15 / 22
14.種まきの終わり
ルカと馬車で別れてから一週間が経つ。
相変わらずソフィアは見目の良い男たちの関心を浴びている。最近ではソフィアの考えるが政策が奇抜であると、行政官たちの関心までも奪っているそうだ。実施に至ってはいないが、そこからヒントを得ているらしい。
エルメーテから聞いた話をオリヴィアにすれば、「現代でもそういう政策があった気がする」と言っていた。この世界のストーリーを知り、この世界にはない知識を披露する。どうしたってソフィアに関心が集まるのは仕方がないことだった。ワガママで貴族の中の貴族であるエレノアでは太刀打ち出来ないのも無理はない。
「殿下が婚約破棄の機会を狙っているようですね」
「そうみたいだな」
「焦らなくても大丈夫なんですか?」
パトリスが書類を書きながら興味深そうに聞く。俺の婚約書の承認欄を埋めてくれているのだ。いつもよりも雑に見えるのは気のせいだろうか。
「焦っても仕方ないし、元々婚約破棄は想定内だからな。ただ、必死に殿下の関心を引こうと頑張るエレノアの努力が報われないことだけが悲しい」
エレノアはレオナルドと二人きりになろうと頑張っている。話し合って想いを確かめ合いたいと思っている。ソフィアばかり贔屓するのをやめて欲しいと、伝えたがっている。だけど、レオナルドはエレノアの誘いを何かと理由を付けては断り続けていた。
なのに、ソフィアとお茶をする時間はある。
余計にエレノアはソフィアへの憎悪を膨らませているのだ。
「正直殿下の何が良いかは分からないがな」
「確かに、政略とはいえ婚約者がいる身で、ソフィアへの態度を大っぴらにしていますからね。殿下に恥はないのでしょうか」
「陛下が何も言わないから余計に図に乗っているんだろ。陛下としてはリシャール家の娘と婚約すれば良いだけだから。どっちでも良いと思っているんだろうな」
「可哀想なエレノア。自分だけを見つめる男性と出会えたら良いのですが」
パトリスが大袈裟に泣き真似をする。心にもないと分かるが言葉自体には同意出来る。
「自分の役をしっかり全う出来る男と結婚して欲しいよ」
夫の役目、勤め人の役目、家族の役目。それぞれに課された役を正しく全う出来る男。当たり前のようで中々いない。
「アリーチェも自分の伴侶に望むことはそれだけなんですか?」
「別に? 俺は何も望まないよ」
「どうして?」
「俺が大体のものを持っているから。他人に求める必要がないから」
「なるほど。人は自分にないものを求める生き物ですからね」
パトリスが俺にあるものを指を折って数えていく。その中に運の強さがあって笑いそうになった。賭け事で俺に一度も勝ていないからだろう。
「唯一ないのは純粋な腕力ですか?」
「俺自身が持っていなくても良いだろ、それは」
「そうですか? 時に力は必要ですよ。伴侶に求めてみては?」
「考えておくよ」
「話は変わりますが、マリーが明後日の晩に外出申請をしました。珍しい隊商が来ると教えてもらったようですよ」
「へー?」
珍しい隊商。拠点を持たず各国で仕入れた商品を売り歩くところだ。入国報告は受けていなかったので知らなかった。
「大切な方へのプレゼントを買いに行くそうです。可愛いでしょう?」
「本当だな。でも夜の外出は危険だ。マリーにはそれとなく俺の好きな店を教えてやってくれ」
「あぁ、あなたが行きたがっていたお店とか?」
パトリスが綺麗に微笑むので、俺も同じように返した。
「そう、頼むよ」
パトリスから隊商のことを細かく聞いてから、俺は神殿を後にした。作成してもらいたい書類は後日受け取ることにした。
♦︎
パトリスはアリーチェの婚約書の作成を終えてから、座りっぱなしだった体をほぐすために神殿内を歩いていた。特に目的はなく、足の赴くまま進む。
すでに月は真上にあり世界中が静かになっている。自分の歩く音だけが響いた。……そんな中で、突然自分以外の何かが現れ、パトリスは大きく肩を跳ねさせる。
「パトリス猊下、夜分にすまない」
外套から顔を出したのは、ルカ・ランベールだった。
「王弟殿下?」
突然の登場には驚いたが、ルカであることに驚きはない。むしろどこか想像していた自分がいる。
「何か急用ですか?」
「嘘偽りなく答えろ。アリーチェの婚約はどこまでが本気だ?」
そして、何の目的があるのかも、想像通り。
婚姻は祝福されるべきこと。本人からの口止めもない。
パトリスは「全て本気ですよ」と答えた。
「先程、アリーチェから婚約書の作成を頼まれましてね。作っていたところなんです」
「相手は神官らしいな」
「ふふ、王弟殿下のご想像通りの方かと思いますよ。あとはお相手の気持ちが固まれば婚約書の効力が発生します。私としては、すぐにでも固まると思いますが」
ルカは冷めた目でパトリスを見下ろした。
「そうか。まさかあいつが結婚するとはな。一生独り身だと思っていたよ」
「歳を取れば人恋しくなる夜が多いそうですよ。見た目に惑わされますが、アリーチェもただの男で、四捨五入すれば四十路ですから」
これはアリーチェが言っていた言葉だ。ただ、人恋しい夜は甥のアランと一緒に寝ていると付け加えていたが。
「同窓として、アリーチェの結婚を祝福しましょうね。きっとアリーチェも喜びます」
アリーチェの結婚式では自ら証人となり祝福を授けたいが、主人公の一人が許可してくれるかは微妙だ。
「結婚式で着飾るアリーチェはさぞかし美しいでしょうし、いずれ生まれる子どもも楽しみですね」
「はっ……そうだな」
ルカはパトリスの勝手な想像に鼻で笑ったあと踵を返す。普段ならそのまま見送るが、少しだけ本人の口から聞きたくなった。――アリーチェをどう思っているのか。
「貴方は、アリーチェをどう思っているのですか? わざわざ婚約の真偽を確かめに来るくらいなんですから、ただの同窓としては見ていないでしょう?」
パトリスはおおよその検討はついているが、本人に確かめてはいないため想像の域を出ない。アリーチェをどう思っていようとこちらには何の関係もないが、答え次第では今後の身の振り方が変わる可能性は高い。
ルカは足を止める、振り返った表情は何の感情も見えなかった。
「お前の思っている通りだよ」
だが、その声は地の底から這うように低く、殺気立っている。どんな時でも平静を崩すことはなかった男の荒い口調と殺気立つ姿に笑いが溢れそうになった。
パトリスは顔に出さないよう努めるのに必死だ。
「初めてですね。ご自身の気持ちをはっきりさせるなんて。でも私が思っていることを正しく知っているんですか?」
「昔から俺をあいつに夢中にさせようとしていたくせに。俺があいつの犬になれば扱いやすいから」
バレていたか。王弟殿下がアリーチェの犬になれば面白い上に扱いやすいと思っていたが、中々思うようにはいかなかった。
パトリスは曖昧に笑う。
「高潔な騎士団長様がアリーチェをどう思っているかなんて、私には想像も出来ません。ですが、彼は結婚する身だということだけは、忘れないでくださいね」
ルカはそれ以上話すことはなく、夜の中に消えていった。人の気配が一切なくなったことを感じてからパトリスは口元を覆う。壁に寄り掛かりながら漏れ出そうになる笑いを必死に飲み込んだ。
自分とは違い、高潔という他者からの評価を地で行くような男は、いつだって自身の欲に見て見ぬフリをしていた。人としての、男としての欲を徹底的に排除していたからこそ高潔でいられたと言える。
なのに、そんな男が私事で感情を露わにし、毛嫌いしている自分の挑発にわざわざ乗ってきた。
皇族としての顔を消した男は、果たして何を選び、捨てるのか。
「……はぁ、やはり、アリーチェのそばは退屈しない」
身の振り方は決まった。
パトリスは自身の利益をどれだけ上げられるかを計算するため、執務室へと踵を返した。
相変わらずソフィアは見目の良い男たちの関心を浴びている。最近ではソフィアの考えるが政策が奇抜であると、行政官たちの関心までも奪っているそうだ。実施に至ってはいないが、そこからヒントを得ているらしい。
エルメーテから聞いた話をオリヴィアにすれば、「現代でもそういう政策があった気がする」と言っていた。この世界のストーリーを知り、この世界にはない知識を披露する。どうしたってソフィアに関心が集まるのは仕方がないことだった。ワガママで貴族の中の貴族であるエレノアでは太刀打ち出来ないのも無理はない。
「殿下が婚約破棄の機会を狙っているようですね」
「そうみたいだな」
「焦らなくても大丈夫なんですか?」
パトリスが書類を書きながら興味深そうに聞く。俺の婚約書の承認欄を埋めてくれているのだ。いつもよりも雑に見えるのは気のせいだろうか。
「焦っても仕方ないし、元々婚約破棄は想定内だからな。ただ、必死に殿下の関心を引こうと頑張るエレノアの努力が報われないことだけが悲しい」
エレノアはレオナルドと二人きりになろうと頑張っている。話し合って想いを確かめ合いたいと思っている。ソフィアばかり贔屓するのをやめて欲しいと、伝えたがっている。だけど、レオナルドはエレノアの誘いを何かと理由を付けては断り続けていた。
なのに、ソフィアとお茶をする時間はある。
余計にエレノアはソフィアへの憎悪を膨らませているのだ。
「正直殿下の何が良いかは分からないがな」
「確かに、政略とはいえ婚約者がいる身で、ソフィアへの態度を大っぴらにしていますからね。殿下に恥はないのでしょうか」
「陛下が何も言わないから余計に図に乗っているんだろ。陛下としてはリシャール家の娘と婚約すれば良いだけだから。どっちでも良いと思っているんだろうな」
「可哀想なエレノア。自分だけを見つめる男性と出会えたら良いのですが」
パトリスが大袈裟に泣き真似をする。心にもないと分かるが言葉自体には同意出来る。
「自分の役をしっかり全う出来る男と結婚して欲しいよ」
夫の役目、勤め人の役目、家族の役目。それぞれに課された役を正しく全う出来る男。当たり前のようで中々いない。
「アリーチェも自分の伴侶に望むことはそれだけなんですか?」
「別に? 俺は何も望まないよ」
「どうして?」
「俺が大体のものを持っているから。他人に求める必要がないから」
「なるほど。人は自分にないものを求める生き物ですからね」
パトリスが俺にあるものを指を折って数えていく。その中に運の強さがあって笑いそうになった。賭け事で俺に一度も勝ていないからだろう。
「唯一ないのは純粋な腕力ですか?」
「俺自身が持っていなくても良いだろ、それは」
「そうですか? 時に力は必要ですよ。伴侶に求めてみては?」
「考えておくよ」
「話は変わりますが、マリーが明後日の晩に外出申請をしました。珍しい隊商が来ると教えてもらったようですよ」
「へー?」
珍しい隊商。拠点を持たず各国で仕入れた商品を売り歩くところだ。入国報告は受けていなかったので知らなかった。
「大切な方へのプレゼントを買いに行くそうです。可愛いでしょう?」
「本当だな。でも夜の外出は危険だ。マリーにはそれとなく俺の好きな店を教えてやってくれ」
「あぁ、あなたが行きたがっていたお店とか?」
パトリスが綺麗に微笑むので、俺も同じように返した。
「そう、頼むよ」
パトリスから隊商のことを細かく聞いてから、俺は神殿を後にした。作成してもらいたい書類は後日受け取ることにした。
♦︎
パトリスはアリーチェの婚約書の作成を終えてから、座りっぱなしだった体をほぐすために神殿内を歩いていた。特に目的はなく、足の赴くまま進む。
すでに月は真上にあり世界中が静かになっている。自分の歩く音だけが響いた。……そんな中で、突然自分以外の何かが現れ、パトリスは大きく肩を跳ねさせる。
「パトリス猊下、夜分にすまない」
外套から顔を出したのは、ルカ・ランベールだった。
「王弟殿下?」
突然の登場には驚いたが、ルカであることに驚きはない。むしろどこか想像していた自分がいる。
「何か急用ですか?」
「嘘偽りなく答えろ。アリーチェの婚約はどこまでが本気だ?」
そして、何の目的があるのかも、想像通り。
婚姻は祝福されるべきこと。本人からの口止めもない。
パトリスは「全て本気ですよ」と答えた。
「先程、アリーチェから婚約書の作成を頼まれましてね。作っていたところなんです」
「相手は神官らしいな」
「ふふ、王弟殿下のご想像通りの方かと思いますよ。あとはお相手の気持ちが固まれば婚約書の効力が発生します。私としては、すぐにでも固まると思いますが」
ルカは冷めた目でパトリスを見下ろした。
「そうか。まさかあいつが結婚するとはな。一生独り身だと思っていたよ」
「歳を取れば人恋しくなる夜が多いそうですよ。見た目に惑わされますが、アリーチェもただの男で、四捨五入すれば四十路ですから」
これはアリーチェが言っていた言葉だ。ただ、人恋しい夜は甥のアランと一緒に寝ていると付け加えていたが。
「同窓として、アリーチェの結婚を祝福しましょうね。きっとアリーチェも喜びます」
アリーチェの結婚式では自ら証人となり祝福を授けたいが、主人公の一人が許可してくれるかは微妙だ。
「結婚式で着飾るアリーチェはさぞかし美しいでしょうし、いずれ生まれる子どもも楽しみですね」
「はっ……そうだな」
ルカはパトリスの勝手な想像に鼻で笑ったあと踵を返す。普段ならそのまま見送るが、少しだけ本人の口から聞きたくなった。――アリーチェをどう思っているのか。
「貴方は、アリーチェをどう思っているのですか? わざわざ婚約の真偽を確かめに来るくらいなんですから、ただの同窓としては見ていないでしょう?」
パトリスはおおよその検討はついているが、本人に確かめてはいないため想像の域を出ない。アリーチェをどう思っていようとこちらには何の関係もないが、答え次第では今後の身の振り方が変わる可能性は高い。
ルカは足を止める、振り返った表情は何の感情も見えなかった。
「お前の思っている通りだよ」
だが、その声は地の底から這うように低く、殺気立っている。どんな時でも平静を崩すことはなかった男の荒い口調と殺気立つ姿に笑いが溢れそうになった。
パトリスは顔に出さないよう努めるのに必死だ。
「初めてですね。ご自身の気持ちをはっきりさせるなんて。でも私が思っていることを正しく知っているんですか?」
「昔から俺をあいつに夢中にさせようとしていたくせに。俺があいつの犬になれば扱いやすいから」
バレていたか。王弟殿下がアリーチェの犬になれば面白い上に扱いやすいと思っていたが、中々思うようにはいかなかった。
パトリスは曖昧に笑う。
「高潔な騎士団長様がアリーチェをどう思っているかなんて、私には想像も出来ません。ですが、彼は結婚する身だということだけは、忘れないでくださいね」
ルカはそれ以上話すことはなく、夜の中に消えていった。人の気配が一切なくなったことを感じてからパトリスは口元を覆う。壁に寄り掛かりながら漏れ出そうになる笑いを必死に飲み込んだ。
自分とは違い、高潔という他者からの評価を地で行くような男は、いつだって自身の欲に見て見ぬフリをしていた。人としての、男としての欲を徹底的に排除していたからこそ高潔でいられたと言える。
なのに、そんな男が私事で感情を露わにし、毛嫌いしている自分の挑発にわざわざ乗ってきた。
皇族としての顔を消した男は、果たして何を選び、捨てるのか。
「……はぁ、やはり、アリーチェのそばは退屈しない」
身の振り方は決まった。
パトリスは自身の利益をどれだけ上げられるかを計算するため、執務室へと踵を返した。
あなたにおすすめの小説
薄幸な子爵は捻くれて傲慢な公爵に溺愛されて逃げられない
くまだった
BL
アーノルド公爵公子に気に入られようと常に周囲に人がいたが、没落しかけているレイモンドは興味がないようだった。アーノルドはそのことが、面白くなかった。ついにレイモンドが学校を辞めてしまって・・・
捻くれ傲慢公爵→→→→→貧困薄幸没落子爵
最後のほうに主人公では、ないですが人が亡くなるシーンがあります。
地雷の方はお気をつけください。
ムーンライトさんで、先行投稿しています。
感想いただけたら嬉しいです。
元執着ヤンデレ夫だったので警戒しています。
くまだった
BL
新入生の歓迎会で壇上に立つアーサー アグレンを見た時に、記憶がざっと戻った。
金髪金目のこの才色兼備の男はおれの元執着ヤンデレ夫だ。絶対この男とは関わらない!とおれは決めた。
貴族金髪金目 元執着ヤンデレ夫 先輩攻め→→→茶髪黒目童顔平凡受け
ムーンさんで先行投稿してます。
感想頂けたら嬉しいです!
【完結】やらかし兄は勇者の腕の中で幸せに。それくらいがちょうど良いのです
鏑木 うりこ
BL
レンとリンは不幸な一生を終え、やっていたゲームと酷似した世界に降りてきた。楽しく幸せに暮らせる世界なのに魔王がいて平和を脅かしている。
聖剣を棍棒的な何かにしてしまった責任を取るためにレンとリンは勇者アランフィールドの一行に加わる。
勘違いしたり、やらかしたり、シチューを食べたりしながら、二人の中は深まって行く。
完結済み、全36話予定5万字程の話です。
お笑い封印失敗しました_:(´ཀ`」 ∠):
⚪︎王子様の勇者アランフィールド×鍛冶師のレン(兄)
後半少しだけ
⚪︎魔王ルーセウス×薬師のリン(弟)
で、構成されております。
一気に書いたので誤字脱字があるかと思います。教えて頂けたら嬉しいです。(話数を明記して頂けると探す時凄く助かります!)なお、誤字に見えてわざと効果として使っている場所はそのままになります。
多忙時、お返事を返す事ができない事があります。コメント等全て読ませていただいておりますが、その辺りは申し訳ございません。
後、ないとは思いますがAI学習とかさせないでね!
不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!
断られるのが確定してるのに、ずっと好きだった相手と見合いすることになったΩの話。
叶崎みお
BL
ΩらしくないΩは、Ωが苦手なハイスペックαに恋をした。初めて恋をした相手と見合いをすることになり浮かれるΩだったが、αは見合いを断りたい様子で──。
オメガバース設定の話ですが、作中ではヒートしてません。両片想いのハピエンです。
他サイト様にも投稿しております。
オレの番になって──異世界に行って愛猫の番にされる話
まめ
BL
不慮の事故により、異世界に転移することになった神木周。
心残りは、唯一の家族だった愛猫・ネロのことだけだった。
──目覚めた草原で再会したのは、見覚えのある大きな黒い獣。ネロが追いかけてきてくれたのだ。
わからないことばかりの異世界だけど、ネロがいるからきっと大丈夫。
少しずつ心をほどき、神に招かれた世界で穏やかな毎日を楽しむ周たち。
しかし、そんな彼らに不穏な気配が忍び寄る――
一人と一匹がいちゃいちゃしながら紡ぐ、ほのぼの異世界BLファンタジー。
こんにちは異世界編 1-9 話
不穏の足音編 10-18話
首都編 19-28話
番──つがい編 29話以降
全32話
執着溺愛猫獣人×気弱男子
他サイトにも掲載しています。
中年冒険者、年下美青年騎士に番認定されたことで全てを告白するはめになったこと
mayo
BL
王宮騎士(24)×Cランク冒険者(36)
低ランク冒険者であるカイは18年前この世界にやって来た異邦人だ。
諸々あって、現在は雑用専門冒険者として貧乏ながら穏やかな生活を送っている。
冒険者ランクがDからCにあがり、隣国の公女様が街にやってきた日、突然現れた美青年騎士に声をかけられて、攫われた。
その後、カイを〝番〟だと主張する美青年騎士のせいで今まで何をしていたのかを文官の前で語ることを強要される。
語らなければ罪に問われると言われ、カイは渋々語ることにしたのだった、生まれてから36年間の出来事を。
憧れのスローライフは計画的に
朝顔
BL
2022/09/14
後日談追加しました。
BLゲームの世界の悪役令息に憑依してしまった俺。
役目を全うして、婚約破棄から追放エンドを迎えた。
全て計画通りで、憧れのスローライフを手に入れたはずだった。
誰にも邪魔されない田舎暮らしで、孤独に生きていこうとしていたが、謎の男との出会いが全てを変えていく……。
◇ハッピーエンドを迎えた世界で、悪役令息だった主人公のその後のお話。
◇謎のイケメン神父様×恋に後ろ向きな元悪役令息
◇他サイトで投稿あり。