7 / 42
この体、ヤバい。☆エロ
しおりを挟む
そうやってキスしながら私は内心動揺していた。
何これ・・・
好きでも何でもない、むしろ嫌だと思ってるやつとキスして、こんなことになるなんて・・・
ただキスしてるだけなのに背筋がゾクゾクするほど気持ち良くて、自分で分かるくらい下着が濡れて・・・セレスティアが言った官能特化のエロボディ、という意味が、分かった。
やっぱり、この体、特殊なんだ。
・・・でも、今はこの方が都合がいい。余計なこと考えたら、出来なくなっちゃう。これ以上あれこれ考えるのはやめよう。
そうこうしている内にカインも興奮して来たのか、キスしながらワンピースをたくし上げて胸を触って来た。だけど乱暴な手付きで、がしがしと荒々しく揉まれて、まるでがっついた獣に襲われてるみたいで、苛ついた私は、カインの手を掴みあげた。
「もっと、優しく揉んでよ」
そう言うと、
「どうすりゃいいんだよ」
なんて不機嫌そうな顔。
「こうするんだよ」
私は両手を伸ばして、カインの厚い胸板をおっぱいに見立てて、優しく柔らかく触った。
そして乳首も優しくくりくりと弄ってやる。
「お、おい・・・」
カインは戸惑っていたけど、私は黙って片方の乳首に舌を伸ばして、ちろちろと舐めた。
男だって乳首気持ちいいの、知ってるもんね。
歴代彼氏たちも、最初はくすぐったいとか言ってたけど、その内喜ぶようになってたもん。
「ちょ、ちょっと・・・」
カインは落ち着かない様子で身動ぎしていたけど、舌で乳首を捏ねたり、吸い付いて唇で軽くきゅ、と摘まんであげたりしている内に黙って、時々「ぅ」なんて声を漏らすようになった。
その声に気を良くした私は、なおもぺろぺろしながら「気持ちいい?」と聞いた。
「・・・ん」
カインは上気した顔で素直に頷いて、その顔は何だかウブで可愛く見えた。
ふぅん、こんな顔できるんだ・・・
「じゃあ私にもこんな風にしてみて」
私はカインの手を取ると自分のおっぱいに触れさせた。
カインは神妙な顔で胸を触り始めたけど、最初と違ってちゃんと優しく柔らかく触れて来て、乳首にもソフトな刺激を与えてくれた。
目を閉じて、とにかく何も考えないで、快感だけを追う。
「あっ、ん・・・気持ちいい」
だんだん私の声も甘く、蕩けていった。
さっきから洪水になってるあそこもじんじんしてて、堪らなくなって来た。
「ここも、触って・・・」
そう言ってカインの手を下に導くと、素直に、ぎこちなく、そこに指を這わせる。
「あっ、きもち、いい・・・」
「え、ここ?」
戸惑ったように聞かれて頷く。
「う、ん、そこ、そのぷくってなってるとこ・・・もっとくりくりして、あっ、んんっ!いいっ」
カインは教えるとすぐ覚えて、上手くなっていった。
くちゅくちゅとえっちな音がして、今までに感じた事がないくらい気持ち良くて、どんどん、行為に没頭できるようになって来た。
「あっ、いい!もっと、もっと速くしてぇ!」
快感が一気に駆け上って来て、びくびくっと体が震えた。
「あっ、ああっんっ」
はぁはぁと息をしながら閉じていた目をうっすら開くと、赤い顔で私を見つめるカインと目が合った。
一瞬、我に返りそうになったけど、ぎゅっと目を閉じてまた何も考えないようにする。
「いいよ・・・ゆっくり挿れて」
そう言うと、カインは私の開いた脚の間に腰を進めて来た。
入口にぴったりと熱い、大きなものが当てられて、最初に出会った時とは段違いにゆっくりゆっくりと埋められていく。
「あ、ああっ・・・挿入ってくるっ・・・」
すごく大きくて、いっぱいになる。だけど、ものすごく気持ちいい。
「う、くぅ」
カインも苦し気な声を漏らす。
「もう、いいよ、好きに動いて・・・」
そう言うと、カインは腰を動かし始めた。
ぱちゅ、ぱちゅっと音がして快感がどんどん高まっていく。
「あん、はぁっ、あっ、気持ち、いいっ!」
私は夢中でカインにしがみ付いた。
「はぁ、はぁっ」
カインのが奥を掠った時、中がきゅうっとなった。
えっ、何これ?こんな気持ちいいの知らない。
彼氏とのエッチでも、奥だけは痛くて好きじゃなかったのに。
「あっ!そこ、もっと突いてっ」
夢中で叫ぶとカインは「ここ?」とまた奥のところをぐっぐっと突いてきた。
「あっ、あっ、いいっ、気持ちいいよぉっ」
「っくぅ、俺もヤバい・・・」
そんな声を漏らしながら、激しく奥を突かれて、私は何が何だか分からなくなった。
「あ、あああ―――っ!」
ものすごい快感が広がって、体が勝手に跳ねる。
「っう、く」
同時にカインもぎゅうっと腰を押し付けて来て、根元がぴくんぴくん、と痙攣しているのが分かった。
気持ち良さの波が徐々に引いて行ったけど、それでもまだ体が蕩けてるみたい。
物凄く、気持ち良かった。
今までの彼氏たちとのエッチじゃ感じたことがないくらいに良かった。
なのにそれが、こんな好きでも何でもない奴とのエッチで、だなんて・・・複雑・・・
うっすら目を開けて見ると、私の中に入ったままのカインが、はぁはぁと荒い息をつきながら閉じていた目を開いた。
「・・・上がってる」
「え、何?」
ぼうっとしたまま聞き返すと、カインは「ステータス」と言い足した。
「すげぇ、上がってる。本当なんだな。お前とヤると上がるっていうの」
「・・・そうなんだ」
私にはカインのステータスがどのくらい上がったのかとか、よく分からないから、何とも言えない。
だけど私も、ふいに自分の中に今までなかった何かが芽生えているのに気付いた。
急に新しいデータをインストールされたみたいな感じ。
今までなかった力が、ある。今まで出来なかったことが急に出来るようになった感覚。
・・・何これ?ひょっとしてこれがセレスティアの言ってた、勇者とセックスすれば、私も勇者のスキルが使えるようになる、ってやつ?
凄い。これならあの変な魔王の配下ってやつが襲って来ても、私でもやっつけられるかも。
とか思っていたら、カインが真剣な顔で私を見つめていた。
「なぁ、一日一回って約束だったけど・・・もう一回ヤっていいか?」
「え・・・」
その言葉に私は考えた。一日一回だと30日は掛かるし、早く終わるならその方がいいかもしれない。こいつ、最初よりは少しマシになったし。
「・・・優しく、気持ち良くしてくれるなら、いいよ」
そう呟くと、カインは「分かった」と頷いて、私にキスして来た。
「んっ・・・」
目を閉じてそれを受け入れたけど、最初に比べたら優しくて甘いキスだった。
ふぅん、上手くなってる。飲み込み早いな・・・
そしてキスしながらカインが腰を動かし始めて、中に入ったままだったものが萎えてなかったんだ、と知る。
性欲凄いなこいつ。ほんと獣みたい。
そんなことを考えていたけど、私の中で揺蕩っていたさっきの気持ち良さの波があっという間に盛り上がって来て、余計なことなんか考えてる余裕はなくなった。
・・・やっぱりこの体、とんでもないエロ仕様だわ。
でもそれは今の私にとっては、ありがたかった。
******
ブクマして下さった方々、ありがとうございます~♡元気出ました♡
何これ・・・
好きでも何でもない、むしろ嫌だと思ってるやつとキスして、こんなことになるなんて・・・
ただキスしてるだけなのに背筋がゾクゾクするほど気持ち良くて、自分で分かるくらい下着が濡れて・・・セレスティアが言った官能特化のエロボディ、という意味が、分かった。
やっぱり、この体、特殊なんだ。
・・・でも、今はこの方が都合がいい。余計なこと考えたら、出来なくなっちゃう。これ以上あれこれ考えるのはやめよう。
そうこうしている内にカインも興奮して来たのか、キスしながらワンピースをたくし上げて胸を触って来た。だけど乱暴な手付きで、がしがしと荒々しく揉まれて、まるでがっついた獣に襲われてるみたいで、苛ついた私は、カインの手を掴みあげた。
「もっと、優しく揉んでよ」
そう言うと、
「どうすりゃいいんだよ」
なんて不機嫌そうな顔。
「こうするんだよ」
私は両手を伸ばして、カインの厚い胸板をおっぱいに見立てて、優しく柔らかく触った。
そして乳首も優しくくりくりと弄ってやる。
「お、おい・・・」
カインは戸惑っていたけど、私は黙って片方の乳首に舌を伸ばして、ちろちろと舐めた。
男だって乳首気持ちいいの、知ってるもんね。
歴代彼氏たちも、最初はくすぐったいとか言ってたけど、その内喜ぶようになってたもん。
「ちょ、ちょっと・・・」
カインは落ち着かない様子で身動ぎしていたけど、舌で乳首を捏ねたり、吸い付いて唇で軽くきゅ、と摘まんであげたりしている内に黙って、時々「ぅ」なんて声を漏らすようになった。
その声に気を良くした私は、なおもぺろぺろしながら「気持ちいい?」と聞いた。
「・・・ん」
カインは上気した顔で素直に頷いて、その顔は何だかウブで可愛く見えた。
ふぅん、こんな顔できるんだ・・・
「じゃあ私にもこんな風にしてみて」
私はカインの手を取ると自分のおっぱいに触れさせた。
カインは神妙な顔で胸を触り始めたけど、最初と違ってちゃんと優しく柔らかく触れて来て、乳首にもソフトな刺激を与えてくれた。
目を閉じて、とにかく何も考えないで、快感だけを追う。
「あっ、ん・・・気持ちいい」
だんだん私の声も甘く、蕩けていった。
さっきから洪水になってるあそこもじんじんしてて、堪らなくなって来た。
「ここも、触って・・・」
そう言ってカインの手を下に導くと、素直に、ぎこちなく、そこに指を這わせる。
「あっ、きもち、いい・・・」
「え、ここ?」
戸惑ったように聞かれて頷く。
「う、ん、そこ、そのぷくってなってるとこ・・・もっとくりくりして、あっ、んんっ!いいっ」
カインは教えるとすぐ覚えて、上手くなっていった。
くちゅくちゅとえっちな音がして、今までに感じた事がないくらい気持ち良くて、どんどん、行為に没頭できるようになって来た。
「あっ、いい!もっと、もっと速くしてぇ!」
快感が一気に駆け上って来て、びくびくっと体が震えた。
「あっ、ああっんっ」
はぁはぁと息をしながら閉じていた目をうっすら開くと、赤い顔で私を見つめるカインと目が合った。
一瞬、我に返りそうになったけど、ぎゅっと目を閉じてまた何も考えないようにする。
「いいよ・・・ゆっくり挿れて」
そう言うと、カインは私の開いた脚の間に腰を進めて来た。
入口にぴったりと熱い、大きなものが当てられて、最初に出会った時とは段違いにゆっくりゆっくりと埋められていく。
「あ、ああっ・・・挿入ってくるっ・・・」
すごく大きくて、いっぱいになる。だけど、ものすごく気持ちいい。
「う、くぅ」
カインも苦し気な声を漏らす。
「もう、いいよ、好きに動いて・・・」
そう言うと、カインは腰を動かし始めた。
ぱちゅ、ぱちゅっと音がして快感がどんどん高まっていく。
「あん、はぁっ、あっ、気持ち、いいっ!」
私は夢中でカインにしがみ付いた。
「はぁ、はぁっ」
カインのが奥を掠った時、中がきゅうっとなった。
えっ、何これ?こんな気持ちいいの知らない。
彼氏とのエッチでも、奥だけは痛くて好きじゃなかったのに。
「あっ!そこ、もっと突いてっ」
夢中で叫ぶとカインは「ここ?」とまた奥のところをぐっぐっと突いてきた。
「あっ、あっ、いいっ、気持ちいいよぉっ」
「っくぅ、俺もヤバい・・・」
そんな声を漏らしながら、激しく奥を突かれて、私は何が何だか分からなくなった。
「あ、あああ―――っ!」
ものすごい快感が広がって、体が勝手に跳ねる。
「っう、く」
同時にカインもぎゅうっと腰を押し付けて来て、根元がぴくんぴくん、と痙攣しているのが分かった。
気持ち良さの波が徐々に引いて行ったけど、それでもまだ体が蕩けてるみたい。
物凄く、気持ち良かった。
今までの彼氏たちとのエッチじゃ感じたことがないくらいに良かった。
なのにそれが、こんな好きでも何でもない奴とのエッチで、だなんて・・・複雑・・・
うっすら目を開けて見ると、私の中に入ったままのカインが、はぁはぁと荒い息をつきながら閉じていた目を開いた。
「・・・上がってる」
「え、何?」
ぼうっとしたまま聞き返すと、カインは「ステータス」と言い足した。
「すげぇ、上がってる。本当なんだな。お前とヤると上がるっていうの」
「・・・そうなんだ」
私にはカインのステータスがどのくらい上がったのかとか、よく分からないから、何とも言えない。
だけど私も、ふいに自分の中に今までなかった何かが芽生えているのに気付いた。
急に新しいデータをインストールされたみたいな感じ。
今までなかった力が、ある。今まで出来なかったことが急に出来るようになった感覚。
・・・何これ?ひょっとしてこれがセレスティアの言ってた、勇者とセックスすれば、私も勇者のスキルが使えるようになる、ってやつ?
凄い。これならあの変な魔王の配下ってやつが襲って来ても、私でもやっつけられるかも。
とか思っていたら、カインが真剣な顔で私を見つめていた。
「なぁ、一日一回って約束だったけど・・・もう一回ヤっていいか?」
「え・・・」
その言葉に私は考えた。一日一回だと30日は掛かるし、早く終わるならその方がいいかもしれない。こいつ、最初よりは少しマシになったし。
「・・・優しく、気持ち良くしてくれるなら、いいよ」
そう呟くと、カインは「分かった」と頷いて、私にキスして来た。
「んっ・・・」
目を閉じてそれを受け入れたけど、最初に比べたら優しくて甘いキスだった。
ふぅん、上手くなってる。飲み込み早いな・・・
そしてキスしながらカインが腰を動かし始めて、中に入ったままだったものが萎えてなかったんだ、と知る。
性欲凄いなこいつ。ほんと獣みたい。
そんなことを考えていたけど、私の中で揺蕩っていたさっきの気持ち良さの波があっという間に盛り上がって来て、余計なことなんか考えてる余裕はなくなった。
・・・やっぱりこの体、とんでもないエロ仕様だわ。
でもそれは今の私にとっては、ありがたかった。
******
ブクマして下さった方々、ありがとうございます~♡元気出ました♡
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
乙女ゲームの世界に転移したら、推しではない王子に溺愛されています
砂月美乃
恋愛
繭(まゆ)、26歳。気がついたら、乙女ゲームのヒロイン、フェリシア(17歳)になっていた。そして横には、超絶イケメン王子のリュシアンが……。推しでもないリュシアンに、ひょんなことからベタベタにに溺愛されまくることになるお話です。
「ヒミツの恋愛遊戯」シリーズその①、リュシアン編です。
ムーンライトノベルズさんにも投稿しています。
『完結・R18』公爵様は異世界転移したモブ顔の私を溺愛しているそうですが、私はそれになかなか気付きませんでした。
カヨワイさつき
恋愛
「えっ?ない?!」
なんで?!
家に帰ると出し忘れたゴミのように、ビニール袋がポツンとあるだけだった。
自分の誕生日=中学生卒業後の日、母親に捨てられた私は生活の為、年齢を偽りバイトを掛け持ちしていたが……気づいたら見知らぬ場所に。
黒は尊く神に愛された色、白は"色なし"と呼ばれ忌み嫌われる色。
しかも小柄で黒髪に黒目、さらに女性である私は、皆から狙われる存在。
10人に1人いるかないかの貴重な女性。
小柄で黒い色はこの世界では、凄くモテるそうだ。
それに対して、銀色の髪に水色の目、王子様カラーなのにこの世界では忌み嫌われる色。
独特な美醜。
やたらとモテるモブ顔の私、それに気づかない私とイケメンなのに忌み嫌われている、不器用な公爵様との恋物語。
じれったい恋物語。
登場人物、割と少なめ(作者比)
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる