷落とすのとかは無理なのか?」
「不可能ではないが、威力はかなり落ちるだろうな。単純に戦力が十分の一くらいに落ちていると考えてもいいだろう」
ヴォルトの深刻な表情に対し、ユウは気楽に答えた。
「まあ、大丈夫じゃね?」
ユウの言うように、そこで悲観するような事は何もなかった。所詮相手は人間。ゴモラのようなバケモノはここにはいないのだ。
「それともう一つ。魔力が一度ゼロになった時に、前回死ぬ前に施した転生の秘術の呪印の痕が浮かび上がって来たんだ」
ヴォルトは上着を脱ぎ、ユウにそれを見せる。
スカーレットは一瞬恥じらい、だが恥じらう必要がないと分かると食い入るようにヴォルトの肉体を眺めた。
胸の真ん中に丸い魔法陣のような呪印の痕があった。解読不能な古代文字がたくさん記されている。
「おー!俺が死ぬ前にやったのと同じだな。でも色が薄いな。俺のははっきりとした黒い文字だったぜ」
「うむ。オレも生前は黒い文字だった。多分これは傷痕のようなもので、今転生の秘術が掛かっているわけではないのだろう」
「ちなみにヴォルトが転生失敗したのって、たぶんここらの文字が生まれてくる座標で書き間違ってたんじゃないか?生まれ変わるのが人間か魔族かっていうのも、どっかにあるんだろうな」
ユウがヴォルトの呪印に記されている古代文字指差しながら解説をする。
「これって、どうやって書き換えればいいんだろうな?」
ユウの質問に、ヴォルトは答える。
「≪呪印書込≫。これで書き換えれるだろうか……」
ユウの問に答えるため、ヴォルトは呪文を唱える。
唱えたのは、符呪で呪文を書きつけた霊符の文字を変更したり、人体に文字を書き込むタイプの呪いなどの内容を変更する魔法だった。
するとヴォルトの胸の灰色い呪印の痕が光を発する。書き換えができるようになったようだ。
「おっ?!すげえ!」
そう言ってユウはヴォルトの胸の古代文字を入れ替えて書き込んでみる。ユウがなぞった通りに文字が変わった。
「いや、っつっても、魔界の座標とか分かんないんだけどな」
「なんだと?!人の呪印で遊ぶな!」
そう言ってヴォルトが書き込みモードを終了させると、ふっと光が消え呪印は黒い色ではっきりと刻み込まれた。
「あれ?もしかして今転生の秘術が施されちゃった?」
「ば、バカ者!これでまたどこに転生するか分からなくなってしまったではないか!」
「まあまあ、死ななきゃいいんだって。ぎゃはは!でもこれで死んだらまた転生失敗するな!ウケる!」
0
あなたにおすすめの小説
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる