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第57話 魔王、敵の情報を聞く
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「ヤバい宗教だと?」
オレはユウに尋ねた。
オーテウス教というのはこのヴァレンシュタイン王国の国教であり、ユウをこの世界に召喚したザズーはそのオーテウス教の大司祭だという事は聞いていた。
魔界との戦争を推し進めているのもオーテウス教だという可能性が高い。要するにオレにとっての敵だ。
だがそんな敵が実際にどんな神を祀っていて、どんな教えの宗教なのかはオレも全く知らなかった。
ユウは今日聞いてきたその情報を、別行動をしていたオレへと説明を始めた。
「オーテウス教が普及する以前、元々この国では精霊を祀る精霊信仰だけだったらしい。その時の信仰内容は、小石や草花全てに精霊が宿るっていうものだったらしいんだけど、今では精霊魔法の普及から精霊信仰は四大精霊だけになったそうだ。それでその時代には、神様は精霊よりも上位の存在で人間界に干渉することはほとんどないって考えられていたらしい」
「なるほど……」
魔界には宗教はない。先祖から伝わる教えというものは残っているのだが、宗教と言えるほど教えの内容はまとまっていない。
魔界にない精霊力があふれている人間界なら、精霊信仰というものがあってもおかしくないなと思った。
神に対する考えも、魔界と近いようだ。魔界では神の姿を見た者はいないし、直接利害を与えるとは考えられていない。
「それが百年以上前に、突然オーテウス教という宗教がこの国の国教になったらしい。どうもその時に、オーテウスの神が現れたって話がある」
「神が現世に現れただと?存在が違うのだから物質界に現れることができるわけないだろう?それとも肉体を得て物質界に降りて来たのか?」
そう言えば、勇者タイゾーが倒したという邪神も神の一種のはずだ。タイゾーが邪神を倒したという話は、邪神による人間界への干渉をできなくしたのか、物質化した邪神を倒したのか、それとも邪神と呼ばれる存在が神ではなかったのだろうか……。そこらへんの真実は、今ではもう分からないだろう。
それよりもオーテウスの神だ。地上に現れたというあたりから話が怪しくなってきた。
「オーテウスの神というのは、十二柱いるらしい。その十二柱で全員で、それ以上はいないらしい。ちなみに柱っていうのは神様の数え方で、十二人とは言わないんだって。俺初めて知ったんだけど」
「知ってるわそのくらい」
ユウは大発見を報告するように言うが、オレの返事を聞いてがっかりする。
スカーレットも当然知っていたようで頷いた。
「マジかよ。俺だけかよ。まあいいや。そんでオーテウスの神なんだけど、そいつらは人間の姿をしていて、実際に人間界に現れることがあるんだそうだ。神人とも呼ばれているらしい」
「神人?なんだそれは?神なのか人なのか?」
「俺も同じこと言ったんだよ。そしたら人間界に現れるために肉体を手に入れ、神から神人になったって言ってたぜ。なんだか怪しい事この上ないよな。もしかしたら人間が自分は神だと嘘をついている可能性もあるなあって思った。よくあるだろ、そういうの。人間の教祖が、突然自分は神だと言い出すってやつ」
「よくあるかどうかは知らんが、その可能性は大いにありえるな」
「そんでその信仰内容なんだけど、これがまたびっくりしたんだ。精霊信仰の内容は、精霊と仲良くする事で自然と人間が共存するっていうことらしいんだけど、オーテウス教の場合は、人間は神の奴隷であるっていう教えなんだって」
「はあ?この国は、自ら奴隷となることを選んだのか?」
「詳しい事は知らねえけどな。もし神人に死ねって言われたら、死ななきゃいけないらしいよ。そういう教えなんだと。実際には滅多に人前に現れることもないし、気軽に死ね死ね言われることもないみたいなんだけど」
「狂ってるな。しかし、そんな宗教を受け入れたこの国も狂ってるとしか言いようがない。当時の国王がその神人に弱みを握られていたのか、それとも支配力を強めるために、国王自身が架空の神の名を語ったのか……」
様々な仮説が考えられるが、想像の域を出ない。それ以上は直接組織に入り込んで情報を収集しなくては分からないのかもしれない。
「ちなみに今でも精霊神殿は残っているけど、飽くまでも精霊信仰はオーテウス教よりも下位の存在なんだそうだ。精霊魔法を無くすわけにもいかず、仕方なく残されたんだと。要するに精霊神殿は中立で、オーテウス教会は敵って感じかな」
オレたちが人の目を気にせずにそんな話をしていていると、この冒険者ギルドの酒場の店主であるバルトが心配して話しかけて来た。
「なあ、あんたらさっきから物騒な事話してるが、いつどこで誰が話を聞いてるか分かったもんじゃない。そういう話をするなら気を付けた方がいいぜ」
オレは周りを見回す。特にオレたちに悪意を抱いている者はいないようだ。
だがバルトの言うことももっともだ。
「そうだな。これからは気を付けよう」
オレがバルトにそう返事をした時、酒場の扉を開け、一人の女が中へと入って来た。
ここは冒険者ギルドの酒場であり客といえば屈強な男ばかり――中にはスカーレットのような女もいるが――なのだが、その入って来たのは見るからに体の弱そうな、この酒場の雰囲気にはそぐわない女だった。
入る店を間違えたんじゃないか?という目で、酒場の客たちもその女に注目する。
「あの……、ここにヴォルトさんというお方はいらっしゃいますでしょうか?」
「ヴォルトはオレだが?」
どうやら女はオレに用があるらしい。
女に名を呼ばれ、オレはどこかで会ったことがあるか思い出そうとその顔を見る。やはり知らぬ顔だ。このオレに何の用だろう?
「私は、今日ランタン工場で魔物に殺されたカールの妻です。この度は主人の仇を取ってくださっただけではなく、私たち遺族のためにオーナーに慰謝料を払うよう手配をしていただいたそうで、本当にありがとうございました」
「ああ……そうか……」
オレはその男の姿を思い出す。
大カマキリに襲われ、血まみれで死んでいたその男の姿を。
「ヴォルトさんのおかげで、主人がいなくなった後も私たち家族は生活を続けていけそうです。私はあまり身体が丈夫ではなく、主人一人で私と両親と子供を養ってくれていたものですから……」
「お前の旦那の命も助ける事ができたら良かったんだが……」
「いえ、過ぎたことですから……」
そうは言うものの、女はまだ亭主の死を受け入れ切れていないであろう。目にはうっすら涙が浮かんでいた。
「あの……、ご迷惑かもわかりませんが、主人の仇を取っていただいたお礼に、主人の使っていたナイフを形見として受け取っていただけないでしょうか」
そう言って女は懐から風呂敷に包まれた短刀を取り出し、オレに差し出す。
「ありがたくもらっておこう」
オレはそう言って短刀を受け取った。
女の手は旦那を失った無念からか、少し震えていた。
オレは喋ったことの無い男の家族の、そんな辛い思いと共にその短刀を受け取った。
「すいません、それでは主人の葬式がありますので……」
「ああ、忙しい時にわざわざ礼を言いにきてくれてありがとう」
女はもう一度頭を下げると、静かに酒場を立ち去った。
先ほどまで賑やかだった酒場の中だが、女が去った後には沈痛な気持ちが広がり静まり返っていた。
こうして考えると人間一人一人にも暮らしがあり、それはオレの家族でもある魔族たちとなんら変わりないものなのだなとオレは感じていた。
だとしたら、人間と魔族の戦争など愚の骨頂としか言いようがない。
戦争を積極的に仕掛けているオーテウス教の大司教たちを、早く懲らしめてやらねばならない。
そしてオレも、人間たちにこれ以上愛着を持ってしまう前に、早く魔界へと帰還する必要があると感じたのだった。
オレはユウに尋ねた。
オーテウス教というのはこのヴァレンシュタイン王国の国教であり、ユウをこの世界に召喚したザズーはそのオーテウス教の大司祭だという事は聞いていた。
魔界との戦争を推し進めているのもオーテウス教だという可能性が高い。要するにオレにとっての敵だ。
だがそんな敵が実際にどんな神を祀っていて、どんな教えの宗教なのかはオレも全く知らなかった。
ユウは今日聞いてきたその情報を、別行動をしていたオレへと説明を始めた。
「オーテウス教が普及する以前、元々この国では精霊を祀る精霊信仰だけだったらしい。その時の信仰内容は、小石や草花全てに精霊が宿るっていうものだったらしいんだけど、今では精霊魔法の普及から精霊信仰は四大精霊だけになったそうだ。それでその時代には、神様は精霊よりも上位の存在で人間界に干渉することはほとんどないって考えられていたらしい」
「なるほど……」
魔界には宗教はない。先祖から伝わる教えというものは残っているのだが、宗教と言えるほど教えの内容はまとまっていない。
魔界にない精霊力があふれている人間界なら、精霊信仰というものがあってもおかしくないなと思った。
神に対する考えも、魔界と近いようだ。魔界では神の姿を見た者はいないし、直接利害を与えるとは考えられていない。
「それが百年以上前に、突然オーテウス教という宗教がこの国の国教になったらしい。どうもその時に、オーテウスの神が現れたって話がある」
「神が現世に現れただと?存在が違うのだから物質界に現れることができるわけないだろう?それとも肉体を得て物質界に降りて来たのか?」
そう言えば、勇者タイゾーが倒したという邪神も神の一種のはずだ。タイゾーが邪神を倒したという話は、邪神による人間界への干渉をできなくしたのか、物質化した邪神を倒したのか、それとも邪神と呼ばれる存在が神ではなかったのだろうか……。そこらへんの真実は、今ではもう分からないだろう。
それよりもオーテウスの神だ。地上に現れたというあたりから話が怪しくなってきた。
「オーテウスの神というのは、十二柱いるらしい。その十二柱で全員で、それ以上はいないらしい。ちなみに柱っていうのは神様の数え方で、十二人とは言わないんだって。俺初めて知ったんだけど」
「知ってるわそのくらい」
ユウは大発見を報告するように言うが、オレの返事を聞いてがっかりする。
スカーレットも当然知っていたようで頷いた。
「マジかよ。俺だけかよ。まあいいや。そんでオーテウスの神なんだけど、そいつらは人間の姿をしていて、実際に人間界に現れることがあるんだそうだ。神人とも呼ばれているらしい」
「神人?なんだそれは?神なのか人なのか?」
「俺も同じこと言ったんだよ。そしたら人間界に現れるために肉体を手に入れ、神から神人になったって言ってたぜ。なんだか怪しい事この上ないよな。もしかしたら人間が自分は神だと嘘をついている可能性もあるなあって思った。よくあるだろ、そういうの。人間の教祖が、突然自分は神だと言い出すってやつ」
「よくあるかどうかは知らんが、その可能性は大いにありえるな」
「そんでその信仰内容なんだけど、これがまたびっくりしたんだ。精霊信仰の内容は、精霊と仲良くする事で自然と人間が共存するっていうことらしいんだけど、オーテウス教の場合は、人間は神の奴隷であるっていう教えなんだって」
「はあ?この国は、自ら奴隷となることを選んだのか?」
「詳しい事は知らねえけどな。もし神人に死ねって言われたら、死ななきゃいけないらしいよ。そういう教えなんだと。実際には滅多に人前に現れることもないし、気軽に死ね死ね言われることもないみたいなんだけど」
「狂ってるな。しかし、そんな宗教を受け入れたこの国も狂ってるとしか言いようがない。当時の国王がその神人に弱みを握られていたのか、それとも支配力を強めるために、国王自身が架空の神の名を語ったのか……」
様々な仮説が考えられるが、想像の域を出ない。それ以上は直接組織に入り込んで情報を収集しなくては分からないのかもしれない。
「ちなみに今でも精霊神殿は残っているけど、飽くまでも精霊信仰はオーテウス教よりも下位の存在なんだそうだ。精霊魔法を無くすわけにもいかず、仕方なく残されたんだと。要するに精霊神殿は中立で、オーテウス教会は敵って感じかな」
オレたちが人の目を気にせずにそんな話をしていていると、この冒険者ギルドの酒場の店主であるバルトが心配して話しかけて来た。
「なあ、あんたらさっきから物騒な事話してるが、いつどこで誰が話を聞いてるか分かったもんじゃない。そういう話をするなら気を付けた方がいいぜ」
オレは周りを見回す。特にオレたちに悪意を抱いている者はいないようだ。
だがバルトの言うことももっともだ。
「そうだな。これからは気を付けよう」
オレがバルトにそう返事をした時、酒場の扉を開け、一人の女が中へと入って来た。
ここは冒険者ギルドの酒場であり客といえば屈強な男ばかり――中にはスカーレットのような女もいるが――なのだが、その入って来たのは見るからに体の弱そうな、この酒場の雰囲気にはそぐわない女だった。
入る店を間違えたんじゃないか?という目で、酒場の客たちもその女に注目する。
「あの……、ここにヴォルトさんというお方はいらっしゃいますでしょうか?」
「ヴォルトはオレだが?」
どうやら女はオレに用があるらしい。
女に名を呼ばれ、オレはどこかで会ったことがあるか思い出そうとその顔を見る。やはり知らぬ顔だ。このオレに何の用だろう?
「私は、今日ランタン工場で魔物に殺されたカールの妻です。この度は主人の仇を取ってくださっただけではなく、私たち遺族のためにオーナーに慰謝料を払うよう手配をしていただいたそうで、本当にありがとうございました」
「ああ……そうか……」
オレはその男の姿を思い出す。
大カマキリに襲われ、血まみれで死んでいたその男の姿を。
「ヴォルトさんのおかげで、主人がいなくなった後も私たち家族は生活を続けていけそうです。私はあまり身体が丈夫ではなく、主人一人で私と両親と子供を養ってくれていたものですから……」
「お前の旦那の命も助ける事ができたら良かったんだが……」
「いえ、過ぎたことですから……」
そうは言うものの、女はまだ亭主の死を受け入れ切れていないであろう。目にはうっすら涙が浮かんでいた。
「あの……、ご迷惑かもわかりませんが、主人の仇を取っていただいたお礼に、主人の使っていたナイフを形見として受け取っていただけないでしょうか」
そう言って女は懐から風呂敷に包まれた短刀を取り出し、オレに差し出す。
「ありがたくもらっておこう」
オレはそう言って短刀を受け取った。
女の手は旦那を失った無念からか、少し震えていた。
オレは喋ったことの無い男の家族の、そんな辛い思いと共にその短刀を受け取った。
「すいません、それでは主人の葬式がありますので……」
「ああ、忙しい時にわざわざ礼を言いにきてくれてありがとう」
女はもう一度頭を下げると、静かに酒場を立ち去った。
先ほどまで賑やかだった酒場の中だが、女が去った後には沈痛な気持ちが広がり静まり返っていた。
こうして考えると人間一人一人にも暮らしがあり、それはオレの家族でもある魔族たちとなんら変わりないものなのだなとオレは感じていた。
だとしたら、人間と魔族の戦争など愚の骨頂としか言いようがない。
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