52 / 121
地球誕生
しおりを挟む
「これからどうなっていくんだろう」
ファルファトは先程の星の爆発にまだ心臓の激しさが収まっていない。
地球ももし、核戦争がさらに勃発を繰り返していたのならマルデックのような破滅が待っていたのかもしれない。
人間は、なんて酷いことをしてきたのだろうか。
何年もさらに何年も戦争という繰り返しは終わらない。
そう思うと腹を立てていた。
そして気づくとまだ、宇宙に立たされていた。
まだ過去のセイカの記憶であることは確かだ。
宇宙に放り出された小型宇宙船は、空間の中で彷徨い続けていた。
点々と広がる宇宙に浮く星達は、静かに存在しているが、そんな孤独を共有するかのように光輝いていた。
そんな輝きは、セイカ達には届かない。
「これから、どうするの?レン・・・」
「とりあえず、マッピングを見よう」
男の名前は「レン」と名乗っていた。
機内の中心に、大きな画面が映し出されている。
レンは、手で画面上に触れると、宇宙圏内の太陽系が映し出された。
各地の星を調べてみるが、赤いランプを示す生命体反応は示さない。
「生命体反応がない・・・」
「少し範囲を広げてみましょう」
セイカはアドバイスをする。
「ああ・・・そうだな」
レンは、さらに広範囲に操作をするが
「示さないな」
「長い目で見ましょう」
二人は可能性を信じて、信号をずっと送り続けていた。
1年、また1年過ぎようと信号を送り続けていた。
《そして、あの日、私達の終息が迫っていたのです。》
「あの日?」
顔を船内に戻すと、レンは老けていた。髪が無造作になっていて身体もやせ細っていた。おそらく精神的に病んでいたのだろう。
「この宇宙に取り残されたんだ、何年も経てば病むのも当然だろう。住む星もないのなら」
彼らの運命を見守り続けた。
レンの異常性は、計り知れなかった。
遠い星に手を差し伸べ、「どうか。私を。苦しめないでくれ。自然を愛したい!海よ、山よ、私に感じさせてくれ・・・」
叶わない願いを祈りながら。
輝く宇宙は、ただ残酷でしかなかった。
レンは、機内の爆破装置を押すか押さまいか迷っている。
「もう、耐えきれない。死ねるなら本望だと信じたい・・・」
そして装置を静かに押すと立ち上がりキッチンのナイフを忍ばせて、セイカの寝ている寝室に向かった。
頭の中で立ちはだかる自分の声が聞こえてくる。
«止めるんだ»
«そんなことをしても悲しむだけだ»
「うるさい!邪魔するな!」
頭の中で鳴り響く自分と揉めあっている。
それを見ているファルファトには止めるすべはできない。
ただ、見ているしかできない。
「・・・・・」
ファルファトは、寝室から聞こえてくる音まで向かうと
レンは、セイカの身体の上にまたがっていた。
「やめろ!」とつい口を出してしまうが彼らには届いていないようだ。
ファルファトは、いない存在なのだから。
首を締めようとしていたが、セイカは目を覚ますとレンの手を払いのけた。
「やめて!」
「ケホケホ・・・・」
「どうしてそんなことをする?」
ベットから倒れて横たわっていたレンが絶望に歪んだ顔で床を見つめていた
「いつまで続けるんだ・・・」
「こんなことをして無意味なんだ。」
「もう死ぬしかないんだ。住める星もないこの世界にいても苦しいだけなんだ・・・・」
レンは、すべてをこめて吐き出していた。
「私は、あなたを信じていたいの。いつかはほんとうに見つかるかもしれない可能性に」
「私達の幸せになれる星が必ずあるはず・・・・」
「ダメなんだ・・・。もう限界なんだ・・・」
レンは、さっきしまい込んでいたナイフを手に持つと、頭の上にかざした。
首元まで近づけて、絶望という運命を受け入れている。
いっきに力を込めて喉仏から首の奥に突き抜けていった。
ゆっくりと倒れていくレン。
それを見届けるように、彼女はただ見ていた。
「なんでなの・・・なぜ・・」
涙が床に落ちていく。目の前がぼやけるほどに泣いていた。
宇宙の孤独は、彼らを苦しめただけだった。
ファルファトは気付いた。
レンはあのとき、起爆装置を入れていた。
もしかしたら
「ブーーーーー‼」
突然警報機が鳴り響いた、セイカは放心状態から我に戻ると、
「え?なんなの?この音は」
「もしかして!!」
寝室から廊下に出るとそのまま操縦室まで向かう。
音の発信源を探すと起爆装置にランプがついていた。
「あと3分で、宇宙船起動停止!アナウンスに従い、行動してください!」
警報音とアナウンスが鳴り響いていた。
「確か、分離できるスペースがあったはずだわ。確か、脱出機モジュールが。」
思い出すと、セイカは走り出していく、脱出機モジュールまで。
警報機とアナウンスは繰り返しながら、緊迫感が迫っていた。
早くここから脱出しなければ。
脱出機入口ルートまでくると、セイカは狭いスペースの機内へと入っていく。
操作がわからない壁一面のボタンを押しては、入口を閉じるボタンを押しつづけていた。
「早く!早くしないと!!どこなの?」
突然、扉は閉まり始めていく。
「やった!」
その時だった。本体の機内から爆発音が鳴り響いていた。
立ち込める煙がモジュールまで立ち込めてくる。
そして、扉は閉まっていくと同時に、小型機モジュールが切り離された。
爆発はそこまで迫っていた。
そして・・・・・
「ドオオオオンーーー!!!」
小型機モジュールの扉は衝撃でヒビが割れながら巻き込んでいった。
セイカは、宇宙空間に足止めされた状態から、爆発の衝撃で
さらに宇宙の空間に押し出されていった。
「はあ・・・はあ・・」
不思議にも死にゆく運命に感じれなかった。
ファルファトも宇宙でその光景を見ていた。
「・・・・・。」
なにも言葉が出てこない。
ただ見ていたが、あることに気付いた。
彼女の身体が光っている。
「なんだ・・・。あれは・・・・」
まるで小さな電球が生まれたように、眩しく光っている。
身体から膨大なエネルギーを感じていた。
これから何が起きる。ファルファトは目を凝らして見ていた。
光輝くセイカは少しづつ、光が大きくなっていた。
光が彼女を包んでいる。
すると、浮いていた隕石が振動をし始めていた。
「ガタガタ・・・・」
「これは一体・・・・」
さらに光は大きくなっていく
隕石が彼女に向かって飛んでいった。
一つだけじゃない。無数の隕石が彼女を中心に。
ぶつかり合いながら、隕石は一つの形を作っていた。
彼女の姿は隕石で隠れていっていた。
ファルファトはその隕石がマルデックの欠片だと確信したのだ。
マルデックはそれでも再生をしようとしているのか。
衝撃音はさらに響いている。
隕石のぶつかる音がさらに大きく、球体を作り出している。
まるで、新しい世界の誕生を見るように。
《そして、一つの形へと変えていったのです》
いつの間にか、私の横にセイカが立っていた。
「これが地球ということか・・・」
《はい。私が願い、レンの思いを形にした。》
ファルファトは先程の星の爆発にまだ心臓の激しさが収まっていない。
地球ももし、核戦争がさらに勃発を繰り返していたのならマルデックのような破滅が待っていたのかもしれない。
人間は、なんて酷いことをしてきたのだろうか。
何年もさらに何年も戦争という繰り返しは終わらない。
そう思うと腹を立てていた。
そして気づくとまだ、宇宙に立たされていた。
まだ過去のセイカの記憶であることは確かだ。
宇宙に放り出された小型宇宙船は、空間の中で彷徨い続けていた。
点々と広がる宇宙に浮く星達は、静かに存在しているが、そんな孤独を共有するかのように光輝いていた。
そんな輝きは、セイカ達には届かない。
「これから、どうするの?レン・・・」
「とりあえず、マッピングを見よう」
男の名前は「レン」と名乗っていた。
機内の中心に、大きな画面が映し出されている。
レンは、手で画面上に触れると、宇宙圏内の太陽系が映し出された。
各地の星を調べてみるが、赤いランプを示す生命体反応は示さない。
「生命体反応がない・・・」
「少し範囲を広げてみましょう」
セイカはアドバイスをする。
「ああ・・・そうだな」
レンは、さらに広範囲に操作をするが
「示さないな」
「長い目で見ましょう」
二人は可能性を信じて、信号をずっと送り続けていた。
1年、また1年過ぎようと信号を送り続けていた。
《そして、あの日、私達の終息が迫っていたのです。》
「あの日?」
顔を船内に戻すと、レンは老けていた。髪が無造作になっていて身体もやせ細っていた。おそらく精神的に病んでいたのだろう。
「この宇宙に取り残されたんだ、何年も経てば病むのも当然だろう。住む星もないのなら」
彼らの運命を見守り続けた。
レンの異常性は、計り知れなかった。
遠い星に手を差し伸べ、「どうか。私を。苦しめないでくれ。自然を愛したい!海よ、山よ、私に感じさせてくれ・・・」
叶わない願いを祈りながら。
輝く宇宙は、ただ残酷でしかなかった。
レンは、機内の爆破装置を押すか押さまいか迷っている。
「もう、耐えきれない。死ねるなら本望だと信じたい・・・」
そして装置を静かに押すと立ち上がりキッチンのナイフを忍ばせて、セイカの寝ている寝室に向かった。
頭の中で立ちはだかる自分の声が聞こえてくる。
«止めるんだ»
«そんなことをしても悲しむだけだ»
「うるさい!邪魔するな!」
頭の中で鳴り響く自分と揉めあっている。
それを見ているファルファトには止めるすべはできない。
ただ、見ているしかできない。
「・・・・・」
ファルファトは、寝室から聞こえてくる音まで向かうと
レンは、セイカの身体の上にまたがっていた。
「やめろ!」とつい口を出してしまうが彼らには届いていないようだ。
ファルファトは、いない存在なのだから。
首を締めようとしていたが、セイカは目を覚ますとレンの手を払いのけた。
「やめて!」
「ケホケホ・・・・」
「どうしてそんなことをする?」
ベットから倒れて横たわっていたレンが絶望に歪んだ顔で床を見つめていた
「いつまで続けるんだ・・・」
「こんなことをして無意味なんだ。」
「もう死ぬしかないんだ。住める星もないこの世界にいても苦しいだけなんだ・・・・」
レンは、すべてをこめて吐き出していた。
「私は、あなたを信じていたいの。いつかはほんとうに見つかるかもしれない可能性に」
「私達の幸せになれる星が必ずあるはず・・・・」
「ダメなんだ・・・。もう限界なんだ・・・」
レンは、さっきしまい込んでいたナイフを手に持つと、頭の上にかざした。
首元まで近づけて、絶望という運命を受け入れている。
いっきに力を込めて喉仏から首の奥に突き抜けていった。
ゆっくりと倒れていくレン。
それを見届けるように、彼女はただ見ていた。
「なんでなの・・・なぜ・・」
涙が床に落ちていく。目の前がぼやけるほどに泣いていた。
宇宙の孤独は、彼らを苦しめただけだった。
ファルファトは気付いた。
レンはあのとき、起爆装置を入れていた。
もしかしたら
「ブーーーーー‼」
突然警報機が鳴り響いた、セイカは放心状態から我に戻ると、
「え?なんなの?この音は」
「もしかして!!」
寝室から廊下に出るとそのまま操縦室まで向かう。
音の発信源を探すと起爆装置にランプがついていた。
「あと3分で、宇宙船起動停止!アナウンスに従い、行動してください!」
警報音とアナウンスが鳴り響いていた。
「確か、分離できるスペースがあったはずだわ。確か、脱出機モジュールが。」
思い出すと、セイカは走り出していく、脱出機モジュールまで。
警報機とアナウンスは繰り返しながら、緊迫感が迫っていた。
早くここから脱出しなければ。
脱出機入口ルートまでくると、セイカは狭いスペースの機内へと入っていく。
操作がわからない壁一面のボタンを押しては、入口を閉じるボタンを押しつづけていた。
「早く!早くしないと!!どこなの?」
突然、扉は閉まり始めていく。
「やった!」
その時だった。本体の機内から爆発音が鳴り響いていた。
立ち込める煙がモジュールまで立ち込めてくる。
そして、扉は閉まっていくと同時に、小型機モジュールが切り離された。
爆発はそこまで迫っていた。
そして・・・・・
「ドオオオオンーーー!!!」
小型機モジュールの扉は衝撃でヒビが割れながら巻き込んでいった。
セイカは、宇宙空間に足止めされた状態から、爆発の衝撃で
さらに宇宙の空間に押し出されていった。
「はあ・・・はあ・・」
不思議にも死にゆく運命に感じれなかった。
ファルファトも宇宙でその光景を見ていた。
「・・・・・。」
なにも言葉が出てこない。
ただ見ていたが、あることに気付いた。
彼女の身体が光っている。
「なんだ・・・。あれは・・・・」
まるで小さな電球が生まれたように、眩しく光っている。
身体から膨大なエネルギーを感じていた。
これから何が起きる。ファルファトは目を凝らして見ていた。
光輝くセイカは少しづつ、光が大きくなっていた。
光が彼女を包んでいる。
すると、浮いていた隕石が振動をし始めていた。
「ガタガタ・・・・」
「これは一体・・・・」
さらに光は大きくなっていく
隕石が彼女に向かって飛んでいった。
一つだけじゃない。無数の隕石が彼女を中心に。
ぶつかり合いながら、隕石は一つの形を作っていた。
彼女の姿は隕石で隠れていっていた。
ファルファトはその隕石がマルデックの欠片だと確信したのだ。
マルデックはそれでも再生をしようとしているのか。
衝撃音はさらに響いている。
隕石のぶつかる音がさらに大きく、球体を作り出している。
まるで、新しい世界の誕生を見るように。
《そして、一つの形へと変えていったのです》
いつの間にか、私の横にセイカが立っていた。
「これが地球ということか・・・」
《はい。私が願い、レンの思いを形にした。》
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
【完結】侍女が王女に転生?!英雄と結婚して破滅の国を救います!
カナタカエデ
ファンタジー
八十歳で生涯を終えた、元王宮侍女カリナ。
その最期の瞬間――枕元に、かつて仕えた王女アメリアが現れた。
「お願い…私の人生をやり直して。国を、私を、救って――」
次に目を開くと、カリナは十八歳の“王女アメリア”として転生していた。
彼女は知っている。
このままでは王国は滅び、愛する主君が破滅する未来を。
未来を変えるため、アメリアは
冷徹と噂される英雄ヴァルクとの政略結婚を選ぶ。
これは、かつて守れなかった主人のための転生。
そのはずなのに――彼への想いは、気づけば変わり始めていた。
王女と英雄が紡ぐ、破滅回避ラブファンタジー開幕。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
挿絵はA I画像を使用
10/20 第一章完結
12/20 第二章完結
2/16 第三章完結
他サイト掲載
(小説家になろう、Caita)
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる