勇者のステータス底上げの為の聖女として召喚されたけど内容が『性女』だったし、勇者がクソなんだが?

にあ

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この体、ヤバい。☆エロ

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そうやってキスしながら私は内心動揺していた。

何これ・・・
好きでも何でもない、むしろ嫌だと思ってるやつとキスして、こんなことになるなんて・・・

ただキスしてるだけなのに背筋がゾクゾクするほど気持ち良くて、自分で分かるくらい下着が濡れて・・・セレスティアが言った官能特化のエロボディ、という意味が、分かった。

やっぱり、この体、特殊なんだ。
・・・でも、今はこの方が都合がいい。余計なこと考えたら、出来なくなっちゃう。これ以上あれこれ考えるのはやめよう。

そうこうしている内にカインも興奮して来たのか、キスしながらワンピースをたくし上げて胸を触って来た。だけど乱暴な手付きで、がしがしと荒々しく揉まれて、まるでがっついた獣に襲われてるみたいで、苛ついた私は、カインの手を掴みあげた。

「もっと、優しく揉んでよ」
そう言うと、

「どうすりゃいいんだよ」
なんて不機嫌そうな顔。

「こうするんだよ」
私は両手を伸ばして、カインの厚い胸板をおっぱいに見立てて、優しく柔らかく触った。
そして乳首も優しくくりくりと弄ってやる。

「お、おい・・・」

カインは戸惑っていたけど、私は黙って片方の乳首に舌を伸ばして、ちろちろと舐めた。
男だって乳首気持ちいいの、知ってるもんね。
歴代彼氏たちも、最初はくすぐったいとか言ってたけど、その内喜ぶようになってたもん。

「ちょ、ちょっと・・・」

カインは落ち着かない様子で身動ぎしていたけど、舌で乳首を捏ねたり、吸い付いて唇で軽くきゅ、と摘まんであげたりしている内に黙って、時々「ぅ」なんて声を漏らすようになった。
その声に気を良くした私は、なおもぺろぺろしながら「気持ちいい?」と聞いた。

「・・・ん」

カインは上気した顔で素直に頷いて、その顔は何だかウブで可愛く見えた。
ふぅん、こんな顔できるんだ・・・

「じゃあ私にもこんな風にしてみて」

私はカインの手を取ると自分のおっぱいに触れさせた。
カインは神妙な顔で胸を触り始めたけど、最初と違ってちゃんと優しく柔らかく触れて来て、乳首にもソフトな刺激を与えてくれた。
目を閉じて、とにかく何も考えないで、快感だけを追う。

「あっ、ん・・・気持ちいい」

だんだん私の声も甘く、蕩けていった。
さっきから洪水になってるあそこもじんじんしてて、堪らなくなって来た。

「ここも、触って・・・」

そう言ってカインの手を下に導くと、素直に、ぎこちなく、そこに指を這わせる。

「あっ、きもち、いい・・・」
「え、ここ?」

戸惑ったように聞かれて頷く。

「う、ん、そこ、そのぷくってなってるとこ・・・もっとくりくりして、あっ、んんっ!いいっ」

カインは教えるとすぐ覚えて、上手くなっていった。
くちゅくちゅとえっちな音がして、今までに感じた事がないくらい気持ち良くて、どんどん、行為に没頭できるようになって来た。

「あっ、いい!もっと、もっと速くしてぇ!」

快感が一気に駆け上って来て、びくびくっと体が震えた。

「あっ、ああっんっ」

はぁはぁと息をしながら閉じていた目をうっすら開くと、赤い顔で私を見つめるカインと目が合った。
一瞬、我に返りそうになったけど、ぎゅっと目を閉じてまた何も考えないようにする。

「いいよ・・・ゆっくり挿れて」

そう言うと、カインは私の開いた脚の間に腰を進めて来た。
入口にぴったりと熱い、大きなものが当てられて、最初に出会った時とは段違いにゆっくりゆっくりと埋められていく。

「あ、ああっ・・・挿入ってくるっ・・・」

すごく大きくて、いっぱいになる。だけど、ものすごく気持ちいい。

「う、くぅ」
カインも苦し気な声を漏らす。

「もう、いいよ、好きに動いて・・・」
そう言うと、カインは腰を動かし始めた。

ぱちゅ、ぱちゅっと音がして快感がどんどん高まっていく。

「あん、はぁっ、あっ、気持ち、いいっ!」
私は夢中でカインにしがみ付いた。

「はぁ、はぁっ」

カインのが奥を掠った時、中がきゅうっとなった。
えっ、何これ?こんな気持ちいいの知らない。
彼氏とのエッチでも、奥だけは痛くて好きじゃなかったのに。

「あっ!そこ、もっと突いてっ」

夢中で叫ぶとカインは「ここ?」とまた奥のところをぐっぐっと突いてきた。

「あっ、あっ、いいっ、気持ちいいよぉっ」
「っくぅ、俺もヤバい・・・」

そんな声を漏らしながら、激しく奥を突かれて、私は何が何だか分からなくなった。

「あ、あああ―――っ!」

ものすごい快感が広がって、体が勝手に跳ねる。

「っう、く」
同時にカインもぎゅうっと腰を押し付けて来て、根元がぴくんぴくん、と痙攣しているのが分かった。

気持ち良さの波が徐々に引いて行ったけど、それでもまだ体が蕩けてるみたい。

物凄く、気持ち良かった。
今までの彼氏たちとのエッチじゃ感じたことがないくらいに良かった。
なのにそれが、こんな好きでも何でもない奴とのエッチで、だなんて・・・複雑・・・

うっすら目を開けて見ると、私の中に入ったままのカインが、はぁはぁと荒い息をつきながら閉じていた目を開いた。

「・・・上がってる」
「え、何?」

ぼうっとしたまま聞き返すと、カインは「ステータス」と言い足した。

「すげぇ、上がってる。本当なんだな。お前とヤると上がるっていうの」
「・・・そうなんだ」

私にはカインのステータスがどのくらい上がったのかとか、よく分からないから、何とも言えない。
だけど私も、ふいに自分の中に今までなかった何かが芽生えているのに気付いた。
急に新しいデータをインストールされたみたいな感じ。
今までなかった力が、ある。今まで出来なかったことが急に出来るようになった感覚。

・・・何これ?ひょっとしてこれがセレスティアの言ってた、勇者とセックスすれば、私も勇者のスキルが使えるようになる、ってやつ?

凄い。これならあの変な魔王の配下ってやつが襲って来ても、私でもやっつけられるかも。
とか思っていたら、カインが真剣な顔で私を見つめていた。

「なぁ、一日一回って約束だったけど・・・もう一回ヤっていいか?」
「え・・・」

その言葉に私は考えた。一日一回だと30日は掛かるし、早く終わるならその方がいいかもしれない。こいつ、最初よりは少しマシになったし。

「・・・優しく、気持ち良くしてくれるなら、いいよ」

そう呟くと、カインは「分かった」と頷いて、私にキスして来た。

「んっ・・・」

目を閉じてそれを受け入れたけど、最初に比べたら優しくて甘いキスだった。

ふぅん、上手くなってる。飲み込み早いな・・・

そしてキスしながらカインが腰を動かし始めて、中に入ったままだったものが萎えてなかったんだ、と知る。
性欲凄いなこいつ。ほんと獣みたい。

そんなことを考えていたけど、私の中で揺蕩っていたさっきの気持ち良さの波があっという間に盛り上がって来て、余計なことなんか考えてる余裕はなくなった。

・・・やっぱりこの体、とんでもないエロ仕様だわ。

でもそれは今の私にとっては、ありがたかった。



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ブクマして下さった方々、ありがとうございます~♡元気出ました♡
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