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21、復讐*
ルクレツィアを支えたまま、イルデブランドは床に手を伸ばし、手紙を拾い上げる。
そして信じられないものを見るかのように、表情を歪めた。
「……間違いない。この癖は、オクタヴィアだ。この手紙はいったい……!」
そう言ってルクレツィアの顔を見て、驚きに紫水晶の瞳を瞠る。
「ルクレツィア? 泣いているのか?」
「あ……」
知らぬ間に流した涙で頬が濡れていたのに、初めて気づく。
「これは、どういう……」
「あ……」
何から話していいかわからず、ルクレツィアが首を振る。銀色の長い髪がふさふさと揺れた。
イルデブランドはルクレツィアを支えてソファに座らせると、自分もすぐ隣に腰を下ろした。
「落ち着いて。ゆっくりでいい。……何があった」
イルデブランドがルクレツィアの頬に触れ、正面から向き合う。
「主寝室の……お兄様のベッドに隠してあったと……それで……」
「ロレンツォの……」
イルデブランドの黒い眉がきつく寄せられる。
「つまりロレンツォとオクタヴィアはやはり……」
だが、ルクレツィアは声にならず、両手で顔を覆ってしまう。
「俺が、読ませてもらっても?」
ルクレツィアがこくりと頷いた。
「……名前は、書いてありません。ただ内容から推測した限りは……」
長い時間をかけて、イルデブランドも手紙を読み込む。ルクレツィアはまるで死刑宣告を待つ被告のような気分で、両手を胸に当てて俯いて待っていた。
「この文字は、オクタヴィアのもので間違いないと思う。……便箋に、透かしで我が家の紋章が入っている。特注しているものだ。人目を忍ぶ類の手紙に使うなんて、あいつも迂闊な……」
途中でイルデブランドが言い、そして読み進むうちに舌打ちした。
「あの野郎……」
そして、だいたい読み終えたのか、ルクレツィアに向き直る。
「……二人のこと、グラヴィーナ家の人間は誰も知らなかったのか?」
ルクレツィアは顔を上げ、イルデブランドを見返した。
「学院在学中に、兄に恋人がいたことも知りません。ましてオクタヴィア様だなんて……知っていたら止めます」
「そうだろうな。……俺でも、知っていたら止める、ロレンツォを殴っていた」
イルデブランドの顔も引きつっていた。
「……二人の仲が始まったのは君が入学するちょっと前のようだな。ということは……」
イルデブランドが顎に手を当てて記憶を辿る。
「確かにそのころ、オクタヴィアに恋人ができたとは聞いた。……俺は間抜けなことに自分では気づかず、シルに教えてもらったんだし、相手が誰とも詮索しなかった。……興味がなかったから」
「王太子殿下は気づいていたのですか?」
イルデブランドが頷く。
「ああ、もちろん、相手は知らないみたいだった。……俺は、オクタヴィアが学院で新入生の君をいじめるのではと心配していた。だが、シルに言われたんだ。オクタヴィアには恋人ができたから、その心配はないと」
「恋人ができることと、わたしをいじめる心配がないことの関係がわかりません」
ルクレツィアの問いに、イルデブランドが少し眉尻を下げた。
「オクタヴィアは、王太子妃になれないのは君のせいだと考えて恨んでいた。でも、恋をして王太子妃への執着がなくなった。さらに杖をついている君の様子を見て、自分のしたことを理解し、反省したらしい」
「そうなのですか……」
ルクレツィアは手紙を束を見下ろした。たしかに、手紙にもそんなことが書かれていた。
「だが、この手紙によれば、二人の仲は卒業の前後で終わっているようだな。……ロレンツォの新恋人ができたのはその後ということか?」
「……たぶん」
ルクレツィアもまた、記憶を辿る。
「ゾエがこの屋敷に仕え始めたのは、お兄様の卒業後です。彼女はわたしよりも一つ年上で……彼女は父が倒れた時のそば仕えで……」
「なるほど」
イルデブランドは手紙の一枚を拾い上げ、文面を目で追って表情を険しくした。
「……この手紙によると、卒業前に二人は決裂したようだ。ロレンツォはオクタヴィアに、もともと愛していなかった。最初から弄んで捨てるつもりだったと。妹――君の将来を潰した復讐のためだったと告げた」
「……っ」
ルクレツィアが微かな悲鳴を上げる。
「……そんな、ひどいことを、お兄様が……」
イルデブランドは手紙を睨みながら、言った。
「俺も、どうしても腑に落ちなかったんだ。ロレンツォは妹である君を溺愛していたし、十年前のあの事故のことをずっと恨んでいたはずだ。そのロレンツォが、まさかオクタヴィアと交際するなんて……」
そうしてほとんど聞き取れないくらい低い声で続ける。
「それは、復讐のためだったのか……」
その場で崩れ落ちそうになるルクレツィアを、イルデブランドが抱き留める。
「……わから、ないわ……どうしてそんな……」
顔を覆ってしまったルクレツィアを気遣うように、イルデブランドが髪を撫で、額に口づけた。
「君が、気にすることはない。君は何も知らなかった。……それに、今回の事件とは直接つながらないかもしれない。二人が別れてから三年以上経っている。今さら心中する意味がわからない」
二人は学院在学中、秘密に交際を続けていた。しかし卒業の前後で別れ、その後、ロレンツォには新たな恋人ができた。少なくともロレンツォが、オクタヴィアへの恋情を拗らせて誘拐して殺した可能性は低いと思われた。
「当時を知る人間に当たってみれば、もっとはっきりするかも――」
「……あなたも、復讐だったの?」
ルクレツィアがぽつりと尋ねた言葉を、イルデブランドが聞き返す。
「え?」
正面から見つめ合って、イルデブランドが聞き返した。
「どういう、意味だ?」
「あなたも、復讐だったの?」
もう一度、同じことを問いかける、ルクレツィアの深い青色の瞳が潤んで煌めいていた。
「復讐……? 俺が? 何に……」
「あなたは、異母妹はわたしの兄に殺されたと思っていた。だから、わたしと結婚して、わたしを辱めたの?」
イルデブランドの紫水晶の瞳が大きく見開かれる。
「は、辱めって……?」
彼の唇が開いて、はくはくと息を吸った。そして信じられないくらい、低く威圧的な声を発した。
「君は、俺に辱められたと言いたいのか?」
「あ、愛もないのに毎晩弄ばれて、それが辱めじゃないと?」
そう詰った次の瞬間、ルクレツィアの両手首がイルデブランドに掴まれて、ソファに押し付けられ、圧し掛かるように真上から見下ろされる。紫水晶の瞳がギラギラと危険な輝きを発して、ルクレツィアは本能的な恐怖に息を詰める。昨夜の記憶が甦り、身を固くした。
「……君は、そんなに俺に抱かれるのが嫌だったのか?」
「やめてって、何度も言ったわ!――あなたはわたしを蔑む言葉ばっかり……」
「俺はそんなつもりは――」
だが、イルデブランドもまた昨夜のことを思いだしたのか、顔を歪めた。
「昨夜、泣いていた。……泣くほど嫌だったのは、俺に辱められたと思ったからなのか?」
「実際に辱めたでしょう……憎い家の娘をいいように弄んで、さぞかし溜飲が下がったでしょう?」
「そんなつもりはない!」
イルデブランドが強い口調で反論し、ルクレツィアは恐怖に身を震わせる。
「俺は……辱めているつもりはなかった。たしかに少し……いや、かなり無理を強いたかもしれないが……」
イルデブランドの顔が近づいて、唇でルクレツィアの目尻の涙を吸った。
「そんな、つもりじゃなかった。……傷つけたのなら、すまない。だが……」
ルクレツィアの伏せた瞼を、彼の唇がそっとなぞる。
「本当に、弄んだつもりはない。君の反応が良くて、夢中になっただけだ。口では嫌だっていいながら、君の身体は素直に感じてくれるから……」
「な……!」
昨夜の自分の痴態を思いだして、ルクレツィアは羞恥で頭に血が上る。
両手首を掴まれてソファに押し付けられている状態も恥ずかしくて、拘束を逃れようと身を捩った。
だが、イルデブランドの唇がルクレツィアの唇を塞ぎ、言葉を封じてしまう。
「んん……ん……」
すぐに熱い舌がねじ込まれて咥内を蹂躙される。ねっとりと舐め回され、舌を絡められてゾクゾクとした感覚が沸き起こり、抵抗の矢はあっさりと折れてしまいそう。
左手を押さえていた手が離されて自由になり、ルクレツィアは男の肩を押しやった。だが力強い身体はびくともせず、男の右手がドレスを裾を捲ってルクレツィアの右脚に這わされる。
「んーーー」
男の手が右膝の上の魔導輪に触れる。とたんにゾクリとした震えが全身に走る。
「んんっ……んーーー」
感覚を強める魔石に魔力を込められたのだと気づいた。咥内を這いまわる舌が口蓋の裏を舐め上げ、背筋に強い官能が走り、びくりと身体を震わせてしまう。男の指先がルクレツィアの秘裂に届き、そっと割れ目を辿り、敏感な秘芯に触れる。
増幅された快感が一気に膨れ上がり、ルクレツィアの中ではじけた。
そして信じられないものを見るかのように、表情を歪めた。
「……間違いない。この癖は、オクタヴィアだ。この手紙はいったい……!」
そう言ってルクレツィアの顔を見て、驚きに紫水晶の瞳を瞠る。
「ルクレツィア? 泣いているのか?」
「あ……」
知らぬ間に流した涙で頬が濡れていたのに、初めて気づく。
「これは、どういう……」
「あ……」
何から話していいかわからず、ルクレツィアが首を振る。銀色の長い髪がふさふさと揺れた。
イルデブランドはルクレツィアを支えてソファに座らせると、自分もすぐ隣に腰を下ろした。
「落ち着いて。ゆっくりでいい。……何があった」
イルデブランドがルクレツィアの頬に触れ、正面から向き合う。
「主寝室の……お兄様のベッドに隠してあったと……それで……」
「ロレンツォの……」
イルデブランドの黒い眉がきつく寄せられる。
「つまりロレンツォとオクタヴィアはやはり……」
だが、ルクレツィアは声にならず、両手で顔を覆ってしまう。
「俺が、読ませてもらっても?」
ルクレツィアがこくりと頷いた。
「……名前は、書いてありません。ただ内容から推測した限りは……」
長い時間をかけて、イルデブランドも手紙を読み込む。ルクレツィアはまるで死刑宣告を待つ被告のような気分で、両手を胸に当てて俯いて待っていた。
「この文字は、オクタヴィアのもので間違いないと思う。……便箋に、透かしで我が家の紋章が入っている。特注しているものだ。人目を忍ぶ類の手紙に使うなんて、あいつも迂闊な……」
途中でイルデブランドが言い、そして読み進むうちに舌打ちした。
「あの野郎……」
そして、だいたい読み終えたのか、ルクレツィアに向き直る。
「……二人のこと、グラヴィーナ家の人間は誰も知らなかったのか?」
ルクレツィアは顔を上げ、イルデブランドを見返した。
「学院在学中に、兄に恋人がいたことも知りません。ましてオクタヴィア様だなんて……知っていたら止めます」
「そうだろうな。……俺でも、知っていたら止める、ロレンツォを殴っていた」
イルデブランドの顔も引きつっていた。
「……二人の仲が始まったのは君が入学するちょっと前のようだな。ということは……」
イルデブランドが顎に手を当てて記憶を辿る。
「確かにそのころ、オクタヴィアに恋人ができたとは聞いた。……俺は間抜けなことに自分では気づかず、シルに教えてもらったんだし、相手が誰とも詮索しなかった。……興味がなかったから」
「王太子殿下は気づいていたのですか?」
イルデブランドが頷く。
「ああ、もちろん、相手は知らないみたいだった。……俺は、オクタヴィアが学院で新入生の君をいじめるのではと心配していた。だが、シルに言われたんだ。オクタヴィアには恋人ができたから、その心配はないと」
「恋人ができることと、わたしをいじめる心配がないことの関係がわかりません」
ルクレツィアの問いに、イルデブランドが少し眉尻を下げた。
「オクタヴィアは、王太子妃になれないのは君のせいだと考えて恨んでいた。でも、恋をして王太子妃への執着がなくなった。さらに杖をついている君の様子を見て、自分のしたことを理解し、反省したらしい」
「そうなのですか……」
ルクレツィアは手紙を束を見下ろした。たしかに、手紙にもそんなことが書かれていた。
「だが、この手紙によれば、二人の仲は卒業の前後で終わっているようだな。……ロレンツォの新恋人ができたのはその後ということか?」
「……たぶん」
ルクレツィアもまた、記憶を辿る。
「ゾエがこの屋敷に仕え始めたのは、お兄様の卒業後です。彼女はわたしよりも一つ年上で……彼女は父が倒れた時のそば仕えで……」
「なるほど」
イルデブランドは手紙の一枚を拾い上げ、文面を目で追って表情を険しくした。
「……この手紙によると、卒業前に二人は決裂したようだ。ロレンツォはオクタヴィアに、もともと愛していなかった。最初から弄んで捨てるつもりだったと。妹――君の将来を潰した復讐のためだったと告げた」
「……っ」
ルクレツィアが微かな悲鳴を上げる。
「……そんな、ひどいことを、お兄様が……」
イルデブランドは手紙を睨みながら、言った。
「俺も、どうしても腑に落ちなかったんだ。ロレンツォは妹である君を溺愛していたし、十年前のあの事故のことをずっと恨んでいたはずだ。そのロレンツォが、まさかオクタヴィアと交際するなんて……」
そうしてほとんど聞き取れないくらい低い声で続ける。
「それは、復讐のためだったのか……」
その場で崩れ落ちそうになるルクレツィアを、イルデブランドが抱き留める。
「……わから、ないわ……どうしてそんな……」
顔を覆ってしまったルクレツィアを気遣うように、イルデブランドが髪を撫で、額に口づけた。
「君が、気にすることはない。君は何も知らなかった。……それに、今回の事件とは直接つながらないかもしれない。二人が別れてから三年以上経っている。今さら心中する意味がわからない」
二人は学院在学中、秘密に交際を続けていた。しかし卒業の前後で別れ、その後、ロレンツォには新たな恋人ができた。少なくともロレンツォが、オクタヴィアへの恋情を拗らせて誘拐して殺した可能性は低いと思われた。
「当時を知る人間に当たってみれば、もっとはっきりするかも――」
「……あなたも、復讐だったの?」
ルクレツィアがぽつりと尋ねた言葉を、イルデブランドが聞き返す。
「え?」
正面から見つめ合って、イルデブランドが聞き返した。
「どういう、意味だ?」
「あなたも、復讐だったの?」
もう一度、同じことを問いかける、ルクレツィアの深い青色の瞳が潤んで煌めいていた。
「復讐……? 俺が? 何に……」
「あなたは、異母妹はわたしの兄に殺されたと思っていた。だから、わたしと結婚して、わたしを辱めたの?」
イルデブランドの紫水晶の瞳が大きく見開かれる。
「は、辱めって……?」
彼の唇が開いて、はくはくと息を吸った。そして信じられないくらい、低く威圧的な声を発した。
「君は、俺に辱められたと言いたいのか?」
「あ、愛もないのに毎晩弄ばれて、それが辱めじゃないと?」
そう詰った次の瞬間、ルクレツィアの両手首がイルデブランドに掴まれて、ソファに押し付けられ、圧し掛かるように真上から見下ろされる。紫水晶の瞳がギラギラと危険な輝きを発して、ルクレツィアは本能的な恐怖に息を詰める。昨夜の記憶が甦り、身を固くした。
「……君は、そんなに俺に抱かれるのが嫌だったのか?」
「やめてって、何度も言ったわ!――あなたはわたしを蔑む言葉ばっかり……」
「俺はそんなつもりは――」
だが、イルデブランドもまた昨夜のことを思いだしたのか、顔を歪めた。
「昨夜、泣いていた。……泣くほど嫌だったのは、俺に辱められたと思ったからなのか?」
「実際に辱めたでしょう……憎い家の娘をいいように弄んで、さぞかし溜飲が下がったでしょう?」
「そんなつもりはない!」
イルデブランドが強い口調で反論し、ルクレツィアは恐怖に身を震わせる。
「俺は……辱めているつもりはなかった。たしかに少し……いや、かなり無理を強いたかもしれないが……」
イルデブランドの顔が近づいて、唇でルクレツィアの目尻の涙を吸った。
「そんな、つもりじゃなかった。……傷つけたのなら、すまない。だが……」
ルクレツィアの伏せた瞼を、彼の唇がそっとなぞる。
「本当に、弄んだつもりはない。君の反応が良くて、夢中になっただけだ。口では嫌だっていいながら、君の身体は素直に感じてくれるから……」
「な……!」
昨夜の自分の痴態を思いだして、ルクレツィアは羞恥で頭に血が上る。
両手首を掴まれてソファに押し付けられている状態も恥ずかしくて、拘束を逃れようと身を捩った。
だが、イルデブランドの唇がルクレツィアの唇を塞ぎ、言葉を封じてしまう。
「んん……ん……」
すぐに熱い舌がねじ込まれて咥内を蹂躙される。ねっとりと舐め回され、舌を絡められてゾクゾクとした感覚が沸き起こり、抵抗の矢はあっさりと折れてしまいそう。
左手を押さえていた手が離されて自由になり、ルクレツィアは男の肩を押しやった。だが力強い身体はびくともせず、男の右手がドレスを裾を捲ってルクレツィアの右脚に這わされる。
「んーーー」
男の手が右膝の上の魔導輪に触れる。とたんにゾクリとした震えが全身に走る。
「んんっ……んーーー」
感覚を強める魔石に魔力を込められたのだと気づいた。咥内を這いまわる舌が口蓋の裏を舐め上げ、背筋に強い官能が走り、びくりと身体を震わせてしまう。男の指先がルクレツィアの秘裂に届き、そっと割れ目を辿り、敏感な秘芯に触れる。
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