魔王やめて人間始めました

とやっき

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少年期・学園編

登場人物紹介 〜読み飛ばし推奨〜

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 2章の少年期・学園編の登場人物紹介です。

 ネタバレ注意です!




2-1 ~ 2-3


☆カレン
 主人公が飼い始めたペットの子猫。
 毛並みが良くてエレガントな雰囲気を醸し出している。主人公にかなり懐いている模様。
 その正体はお察しの通りです。魔王様の近くにいたいという本人たっての希望と、今回しでかした罰により、子猫に変身させられた四天王「不運のカレノア」だ。
 ちなみにいつでも変身は解けるが、エルリックの許可なく変身を解いたら罰が与えられるようだ。
 一人称は無い。しいて挙げるなら猫だから「にゃー」


☆スィニア
 魔法学園の女教師。
 種族はダークエルフなため、肌が褐色。
 主に魔法を教えていて、試験のときも魔法実技の監督をしていた。
 別にショタコンとかロリコンではないが、小さい子供が大好き。性癖じゃないだけマシだろう。
 昨年度は王都にある二つの孤児院にかなりの寄付をしていて、年間の孤児院への寄付総額が一位になり、王から勲章を授与されたらしい。
 一人称は「ウチ」か「お姉さん」か「先生」


2-4 ~ 2-7


☆ロミーラ
 Dランク冒険者。女性オカマ
 「水面の雨」のパーティーリーダー。
 筋肉隆々で、槍が得意。個人の実力はCランクに届くほどだ。
 親しみやすく、特に女性からの相談事は親身になって聞いてくれると評判。ただし容赦はない。
 冒険者稼業が休みの日に兵の訓練施設に潜り込んで、若い男たちに(武術の)指導をたっぷりするのが生きがいらしい。
 一人称は「アタシ」文末に「♡」がつくことが多い。


☆ベイジェス
 Dランク冒険者。レンジャーでチャラ男。
 見た目はそこまでチャラくないが、態度がチャラい。
 「水面の雨」のパーティーメンバー。
 五感が鋭く、特に目や耳が良いため気配察知が得意。戦うときは弓矢で戦うのだが、接近戦になりそうな状況だと逃げ出す。仲間を置いて逃げ出すこともある。その時は決まって何らかのバチが当たって怪我をするらしい。
 一人称は「オイラ」語尾が「っす」


☆トレーニャ
 Dランク冒険者。ヒーラーで、のじゃロリ一号。
 「水面の雨」のパーティーメンバー。
 魔法の知識はなかなかだが、使える魔法は回復魔法と少しの支援魔法だけのようだ。
 そのためどのパーティーにも入れずにいたが、ある時ロミーラと出会い、パーティーに所属することができた。それ以来、ロミーラ        とは大の親友。
 一人称は「わちき」


☆マーツル
 Dランク冒険者。僧兵。
 「水面の雨」のパーティーメンバー。
 体格が良くて背も高く、力があるため戦杖で戦うタイプの前衛をやっている。
 とにかく腰が低い。相手が誰でもペコペコと頭を下げる。パーティーメンバーから腰が曲がってしまわないか心配されているが、通常時は背筋がめちゃくちゃピンとしている。
 一人称は「拙僧せっそう」語尾はだいたい「ございます」


☆リラシャ
 擬態スライムで主人公の従魔。
 自分の体よりも大きさが小さい生物には、何にでも擬態することができる。
 元々の擬態スライムのランクはAランク。だが、擬態していない状態だと武器を持たない裸同然なので、自分より低ランクのモンスターに擬態した方が強い。
 現在、エルリックはリラシャを使って擬態スライムの生態について研究中。
 ちなみにリラシャの夢はエルリックに食べられることのようだ。どういう意味だろうか。
 一人称は「私」か「リラシャ」


2-8 ~ 2-10


☆ムルザ
 主人公の叔母。主人公の父セドリックの姉。
 娘が二人いる。娘の父親とは既に離婚した模様。
 今はマクシュガル領で辺境伯として領地経営中。だが、ほとんどセドリックに任せている。元はSランク冒険者で「疾風・豪快のムルザ」と呼ばれていた。メイン武器ウェポンなただが、だいたいどんな武器でも扱える。
 見た目で特筆しておくべき点は胸。顔も整っていて美人なのだが、胸の印象が大き過ぎる。エルリック曰く、メロンサイズを超えてスイカサイズのようだ。
 ちなみに娘二人のネーミングは、呼びやすいからという理由でつけた。
 一人称は「オレ」荒い男口調。


☆ケリャ
 主人公の従姉弟いとこ
 母のムルザに勝利した主人公が好きになっている。
 母に似て男らしい性格なのかと思いきや、寂しがり屋の一面も。
 体力がもはやチートレベルで、フルマラソンの距離くらい余裕で全力疾走のまま走り続けることができるほど。どうやら疲れを感じることがないようだ。
 よく外で遊んでいたり鍛えたりしているので、肌は小麦色に日焼けしている。
 一人称は「オレ」


☆ララ
 主人公の従姉弟いとこ
 前世は兄である主人公が大好きな妹だった。
 精神的におかしくなってしまい、自殺して転生してしまったようだ。本人曰くチートスキルを持っているらしい。
 兄の好きな女性タイプを想像して、雰囲気を悪役の女性風にしている。だがエルリックはそこまでは悪役にこだわっていないようだ。
 一人称は「私」


2-11 ~ 2-15


☆イリシア
 主人公の同級生。デンタナ公爵家の令嬢。
 庶民を見下す生意気な少女だったが、エルリックの神モードに改心させられた。
 二つ名にイケメンキラーという物騒な言葉が入っているが、どうやら寄ってくる金持ちのイケメンたちを物理的に倒しまくっていたらしい。どうやら、本来は男嫌いなようだ。
 現在はチョロインになってしまっている。髪は金髪ドリル。瞳はグリーン。
 一人称は「あたくし」お嬢様口調。


☆ココレラ
 主人公の同級生。レクレイスター王家の王女。つまり姫。
 外見は誰もが羨む可愛らしさを極めた少女。しかし性格は、全てを疑い信頼できる者にさえ心を開ききっていないひねくれ者。
 魅了魔法を習得していて、さらには高レベル。Sランク冒険者に匹敵する実力を持っている。今まで落とせなかった男はいなかったが、エルリックが全く落ちないことでムキになって迫っている。今は理由が理由だが、そのうち本当にエルリックを好きになるかもしれない。
 一人称は「わたくし


☆セニャ
 主人公の同級生。ケートダイナー侯爵家の子女で、ココレラの侍女。
 凍りつくような白い肌、ほのかに膨らんだ胸にスラっとした美脚の持ち主。
 ココレラと一緒に過ごしていたことで、彼女も毒されて性格がひねくれてしまった模様。いわゆる毒舌家。
 ココレラとは仲良しのため、堂々と悪口を言う。なぜかエルリックに対しても自然体になれるみたいで、悪口が出てしまうようだ。チッというのは、舌打ちしているわけではなく、言葉でわざと言っているらしい。
 一人称は「私」


☆エルズオルム
 神。
 プリュムやメリーナが信仰している。
 主人公の知らないところで名前が付けられてしまった。
 エルリックが調子に乗り過ぎて出来上がった産物である神、これから信じるものが少しずつ増えていくのだろうか。
 一人称は「我」


2-16 ~ 2-20


☆オリヴィア
 学生会長。学長の子孫。
 愛称はリビィ。他の学生たちから絶大な人気を得ている。つまり美人で人当たりが良い。
 レイブン学長が認める天才児。わずか六歳にして学園に入学し、現在十三歳。現在教師になるために魔法を重点的に勉強中。学園は大学の役割も担っているため、何年でも在学でき、単位がたまったら卒業可能。リビィは既に卒業できるらしい。
 一人称は「私」くだけると「ウチ」口調も変化する。


☆ホイピー
 ギルドの受付嬢。エルリックがこれからいっぱいお世話になる予定。
 名乗るだけで、みんなにクスッと笑われてしまうらしく、エルリックが笑わなかったことでちょっと嬉しく思っているらしい。
 愛嬌があり、そこそこモテそうなのに幸が薄い。ちなみにまだ17歳。
 一人称は仕事中は「私」プライベートは「あたし」


☆プリン
 プリュムの冒険者名。
 なんだか美味しそう。


☆マッチョさん(仮)
 立派な鎧をつけた筋肉ムキムキの男冒険者。
 実力はエルリックがそこそこ強いと認めるほど。戦闘大好きだけど、弱い者は助ける意外といい奴。
 正体は、まあ、あの人です。
 一人称は「俺様」


幕間3


☆クレニルヒア
 世界神。愛称はクレア。
 話しかけたら返事する。どんな質問にも答える。
 一人称は「私」


◇あとがき
 誰か書き忘れているかも。忘れていたら申し訳ありません。

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