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10.旺祐と仲直り
10.旺祐と仲直り
「……思い出させないでよ。恥ずかしい」
「でもすごく気持ち良さそうだった。足をガクガクさせて、自分から腰を振って。俺を使ってオナニーしているようだった」
「そう言い方しないでってば。気持ち良過ぎて、つらいんだよ。もう、あれ使いたくない」
「だがあれを使えばシーツを汚さなくて済む」
「なら、ゴム、使うから。あんな恥ずかしい姿は見せたくない」
「別にどんな姿をしていても好きだよ。むしろ自分しか見られない姿はもっと見たい」
覚えていない悪夢よりも段々と己の恥ずかしい姿に気を取られていく。いくら旺祐には色々と見せているとはいえ慣れることはない。好きな人に気持ち良過ぎて尿を漏らす姿や鼻水や涎で汚い顔を見せることに抵抗がなくなるわけがないのだ。どんな時だって旺祐が言う「綺麗」「可愛い」姿を見せていたい。
旺祐は怜の額にキスをしながら続けた。
「でもあれは元々お仕置き用だから。まぁ今回はセックスだけの生活を経験してもらうために使ったけど」
「これから奥に入れる時に使うって、本気?」
「奥入れると漏らす癖がついているだろ? オナホを使えばおしっこも受け止めてくれるから安心と言えば安心だからな」
奥に入れられるとどうしても頭が馬鹿になって体のコントロールが効かなくなり、いつも以上にベッドはぐちゃぐちゃになってしまう。防水シートを使っているためマットレスにまで滲むことはないが、絞れるほどシーツを濡らしたこともあった。好きな人に、赤ちゃんにするような後始末をされたくない。旺祐の言う通り、ゴムと違い尿も受け止められるオーダーメイドのオナホを使えばシーツを濡らすことはなくなる。……だが、あんな苦痛に近い快感は耐えられないし、汚い姿も見せたくない。
旺祐はどちらも受け入れらず困ってしまう。
「奥に入れるの、やだよ」
「そんなに嫌か?」
「嫌だよ。本当に、頭馬鹿になるから」
「馬鹿になっても愛しているよ」
「それは、嬉しいけど。……でも奥は怖いから。本当に怖いんだよ」
ギュッと旺祐に擦り寄れば、旺祐は小さく笑ってから「分かった」と言ってくれた。
「じゃあ奥は、本気でお仕置きする時だけにする」
「本当?」
「あぁ。その代わりお仕置きをする時は奥に突っ込んでオナホで前固定するからな」
想像して冷や汗が流れるが、お仕置きされるようなことをしなければ心配することもない。
「お仕置きの時だけだよね? それ以外は絶対しない?」
「しない」
「良かった」
怜は安堵から全身の力を抜く。
「今日は本当にごめん」
「もういいよ。いつも俺といる怜しか見てなかったから、ちょっと年甲斐もなく嫉妬して拗ねた。悪かった」
「いや、旺祐は悪くないよ。僕だって旺祐が他の人と近かったら嫉妬すると思う」
そんな姿を見たことがないし、いつだって自分を優先してくれたから嫉妬をした経験があまりない。だが、もし下心がなかったとしても旺祐が他の人を引き寄せた姿を見たらモヤッとすると思う。
「でも、好き合ってるんだから嫉妬するのは仕方ないよね?」
「そうだな」
「嫉妬させるようなことしないように気を付けるから」
「ありがとう。俺も気を付ける」
会話が締まったタイミングで旺祐は怜の体を持ち上げて体勢を変える。仰向けになった旺祐の腹の上に重なる形となる。
「どうしたの?」
「キスしよう」
「うん、僕もしたい」
旺祐から請われて、怜は笑顔で応えた。……まさかその後に何回目になるか分からない行為が待っているとは知らずに。
「……思い出させないでよ。恥ずかしい」
「でもすごく気持ち良さそうだった。足をガクガクさせて、自分から腰を振って。俺を使ってオナニーしているようだった」
「そう言い方しないでってば。気持ち良過ぎて、つらいんだよ。もう、あれ使いたくない」
「だがあれを使えばシーツを汚さなくて済む」
「なら、ゴム、使うから。あんな恥ずかしい姿は見せたくない」
「別にどんな姿をしていても好きだよ。むしろ自分しか見られない姿はもっと見たい」
覚えていない悪夢よりも段々と己の恥ずかしい姿に気を取られていく。いくら旺祐には色々と見せているとはいえ慣れることはない。好きな人に気持ち良過ぎて尿を漏らす姿や鼻水や涎で汚い顔を見せることに抵抗がなくなるわけがないのだ。どんな時だって旺祐が言う「綺麗」「可愛い」姿を見せていたい。
旺祐は怜の額にキスをしながら続けた。
「でもあれは元々お仕置き用だから。まぁ今回はセックスだけの生活を経験してもらうために使ったけど」
「これから奥に入れる時に使うって、本気?」
「奥入れると漏らす癖がついているだろ? オナホを使えばおしっこも受け止めてくれるから安心と言えば安心だからな」
奥に入れられるとどうしても頭が馬鹿になって体のコントロールが効かなくなり、いつも以上にベッドはぐちゃぐちゃになってしまう。防水シートを使っているためマットレスにまで滲むことはないが、絞れるほどシーツを濡らしたこともあった。好きな人に、赤ちゃんにするような後始末をされたくない。旺祐の言う通り、ゴムと違い尿も受け止められるオーダーメイドのオナホを使えばシーツを濡らすことはなくなる。……だが、あんな苦痛に近い快感は耐えられないし、汚い姿も見せたくない。
旺祐はどちらも受け入れらず困ってしまう。
「奥に入れるの、やだよ」
「そんなに嫌か?」
「嫌だよ。本当に、頭馬鹿になるから」
「馬鹿になっても愛しているよ」
「それは、嬉しいけど。……でも奥は怖いから。本当に怖いんだよ」
ギュッと旺祐に擦り寄れば、旺祐は小さく笑ってから「分かった」と言ってくれた。
「じゃあ奥は、本気でお仕置きする時だけにする」
「本当?」
「あぁ。その代わりお仕置きをする時は奥に突っ込んでオナホで前固定するからな」
想像して冷や汗が流れるが、お仕置きされるようなことをしなければ心配することもない。
「お仕置きの時だけだよね? それ以外は絶対しない?」
「しない」
「良かった」
怜は安堵から全身の力を抜く。
「今日は本当にごめん」
「もういいよ。いつも俺といる怜しか見てなかったから、ちょっと年甲斐もなく嫉妬して拗ねた。悪かった」
「いや、旺祐は悪くないよ。僕だって旺祐が他の人と近かったら嫉妬すると思う」
そんな姿を見たことがないし、いつだって自分を優先してくれたから嫉妬をした経験があまりない。だが、もし下心がなかったとしても旺祐が他の人を引き寄せた姿を見たらモヤッとすると思う。
「でも、好き合ってるんだから嫉妬するのは仕方ないよね?」
「そうだな」
「嫉妬させるようなことしないように気を付けるから」
「ありがとう。俺も気を付ける」
会話が締まったタイミングで旺祐は怜の体を持ち上げて体勢を変える。仰向けになった旺祐の腹の上に重なる形となる。
「どうしたの?」
「キスしよう」
「うん、僕もしたい」
旺祐から請われて、怜は笑顔で応えた。……まさかその後に何回目になるか分からない行為が待っているとは知らずに。
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