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第1章。「魔界への入口」
6、魔界への入口③
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--魔界への入口③--
真菜美は兄(比呂)と日本橋に学習ソフトを買いに来た。ソフトは買えた。いや、もらったもののどうなるか?、それは、これからの話。その帰り道のマクドでの雑談。
比呂と真菜美は、注文カウンターに並んだ。
「マナ何する?」
真菜美は、「チーズバーガーとコーラ」と答える。
比呂が注文する番が来る。
「チーズバーガーセット。真菜美。ポテトは、俺食べるから。
それと、ビッグマックセット 以上」
真菜美は、心に念じる。
(ポテトはガマン ダイエット ダイエット)
「はい かしこまりました。
横でおまちください」
マクドの店員は、明るく返事する。
暫く待ち。比呂は、店員から、注文したバーガーセットを受け取り、奥のカウンター席に着く二人。
「やっぱ 狭いね」
比呂は、ぼやく。
「兄ぃ 何で マクドって 狭いの」(゜∀゜ )
真菜美も追従する。
「東京じゃ。広い店、在るってよ。(いまさらかょ)
でも、安いから…」
比呂は、東京に行ったこともないが、受け売りである。
真菜美は、思い出したように
(そうそう ソ ♪ フ ♪ ト
動作環境とか聞くの忘れた!!
でも 本当に動くかなぁ? あんなもらい方して
やっぱり 不思議!)
確かに不思議なゆずり方をされたソフトである。左の中指にある指輪がなければ信じないところであるが、指輪を見るたび楽しくなる真菜美である。
(きれいな指輪、少しクスンでいるけど、磨きゃなかや う 磨こう)
比呂は、真菜美がソフトを見て楽しそうなので、興味がわき尋ねた。
「マナ。どんなソフトなん それ?」
「なんか AI だって」
「AI!!! て?」
「うぅ でも ただの学習ソフトだよ」
(本当かなぁ? まぁあ いいや)
「問題とかだせるんだって
動作環境はと」
(動作環境も聞かずに買ったのか?俺でもしない)
比呂は、面白そうに笑う。
(あった!)
「特になし。 え! おぅ
ネットにつながっている世界中のコンピュータに依存し、
処理、メモリ、記憶を共有します。
注)セキュリィテイ
保存は独自の古代言語でできており通常のマシーンでは、
解析できなくなっています。」
(ネットにつながってる?
つまり ハッキング?
世界中のコンピュータ?オーバーな!
古代言語?何時代?)
難しぃい う まあぁいいや)
「OSは Windows系 MC系 UNIX系
インストールはOSと同レベルにロードされます。
ハードディスクに5Gの空き容量が必要です。」
(おおぉ 初めて普通のソフトらしき書き込み。
5Gって結構いるね!)
比呂は、聞き流していた。
「マナ ポテトおいしいぞ?」
(う? あ! 私ポテトを食べてる ダメピョ)|゜Д゜)))ドエッ!
真菜美は、ポテトを食べてしまった。
(動きそう 不思議なわりには ちゃんと 書いてあった)
比呂は、真菜美が裕也に告白したのを思い出し話題を変える。
「ところで裕也どうするき?」
「好き!」真菜美は、きっぱり言う。
「裕也は、どうしたら良いか迷ってたよ。
でも、あいつ元気っ子好きだからな。
マナの元気で無邪気で暴走するとこ見ると安らぐて言ってた」
「ほんとう」(やった、恋はモーダッシュて やっぱ)
真菜美は、ほっとした。
比呂は、でも、真菜美に注意する。
「サッカーの試合あるから大阪大会すむまでは、おとなしくね」
「わかった」
真菜美も、それは了解している。
比呂と真菜美は、話も食事も済ませた。
「食べ終わったし帰るか?」
「うん」
まずまず、学習ソフトは動きそう。不思議な譲られ方をしたソフト。
ソフトをめぐって何がこれから起こるやら、左手の指輪があやしい青色を少し光らせた。
真菜美は兄(比呂)と日本橋に学習ソフトを買いに来た。ソフトは買えた。いや、もらったもののどうなるか?、それは、これからの話。その帰り道のマクドでの雑談。
比呂と真菜美は、注文カウンターに並んだ。
「マナ何する?」
真菜美は、「チーズバーガーとコーラ」と答える。
比呂が注文する番が来る。
「チーズバーガーセット。真菜美。ポテトは、俺食べるから。
それと、ビッグマックセット 以上」
真菜美は、心に念じる。
(ポテトはガマン ダイエット ダイエット)
「はい かしこまりました。
横でおまちください」
マクドの店員は、明るく返事する。
暫く待ち。比呂は、店員から、注文したバーガーセットを受け取り、奥のカウンター席に着く二人。
「やっぱ 狭いね」
比呂は、ぼやく。
「兄ぃ 何で マクドって 狭いの」(゜∀゜ )
真菜美も追従する。
「東京じゃ。広い店、在るってよ。(いまさらかょ)
でも、安いから…」
比呂は、東京に行ったこともないが、受け売りである。
真菜美は、思い出したように
(そうそう ソ ♪ フ ♪ ト
動作環境とか聞くの忘れた!!
でも 本当に動くかなぁ? あんなもらい方して
やっぱり 不思議!)
確かに不思議なゆずり方をされたソフトである。左の中指にある指輪がなければ信じないところであるが、指輪を見るたび楽しくなる真菜美である。
(きれいな指輪、少しクスンでいるけど、磨きゃなかや う 磨こう)
比呂は、真菜美がソフトを見て楽しそうなので、興味がわき尋ねた。
「マナ。どんなソフトなん それ?」
「なんか AI だって」
「AI!!! て?」
「うぅ でも ただの学習ソフトだよ」
(本当かなぁ? まぁあ いいや)
「問題とかだせるんだって
動作環境はと」
(動作環境も聞かずに買ったのか?俺でもしない)
比呂は、面白そうに笑う。
(あった!)
「特になし。 え! おぅ
ネットにつながっている世界中のコンピュータに依存し、
処理、メモリ、記憶を共有します。
注)セキュリィテイ
保存は独自の古代言語でできており通常のマシーンでは、
解析できなくなっています。」
(ネットにつながってる?
つまり ハッキング?
世界中のコンピュータ?オーバーな!
古代言語?何時代?)
難しぃい う まあぁいいや)
「OSは Windows系 MC系 UNIX系
インストールはOSと同レベルにロードされます。
ハードディスクに5Gの空き容量が必要です。」
(おおぉ 初めて普通のソフトらしき書き込み。
5Gって結構いるね!)
比呂は、聞き流していた。
「マナ ポテトおいしいぞ?」
(う? あ! 私ポテトを食べてる ダメピョ)|゜Д゜)))ドエッ!
真菜美は、ポテトを食べてしまった。
(動きそう 不思議なわりには ちゃんと 書いてあった)
比呂は、真菜美が裕也に告白したのを思い出し話題を変える。
「ところで裕也どうするき?」
「好き!」真菜美は、きっぱり言う。
「裕也は、どうしたら良いか迷ってたよ。
でも、あいつ元気っ子好きだからな。
マナの元気で無邪気で暴走するとこ見ると安らぐて言ってた」
「ほんとう」(やった、恋はモーダッシュて やっぱ)
真菜美は、ほっとした。
比呂は、でも、真菜美に注意する。
「サッカーの試合あるから大阪大会すむまでは、おとなしくね」
「わかった」
真菜美も、それは了解している。
比呂と真菜美は、話も食事も済ませた。
「食べ終わったし帰るか?」
「うん」
まずまず、学習ソフトは動きそう。不思議な譲られ方をしたソフト。
ソフトをめぐって何がこれから起こるやら、左手の指輪があやしい青色を少し光らせた。
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