【完結】婚約破棄を望む王子様にお飾りの正妃にして欲しいと頼んだはずですが、なぜか溺愛されています!

五月ふう

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34.愛してるよ

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いつもの、隠し部屋。

二人だけの秘密の場所。

「オリビア。」

王になったレオはオリビアの名前を呼ぶ。
ふかふかのベットに、レオの体が沈み込むんだ

真っ暗な部屋には、オレンジのライトが照らされている。

「レオ。」

オレンジのライトが、オリビアの金色の瞳を照らす。

「なぁ、オリビアはなんでそんなに可愛いんだ?」

オリビアの頬に触れ、レオは囁く。

「そんなこと無いですよ。」

オリビアの頬は赤く染まる。

その唇に優しくキスをして、レオは笑う。

「愛してるよ。オリビア。」

抱きしめた二人の夜はゆっくりと過ぎていくのだった。



(あとがき)

最後まで物語を読んでくださった皆様。本当にありがとうございます。

二人の物語を完結できてとても嬉しく思います。皆様がお気に入りをつけてくれるのが本当に嬉しくて、幸せでした。

誤字脱字、沢山あったと思いますがここまでたどり着いてくれた皆様、本当にありがとうございます。

皆様のお時間が少しでもたのしいものになっていれば幸いです。


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