30 / 33
再び、異世界の勇者
第三十話、グレースの闇
しおりを挟む
「ヒヒッ……ヒヒヒッ……」
エーギル13世が逃げ帰った後。
薄暗い部屋の中で、グレースは一人、不気味な笑い声を漏らしていた。
人を呪うことを生業とする魔女の娘として生まれ落ち、はや28年。
友人は無く、もちろん恋人も無く、ただ暗い小屋に引きこもり、人々の恨みつらみを聞かされながら生きてきた。
唯一の楽しみと言えば、オナニーによって得られる快楽に耽ることだけ……
そんな、寂しい人生だった。
「ヒヒッ……勇者ユウ……世界を救った勇者、ユウ様……」
ユウの名前を呟きながら、グレースは着ていたフード付きのローブを捲り上げ、床に脱ぎ捨てた。
そしてそのまま、部屋の隅にある姿見の前まで歩いて行く。
「…………ヒヒッ」
鏡に映った自分の姿を見て、グレースは引きつったように唇を歪め、笑みを漏らした。
死人のように青白い肌。
ほぼフラットな胸と尻。
あばらの浮いた細い体と、肉付きの無い手足。
そして、頭は小さいくせに目だけがギョロリと大きい、不気味な顔……
愛される要素などどこにもない……いや、むしろ誰からも忌み嫌われる『魔女』を体現した姿が、そこにはあった。
「……ヒヒッ、あなたはきっと、誰からも愛されるのよね、ユウ様……」
その瞳に狂気を宿しながら、グレースはささやかな胸に細い指先を伸ばしていく。
「んっ……♡」
そして、乳首を摘まむと、コリコリと指を動かし、小さく喘ぎを漏らした。
10代の頃から自主的に開発し続けてきた彼女の体は、どこもかしこも敏感だ。
だが、他人がその性感を刺激してくれたことは、これまでにただの一度も無い。
「あぁ……っ♡」
もう片方の手を股間に伸ばすと、そこはすでにヌメリ気を帯びていた。
コリコリ、クチュクチュと自らの体を慰めながら、グレースは脳内にひとりの男を思い描く。
「……ユウ、様……っ♡」
それは誰あろう、エーギル13世から不能になる呪いをかけるよう依頼された、勇者ユウその人だった。
「はぁっ、はぁっ……♡ ユ、ユウ様……ユウっ、そこ、もっと……っ♡」
次第に指の動きを速めながら、グレースは何度もユウの名を呟いた。
実はこの一年。
望遠の魔術によってユウの姿を見てからずっと、グレースがオナネタに使ってきたのは、常にユウ一択だったのだ。
「んっ♡ ふっ♡ ユウっ、ユウっ……!♡ あっ、あっ……♡ ダメっ、もう……っ!♡」
自らの手により開発され尽くしたグレースの肉体は、ユウに愛撫されるという妄想のブーストも加わり、あっという間に上り詰めていく。
そして、グレースが中指を膣に入れながら、親指でクリトリスをグリッと押しつぶした瞬間────
「あぁっ!♡ あっ、あっ!♡」
腰を前に突き出してガクガクと震わせ、グレースは立ったまま絶頂した。
股間からプシュッと吹き出した潮が、姿見にかかって流れ落ちる。
「はぁ……はぁ……はぁ…………ヒッ、ヒヒヒッ……」
荒い息を吐き、絶頂の余韻で太ももを小刻みに震わせながら、グレースはまた笑みを漏らした。
そして、愛液で濡れた手を前にかざすと、鏡に映った自分の顔をグチャグチャと塗り潰していく。
「ヒヒッ…………ヒッ、ヒッ…………」
そしてまた、笑う。
だがその表情は、笑ってなどいない。
むしろ悲しげだった。
口角は引きつり、眉は垂れ下がり、大きな目には絶望が浮かんでいた。
「ヒッ……ヒッ……ヒッ………」
泣き声のような、引き笑いのような声を漏らしながら、グレースは両手で顔を覆い、その場に座り込んだ。
◇
グレースは魔女である母親に、幼少の頃から呪いの術をたたき込まれてきた。
母親は厳しかった。
それはグレースに才能が無かったからではない。
その逆で、グレースは母親すら凌ぐ才能の持ち主だった。
だがその才能とは裏腹に、彼女は穏やかで心優しい性格だったのだ。
人を呪うことを生業とする魔女に、人を思いやる気持ちなど必要ない。
だから母親は、虐待にも近い方法でグレースを矯正しようとした。
ろくに食事も与えず。
笑顔を向けることも無く。
抱きしめてやることはおろか、頭を撫でてやることすらなかった。
それでもグレースは、優しい心を失わなかった。
人に呪いをかけることを嫌がり、命を奪うことを嫌がった。
それに業を煮やした母親は、とんでもない手段に出る。
グレースに、呪いをかけたのだ。
かけた呪いは二つ。
一つは逃げ出せないよう、この小屋から離れることが出来なくなる呪い。
そしてもう一つは、呪いの依頼を受けた場合、それが達成不可能なもので無いかぎり、断ることが出来なくなる呪い……
どちらも破れば、全身から血が吹き出し、苦しみ抜いた末に死ぬ呪いだ。
グレースにこの呪いをかけ、母親は姿を消した。
当時まだ10歳に過ぎなかった彼女が、すでに独り立ちできるほどの能力を有しており、後は経験さえ積めば一流の魔女になれると確信していたからだ。
それ以来、グレースは依頼を全て受けざるを得なかった。
どれだけ優しい心を持っていようとも、まだほんの10歳でしか無い少女が、苦しみ抜いて死ぬ恐怖に抗えるはずが無い。
罪悪感と自己嫌悪で体は痩せ細り。
心は日を追うごとに壊れていった。
ストレスからオナニーに依存するようになり。
孤独と静寂を紛らわすためか、楽しくも無いのに笑い声が漏れるようにもなった。
そして10代が終わる頃には、人に呪いをかけても何も感じなくなっていた。
依頼人に裏切られてからは、依頼人にも呪いをかけるようになった。
人を呪い、笑い、オナニーし、笑い、人を呪う。
何も考えず、ただそれだけを繰り返し、気づけば『呪怨のグレース』と呼ばれるほど有名になっていた。
心は壊れ、笑う数は増え、あれほど依存してたオナニーも、いつの間にか無味乾燥なものになっていた。
────だが一年前、変化が訪れた。
エーギル王国により異世界から召喚されたという勇者。
なんとはなしにその姿を望遠の魔術で覗いた瞬間────気づけばグレースはオナニーし、絶頂していたのだ。
人を想ってオナニーしたのは、初めてだった。
潮を吹くほどイったのも、初めてだった。
それが初恋だと気づいたのは、十数回の連続絶頂による気絶から目覚めた後だ。
以来、グレースはユウのストーカーになった。
毎日ユウの姿を覗き見て、彼に抱かれる事を妄想しながら、ひたすらオナニーに精を出した。
途中からユウの力が強くなりすぎて、望遠の魔術を弾かれてしまうようになったが、それでも妄想の中でユウと交わり続けた。
だが、現実には、ユウはいない。
生身のユウに会ったことも無ければ、彼の声を聞いたことすら無い。
次第にグレースは、ユウを想ってのオナニーだけでは満足できなくなっていった。
ユウに会いたい。
ユウの声が聞きたい。
ユウの笑顔が見たい。
ユウに名前を呼んで貰いたい。
ユウに抱きしめて貰いたい。
ユウとセックスがしたい。
その想いはどんどん強くなっていき、もはや爆発する寸前まで高まっていた。
そこに現れたのが────エーギル13世だ。
彼に呪う相手がユウだと言われたとき、グレースは天啓を受けたような気持ちになった。
どうあがいてもユウに接触する手段は無いと思っていたが、自分の得意分野である『呪い』ならばユウにも届く。
それに気づいたからだ。
ユウであれば、例えグレースが死の呪いを放ったところで本当に死ぬことは無いだろう。
それくらい、ユウの能力とグレースの能力は懸け離れている。
だが、自分に対して呪いを放った存在を、ユウが放っておく訳がない。
きっと、会いに来てくれるはずだ。
エーギル13世に話を合わせながら、グレースはそのことばかりを考えていた。
そして10倍の依頼料をふっかけた上でエーギル13世を脅し、怯えきったその姿をあざ笑いながら送り出し、昂ぶった気持ちのままにオナニーをしようと服を脱ぎ捨て……
そこでようやく、我に返った。
鏡の前に立ち、自らの貧相な体を改めて確認し、乾いた笑い声を漏らす。
こんな女を、ユウが抱いてくれるわけが無い。
妄想の中のユウはどこまでも優しく、グレースに愛を囁いてくれた。
だが、それはあくまで妄想の中だ。
それに世界を救った勇者であるユウなら、すでに何人もの女を侍らせていても不思議は無い。
そこに自分が加われると思うほど、グレースはイカれてはいなかった。
悲しくて、情けなくて、悔しくて、恐ろしくて。
グレースはまた、オナニーに逃げた。
ユウのことを想いながらするオナニーは、これまで通り最高の快楽を与えてくれた。
だが、終わった後。
グレースの心には、自己嫌悪と虚しさだけが残った。
「ヒッ……ヒッ……ヒッ………」
両手で顔を覆いながら床に崩れ落ち、グレースは願った。
どうせ叶わぬ恋ならば。
このまま地獄のような人生が続いていくのならば。
いっそのこと、愛しいユウの手で終わらせてほしい。
心から、そう願ったのだ。
エーギル13世が逃げ帰った後。
薄暗い部屋の中で、グレースは一人、不気味な笑い声を漏らしていた。
人を呪うことを生業とする魔女の娘として生まれ落ち、はや28年。
友人は無く、もちろん恋人も無く、ただ暗い小屋に引きこもり、人々の恨みつらみを聞かされながら生きてきた。
唯一の楽しみと言えば、オナニーによって得られる快楽に耽ることだけ……
そんな、寂しい人生だった。
「ヒヒッ……勇者ユウ……世界を救った勇者、ユウ様……」
ユウの名前を呟きながら、グレースは着ていたフード付きのローブを捲り上げ、床に脱ぎ捨てた。
そしてそのまま、部屋の隅にある姿見の前まで歩いて行く。
「…………ヒヒッ」
鏡に映った自分の姿を見て、グレースは引きつったように唇を歪め、笑みを漏らした。
死人のように青白い肌。
ほぼフラットな胸と尻。
あばらの浮いた細い体と、肉付きの無い手足。
そして、頭は小さいくせに目だけがギョロリと大きい、不気味な顔……
愛される要素などどこにもない……いや、むしろ誰からも忌み嫌われる『魔女』を体現した姿が、そこにはあった。
「……ヒヒッ、あなたはきっと、誰からも愛されるのよね、ユウ様……」
その瞳に狂気を宿しながら、グレースはささやかな胸に細い指先を伸ばしていく。
「んっ……♡」
そして、乳首を摘まむと、コリコリと指を動かし、小さく喘ぎを漏らした。
10代の頃から自主的に開発し続けてきた彼女の体は、どこもかしこも敏感だ。
だが、他人がその性感を刺激してくれたことは、これまでにただの一度も無い。
「あぁ……っ♡」
もう片方の手を股間に伸ばすと、そこはすでにヌメリ気を帯びていた。
コリコリ、クチュクチュと自らの体を慰めながら、グレースは脳内にひとりの男を思い描く。
「……ユウ、様……っ♡」
それは誰あろう、エーギル13世から不能になる呪いをかけるよう依頼された、勇者ユウその人だった。
「はぁっ、はぁっ……♡ ユ、ユウ様……ユウっ、そこ、もっと……っ♡」
次第に指の動きを速めながら、グレースは何度もユウの名を呟いた。
実はこの一年。
