不思議なハートの力

ひろの助

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第Ⅵ章。「光の神イクタス」

3、征服①②③

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--征服①--

神海しんかいは、静かに授業を受けている。

真菜美まなみは、神海を見つめていた。
(気を付けて)心の声がする。
(アクテイスさん)真菜美は尋ねてみる。
(そうよ。その子には、気を付けて。
 悪いことが起こる予感がする)アクテイスは答えた。
「真菜美さん。真菜美さん。
 授業中にどこを見てるの?
 こら」
真菜美はあわてて教科書に目を向けた。
注意しているのは、先生であった。
「続きを読んでみて」先生は真菜美にめいじた。
ともちゃん。どこ読めばいいの?)小声でたずねる。
(154ページの頭の「明治維新」からよ)
真菜美は何とかピンチを切り抜けた。"(-""-)"
休み時間になる。
教室のすみでは、悪だくみ3人衆が、こそこそ何かを話していた。

--征服②--

神海は、そんなに身長は高くない。
昼休み。
給食が終わると3人組が近づいてきた。
一人は、神海より身長は少し低くいが丸こい。
豆タンクと言ったところか。
真ん中の男は小学生と思えないほど大柄で顔は鬼瓦おにがわらみたいだ。
そして、もう一人は、背は少し高いぐらいでせた細身だった。
カマキリに似ている。
「神海君。お近づきの印しに学校を案内しようか?
 僕ら3人、君と友達に成りたいんだよ」豆タンクは言った。
「別に案内してもらう必要はないけど」神海は、言い切った。
生意気なまいきな奴。君にことわることはできない」鬼瓦は、押し殺した声で言った。
「ここで、やっちゃう」カマキリがしたをなめた。(; ・`д・´)
「めんどくさい。連れ出そうか」豆タンクは、神海の肩を抱き寄せた。
神海は、それを手で払いけ静かに言った。
「分かった。付いていく。先に行け」
「なら良い」三人は、神海を連れて教室を出て行った。

--征服③--

3人組は、神海を体育館のうらに連れて行った。

「神海。
 お前は、この学校に転校してきたばかりなのに、
 俺たちに挨拶あいさつなしか?
 挨拶しろ。
 俺らと友達に成ろうぜ。
 そして、俺らに完全に服従ふくじゅうしろ」
鬼瓦は言った。
「君らこそ私に従うのだ」
神海は、落ち着き払って静かに言う。
「何ぃ。そう言う態度が気に入らないんだよ」
鬼瓦は、突然とつぜん突進とっしんなぐかった。
神海は、落ち着いて右によけけた。
そして、右手を上段に構え、力を入れる。
右手は、銀色に光り、その腕を光の棒が伸びて包んだ。
「なんだそれは?」
鬼瓦は、つかみかかる。
それを神海は、またかわしながら右手の光の棒で胴を打ちのめした。
鬼瓦は、お腹をおさえて、うずくまった。
「うぅ。やろう」
神海は、さらに打ちのめすべく、近づいて行く。
カマキリと豆タンクは、恐れおののいていた。
「その右手は何だ?
 そんなの卑怯ひきょうだぞ」
神海は、更に近づく。
殺気さっきただよい出てくる。
「まだやるなら、りるまで打ちのめす」
神海の声が冷徹れいてつひびく。
「分かった。
 分かりました。
 :
 あやまります」
鬼瓦は、お腹が強烈きょうれつに痛い。
神海は、一言いう。そして、笑った。
「これで、僕らは友達だ。
 ははは」

※愛称と下の名前で物語は、表現されています。
これは、現代のルールには、合わないかも知れませんが、物語の親しさを表現するために筆者の書き方でそうしています。
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