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第3章 沢田くんと炎のドッジボール
沢田くんとくじ引き結果2
しおりを挟むするとその時、サッカーゴールのネットが揺れた。誰かがドッジボールで使うボールを蹴り込んだようだ。
「沢田! こんなところにいたんだな! 探したぞコラア!!【おーい、こっちだよ~んヽ(*^ω^*)ノ】」
振り向くとそこにはジャージに両手を突っ込んだ小野田くんがいた。
「小野田くん!」
久しぶりだな、小野田くん。
っていうかこういう行事に参加する人だったんだ、小野田くん。
やっぱり真面目なんだな、小野田くん。
「……あの人!【怖い人、来たーーっ!!((((;゚Д゚)))))))】」
沢田くんも驚いたのか、あちこちに砂をつけたまま立ち上がる。
「てめえの次の対戦相手はこの俺のチームだ!! 首を洗って待っていろ、沢田!!【戦った好敵手とは友になる、少年漫画の王道パターンキターーー!!! これで対戦後は晴れて友達だな\(//∇//)\】」
なるほど、小野田くんの狙いはそれか。
小野田くんはまだ沢田くんと友達になるのをあきらめていなかったらしい。
ただ、
「……!【佐藤さんと俺の邪魔をしに来たのかな? だ、だめだ! 佐藤さんは渡さないぞっ!】」
沢田くんの方は友達になる気がゼロですが。
むしろ本物のライバルとして敵意むき出しで、私の横に立つ。
いつか誤解を解かないといけないと思ってはいるんだけど、
【佐藤さんは俺が守る!!】
沢田くんのヒロイックなセリフとキリッと引き締まった表情が死ぬほどカッコ良くて、もうずっと誤解させといてもいいかなって思っちゃう。
小野田くんには悪いけど。
「なんだ? その表情は。俺に勝てるとでも思ってんのか? 上等だコラア! かかってこいや!!」
「勝つ……!」
二人は睨み合っているけど、内心はこう。
【盛り上がってまいりました~ヽ(*^ω^*)ノ】」
【でもやっぱり怖いよ~~!!。゚(゚´Д`゚)゚。】」
虚勢ライオンとぴよこの戦い。次回いよいよ対決へ!!
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