望遠の魔術によってユウの姿を見てからずっと、グレースがオナネタに使ってきたのは、常にユウ一択だったのだ。
「んっ♡ ふっ♡ ユウっ、ユウっ……!♡ あっ、あっ……♡ ダメっ、もう……っ!♡」
自らの手により開発され尽くしたグレースの肉体は、ユウに愛撫されるという妄想のブーストも加わり、あっという間に上り詰めていく。
そして、グレースが中指を膣に入れながら、親指でクリトリスをグリッと押しつぶした瞬間────
「あぁっ!♡ あっ、あっ!♡」
腰を前に突き出してガクガクと震わせ、グレースは立ったまま絶頂した。
股間からプシュッと吹き出した潮が、姿見にかかって流れ落ちる。
「はぁ……はぁ……はぁ…………ヒッ、ヒヒヒッ……」
荒い息を吐き、絶頂の余韻で太ももを小刻みに震わせながら、グレースはまた笑みを漏らした。
そして、愛液で濡れた手を前にかざすと、鏡に映った自分の顔をグチャグチャと塗り潰していく。
「ヒヒッ…………ヒッ、ヒッ…………」
そしてまた、笑う。
だがその表情は、笑ってなどいない。
むしろ悲しげだった。
口角は引きつり、眉は垂れ下がり、大きな目には絶望が浮かんでいた。
「ヒッ……ヒッ……ヒッ………」
泣き声のような、引き笑いのような声を漏らしながら、グレースは両手で顔を覆い、その場に座り込んだ。
◇
グレースは魔女である母親に、幼少の頃から呪いの術をたたき込まれてきた。
母親は厳しかった。
それはグレースに才能が無かったからではない。
その逆で、グレースは母親すら凌ぐ才能の持ち主だった。
だがその才能とは裏腹に、彼女は穏やかで心優しい性格だったのだ。
人を呪うことを生業とする魔女に、人を思いやる気持ちなど必要ない。
だから母親は、虐待にも近い方法でグレースを矯正しようとした。
ろくに食事も与えず。
笑顔を向けることも無く。
抱きしめてやることはおろか、頭を撫でてやることすらなかった。
それでもグレースは、優しい心を失わなかった。
人に呪いをかけることを嫌がり、命を奪うことを嫌がった。
それに業を煮やした母親は、とんでもない手段に出る。
グレースに、呪いをかけたのだ。
かけた呪いは二つ。
一つは逃げ出せないよう、この小屋から離れることが出来なくなる呪い。
そしてもう一つは、呪いの依頼を受けた場合、それが達成不可能なもので無いかぎり、断ることが出来なくなる呪い……
どちらも破れば、全身から血が吹き出し、苦しみ抜いた末に死ぬ呪いだ。
グレースにこの呪いをかけ、母親は姿を消した。
当時まだ10歳に過ぎなかった彼女が、すでに独り立ちできるほどの能力を有しており、後は経験さえ積めば一流の魔女になれると確信していたからだ。
それ以来、グレースは依頼を全て受けざるを得なかった。
どれだけ優しい心を持っていようとも、まだほんの10歳でしか無い少女が、苦しみ抜いて死ぬ恐怖に抗えるはずが無い。
罪悪感と自己嫌悪で体は痩せ細り。
心は日を追うごとに壊れていった。
ストレスからオナニーに依存するようになり。
孤独と静寂を紛らわすためか、楽しくも無いのに笑い声が漏れるようにもなった。
そして10代が終わる頃には、人に呪いをかけても何も感じなくなっていた。
依頼人に裏切られてからは、依頼人にも呪いをかけるようになった。
人を呪い、笑い、オナニーし、笑い、人を呪う。
何も考えず、ただそれだけを繰り返し、気づけば『呪怨のグレース』と呼ばれるほど有名になっていた。
心は壊れ、笑う数は増え、あれほど依存してたオナニーも、いつの間にか無味乾燥なものになっていた。
────だが一年前、変化が訪れた。
エーギル王国により異世界から召喚されたという勇者。
なんとはなしにその姿を望遠の魔術で覗いた瞬間────気づけばグレースはオナニーし、絶頂していたのだ。
人を想ってオナニーしたのは、初めてだった。
潮を吹くほどイったのも、初めてだった。
それが初恋だと気づいたのは、十数回の連続絶頂による気絶から目覚めた後だ。
以来、グレースはユウのストーカーになった。
毎日ユウの姿を覗き見て、彼に抱かれる事を妄想しながら、ひたすらオナニーに精を出した。
途中からユウの力が強くなりすぎて、望遠の魔術を弾かれてしまうようになったが、それでも妄想の中でユウと交わり続けた。
だが、現実には、ユウはいない。
生身のユウに会ったことも無ければ、彼の声を聞いたことすら無い。
次第にグレースは、ユウを想ってのオナニーだけでは満足できなくなっていった。
ユウに会いたい。
ユウの声が聞きたい。
ユウの笑顔が見たい。
ユウに名前を呼んで貰いたい。
ユウに抱きしめて貰いたい。
ユウとセックスがしたい。
その想いはどんどん強くなっていき、もはや爆発する寸前まで高まっていた。
そこに現れたのが────エーギル13世だ。
彼に呪う相手がユウだと言われたとき、グレースは天啓を受けたような気持ちになった。
どうあがいてもユウに接触する手段は無いと思っていたが、自分の得意分野である『呪い』ならばユウにも届く。
それに気づいたからだ。
ユウであれば、例えグレースが死の呪いを放ったところで本当に死ぬことは無いだろう。
それくらい、ユウの能力とグレースの能力は懸け離れている。
だが、自分に対して呪いを放った存在を、ユウが放っておく訳がない。
きっと、会いに来てくれるはずだ。
エーギル13世に話を合わせながら、グレースはそのことばかりを考えていた。
そして10倍の依頼料をふっかけた上でエーギル13世を脅し、怯えきったその姿をあざ笑いながら送り出し、昂ぶった気持ちのままにオナニーをしようと服を脱ぎ捨て……
そこでようやく、我に返った。
鏡の前に立ち、自らの貧相な体を改めて確認し、乾いた笑い声を漏らす。
こんな女を、ユウが抱いてくれるわけが無い。
妄想の中のユウはどこまでも優しく、グレースに愛を囁いてくれた。
だが、それはあくまで妄想の中だ。
それに世界を救った勇者であるユウなら、すでに何人もの女を侍らせていても不思議は無い。
そこに自分が加われると思うほど、グレースはイカれてはいなかった。
悲しくて、情けなくて、悔しくて、恐ろしくて。
グレースはまた、オナニーに逃げた。
ユウのことを想いながらするオナニーは、これまで通り最高の快楽を与えてくれた。
だが、終わった後。
グレースの心には、自己嫌悪と虚しさだけが残った。
「ヒッ……ヒッ……ヒッ………」
両手で顔を覆いながら床に崩れ落ち、グレースは願った。
どうせ叶わぬ恋ならば。
このまま地獄のような人生が続いていくのならば。
いっそのこと、愛しいユウの手で終わらせてほしい。
心から、そう願ったのだ。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
目の前で始まった断罪イベントが理不尽すぎたので口出ししたら巻き込まれた結果、何故か王子から求婚されました
歌龍吟伶
恋愛
私、ティーリャ。王都学校の二年生。
卒業生を送る会が終わった瞬間に先輩が婚約破棄の断罪イベントを始めた。
理不尽すぎてイライラしたから口を挟んだら、お前も同罪だ!って謎のトバッチリ…マジないわー。
…と思ったら何故か王子様に気に入られちゃってプロポーズされたお話。
全二話で完結します、予約投稿済み
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる