思いはつづく

haco.

文字の大きさ
14 / 27

学んだこと

しおりを挟む


人の身体とは不思議なもので
傷を負えば、それは浅いほど傷はすぐ癒えるもので
それが深ければ、治すのもなかなか難しくなるもの

例えば、ガンや脳腫瘍と様々な難しい病気があると思う

その中でも医学的に治療法をいろんな手法で考え
遠くない未来に活用できるように頑張っている
医学者は多いだろう

ここ2日間の間、私は入院していた訳だが
いろんな人と話をしていた

最初の一日目は金曜日ということもあり
会社を休養したが

知り合いには心配メールまできてくれてた
自分にとってとても嬉しいことだったが

入院している患者では、そんな心配などしてくれないと
なげいている患者もいた

心配してくれる人がいるということは
とても幸せなこと

それが今になってようやく信頼を築くとは
こういうことなんだなと思った

その病院で知り合ったまだ10代と言ったところかな
女の子なのだが、かなり重い病気らしい

さすがに病状のことを聞くことは失礼だと思ったので
聞かなかったが

もう入院して半年と聞いた

半年といえば、自分がまだ会社に入り始めた頃で
その時から、その女の子は重い病気にかかり
入院し始めたってことだ

自分の心の中になぜか「申し訳ない」
という気持が芽生えた
これをいってしまえば失礼であるが

なぜそう思ったのかは
重い病気にかかるということは
その女の子にとったら、今までの生活から
一転して、辛い立場にたってしまったってことだ

それを考えると自分なんていうのは
なんて不自由なしで生きてきたんだろう
と思う

おれが入れ替わってあげたいと思ってしまう

まだ若いし、人生これからだろう

それでも女の子は自分と話す時には
とても笑顔で話してくれてた

自分はどっちかっていうと人の気持を感情受け入れやすい
性格であるので、流されやすい

その子と話すときは、こっちに気をつかってる感じがすごい
感じていた

その日は、夕方に話をして、夜はそのまま消灯した

次の日、私は退院するので最後のあいさつをしようと
女の子の病室まで行こうとした

でもそこにはいなかった

看護士さんに聞くと、大学病院の方に
再入院しにいかれたというのだ

その時、わたしは思ったのだが
女の子は白血病ではないかと思った

帽子をしていたので、なんとなく気付いていたが
髪の一本も見当たらなかった

私と話をしたことだけでも
向こうの病院に言っても思い出してくれると
いいと心の中で思った

逆に女の子から勇気をもらったような気もした
自分と向き合う覚悟

これから先の医療が彼女のために役に立つように
これからも願いつづけます

これを読んでくれてる人も
自分の身体が一番の「宝」なので
大切にしてくださいね
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...