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第1話「論理と魔法の境界線で」
しおりを挟むフラッシュの閃光が、視界を白く染め上げていた。
無数のシャッター音。記者の怒号にも似た質問。それらが遠い世界の出来事のように鼓膜を叩く。
「――これが、我々が到達した『答え』です」
サンフランシスコ、シリコンバレーの一角にある巨大なカンファレンスホール。
壇上に立つ私は、マイクに口を近づけ、枯れかけた声でそう告げた。
私の背後にある巨大なスクリーンには、人類史上初めて『自己進化』を可能にした汎用人工知能のソースコードの一部が投影されている。
私は勝ったのだ。
東大を卒業後、海を渡り、GoogleやAmazonといった巨大IT企業がしのぎを削るこの地で、無名のベンチャーを率いて戦い続けた。
睡眠時間は平均二時間。食事はデスクでの栄養補助食品のみ。カフェインとエナジードリンクで血液を循環させ、脳のリソースの全てをコーディングとデバッグに費やした。
競合他社に勝つためではない。ただ、人類の知能を超える「何か」を、この手で生み出したかった。それだけの執念だった。
「このAIは、あらゆる産業構造を最適化し、人類を労働から解放するでしょう。これこそが――」
言葉が、続かなかった。
突然、胸の奥で何かが弾けるような音がした。
痛みはなかった。ただ、急激に電源が落ちるように、視界が暗転していく。
(ああ……バグか……?)
膝から崩れ落ちる感覚。床に打ち付けられる衝撃すら、今の私には酷く遠い。
会場の悲鳴。スタッフが駆け寄る足音。
(まだ、デバッグが……終わって……)
思考の処理速度が低下する。意識という名のOSが、強制シャットダウンを迎える。
私の人生というプロジェクトは、最高傑作の発表と同時に、致命的なエラーを吐いて終了したのだった。
◆
熱い。
体が燃えるように熱い。
全身の細胞が沸騰しているような感覚に、私は深い闇の底から引きずり上げられた。
「……う、あ……」
乾いた喉から、擦れた音が漏れる。
目を開けようとするが、瞼が鉛のように重い。
(まだ病院か……? 過労で倒れたにしては、随分と長い夢を見ていた気がする)
意識が覚醒するにつれて、強烈な違和感が脳内を駆け巡った。
記憶の混濁。
二つの異なるデータが、一つのハードディスク内で衝突し、統合されていくような感覚。
私は、日本のエンジニアだ。三十代半ば、独身、仕事中毒。
いや、違う。
僕は、マイク。マイク・フォン・リーゼンバーグ。十二歳。
このマドリスト王国でも指折りの武門、リーゼンバーグ辺境伯家の長男だ。
「ッ……!」
頭痛と共に、膨大な情報がインストール完了を告げる。
そうだ。僕は三日前から原因不明の高熱にうなされ、生死の境を彷徨っていたのだ。
高熱による脳へのダメージが、前世の記憶という「バックアップデータ」を呼び起こしたのか、あるいは前世の私が死んで、この少年の体に上書きされたのか。
論理的な解釈を試みようとしたが、今の身体状況ではスペック不足だった。
「マイク! マイク、気がついたか!?」
太く、しかし震える声が聞こえた。
重い瞼をこじ開ける。
ぼやけた視界に映り込んだのは、見慣れない天井だった。
白い蛍光灯ではない。重厚な石造りの天井と、太い木の梁。そして、天蓋付きのベッド。
枕元には、二人の男女がいた。
「ああ、神よ……! 感謝します……!」
金色の髪を緩く結い上げた美しい女性が、私の手を取って涙を流している。
彼女はミーナ。私の母だ。その手は温かく、震えている。
そして、その背後に立つ大柄な男性。
短い茶髪に、彫りの深い精悍な顔立ち。鍛え上げられた肉体は、衣服の上からでもその厚みがわかるほどだ。
父、ロイド・フォン・リーゼンバーグ。
この東方辺境を守護する辺境伯であり、軍の総司令官でもある、厳格ながらも心優しい父だ。
「父上……母上……」
私の口から出た言葉は、日本語でも英語でもなかった。
しかし、脳内で言語野を通すことなく、自然な意味として理解できる。
どうやら言語翻訳機能は、この肉体にデフォルトで備わっているらしい。
「無理をしてはいけない。医者が、峠は越えたと言っていたが……まだ熱がある」
ロイドが、私の額に大きな掌を乗せる。
その掌は剣ダコで硬く、しかし驚くほど優しかった。
前世の記憶にある「父親」像とは違う。私の前世の両親は早くに他界していたから、こうして親に心配されるという経験自体が新鮮で、胸の奥がこそばゆい。
「心配を……かけました。僕は、もう大丈夫です」
十二歳の子供としては少し落ち着きすぎた物言いだったかもしれない。
だが、両親はそれを回復の証と受け取ったようで、安堵の息を吐いた。
「本当によかった……。マイク、あなたが目覚めなかったらどうしようかと……」
ミーナが私を抱きしめる。
石鹸の香りではない。花の香油のような、上品で自然な香りがした。
私は彼女の背中に手を回しながら、冷静な頭の片隅で現状を分析していた。
(状況整理。現在時刻、不明。場所、リーゼンバーグ辺境伯領の居城。私のステータス、病み上がり。そして……転生、確定)
非科学的な現象だ。
前世の私がここにいたら、即座に脳波測定と環境シミュレーションを行い、この現象が「死に際に見ている夢」である可能性を検証しただろう。
だが、この熱の感覚、母の体温、父の存在感、そして何より、肉体に刻まれた十二年間の記憶がリアルすぎる。
これは現実だ。
私は過労死し、異世界で第二の生を得たのだ。
「セバス、水を」
「はっ、ただいま」
父の指示で、部屋の隅に控えていた影が動いた。
燕尾服に身を包んだ、白髪交じりの壮年男性。
セバス。我が家の筆頭執事であり、財務担当の重臣でもある。
彼が差し出した銀のカップを受け取り、水を飲む。
冷たく、澄んだ水が乾いた喉を潤していく。
その味さえも、ここが現実であることを私に突きつけていた。
「少し、休ませてやろう。ミーナ、我々も一度下がろう」
「ええ……そうね。マイク、何かあったらすぐにベルを鳴らすのよ」
両親とセバスが部屋を出ていく。
重厚な木の扉が閉まる音が、静寂の合図となった。
私は一つ息を吐き、ベッドから身を起こそうとした。
体はまだ重いが、動けないほどではない。
裸足のまま、冷たい石床に降り立つ。
ふらつく足取りで窓辺へと向かった。
分厚いカーテンを開け放つ。
「…………」
差し込んできたのは、眩いばかりの朝陽だった。
そして、眼下に広がる光景に、私は息を呑んだ――わけではない。
むしろ、予想通りの光景に、私はエンジニアとしての眉をひそめた。
そこには、雄大な景色が広がっていた。
遠くには雪を頂いた山脈が連なり、その麓には広大な森林が広がっている。
城の周囲には城下町があり、人々が活動を始めているのが見える。
美しい。確かに、観光地として見れば一級品だ。
だが、私の目は別の部分を捉えていた。
(道路の舗装率、ゼロ。上下水道の整備状況、目視で確認できる範囲では不完全。建材は木材と石材のみ。エネルギー源は……煙突からの煙を見るに、薪か?)
城壁の上を歩く兵士たちの鎧は金属製だが、その製法は鍛造だろうか、鋳造だろうか。
遠くに見える畑では、農民たちが牛に犂を引かせている。
犂の形状を見るに、土を深く掘り返すことはできていない。これでは収穫効率が悪すぎる。
(リーゼンバーグ領は、マドリスト王国の東の盾。広大な土地と、山脈からの豊富な鉱物資源、そして森林資源を持つ裕福な土地……という設定のはずだ)
マイクとしての記憶を検索する。
確かに、この家は裕福だ。食卓には肉も並ぶし、私も飢えたことはない。
軍事力も高く、独自の騎士団を持っている。
だが、それはあくまで「この世界の基準」での話だ。
「効率が、悪い」
思わず、口癖が漏れた。
前世、私は一秒を削り出すために命を削った。
非効率を何よりも嫌い、最適化こそが正義だと信じていた。
そんな私から見て、この世界の――少なくともこの領地のシステムは、あまりにも「バグ」だらけだった。
資源があるのに、加工技術がない。
労働力があるのに、道具が原始的だ。
魔法という超常のエネルギーが存在するらしいが、生活インフラへの転用が見られない。
(魔法……そうだ、魔法だ)
私は自分の手のひらを見つめた。
この世界には魔法がある。
マイクの記憶によれば、十五歳の「洗礼」を受けるまでは、正式なスキルの有無は分からない。
だが、魔力そのものは誰にでも宿っているはずだ。
私は目を閉じ、体の中にある「感覚」に意識を集中させた。
血管とは違う回路。神経とは違う伝達系統。
熱い光のようなものが、へその下あたりに微かに渦巻いているのを感じる。
(ある。エネルギーリソースは確かに存在する)
これを活用すれば、前世の科学技術では不可能だった「最適化」が可能になるかもしれない。
電力の代わりに魔力を。回路の代わりに魔法陣を。
もし、私の前世の知識である「科学的論理思考」と、この世界の「魔法」を掛け合わせることができたら?
ドクン、と心臓が跳ねた。
それは病気のせいではない。エンジニアとしての知的好奇心が、久方ぶりに咆哮を上げたのだ。
前世での私は、過労で死んだ。
あの死に方は、決して効率的ではなかった。
システムのエラーだ。
だからこそ、この二度目の人生では、同じ轍は踏まない。
私は、私自身を、そしてこの領地を「最適化」する。
過労で死ぬのではなく、仕組みを作って楽をするために。
この中世レベルの文明を、私の手でアップデートするのだ。
「……まずは、現状のデータ収集からだな」
私は窓枠に手をかけ、ニヤリと笑った。
鏡を見ていないが、それはきっと、十二歳の子供が浮かべるには不敵すぎる笑みだったろう。
その時、ノックの音が響いた。
返事をする間もなく、扉が少しだけ開く。
隙間から顔を覗かせたのは、執事のセバスだった。
彼は窓辺に立つ私を見て、少し驚いたように目を丸くし、それから穏やかに微笑んだ。
「坊ちゃん。あまり動き回られては、旦那様と奥様に叱られますよ」
「セバス」
「はい」
「父上の書斎にある、領地の資料が見たい。特に、人口推移と税収、農作物の生産量に関する記録を」
セバスの眉が、ピクリと動いた。
当然だろう。病み上がりの十二歳が、いきなり絵本ではなく行政データを要求したのだから。
だが、この男は「元財務省事務次官」という化け物じみた経歴を持つ切れ者だ。
私の瞳に宿る光が、ただのわがままではないことを悟ったのだろう。
「……かしこまりました。お体に障らない範囲で、いくつかお持ちしましょう。……坊ちゃんは、やはりリーゼンバーグの血を引いておいでですね」
「どういう意味?」
「転んでもただでは起きない。熱で寝込んでいる間に、何か面白いことでも思いつかれましたか?」
試すような視線。
私はベッドに戻りながら、肩をすくめてみせた。
「ああ。すごく面白い夢を見たんだ。夢の続きを、現実にしようと思ってね」
セバスは深々と一礼し、下がっていった。
この有能な執事を使いこなすことが、最初のミッションになりそうだ。
私は再びベッドに横たわり、天井を見上げた。
あと三年。十五歳の洗礼まで、三年ある。
それまでに、私の身体を、知識を、そしてこの領地の基盤を整える。
前世で開発したAIは、私の死と共に失われたかもしれない。
だが、そのロジックを組んだ「私」というOSはここにある。
「やってやるさ」
小さな呟きは、誰に聞かれることもなく部屋に溶けた。
これが、後に「魔法産業革命の父」と呼ばれることになる、マイク・フォン・リーゼンバーグの、静かなる再起動(リブート)だった。
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